川崎フロンターレと鉄道あれこれ
for 川崎フロンターレ Advent Calendar 2014 (12/20)


全国各地を旅するサッカーのサポーター。鉄道の旅を続ける間に、気が付けば鉄道ファンとなる方も少なくありません。
かく言う私もその中のひとり。いや、子供の頃は結構鉄道好きで、京浜東北線のスカイブルーの103系に萌えまくっていました。
実家近くの藤沢駅から小田急線に乗車し、新宿までの移動が贅沢な旅。
小遣いが少なく友達の家にあったNケージを恨めしく感じた日々を思い出します。

年齢が上がるに連れ何時しか体内の鉄分は薄れ、鉄道への関心は消えつつありましたが、
フロンターレサポーターになってからは鉄分濃度が再びアップ、遠征先での撮影や乗車も人生の楽しみのひとつです。


写真

アウェイのヴァンフォーレ甲府戦、中央線の115系に揺られる旅は格別。
残念ながら豊田車両区所属の115系は運用から外れてしまい、甲府までの旅は211系に置き換わりそうです。





と、雑感はともかくフロンターレ的な鉄道ネタ(主に車両関連)を振り返ってみます。

東京急行電鉄とのコラボ企画(2012年〜)

東京急行電鉄とのコラボ企画は2012年からスタート。2013年からはホームゲームの企画などにも絡み、親密度は年々アップ中です。
東京急行電鉄とのコラボ企画は多岐にわたり語りつくすのは大変ですが、車両関係を中心にセレクトしました。

写真

2012年12月6日より東横線の武蔵小杉駅および新丸子駅の発車メロディーがフロンターレの応援歌に大変身。
発車メロディー変更を記念し、記念ヘッドマーク付きの編成が東横線で運転されました。
(2012年12月8日、東急東横線 代官山駅)




写真

2013年からはホームゲームのイベントでもコラボ。「川崎の車窓から〜東急フェスタ」は鉄道マニアにも大好評。
同年に目黒線にてヘッドマーク付きの編成が運転、埼玉高速鉄道に乗り入れ浦和レッズの本拠地付近まで運行。
(2013年11月10日 東急目黒線 奥沢駅)




写真

2013年はヘッドマークの装着に加え、側面にはフロンターレのラッピングが施されました。
フロンターレの選手たちで装飾された編成が街を走る光景に思わず胸熱。
(2013年11月10日 東急目黒線 新丸子駅−多摩川駅)




写真

2013年のホーム清水戦の「川崎の車窓から〜東急フェスタ」では、
旧型の検測車を長津田車両区から等々力陸上競技場まで陸送という、前代未聞の巨大イベントが敢行されました。
夜の街を走る検測車を撮影するために、真夜中ながらスタジアムの前は大勢の人だかり。
ちなみに陸送を撮影するために、高感度に強いフルサイズのデジタル一眼を購入したのはここだけの話(笑)。
(2013年11月10日 等々力陸上競技場前)




写真

2014年の徳島ヴォルティス戦の「川崎の車窓から〜東急フェスタ」では、貸切列車のツアーが開催。
フロンターレな車内広告に囲まれ、夢心地な空間が演出。到着直前には洗車機通過というレアな体験まで。
(2014年9月13日 東急元住吉検車区)






「Mind-1ニッポンプロジェクトツアー2014」貸切列車(2014年)

「支援はブームでない」のキャッチコピーで、東日本大震災の復興支援活動を継続中のフロンターレ。
その一環で企画された東北の被災地をめぐるツアー。2014年は三陸鉄道南リアス線にて貸切列車が運転されました。
この列車の正体は「震災学習列車」。「被災地の今」を伝えるべく運転されています。
※三陸鉄道ホームページ:「震災学習列車のご案内」はこちらです。

写真

小雪舞三陸鉄道南リアス線。フロンターレサポーター30名あまりを乗せた貸切列車が接近。
写真の36-702編成は中東クウェート国からの支援で新造された車両、
側面にはクウェート国への感謝の言葉のシールが貼られています。
(2014年12月14日 三陸鉄道南リアス線 三陸駅付近)




写真

美しい三陸海岸をバックに撮影しましたが・・・ちょっとイメージとはずれたかな?
ちなみに南リアス線は大部分がトンネル路線のため、撮影が本命なら北リアス線がおすすめ。
(2014年12月14日 三陸鉄道南リアス線 三陸駅付近)





「FA宣言ツアー」貸切新幹線(2008年)

