ジェフユナイテッド市原 VS 川崎フロンターレ

第79回天皇杯 第3回戦


日   時 1999年12月12日 13:0?
試合会場 市原臨海競技場 (千葉県市原市)
天   候 曇り
観 客 数 全くの不明(3000人もいなかったような気が)
試  合  結  果
市  原 前 半 川  崎
後 半
酒井 友之
(前半?分)
???
(後半?分)
得点者 浦田 尚希
(後半??分)
浦田 尚希
(後半??分)
伊藤 彰
(後半??分)



ご覧の通り内容はめちゃくちゃです、後でわかる限り修正します(ウソ)


アヴォンティーおお、丸亀おお、ららーらららーららーら!!
おお、まるがめに、丸亀に行きたいぜぃ!!!(旅費は馬鹿にならないが)

天皇杯も第3回戦、ここに来てJ1勢の登場と相成る。
我がフロンターレの相手は、ジェフユナイテッド市原。今期の戦いぶりから推測すると、格下の相手と言って過言ではない(ジェフサポーターの皆様ごめんなさい)。
ここで勝利を納め、4回戦の相手は・・・もしかしたらもしかしたで、隠れフリエスタ(その当時は横浜FCのソシオだった)の横浜FCか、川崎を見下したヴェルディではないか!!!。
何としても勝って、丸亀に駆けつけねば。市原の皆さん、悪いけれど丸亀行きは我々が頂戴します。
クリスマス・正月は、地元でゆっくりと過ごしてくださいね。

それにしても、市原のサポーターは予想に反し意外と多い。
千葉駅から内房線に乗り換えると・・・車中は黄色い雰囲気で包まれている。
青いのは、これまた私ひとり。ちょっとわびしいなぁ。

JR五井駅前

競技場へのシャトルバスを待つ間、JR五井駅前を撮影
事前のイメージと裏腹に、ジェフの旗がかなり目立つ


さあ、競技場に到着だ。事前の予告どおり、本日は応援に専念するぞ!!
応援団の輪に混ざり、試合開始を今かと待ちわびる。

フロンターレの応援団

本日はこの中で、狂気の応援を繰り広げる
試合など、まともに見ていない


応援団の熱気が高まる中、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
あれあれあれ???弱いと思われたジェフが、完全に優位な試合運び。
正確なパス回しと、強い当たりで、立ち上がりの悪いフロンターレを全く寄せ付けない。
いったいどうしたんだ?いくらなんでも差がありすぎる。
縦のロングパスは、あっさりと決められるわ、巧みなサイドチェンジで、フロンターレのディフェンスはもたついている。
おいおい、酒井選手(背番号6:MF)が全くフリーではないか。バロン選手(背番号10:FW)ばかりに目を向けるな。
ゴール前にフリーにさせるな。ほら、余裕でシュートを打たれるではないか〜〜〜。

試合の流れは、完全にジェフペースではないか。
フロンターレのイレブンよ、早く目を覚ませ。J2の立ち上がりの遅さでは、J1では通用しないぞ。
なんて呟いていたら、遂に酒井選手に先制点を奪われてしまった。あーあ・・・。

その後も完全にジェフペース、左右に振りまくり、フロンターレのディフェンスに穴があいたら、そこに選手が走り込み、ボールを放り込む。
特に再度攻撃で、その点は顕著である、フロンターレの選手が誰もおらず、自在にクロスを放られる。
いたとしても、簡単にフェイントでかわされてしまう。選手のレベルに大差は無いはずなのに・・・。

選手の配置

ジェフの選手はバランスよくばらけているのに対し
フロンターレの選手は縦に固まっている


おーい、相変わらずジェフにシュートを打たれまくられてるぞぃ。
酒井選手はおろか、ディフェンダーであるはずの武藤(背番号7:DF)・中西(背番号2:DF)にまでがんがん打たれるのは何故だ?
ゴール前に中西選手に飛び込まれ、フリーでシュート。
ゴールキーパーの浦上選手(背番号1)は、全く動けず、ボールはゴールへ転々と転がる。
・・・が運良くポストに当たる。全く冷や汗ものですわ。

フロンターレのディフェンス陣よ、もう少しまともにプレーしてくれい。
ゴール前、寺田選手(背番号6:DF)が相手と一対一。絶対に守り切るぞ。
・・・と思いきや、あっさりと股下を抜かれ、ピンチを招く。
おまけにバックパスの連携も悪い。
ディフェンダーから、浦上選手にバックパス。しかし勢いは弱く、地面の影響でボールは不規則に変化している。
そこに相手選手が一気に詰め寄ってくる・・・浦上選手がギリギリで蹴りだしたも、見ていて危なっかしい。

ジェフのフリーキック

再三フリーキックのピンチを迎える
相手のミスに救われ、失点は免れる


この日の攻めも、どうもリズムが悪い。
ボールを受けるも、ジェフの選手に素早くチェックされ、思うようにボールを回せない。
苦し紛れのパスは、ジェフにまんまと奪われる。
また、少ないチャンスも、なかなか生かせない。
相手ゴール前、高めのパスがいいタイミングで放り込まれる。
そこに向島選手(背番号11:FW)と相手ディフェンスが走りこむも・・・向島選手の高さが全く足りず、いともクリアされてしまう。
「厚底靴を履かせたいぜ!!」どこかのサポーターがそう騒いでましたが、このときばかりは全く同感。

オマケに審判の判定も、完全に見方しない。
何かファウルがあると、決まってジェフボールとなってしまう。
タッチラインにボールが切れる直前、ジェフの選手が触れたように見えても、これもジェフボールとなってしまう。
おーい、いくらなんでも不公平だぁぁぁぁぁぁぁ!!!

