京都パープルサンガ VS 川崎フロンターレ

ナビスコカップ 準決勝 第1回戦



日   時 2000年10月11日 19:04?
試合会場 西京極陸上競技場兼球技場
(京都府京都市)
天   候 晴れ
観 客 数 4,693人 (盛り下がるなぁ)
試  合  結  果
京   都 前 半 川   崎
後 半
     
     
得   点   者
川崎:ルイス(51分),リカルジーニョ(89分)



ナビスコ杯、優勝賞金一億円がちらつくぞ!
でも、競技場内の写真写りが悪い


ナビスコ杯もベスト4まで絞られる。我らがフロンターレもリーグ戦の不信が嘘の如く勝ち進み、栄えある準決勝進出を果たす。
この日の試合は、アウェイでの京都戦。リーグ戦、ファーストステージは辛くも逃げ切ったものの、セカンドステージでは悲劇の逆転負け。
私は仕事の関係上、惜敗した西京極での試合に足を運べなかった。その分悔しさも一入だ。
そして再び、対戦が巡って来た。今度こそ快勝し、リーグ戦の借りは絶対に晴らすぞ!!!

東本願寺の境内

夜行バスで深夜に出発し
7時前に京都に到着
早朝の静寂に包まれた
東本願寺境内を散策
建物はとにかくでかい、警備も割と厳重
午後の3時頃まで、市内をぶらり観光



競技場内

遂に競技場に到着だ
この日は颯爽と一番乗りだ!
心配されたサポーターの人数も
徐々に増し、勇気付けられる
(実はこの時点で、歩き疲れの影響で
既にくたばっていた)



ゴール裏のお茶の木

ゴール裏には、何故かお茶の木が植わっている
京都らしいと言えばその通りだが



場内を周るチアガール

場内を京都のマスコットこと「パーサ君」と
チアガールが一周
フロンターレのサポーターから
すかさず「カメラが有る奴は、前へ集合」
威勢の良い掛け声が


さあ、間もなく試合が始まるぞ。当初心配された打楽器は用意されたが、サポーターの数の少なさといったら・・・。
おや?観客席前方で、熱心なサポーターが一列に整列。ピッチを真剣な眼差しで見つめ、熱いエールを贈っているぞ。
参加するか、ちょっと恥ずかしいか・・・。とか何とか言いつつ、試合が始まったら無意識の間に最前列に移動していたりして・・・。
(前半は最前列で絶叫。そんな理由で試合内容は余り把握していません)

後ろにいたつもりが・・・

当初はこんな感じ
私はスタンド上段で、じっとしていたが・・・



最前列に移動

我慢し切れず、やっぱり最前列に移動(笑)
サポーターからは小林コールが沸き起こり
新監督を熱く迎える


さあ、試合が始まるぞ!生まれ変わった小林フロンターレの勇姿、今ここで目に焼き付ける!
行くぞ!やるぞ!!絶叫だ!!!。京都をぶちのめし、決勝戦進出&記念の祝杯だ!!!
おーおおー!レッツゴー川崎!!
おーおおー!フローンターレ!!
おおーおおおおおー、フォルツァ−フローンタレー!!

フロンターレのピンチ

序盤はフロンターレの伝統らしく
京都に押され気味
京都のスピードが勝り
ゴールを割られかけるピンチも
(詳細は忘れた)



京都が折り返す

ライン際の粘りも、京都が上手
この後連携が乱れ、ピンチは途絶えた


うーん、京都が優勢だな。シャープな動きで3バックに戻った、フロンターレのディフェンスを揺さぶっている。
京都のコーナーキックから、シュートが立て続けに襲う。最後のヘッドは、サイドネットに救われた。
小林監督の采配は、まだまだ本領発揮に遠いぞ。・・・て生意気な事言えない。この試合を見なければ、小林采配を占えないぞ。
細かい事を考えるのは止めた。ここは一発応援だ!
オーレ!オーレ!フーロンターレオーレ!
オーレ!オーレ!フーロンターレオーレ!


