川崎フロンターレ VS 浦和レッズ

第80回天皇杯 3回戦



日   時 2000年12月10日 13:0?
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候 曇り一時雨時々晴れ
観 客 数 8,???人
試  合  結  果
川   崎 前 半 浦   和
後 半
     
     
得   点   者
浦和:岡野 雅行(16分),小野 伸二(67分)



本当に終わっちゃった、天皇杯の呆気ないこと


冬の風物詩、天皇杯。(一応)J1のフロンターレは3回戦からの登場。
相手は浦和レッズ。ナビスコカップ以来、因縁の対戦である。
浦和サポータで連想するのは、その横暴ぶり。等々力競技場に備品を投げ込むなど、最強軍団のおごりすら感じられる。
そんな事はどうでも良い。試合に勝てば万事万端。すっきりと勝利をおさめ、駒場に駒を進めるのみだ。

中西選手の挨拶

試合前に、中西選手の引退セレモニーが
未だ実感が湧かなかったが
本当に今日限りの選手生命
ユニフォーム姿の彼を、もう見られない・・・
冒頭挨拶レッズサポーター、J1昇格おめでとう」
おお、その気遣い、さすがキャプテンだ!
(一部浦和サポーター、ブーイングは止めろ)



中西選手の胴上げ

「厳しく育てた父、丈夫に生んだ母に感謝」
「川崎に来て、本当に良かった
フロンターレで引退できて、誇りに思う」

の挨拶の後は、場内一周
その前に、突然胴上げが始まる
感動の瞬間、中西選手の姿は・・・
沈んで見えず(爆)




バックスタンドに向かう中西選手

そしてバックスタンドに一直線
ネクタイ&革靴姿で最後の疾走



ファンに囲まれる中西選手

バックスタンドからゴール裏を挨拶に回る
多くのファンが押し寄せ、最後の別れを惜しむ



中西選手を見送るサポーター

2階席からも、多くのサポーターが見守っているぞ
中西選手!感動のプレーをありがとう
今後の人生も、応援するぞ!
「キャプテン中西!キャプテン中西!!」


感動の余韻が冷めぬ中、試合開始も間近に迫る。
さあ、ここからは試合に集中。J1の意地にかけても、絶対に浦和に負けられない。
行くぞ〜!やるぞ〜!!、気合を高め、渾身の応援だ!!!
おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

応援開始

応援用の青ビニール袋が余っていたので
それを膨らまし、豪快に振って選手を出迎える


いきなり浦和のペース。ボールを軽やかに回して、フロンターレのゴールに迫る。
最後は小野選手(背番号8:MF)が挨拶代わりのシュート。フロンターレの守りは、若干不安定だ。
それでも徐々に落ち着きを取り戻す。だが浦和サポーターのやかましいことったら半端じゃない。
ディフェンスがボールを回すだけでも、容赦無いブーイングを浴びせる。

盛田選手と西澤選手

浦和の盛田選手(背番号15:FW)と
フロンターレの西澤選手(背番号31:DF)の争い
西澤選手、チームに残ってぇ


フロンターレも反撃。中央から右サイドに流し、池田選手(背番号32:FW)がドリブルで前線へ。
コーナーぎりぎりの位置から鋭いクロスが、これは浦和のGK、西部選手(背番号16)に阻まれる。
だが、全般的にリズムを欠く。森川選手(背番号29:DF)の動きに冴えが見られず、ボールを止めるシーンも。
中盤では両者、激しいボールの奪い合い。共に主導権を握ろうと、懸命の攻防が続く。
結果、フロンターレが競り勝ち、今野選手(背番号28:MF)が前線を覗う。トリッキーな動きで浦和を振り切ろうと試みるが、最後は固い守りに阻まれる。
続けて浦和の乱れを突き、カウンターを仕掛ける。最後はゴールライン際で倒されたかと思ったが、結局はフロンターレのファウルとなり、チャンスはものに出来ず。