オレンジ色のチームにめっぽう弱いフロンターレ。アウェイ新潟でのリーグ戦はずっと勝利なし。
鬼門ビッグスワンの初勝利を目指すべく、新幹線を貸し切り1,000人近くのサポーターで催行されたアウェイツアー。
肝心の試合については、1-2で敗戦。残念ながらビッグスワンの初勝利は飾れませんでした。

写真

今は亡き200系新幹線による貸切列車が運行。新幹線はやっぱり団子鼻ですねぇ、はい。
(2008年6月28日 上越新幹線 新潟駅)




写真

ちなみにこのツアーでは、Laundryとの初コラボ企画となる「新幹線Tシャツ」川崎バージョンが発売。
発売から6年経過した今でも、アウェイ新潟戦では必ず着用のアイテムです。
けれども私以外着ている人は皆無。着ても勝てずに縁起が悪く、タンスの肥やし状態?






「11回目のプロポーズ」企画ツアー貸切新幹線/団体列車(2009年)

2008シーズンの敗戦にも懲りず、2009年では一層の気合注入。往路復路共に貸切列車と、大幅にグレードアップのアウェイツアー。
しかしながらこの年も2-2のドローで初勝利ならず。その後も様々なツアーが企画されるも、何を試みても勝利にはあやかれず。
ゲン担ぎも限界と悟ったのか、いつしか同種のツアーは企画されなくなってしまいました。
※「11回目のプロポーズ」企画の詳細はこちらです。

写真

2008年に続き貸切の新幹線で新潟入り。オール2階建のE4系新幹線で運行。
ちなみにE4系新幹線は新潟遠征では個人的にもよくお世話になっています。
(2009年7月11日 上越新幹線 新潟駅)




写真

この年は復路も貸切列車。189系の2編成にて夜行列車で新潟から川崎へ。
途中の新津駅で途中停車、フロンターレのスタッフ&ふろん太&「もみの木」でサポーターを歓迎。
(2009年7月11日 信越本線 新津駅)




写真

多くのサポーターを乗せた貸切列車は東海道線を経由し、終点の川崎駅に無事到着。
ちなみにこれを撮影するために、レンタカーを貸切新潟から移動。高速道路を一睡もせずに南下し無事に撮影。
ペーパードライバーでハンドルを握ったのは3年ぶり、今振り返ると実に無謀な旅でした。
(2009年7月12日 京浜東北線 大井町駅)





他にも色々あるような気がしますが、書き続けると眠れないのでこの程度ですいません。
と、せっかくなので車両系以外のネタも少々紹介します。

写真

2014年12月から掲出が開始、東急電鉄の「歩きスマホ撲滅マナー啓発ポスター」。
2015シーズンのユニフォームをまとったフロンターレ選手が登場、東急線全駅で掲出とのこと。
(2014年12月10日 東急東横線 元住吉駅)




写真

南武線の武蔵中原駅。2013年1月からフロンターレ応援歌の発車メロディが採用。
それを記念して約1年間、駅入口がフロンターレのパネルで装飾されました。
(2013年1月24日 JR南武線 武蔵中原駅)




写真

川崎フロンターレ麻生グラウンドの最寄駅、小田急線栗平駅に設置された案内看板。
フロンターレサポーターにはお馴染みすぎる存在。2015シーズンのデザインが楽しみです。
(2012年4月29日 小田急多摩線 栗平駅)




写真

フロンターレのホームゲーム前になると、南武線の主要駅では装飾が強化。
武蔵小杉駅のこの光景もすっかりお馴染み。今年から発車メロディーも応援歌が採用されています。
(2014年2月26日 JR南武線 武蔵小杉駅)





探せばまだまだ出てきますが、さすがに疲れてきたのでこの程度でごめんなさい。
・・・と、手前味噌で恐縮ですが、サポーター有志で活動する「南武線駅掲示板プロジェクト」をご紹介いたします。
南武線の各駅に設置してあるフロンターレの掲示板。2003年頃からサポーター有志による告知活動始まり現在に至ります。
クラブ提供の巨大ポスターをはじめ、サポーター自慢の自作のポスターも掲出。南武線をご利用の際は是非ともご覧ください。
(2014年12月時点の掲示板設置駅:矢向、鹿島田、平間、向河原、武蔵中原
武蔵新城(一時撤去中)、武蔵溝ノ口、登戸、中野島、稲田堤)

写真

南武線の各駅にある川崎フロンターレの告知掲示板。写真のような感じでサポーター有志が管理しています。
私もメンバーのひとりとして日々頑張っております(たまにやらかしますが・・・)
(witten by shimizu kan-ichiro @kanch_twit)


2014年12月20日のAdvent Calendarの記事は終了です。
明日(12月21日)はFサポさん(@Fsuppo_BBA) にバトンタッチです。