網焼き牛たん弁当
久方ぶりの駅弁特集。今回ご紹介するのはJR仙台駅にてゲットした「網焼き牛たん弁当」です。
仙台名物で誰もが思い浮かぶのが牛タン。ならば牛タンを主題とした駅弁があって然るべき。
・・・と想像しつつも、仙台近辺では案外駅弁が見つからない。探し求めて仙台駅新幹線ホーム入口近くで発見したのが、こちらの駅弁となります。
他にも同種の駅弁がありましたが、こちらの方が地味っぽかった(?)ので選んでみました。
仙台とくれば、牛タンは食い欠かせないアイテム
・・・と書いたものの、個人的には牛タンは好物で無かったりする
455系のロングシートに腰掛けつつ、ふたを開いてみる
すると容器の底から、黄色いひもが姿を現す
外したふたの側面を見ると、ひもの正体が判明
引っ張れば容器が加温され、ホカホカの状態でご賞味できる
黄色いひもを一気に引っ張ると・・・、容器の底が一気に加熱
と同時に蒸気が立ち込め、牛タンのにおいが周囲に充満!
プラスチックのふたを開いていたが、慌ててふたを閉じた
そのまま8分ほど待つと、ちょうど食べごろ
牛タンと麦飯だけの、極めてシンプルな駅弁だ
牛タンのにおいを気にしつつ、お食事タイムに突入。最初は麦飯を口にする。
ご飯の炊き加減はやわらか目。ふくしまの米程では無さそうだが味は合格点。
本題の牛タンへはしを伸ばす。塩コショウ加減、焼き加減共にOK、こく味があってなかなかうまい。
牛タン嫌い(食べられなくはないが)の私にもイケる味。牛タンのにおいの拡散を防ぐべく、何度もふたをかぶせつつも、最後の一枚までおいしくいただきました。
ボリューム的には中間クラス。個人的には腹八分ってところでしょうか。
牛タンの一枚をアップ、本場を手軽に楽しめる
最後に加温容器について。容器の底に発熱体があるので、膝上などに置くと熱さが直撃します。
黄色いひもを引く時はテーブルなどに置き、容器のふたは必ず閉めるように。無知な私は間違えてふたを開いてしまいましたが、閉じれば水蒸気が吹き出る心配は無さそうです。
容器の底に格納されている発熱ユニット
捨てる時には十分に冷え切ってからにしましょう
もちろん、車内にごみを残さないように
評価:4.0点 | ||||
本場の牛タンが満喫できる駅弁 少々お高いのが弱点ですが、味は保証つきです。 |
JR仙台駅 網焼き牛たん弁当 1,180円(税込)