京都は温かみ溢れる、カズ!コールに押され、三浦選手(背番号11:FW)がフリーでボールを受ける。
シャープな動きで、地面すれすれのシュートを放つ。これは浦上選手(背番号1:GK)が落ち着いてセーブ。
フロンターレも負けじと反撃。ゴール前でフリーキックのチャンスを得るが、原田選手(背番号34:MF)のシュートは、ゴール左側に惜しくも外れてしまった。
フロンターレは再びゴール前でファウルを受ける。ホイッスルが鳴る間もなく、ボールは蹴られリカルジーニョ選手(背番号37:MF)へ。
京都はばらついているぞ!正面からシュートだ!!!。
京都のゴールは遥か彼方で、プレーが識別し辛い。うまく打てなかったらしく残念だ。

前半30分前後は、フロンターレが波状攻撃で優位な展開。だがゴール手前の連携が僅かに乱れ、シュートの体勢にはどうも至らない。
攻めのリズムは悪くない。バックラインを基点としたパスの精度はかなり向上している。
選手も落ち着いている。従来の曖昧な攻撃パターンは、影を潜めたようだ。

しかし、守りはちょっと不安定か。久々の3バックの影響か、守りがいささかぎこちない。
マークの甘い京都の選手がポスト気味でパスを受けるや、すかさず反転してシュートをお見舞いする。
ボールは大きく外れ、ここは命拾いする。
その後も京都のシュート攻勢。あわやゴールを割られかけたシーンもあったが、浦上選手のファインセーブなどで、何とか得点を許さない。

浦上選手

応援に熱中する余り、写真は控えめ
更に椅子の上で応援したので
他のサポーターの振動が手元に伝わり
写真はぶれまくり
近くのガミさんすら、ぶれまくっている



京都の攻撃も・・・

京都のスピードに、フロンターレは乱れがち
それでもダニエル選手(背番号36:DF)の
奮起等で、最後は守り抜く
監督が交代して、ダニエル選手の守りが
俄然堅くなったなぁ


前半も残り僅か。フロンターレはバックラインでボールを回し、時間は脈々と流れ去る。
京都のプレッシャーが無いのを差し引いても、落ち着いたプレーで先ずは一安心。
今まではあれだけでも浮き足立っていたから、それと比較すれば、格段の進歩だ。
おおーおおおおおー、フォルツァ−フローンタレー!!

ロスタイムに突入すると、京都がワンチャンスを狙いにかかる。
中盤から選手が駆け上がり、フロンターレのディフェンスをまた抜きで抜き去り、ドリブルで一直線にフロンターレゴールを襲う。
これは浦上選手が決死の飛び出しで封じ込める。そして前半は両者無得点で終了。
「どっちか決勝に行くんだよな?」「びり決定戦みたいだな」
フロンターレ−サポーターが呟く。確かに緊迫感が失せた準決勝戦ではある。
それでも後半に期待する他ない。プレーは適度な集中力が保たれており、攻撃のリズム感も悪くない。
小林采配の特徴が、垣間見えるようだ。少なくとも、選手の能力の引き出し方は、ゼッカ・今井の比ではなさそうだ。

おなじみの光景

ハーフタイムお馴染みの光景
幕を持ち歩く人の姿は
川崎と比較して、いささか上品??


さあ、後半開始。試合前の市内観光で、足はパンパンに張り、疲労も尋常じゃない。
睡魔に幾度となく襲われる。だが、弱音を吐くのは禁物。
夜行バスの振動に耐え、ここまで駆け付けたのだ。絶対に京都に勝って、勝利の味をぐっとかみ締めたい。
やるぞ!応援再開だ!!
おーおおー!レッツゴー川崎!!
おーおおー!フローンターレ!!

応援再開

後半は旗を跨ぎ
多くのサポーターと距離を開ける
個人的には余り密集していない方が
応援がやりやすいだけのこと


後半も京都が優位な展開。前半のお返しとばかりに、ファウルからの素早いリスタートで、前線の三浦選手にラストパスが通る。
危険を顧みず、フロンターレの守備が踏ん張る。フロンターレもカウンターを仕掛け、ルイス選手(背番号38:FW)が絶妙のスルーパスを送るが、僅かに通らない。
その後も再三カウンターを披露。だが、ゴール前での思い切りが足らず、フロンターレのサポーターからは打て!打て!と絶叫の嵐。
その瞬間は訪れた。京都の猛攻を凌いだフロンターレは、怒涛のカウンターを仕掛ける。
京都の一瞬の間を突き、ルイス選手が抜け出し、シュート!
ボールは京都のゴールを豪快に揺らす。やったぞ!待望の先制点だ!!!

ルイス選手のゴール

懸命なプレーが光るルイス選手が
来日初得点を叩き出す



サポーターに駆け寄るルイス選手

スポンサーの看板をジャンプで飛び越し
ルイス選手がサポーターの元に駆け寄り
抱き合って喜びを分かち合う
嬉しすぎて、写真も大ブレだ〜


さあ、フロンターレの本領発揮だ。応援もよりヒートアップだ!!
おーおおー!レッツゴー川崎!!
おーおおー!フローンターレ!!

