川崎フロンターレ VS 横浜F・マリノス

J1 セカンドステージ 第14節



日   時 2000年11月23日 15:00
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候 晴れ
観 客 数 10,245人 (マリノスサポーターに感謝・・・)
試  合  結  果
川   崎 前 半 横   浜
後 半
延長前半
     
得   点   者
川崎:今野 章(98分)



リーグ戦等々力での最終戦、瞬く間に過ぎ去った1年でした


J2降格が決定したフロンターレ。この日の対戦相手は、横浜F・マリノス。
既に消化試合であり、チーム内の目標が見出せ難い現状。対戦を前に覇気が失せていないか、ただただ心配ではある。
残念なシーズンではあったが、サポーターの身としては、最後の最後まで応援し尽くす事のみ。
残す2試合、J1で何かを掴み取って、来期に繋げたい。

マリノスの選手とサポーター

試合開始まで1時間はあろうと言うのに
マリノスサポーターは既に最高潮
マリノスの選手がピッチに登場すると
よりハイテンションに



フロンターレの選手が登場

対するフロンターレは・・・
遅れること5分以上、ようやく登場
だが、選手の足並みが揃わない等
試合前から不安が過ぎる



フロンターレのサポーター

サポータ数も寂しいのが本音
「質問状」活動の影響かも知れないが
選手同様、集まりが遅かったような気も


マリノスサポーターから、温情の「フロンターレ」コールが。対するフロンターレサポーターは苦笑いを浮かべ、「城彰二」コールを返す。
応援の場に立つ以上、J2降格を悔やんでも始まらない。我々の勝負は終わった訳じゃないんだ。
さあ、毎度の如し応援開始だ!
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

おおお〜おおおおお〜、フォルツァーフローンタレー!
応援に熱中していたのか、J2降格のショックの影響か、どうもピッチに集中出来ず。
ふと顔を見上げたら、知らぬ間に試合は始まっていた・・・。

試合開始

ややフロンターレが不利な形勢


試合の展開は穏やか。マリノスのボール支配率が高い。
マリノスの選手がゆっくりパスを回す・・・と思いきや、時折鋭く低いパスを前線に送り、フロンターレにプレッシャーを与える程度だろうか。
対するフロンターレは押され気味。それでも速攻を仕掛け、ポストプレーで繋いで、最後はダニエル選手(背番号36:DF)が挨拶代わりの一撃。
マリノスも調子はもうひとつ。フロンターレの裏を突いた縦パスも、息が合わずにゴールラインを割ってしまった。

ダニエル選手のシュート

ダニエル選手のシュートは
やや勢いが足りなかった



マリノスの連携ミス

マリノス木島選手(背番号17:MF 左)への
パスは、逆に勢いが強過ぎた


おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
川崎!川崎!川崎!・・・へい!ヘイヘイヘイヘイ!!

フロンターレは軽快に左サイドを突破し、鋭いクロス。マリノスゴールを襲う。
・・・も暗転、突如マリノスが反撃。右サイドを速攻で攻め立て、遠藤選手(背番号18:MF)がセンタリング。
マリノスの選手がヘディングシュート・・・、ゴールは運良く反れたが、マリノスの反撃は止まらない。
浦上選手(背番号1:GK)も忙しい。マリノスの攻撃が止む間もなく、中盤でワンタッチの競り合いに。
最後はフロンターレがコーナーキックを得、マリノスゴール前で激しく競り合うも、これも得点には至らなかった。

フロンターレのゴール前の攻撃

久々スタメンの浦田選手(背番号13:FW)も
積極的にボールに絡む


その後は静まり、マリノスが磐石のパス回し。それも僅かな時間で、直後反撃を食らう。
中村選手(背番号10:MF)のフリーキックは耐えたものの、混戦からワンツーで繋ぎ、フロンターレゴールに襲い掛かる。
至近距離からシュートを浴びる。これは僅かに外れて命拾い。
危ない危ない。気分転換にこの応援?
アヴァンティーおお、川崎〜おお、ララーラララーララーラ
だが、危機は去らない。フロンターレの選手が悠然とボールをゴールラインに見送ったらと思いきや、何故かマリノスのコーナーキック。
浦上選手も多忙を極める。ディフェンスの裏を突いたパスが、再三フロンターレゴール直前を襲うからだ。

