SLロクイチ物語


永遠に続くサッカー遠征の日々、終わりなき駅弁巡りの旅も続きます。
今回登場するのはJR高崎駅の駅弁、「SLロクイチ物語」。2011年6月に展示保存から38年ぶりに復活を果たした、C61 20型蒸気機関車をモチーフにした駅弁です。
鉄道ファン永遠の憧れである蒸気機関車をかたどった駅弁、見た目も味も興味深いものがあります。


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高崎駅で入手した「SLロクイチ物語」
同種の駅弁でD51をモチーフにしたものもあったが、何となくこちらを選択




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包装紙を外すと、C61 20型蒸気機関車の写真のカードが挿入
実車の方は週末を中心に、水上地区などで運行中




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カードの下には、金色に輝く「C61 20」の文字
蒸気機関車の型番のプレートをイメージ




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中身は群馬県の食材がふんだんに採用
黒米ご飯(国産の古代米)、上州すきやき風煮、れんこん天ぷら・・・等々
いずれの食材も、蒸気機関車のパーツを見立ており
「C61 20」が焼印された、プレートを想像させる厚焼き玉子も心憎い


見た目も楽しい駅弁ですが、早速頂いてみます。
まずは竹炭入りのれんこん天ぷらをパクり。油のべとつきも少なく、れんこんのサクサク感が口に広がります。
続けて黒米ご飯。固めの炊き加減は個人的には好評価、奇抜な印象もなく自然な旨みを満喫できます。

他のおかずも十分満足の域。上州牛すき焼き風煮も厚焼き玉子も、群馬県産のうずら卵・・・と次々にほおばります。
最後は群馬県産のかりんこ梅でお口を締める。駅弁で蒸気機関車を具体化するのは案外難しいと思いきや、全体のバランスは良好で、楽しく美味しく頂けました。


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動輪をイメージしたれんこんの天ぷら、竹炭が蒸気機関車の雰囲気を醸し出す


2011年9月まで「群馬デスティネーションキャンペーン」を実施中。皆様も群馬県に足を運んではいかがでしょうか。
かくいう私は・・・、群馬で試合が無いぞ(汗)。

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お箸にも「C61 20」の文字、食後の楽しみもあります



評価:3.5点

味も良く量も手頃。価格も比較的手頃で満足感は高い。
高崎はだるま弁当が筆頭格ですが、SL弁当も見逃せません。


SLロクイチ物語 JR高崎駅にて900円(税込)で購入
※発売日は限定、2021年時点で中身および価格が変更されている模様です


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