川崎フロンターレ VS アルビレックス新潟
J2 第21節
日 時 | 1999年8月15日 18:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 3881人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 1 | 新 潟 |
0 | 後 半 | 0 | ||
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得点者 | 鈴木(18分) | ||
0 | 計 | 1 |
破竹の11連勝で波に乗る川崎フロンターレと、健闘を続けるアルビレックス新潟が、フロンターレの本拠地である等々力陸上競技場で激突。
試合に先立ち、9月10日のコンサドーレ札幌戦でお披露目の「みんなでJ1」キャンペーングッズが発表される。
サポータの投票の結果、圧倒的票数でビブス(ゼッケンみたいなもの)に決定しました。
札幌戦に引換券を持っていくと、先着1万人までプレゼントするとのことなので、皆さん競技場に足を運びましょう。
引換券は、身近のフロンターレサポータから調達してください。
得票結果がオーロラビジョンに表示される
試合は前半の立ち上り、両者とも動きがおとなしく、中盤を中心とした玉回しが続く。
フロンターレは15分過ぎ当たりから、徐々に調子を上げるパターンであるが、今日に限ってはその様子が見られない。
ゴールを放つが枠に入らず、またディフェンスのマークも甘く、徐々にアルビレックスに押し込まれる。
アルビレックスに攻めこまれるシーン
そんな中前半18分、アルビレックス鈴木選手(背番号17:MF)がフロンターレのディフェンダーをすり抜け、ゴールキーパー浦上選手(背番号1)もかわし先制のゴールを決める。
その後は一進一退の攻防が続くが、フロンターレの調子は停滞したままで。パスミスなども多く、中盤が今一つ機能しないという状態が続く。
このまま調子が上向かないまま、前半を終了する。
後半は一転して両者とも素早い動きに転じ、ゴール付近まで攻めこむシーンが連続する。
しかしフロンターレの詰めが甘く、どうしてもゴールを決めるまでに至らない。
動きの悪いツゥイト(背番号9:FW)・岩本(背番号28:MF)両選手をそれぞれ長橋(背番号20:DF)・桂(背番号12:MF)両選手に交代し、リズムの変化を図ろうとするが、効果があらわれない。
ティンガ(背番号10:MF)・伊藤彰(背番号19:MF)の攻撃も
相手DFに封じ込まれる
後半30分過ぎになると、フロンターレの攻めは更に激しくなる。だがゴール前でティンガ選手は4人のDFに囲まれたり、高田選手(背番号2:MF)のミドルシュートが外れるなど、決定力が足りない。
終了直前にはあわやゴールかと思われる場面があったが、ゴール前ぎりぎりで相手DFにクリアされ、結局得点ならず。
そしてそのままタイムアップ。フロンターレの連勝は引き分けを挟み11でストップし、この日延長勝ちしたFC東京に勝ち点1の差をつけられ、2位に転落した。
敗戦のショックの中、試合に疲れた選手達は、9月10日のキャンペーンチラシを自ら手に取り、サポータに配る。
この姿勢は、他のチームも見習って欲しいですね。
ゲームだけでなく、選手に直接触れる感動も味わいたいものですから。
ちょっとボケていますが、サポータと握手を交わすティンガ選手
私もしましたが、手に流れる汗が凄いです
試合は負けましたが、精一杯のプレーに感謝します
今日はふろん太君と仲良くなってしまったので、最後にハーフタイム中の彼の様子をご覧ください。
本日のハーフタイムショーは、リレー大会
ふろん太君はアンカーとして待機中
ふろん太君見事ゴール!
でも順位は最下位でした
泣くなふろん太
次は選手達と一緒に良いところを見せてくれ
余談:
川崎市営バスに乗ると、市営等々力グランド入り口の停留所案内で「皆さん、ヴェルディ川崎を応援しましょう」なるアナウンスが流れますが、なぜフロンターレは何も触れないのでしょうか?
チームも選手も市民に親しくなるべく、精一杯のプレーをし、様々なイベントにも出演するのに、地元としてのバックアップが足りないのではないでしょうか。
川崎市営バス(と近辺を走る銀色と赤線のバス会社)は、地域を愛するチームのサポートを前面に出してもらいたいです。
バスの色を青にしろとまでは言いませんが(本音はあのサックスブルー一色のバスを見てみたい)、せめて試合の日は旗をつけて運行するぐらいの応援が欲しいものです。
神奈川県の県央を支配する某バス会社は、ベルマーレの試合日で平塚競技場への直行便には、旗をつけて走っていますよ。
特に銀色のバス会社の親会社は、フロンターレのスポンサーなんですから、少しはその姿勢を見習うべきですょ。