フロンターレの危機

この直後に、危ない場面を迎えた



応援するフロンターレのサポーター

「この」応援は、音声じゃ紹介不能
(著作権侵害の可能性がある為)
ちなみにこのページは肖像権侵害・・・なのかなぁ



フロンターレの空中戦

フロンターレもセットプレーを的確に繋ぎ
空中戦で競り合う・・・のだが
やはりマリノスの方が一枚上手か


時間は20分経過。パワープレー気味のフロンターレに対し、マリノスはディフェンスの裏を突いて、縦パスを送り込む攻撃パターン。
中盤の動きは両者鈍い。それでも激しいボールの競り合いが延々と続く。
マリノス前線のパスワークはまずまず。フロンターレの守備は今ひとつマークが甘いようで、無駄なピンチを招いている気がしてならない。
城選手(背番号31:FW)だって、本調子とは程遠い。それでも巧みに交わされて、危険な場面を迎える事もしばしばだ。
応援は淡々と続く。・・・でも最前列を見ると、かなりの盛り上がりではある。
J2降格の憂さ晴らしか。それとも・・・まあいいか。
あれー、あれー、あれーフロンターレ-
あれーあれあれー、あれーフロンターレ-!!

浦田選手と遠藤選手

浦田選手と遠藤選手が
激しいボールの主導権争い



柳選手のシュート

マリノスは城選手がポストで繋ぎ
オフサイドラインぎりぎりで
柳選手(背番号8:FW)が飛び出す
そのままドリブルしシュート
ボールは上に外れて大助かり


フロンターレはぱっとしない。時折速攻を仕掛けるものの、次の連携が乱れてしまい、チャンスを否応無く潰してしまう。
ピッチはよそに、応援の最前列はますます盛り上がる。
ヘイ!ヘイ!ガンガン行こうぜ!!ヘイ!・・・
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

だが、マリノスの速攻を食らう場面もしばしば。セットプレーから何度も失点の危機を迎えるが、マリノスのミスに助けられる始末。
マリノスの選手が左サイドを速攻。逆サイドに折り返すが、パスが流れフロンターレに渡る。
よし!拾って速攻だ!!。左サイドを一直線で駆け上がり、コーナーキックを得たのは良いが。その後がまずい。
逆にマリノスの反撃を受け、今野選手(背番号28:MF)が木島選手を食い止めたと思ったら、不覚のイエローカード。
攻守に渡り、落ち着きに欠けるフロンターレ。マリノスも本調子に程遠いが、フロンターレまでお付き合い。

今野選手の反則シーン

今野選手がイエローを受けた場面
然程ラフさは感じなかったが・・・



フロンターレのピンチ

挙句、マリノスのセットプレーから
再三のピンチを招く
見ている方も冷や汗の連続


その後はマリノスの猛攻撃。縦横無尽に攻め立て、フロンターレは防戦一方。
自由変化なマリノスの攻撃を、指を咥えているだけじゃつまらない。何とか耐え凌ぎ、反撃開始だ!
あれぇ?またデジタルカメラの調子が悪くなった(実は寒さによる電池切れ)。シャッターを押しても全然動かないぞ。
必死に復旧を試みる間にも、ピッチ上ではマリノスの攻勢。浦上選手のつまらないキックミスも輪を掛けて、深刻なピンチを招いてしまう。
大塚選手(背番号16:MF)のシュートは惜しくも外れた・・・てところで前半終了。
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
川崎!川崎!川崎!・・・へい!ヘイヘイヘイヘイ!!

ハーフタイムに突入しても、直ぐには応援は中断しない。どこまでもハイテンションな、フロンターレサポーターでありました。

新エンブレムを見つめるサポーター

オーロラビジョンに表示された
来期からの新エンブレムを
食い入るように見つめるフロンターレサポーター
カメラが不調で、私はそれどころじゃなかった・・・



来年度からのフロンターレのユニフォーム

同時に新ユニフォームのお披露目
以前インターネット上のアンケートで
選択肢となった、1と2の折衷案か?
発売は来年3月から、絶対に買うぞ!
(着ているのは土居選手)


頑張れ〜頑張れ〜、必ずJ1に戻るぞ〜
おーおおー・・・

と言った感の新応援?が公開される中、後半のホイッスルは既に吹かれていた。
後半に得点を決めてやる!。さあ本格的に応援を始めるぞ!!
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