得点を決めたルイス選手も、プレーの怠慢さは微塵も無い。前線で果敢にボールに絡み、貪欲に得点を狙いに掛かる。
ここまで目立たなかった、我那覇選手(背番号27:FW)も負けん気を見せる。前線でセンタリングを受けるや、鋭く体を反転させ、至近距離から強烈な一撃を放つ!
ボールは一直線で京都ゴールへ。これは平井選手(背番号21:GK)の好セーブに阻まれるも、いい形で攻撃を締める。

京都も失点で目が覚めたのか、直後猛攻を開始。波状攻撃が容赦なくフロンターレを襲う。
頼む、守ってくれ・・・。私の足は吊ってもいいから、守ってくれ・・・。
辛いのは選手も同様。10月とは信じ難い、予想外の暑さに、フロンターレの選手もバテ気味だ。
ここを耐え忍んでくれ。京都も焦りからか、パスミス・オフサイドが頻発しているぞ。

ルイス選手のシュート

ルイス選手(右)が跳ね返りのボールを奪い
平井選手(手前)の動きを見計らい
ループシュートを放つ
京都のDFは佐藤選手(背番号6)



大阪のサポーターも参戦

ここで強力な助っ人が参戦
地元大阪のサッカーファン(右)が
フロンターレの応援団に交わり
ビール・ワインを一気飲みを交え
観客席を沸き立たせる


大阪のサポーターも大暴れ。何でも以前静岡の某チームの応援に交わったら、冷たい態度をされたとのこと。
ウチは悪ささえしなければ、誰でも大歓迎だ!!一緒に応援を盛り上げ、勝利を分かち合おう。
対するピッチ上は・・・フロンターレの選手は半ば息切れ状態。攻撃も途切れがちだ。

我那覇選手のシュートならず

左サイドからのクロスボールを
我那覇選手がヘッドで合わせるも
交錯プレーに潰される



脱いでしまった・・・

勢いの余り、大阪のサッカーファンは
パンツ一枚に変身!
その後直ぐに服を着たものの
あわやヌードのアブナイ場面


観客席の盛り上がりとはよそに、ピッチ上では京都が執拗な反撃を披露。ボールを前線にどんどん集める。
京都のサポーターも必死に声を絞り、フロンターレの背後から容赦なきプレッシャを与える。
だが、京都も精彩が失せてくる。徐々に連携ミスが目立ち、オフサイドを招く。
フロンターレも最終ラインで、何とか足を伸ばすなどし、必死に守り切る。

そしてロスタイムに突入。試合が終わろうかと思ったその瞬間、フロンターレが一瞬の間を突き、地を這う一気のカウンター。
あっという間に京都のゴールに迫り、ボールはゴールに吸い込まれる。
やったぞ!息の根を止める2点目をゲットしたぞ!!

2点目が突き刺さる

唐突な得点で
誰が決めたかよく分からなかった
(公式記録ではリカルジーニョ選手)



2点目を喜ぶサポーター

サポーターも狂喜乱舞
もう決勝進出は頂いた?


残り時間は僅か。京都も余力が失せ、反撃の気配も無い。
もう安心か。久々のサンバのリズムで、喜びを爆発させるぞ。
フロンターレの旗も、観客席を走り回る。もう勝利を信じて疑わないぞ!!
オレ!オレ!オレ!か・わ・さ・き
オレ!オレ!オレ!か・わ・さ・き

おーおおー!レッツゴー川崎!!
おーおおー!フローンターレ!!

ごみ箱まで振り回す

西京極お決まり?の
ごみ箱を振り回すパフォーマンス


ロスタイムは4分。意外と長かったが、京都は既に力尽きた。
試合終了のホイッスルが響く。ナビスコ杯夢の決勝進出に王手だぞ〜〜

三本締めをするサポーター

サポーターも安堵の表情
最後に三本締め、挙句優勝賞金の
「一億円」コールまで登場


大阪のファンと抱き合い、勝利を分かち合う。別れ際に手持ちのタオルマフラーを手渡し、11月の対ガンバ戦に是非来るように頼み、健闘を祈る(私は仕事上無理なので)。
新生小林フロンターレ。その本領は如何なるものか、一試合だけでは正直分からない。
だが、素直に勝利を喜びたい。私の愛する、闘うフロンターレが、おぼろげながら戻りつつあるようだ。
残す5試合、リーグ戦での復活のためにも、ナビスコ杯を全力で戦うぞ。
そして、決勝進出。ナビスコ杯で優勝し、全国のサッカーファンをあっと驚かせるぞ!

京都まで行って、本当に良かった・・・。歓喜の涙が溢れる・・・(うそ)。


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