川崎フロンターレ VS モンテディオ山形
J2 第23節
日 時 | 1999年8月29日 18:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 曇り時々雨 | |||
観 客 数 | 3709人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 山 形 |
1 | 後 半 | 0 | ||
森川(89分) | 得点者 | |
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1 | 計 | 0 |
前節大分に勝利し、2位をキープする川崎フロンターレと、6位ながら勝ち点30であり侮れないモンテディオ山形との一戦。
先の新潟戦で連勝がストップしただけに、今日はホームですっきり勝ちたいところ。
小雨が降る中、試合開始のホイッスル。
前半立ち上りは両者とも中盤が甘く、再三ゴール付近まで持ちこむ展開が続く。
だが10分を過ぎ、雨が上がったあたりから、徐々にフロンターレのペースとなる。
ツゥット選手(背番号9:FW)が強烈なシュートを放つも、残念ながら相手キーパーの正面。
モンテディオも精度の高いセンタリングを上げ、フロンターレゴールを狙うが、浦上選手(背番号1:GK)のパンチングなどで、得点が奪えない。
しかし、コーナーキックのチャンスを3回潰したり、伊藤彰選手(背番号19:MF)のシュートがサイトネットなどと、決定力がどうも足りない。
すると徐々にモンテディオのペースとなる。
30分から40分ぐらいになると、フロンターレディフェンスが左右にぶれる形となり、再三ゴールを狙われる。
ゴール前、モンテディオの攻めが続く
だが、浦上選手の正確なセーブで、事無きを得る。
前半終了直前は一転してフロンターレの猛攻が始まるが、結局得点を奪えずに終了する。
後半はやや雨が激しく降る中でスタート。フロンターレが積極的に押す展開。
だが、ゴール前のつめが、どうしても精度に欠ける。
ティンガ選手(背番号10:FW)がゴールに蹴りこむが、惜しくもオフサイド。
また久野選手(背番号23:MF)の得意の右足も、キーパーの正面。
再度ロングシュートを放つも、これまた防がれる。
桂選手(背番号12:MF)や土居選手(背番号15:DF)を投入するも、今一つ効果が上がらない。
ゴール前のキープ力が今一つ
そんな中、悪夢が突然襲いかかる。
後半30分ごろ、浦上選手がこの日2枚目のイエローカードで、まさかの退場。
フロンターレ、10人での戦いを余儀なくされる。
その後はモンテディオの一方的なペースとなる。
守りを固めるフロンターレに攻めこむパターンが延々と続き、見ているものをはらはらさせる。
しかし、交代した笹原選手(背番号17:GK)の決死のチャージで、失点を免れる。
雨も激しく降りまくり、後半も残り時間わずか。もはや延長か・・・と思ったその瞬間。
フロンターレ、自陣ゴール前から決死のカウンターを仕掛け、そのボールを森川選手(背番号28:DF)が蹴りこみ、決勝点をゲット!!!!!
雷雨の中、雷と共に試合終了のホイッスルが鳴り響く。
フロンターレ、苦しい中で貴重な勝ち点3を獲得した。
更にこの日は、FC東京が破れたため、勝ち点2差で首位に返り咲く。
最後に選手と握手。厳しい中素晴らしいセーブを連発した笹原選手とは、特にがっちり握手を交わす。
次節の東京戦は、あなたが頼りです。よろしくお願いします。
試合には勝ちましたが、攻撃にもうひとつ工夫が見られたらと思いました。
フリーキックのチャンスが再三あったものの、殆ど高めばかりで、相手に読まれた感じでした。
フロンターレの選手は、全体的に背が低いということもあるので、低いボールを左右に揺らすといった技も必要と思います。
今日のハーフタイムは、ドリブル大会
ふろん太君の足元に何かテープのようなものが・・・
ドリブルなどといいながら、実は足にボールを固定して走る
単なる粘着テープでした
でもすぐに外れて、ボールなしでのゴールでした
試合終了後、観客席の階段を、雨水が滝のごとく流れる
突然の雨で、大半の観客は傘を持たず足止めを食らう
雨がやむまで、観客席裏で応援合戦が続く
私も参加して、大声を張り上げました(笑)
それにしても本日の観客数は夏休み最後の日曜日なのに3700人程度とは・・・
9月12日の札幌戦に本当に1万人も来てくれるのでしょうか?
かなり心配です。