なんて言っているうちに、いいところ無く前半終了。
それでも運が良かった。あと2・3点奪われていても不思議では内容。
さあ、後半も前半以上に応援して、追撃開始だ!!!

俺達のフロンターレ、いまここに
市原を、倒すんだ、さー行こう!!


後半立ち上がり、フロンターレのイレブンもエンジンがかかり始めたのか、互角に渡り合うようになる。
相手の厳しい当たりも、簡単には崩されない。
選手の動きも良くなっている。長橋選手(背番号20:MF)の右サイド突破と、久野選手(背番号23:MF)の巧みな個人技も輝きを増しだした。
「久野をなめんなよ」誰かがそういってましたが、全くそのとおり。
さあ、ベティー(久野選手の愛称)に向けて、精一杯の応援だ。

川崎なめんなよー、ららららーらら、らららららーーー
・・・いかん、いかん、これはFC東京の応援ですね。

よしよし、彰(伊藤選手 背番号19:MF)も機能し始めている。
ジェフの選手は、早くも疲れを見え始めている。
こうなったら、更に盛り上げて、選手達をサポートするぞ!!
通常の2倍以上の速さでタオルをブン回し、声を張り上げる。

おーおおおお川崎、フロンターレをおーおおー!!
おーおおおお川崎、ふろんたーれをおーおお!!!!


タオルを超高速で回し続け、力の限り声を出し尽くす。
その願いが通じたのか、ついにその瞬間がやってきた。
相手選手の隙を突き、浦田選手(背番号13:FW)が豪快にボールを押し込み、遂に同点に追いついた。
やったー!!!!!!!!嬉しさを爆発させ、両腕を点に向け高々と上げる。

久野選手のフリーキック

その後のファウルから
久野選手が得意の位置でフリーキックを蹴りこむ
惜しくも枠から外れたものの
「ベティ−」コールでサポータ席は包まれる



その後もフロンターレのペース、ジェフの選手はフロンターレの動きに戸惑いを隠せないようである。
そんなうちに、今度は伊藤選手が右サイドを、ゴールラインを平行にドリブルで持ち込み、相手のディフェンスを巧みにかわす。
両腕をふらしながらするすると抜け出し、中央にラストパス、そこにいたのは浦田選手。
豪快に蹴り込み、ネットを突き揺らす。遂に逆転だーーーー!!!!!

喜ぶフロンターレのサポーター

2点目を決めた直後のサポータの歓喜乱舞ぶり
飛ぶわ跳ねるわで大騒ぎ
こうなると、収拾はつかない


その後の展開ですが、絶叫を続け頭が朦朧としてしまい、記憶が定かではない。
ジェフに同点打を決められるが、フロンターレのイレブンは、全くくじけない。
その後も攻めつづけ、最後は伊藤選手が貫禄を見せつけるシュート・・・はなんとなく覚えてはいるも、もはや失神直前。
声は枯れ、腕はしびれるが、気力の限り声を出し尽くす。
そして試合終了。われ先にトラックに近づき、選手達を暖かく迎えたのでした。
殆どの選手が頭を下げるだけで立ち去る中、土居選手(背番号15:DF)がひとり立ち寄ってくる。
周囲のサポーターと共に、土居選手と抱き合い勝利を分かち合う。ユニフォームに湿る汗が印象的でした。

近づく選手達

おおお!!!選手が、選手達が近づいてくる!!!



笑顔の中西選手

劇的な勝利に、選手達も笑顔で頭を下げる
中央の中西キャプテンも、笑みが絶えない



顔が無い土居選手

土居選手とは抱き合い、勝利の美酒に酔う
顔が移ってなくて、申し訳ないです・・・
この人柄の良さのおかげで、彼はとても人気が高い


選手達が去った後も、サポータ同士で次の試合に向け気勢を上げる

丸亀へ行こう、丸亀へ行こう
丸亀へ行こう、みんなでゆ・こ・う!!!
(でも本音は、等々力にして欲しい)

応援団の中心となっている面々は行かないようですが、私は行きます。そして力の限り応援を続けます。
五井駅近くのローソンで、チケットは購入済み。あとは旅券の手配だけです。
そして、横浜FCの借りを必ず取って、横浜国際に戻ってきます。
そう誓い、サポーターの輪から去るのでした。

選手達が乗るバスの前で

試合終了後、選手が乗るバスの近くで陣取る
位置が悪かったためか、選手との接触はなかなか出来ない
ジェフの選手が誰も寄らない中
フロンターレの選手は数名がサポーターと接していました
ジェフの選手も少しはこの姿勢を
少しは見習いなさい!!!
それにしても、柵を支えるスタッフもご苦労様
来期の球団社長に決定した松本監督が現れると
「社長!!!」コールが沸き起こりました




一人残る中西選手

フロンターレの選手が乗せたバスが出発するも
中西選手は、取材攻勢でしばらく動けず
その後はサポータに近づき、いろいろ会話してました
「あれ、誰?」といってた、ジェフのサポータに対して一言
「あれが我らのキャプテンであり、精神的な柱の中西選手です!!」



帰りのバスの中、ジェフのサポーターがなにか喋ってました。
「いやー、先制点を挙げたときは、2−0で勝つと思ったのに」
君達、それは甘い。強いのはこちらの方です。
あなたがたの実力は、J2のO宮か鳥S程度・・・こんな事言ったら殺されるか(笑)。

自作J1昇格ロゴ


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