立ち上がりはマリノスが優位な展開だ。フロンターレは少々萎縮傾向だ。

上野選手の攻撃

マリノスの上野選手(背番号6:MF)が迫る
この時間帯の失点が多いだけに
先ずは確実に守って欲しい



我那覇選手のプレー

我那覇選手(背番号27:FW)が
マリノスの3人に囲まれながら
ボールを後ろに戻す
続けてワンツーで攻めるが、駄目だった


後半は5分を経過。両者ちぐはぐな試合運び。
互いにボールをじりじりと繋ぎ、じっくりと攻撃を組み立てている感じではあるが、共にミスが頻発。
しばらくは退屈な時間帯。10分を近づくと、徐々にマリノスがペースを上げてくる。
フロンターレも反撃。再度コーナーキックを得て、久野選手(背番号23:MF)が弧を描くキック。
だが、あっさりと川口選手がセーブ。その後はマリノスの速攻に手を焼き、選手の動きもギクシャクしている。

小林監督

フロンターレの小林監督もベンチに腰掛けず
前線に繰り出し、指示を送る
その熱血ぶりは、松本社長を彷彿させる
ラインを割ったボールを、自ら選手に投げ返す
う〜ん、熱いぜ!



長橋選手と原田選手

フロンターレ長橋選手(背番号20:MF)に
マリノスの原田選手(背番号24:MF)が絡む



フロンターレサポーターの応援

コールリーダーに合わせ
両腕を左右に振っての応援
これは中々定着しなかった


得点の機会は両者均等に訪れたが、最後の詰めが甘く。ゴールを割るには至らない。
フロンターレもコーナーキック。一度は小村選手(背番号5:DF)にクリアされたが、再度押し戻す。
最後はダニエル選手が突進。激しい競り合いで、ダニエル選手はピッチに崩れ落ち、そのまま担架で搬出される。

ダニエル選手が不在な間に、フロンターレはマリノスのカウンターを食らう。遂にはコーナーキックのピンチを迎える。
マリノスの選手が執拗にボールを押し込む。フロンターレは浦上選手が懸命のクリアで対抗。
続けてのショートコーナーも防ぎ、浦上選手のゴールキック。応援はより熱を帯び、超ハイピッチに変貌。
太鼓の打音も鋭く、スピードもどんどん増す。もはや錯乱寸前の爆発状態だ〜。
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

一転沈着。そして観客数が1万人超の場内アナウンスが流れると、一転して暖かい拍手に切り替わる。

長橋選手

試合展開は、それなりか


が、ピッチ再確認すると、フロンターレは劣勢を強いられている。
マリノスのセットプレーに防戦一方。コーナーキックも浦上選手が懸命にセーブ?。
フロンターレの守備は崩壊寸前。それを浦上選手が必死にカバーし、何とか絶え凌ぐ。
そして反撃へ。マリノスゴール前でファウルを受け、素早いリスタート。
スルーパスは今野選手の足元へ、一歩及ばす、川口選手が一足早くボールをキャッチ。

川口選手と今野選手

僅かに届かず、川口選手に慰められる


後半も25分を経過し、寒さも厳しくなってきた。
応援が止むと身震いしそうだ。ピッチ上の選手も同じなのか、フロンターレは積極的なドリブル突破が目立つ。
ただ、個々の個人能力はマリノスが上手。一対一の争いでは、ことごとく負ける。
そしてマリノスの猛攻が再来。左サイドを一気に詰め寄られ、鋭いクロスボールを折り返す。
ボールはフロンターレの選手に当たるが、マリノスに拾われる。続けてのコーナーキックも何とか防御するが、こぼれ球は殆どマリノスの選手へ。
足元の巧みな粘りも秀絶。フットワークではフロンターレは完全に劣る。
マリノスの猛攻は止まるところを知らない。フロンターレは単純な縦パス一本しか、対抗の術が無い。
遂にはマリノスのシュートの嵐。フロンターレは懸命に堪え、この危機を耐え凌ぐのが精一杯だ。
頼りの綱はガミさん(浦上選手)だけだ。頼むぞ!
ドドドドドドセーブガミ!ドドドドドドセーブガミ!!

浦上選手のセーブ1

浦上選手も必死のセーブが連続
崩壊寸前のフロンターレの守備陣最後の砦



浦上選手のセーブ2

マリノスのフリーキックを
腕一本でパンチング
限界すれすれの守備が続く


マリノスの猛攻に対し、フロンターレは完全に引いての戦術。
守備も窮屈で、マリノスのワンツーを引っ掛けてしまい、フリーキックを与えてしまう。
サポーターも騒然。だが、この危機も浦上選手が防ぐ。
後はタオルをぶん回し、起死回生を祈るだけだ〜。
おおおおお川崎、フロンターレをおうおう!
おおおおお川崎、フロンターレをおうおう!!