今野選手

パスに見えるが、実はフェイントだった



小野選手

浦和は小野選手が充実した動き
ディフェンスの間を突いたが
最後は浦上選手(背番号1:GK)の元へ
来年のお海外移籍は、どう進展したのか気になる


試合は10分近くを経過。両者の激しい動きは止まらない。
浦和はサイドの岡野選手(背番号7:MF)にボールを集中。彼のスピードを生かすが如し、スルーパスを再三送り込む。
だが呼吸が合わず、パスミスも頻発。試合前の小雨で、ピッチが湿った影響なのか。
速さで劣るフロンターレは、ゴール前でファウルを犯し、セットプレーの危機を迎える事もしばしば。
これも浦和の呼吸が合わず。相手のミスに、ほっと胸をなで下ろす。

アモリン選手のワンツー

アモリン選手(背番号35:MF)を基点に
浦和はワンツーで突破を図る
だがフロンターレも落ち着いて防御した


やがて試合は静寂へ。レッズディフェンスのパス回しに対し、フロンターレのサポーターは沈黙。
だが、時間が経つにつれ、痺れを切らしたサポーターから、お返しとばかりに強烈なブーイング。
一瞬の間を挟み、応援再開だ!
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
川崎!川崎!川崎!・・・へい!ヘイヘイヘイヘイ!!


・・・が願い空しき、赤い悪魔は牙を剥いた。
浦上選手からのゴールキックを、中盤で両者ヘッドで競り合い、浦和は右サイドの岡野選手へ。
そのまま全力のドリブルで迫る。一度見方に繋ぎ、絶妙のスルーパスが返る。
岡野選手はそのまま走りこみシュート。痛恨の失点を喫してしまった。

得点を喜ぶ浦和サポーター

反対側のゴール裏を埋め尽くす
レッズサポーターが喜び爆発
・・・分かったから、黙ってくれぇ


予想外の失点に愕然。だがまだまだ序盤だ、これから幾らでも逆転可能だ。
あれー、あれー、あれーフロンターレ〜
あれー、あれあれー、あれーフロンターレ〜

その期待とは裏腹に、得点に気を良くしたのか、浦和の勢いは止まらない。
浦和の選手は素早く、ボールを拾うや、すかさず反撃に切り替わる。
浦上選手のゴールキックも、あっさりと拾われる始末。原田選手(背番号34:MF)のパスも精度が今一で、
どうしても途切れがち。
浦和のプレッシャーが徐々に圧し掛かる。フロンターレはバックパスを放つ場面も多く、攻撃の術は僅かである。

浦和の反撃

浦上選手のパスもごらんの有様
守りが不安定な間に、浦和の逆襲を食らう


一方的にやられっ放しのフロンターレ。それでもフリーキックのチャンスが巡って来た。
久野選手(背番号23:MF)の蹴ったボールは、綺麗な弧を描き、浦和ゴールを脅かす。
その後も詰めるが、得点ならず。最後はヘッドで繋ぐものの、結局はゴールラインを割り込む。

アヴァンティーおお、川崎〜おお、ララーラララーララーラ
応援の間に、浦和が逆襲。フロンターレは浦和の選手を引っ掛けてしまい、痛恨のイエローカードを受けてしまう。
リスタート後のプレーは、浦和のオフサイドに助けられる。だがその後はいただけない。
ルーズボールを拾い、一気の反撃を試みたいのだが、プレー全体が窮屈で、空間の使い方も下手だ。
挙句、浦和の選手に囲まれてのプレーを強いられる。
余裕が欠ける前線へのパスは、選手間の呼吸が今ひとつで、最後はサイドラインを割ってしまった。
続けての縦パスは、前線の選手に繋がる。だが浦和のディフェンダーがうまく体を入れて、クリアされた。
それもダメなら、スローインからのシュートだ。これも大外して、サポーターは天を仰ぐ。ああぁ・・・。

フロンターレのパスミス

このパスも池田選手が追い付けず
それでも以前と比較すれば
大分連携はまともなのですが


おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

懸命の応援とは裏腹に、早くもフロンターレの選手が鈍くなる。
ディフェンスがボールをキープし、前線を覗うものの、浦和のチェックが厳しいためか、どうしても前線に送れない。
最後は、痺れを切らした奥野選手(背番号4:DF)が、中央からドリブルで繋いでロングパス。
浦和に奪われそうになりながらも、散々粘り、最後は右サイドの選手に。
が、そこにも浦和の選手が。ボールを足元で弄ばされ、結局はクリアされてしまった。
そして浦和の猛反撃。渾身の守備で守り抜き、フロンターレも大逆襲。
左サイドにボールが渡り、センタリング。が、ボールは大きく浮いてしまう。
精度の悪いパスに、フロンターレサポーターも開いた口が塞がらず。
その後の度重なる攻撃も実を結ばず。嘆きと苛立ちばかりが、観客席を支配する。

フロンターレの攻撃

浦和サイドでの時間帯も少なくないが
混戦の余り、連携は乱れがち



岡野選手の攻撃

岡野選手(左)は一頃のスピードは影を潜めたが
トータルバランスに優れ、成長の証が見て取れた
でも、この後はボールコントロールに失敗し
サイドラインを割ったりして(笑)


おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

前半も残り5分。浦和のボール支配率は高く保たれる。ルーズボールもすかさず拾われ、フロンターレは反撃の糸口すら掴めない。
演技でも浦和が一枚上手。フロンターレの接触に、浦和の選手が大袈裟に倒れ、無用なフリーキックのピンチを迎える。
セットプレーからコーナーキックへ。鋭いボールがフロンターレゴールを横切り、最後は土橋選手(背番号4:MF)がシュート。
ボールに勢いは無く、浦上選手がジャンプして、確実にキャッチ。
そしてフロンターレのカウンターが炸裂!前線の選手にボールが渡り、すかさずシュートを放つ。
浦和は西部選手がダイビングセーブで防御。続けてショートコーナーのチャンスだ!
・・・あれれぇ、いつの間にボールは浦和の手中へ。全然チャンスを生かしていないぞぉ・・・。

浦和の攻撃

浦和の勢いは保たれたまま
シャープな動きで、フロンターレを翻弄する
その前はゴール前にボールが転がり
守りが無人で、浦上選手が
飛び出して蹴り出す場面も


フロンターレも浦和の間を突き、スルーパスを送る。だが無情にも、ボールはサイドラインを割り込む。
そしてロスタイム。西澤選手から反撃開始のフロンターレ。浦和ゴール前で、前半最後のフリーキックだ。
オーレ!オーレ!フーロンターレオーレ!!
原田選手(背番号34:MF)が助走をつけ、豪快にボールを蹴る。
ボールは浦和ゴールへ一直線・・・の筈が、私の視界から、見事消えうせてしまった。
それと同時にタイムアップ。J1昇格で勢いに乗る浦和と、J2降格&戦力外続出のフロンターレ。
両者のチーム状況は雲泥の差。それを如実に象徴する試合内容だ。
決定的なチャンスを幾度も生み出す浦和、対するフロンターレは、率直に言って攻撃の形は乱れている。
全員日本人じゃ、少々物足りないのか。そればかりとも限らないが、後半戦の奮起を期待するのみだ。

冷やかし横断幕1

ここで、浦和サポーターの冷やかし横断幕を紹介
「J1のない町川崎」:余計なお世話だ!
ウチはちっこい「町」じゃない、「街」だぞ!
「適材適所J2川崎」:
来年のさいたま市もJ1・J2がひとつづつ
それこそ適材適所だ(笑)



冷やかし横断幕2

不気味に礼儀のよい横断幕
だが、右に読んでいくと・・・・



冷やかし横断幕3

ご覧の通り、放っといてくれ



トイレットペーパーを投げ込む

挙句、後半開始直後にこの顛末
トイレットペーパーを投げ込む有様
熱狂的なのは結構だが
単なるならず者だよ、これじゃ


彼らなぞ相手にする暇はない。後半で一気に逆転し、駒場のホームへ乗り込むぞ!!
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
おおおおお、おおおーおお、おおおおー、ソーレ川崎
川崎!川崎!川崎!・・・へい!ヘイヘイヘイヘイ!!