その祈りも虚しく、マリノスの選手が飛び出し、強烈な一撃。
ボールはゴールに吸い込まれ、マリノスサポーターの旗が一斉に揺れる。
殺られたか・・・、だが副審の旗が地面と水平に掲げられ、オフサイドに救われた・・・。

オフサイドに救われた

一時は騒然としたが
このジャッジに安堵の溜息


俺達のフロンターレ、今ここに〜
マリノスを倒すんだ、さあいこう〜!!
残り時間も僅か。懸命の応援とは裏腹に、ピッチ上ではマリノスの猛攻が繰り広げられる。
マリノスのシュートを浦上選手が防ぐ度に、サポーターから盛大な拍手。渾身の守備に心が熱くなる。
フロンターレはやられたい放題。守備一辺倒で反撃の余地は微塵も無い。
頼む!何とか耐え凌いでくれ!!必死に祈りながら、声を枯らして声援を送り続ける。
そしてロスタイム突入。フロンターレもドリブルで反撃し、中央にボールを折り返すが、無情にもマリノスの選手に衝突してしまった。

最後の攻撃

「最後まで諦めない」姿勢が復活したフロンターレ
時間がある限り、僅かな可能性でも追い求める


最後の最後で、フロンターレのコーナーキック。ショートコーナーから逆サイドに繋ごうと試みるが、痛恨のパスミス。
そして主審の長い笛が。両者無得点のまま延長戦へ。
5分間の休憩も、応援は休む間も無い。最後に燃え尽きるまで、渾身の応援で選手を後押しするぞ!
おおフロンターレ、おおフロンターレ、俺達の誇り〜
進め、進め、威風堂々、青と
の戦士達〜〜〜

俺達の誇り、フロンターレ

勝利を信じているぞ!


応援は劣る余地など皆無。そのまま延長戦へ突入だ!
先ずはマリノスが優位な展開。シュートは防いだが、ダニエル選手がファウルを犯し、セットプレーの危機。
マリノスの選手も運動量が落ちているのだろうか、このピンチは相手の連携ミスに救われる。
ピンチの後にチャンスあり。さあ、ここから大反撃だ!
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

フロンターレも右サイドをじりじりとえぐり、中央に折り返してシュートの体勢になるも、マリノスの選手が足を入れ、惜しくも放つまでには至らない。

浦上選手

浦上選手は落ち着き払っていた
マリノスのミスキックも、冷静に見送る



マリノスの攻撃

が、ルーズボールに対し
マリノスは一歩早く対応
それでも疲労は否定できず
最後の詰めは甘い


マリノスの猛攻を耐え忍んだフロンターレは、直後急展開。マリノスの守備の乱れを突いて、果敢に攻め立てる。
左側から中央に戻し、スルー。そしてフリーの今野選手の元へ。
そしてシュート!ボールはマリノスの選手を掠りながらも、ゴールに吸い込まれた!
やったぞ!延長Vゴールだぁぁぁぁぁ!!!!!!
選手達も両手を広げ、ピッチを広大に駆け回っているぞ〜。

Vゴールを喜ぶサポーター

サポーターも歓喜の渦に
(実際にはGKのこぼれ球を
今野選手が決めたらしい)



選手が整列

続けて、セレモニーが開催
先ずは選手が礼儀正しく整列
(あのスタジャンが欲しい
限定でも結構なので、売ってくれ・・・)



松本社長の挨拶

川崎市の助役に続き
松本球団社長が挨拶
1年でJ2に降格した成績を詫びる
(悪いのは社長じゃない、人事権を有すK浜だ?)



小林監督の挨拶

小林監督も神妙な言葉選び
監督交代騒ぎの渦中は
どう影響したのだろうか?
最後は奥野キャプテンが締める



選手達の場内一週

最後は選手が場内一週
一年間の感謝を込めて
サインボールを観客席に投げ入れる


ホーム最終戦劇的なVゴール。延長に負けないフロンターレは、勝負を最後まで諦めない、真の戦士の姿。
ただ、それでも若干の虚しさは隠せなかった。J2降格という事実を突きつけられると、正直胸が痛む。
何れにしろ、J1は残り1試合。今年に限れば、トップレベルの場で戦う、最後の機会かも知れない。
先ずは90分間で完全燃焼。そこから何かを掴み、来期の飛躍を祈るばかりです。


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