が、のっけから浦和が速攻を仕掛ける。右サイドを瞬く間にえぐり、鋭いクロスがゴール前に迫る。
浦上選手が渾身のパンチングで逃れる。後半開始直後に失点の多いフロンターレ、一番危ない時間帯である。

ボールを持つ浦上選手

浦上選手(とは限らないが)に物を投げたら
絶対に許さないぞ!浦和サポーター


フロンターレも池田選手がサイド突破。中央に折り返し、浦和ゴール前での混戦へ。
スルーパスを送るが、これも選手間の息が合わず。
続けてミドルレンジから、ボールを送る作戦。これも功を奏さず、ボールはどうしても繋がらない。

???

何じゃこれ?
フロンターレの縦パスが
無情にゴールラインを横切る場面


控えめな浦和も隙あらば一気に反撃。フロンターレの中央の守りが、一瞬がら空きになり、すかさずミドルシュートを放つ。
これはフロンターレの選手に当たり、運良く失点を免れた。
そしてフロンターレの反撃、浦和の選手に引きずり倒され、フリーキックのチャンス。
ここでブーイングを一発。浦和サポーターにやられっ放しじゃ、全然面白くないぞ。

折角のチャンスも・・・

肝心のプレーは・・・さっぱり
選手間の連携が、ばらばらだ


おおお〜おおおおお〜、フォルツァーフローンタレー!
おおお〜おおおおお〜、フォルツァーフローンタレー!
懸命な応援とは裏腹に、試合展開は浦和が優位。
小野選手を主体に、小気味よいパスワークがさくさく決まる。ただでさえ動きの鈍いフロンターレは、応対するのも一苦労に映ってしまう。
肝心のフリーキックも、またものに出来ず。我那覇選手(背番号27:FW)がコーナーで倒されるも、何故か浦和ボールでプレー再開。
判定まで味方せず。フロンターレサポーターから不満の声が盛んに上がる。
池田選手がルーズボールを拾い、豪快なシュートを放つが、西部選手の正面だった。

何故か浦和ボール

不可解な判定、どうして浦和ボールなんだ〜



池田選手の攻撃

でも、前線で動きが良いのは池田選手だけだし
来期の戦力外が決まっているが
くさらないで懸命のプレー
彼にファンが多いのも、頷ける
どこかの温厚なチームよ
是非彼と契約してくれぇ〜


フロンターレは池田選手にボールを集中。両者のペースは徐々に上がり、激しいプレーの応酬が。
それに合わせたかのように、厚い雲の間から、燦々と日差しがピッチを照りつける。
不安定な今日の天気と同様。試合内容も目まぐるしく変化。狭い空間でボールの競り合いが延々と続く。
フロンターレは浦和のゴール前に迫り、今野選手が足元で粘り、一旦後ろにボールを戻す。
そしてミドルシュートが炸裂。だがボールはポストの左に反れ、中々枠に収まらない。

今野選手のバックパス

今野選手の動きはまずまず
ただ、メンバーが普段と多少異なる影響か
いささかプレーがぎこちない



小野選手のパス

小野選手の柔らかなパスも披露
度重なる怪我を克服し
徐々に本調子に戻りつつあるようだ



大石選手のシュートをセーブ

大石選手(背番号25:MF)も
パスを受け取り、振り向きざまのシュート
だが、西部選手の守備は堅い


おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

浦和の優位は揺らぎなし。フロンターレの守備もパンパンで、先を越されたプレーに手を焼いている。
ああっつ!フロンターレのスライディングを交わし、浦和の選手がセンタリングを放る。
ボールは反対側に流れ、小野選手が冷静な一撃。一番嫌な時間帯に、2点目を献上してしまうとは・・・。

2点目を喜ぶ浦和のサポーター

もう勝手にしてくれ・・・
頼むから、ゴミは持ち帰ってくれ


これで意気消沈したのか、リスタート後のフロンターレの選手は、冴えが全くなくなる。
浦和サポーターも貫禄の応援。選手も悠然と守り、危なげないプレーを披露。
西部選手のゴールキックも、一度ボールを置き直す。確実に時間を稼ぎに来ている。
攻撃面でも浦和が圧倒。フロンターレの反撃も一蹴し、素早くカウンターを仕掛ける。
地を這う波状攻撃が、フロンターレゴールを脅かす。浦上選手も左右に振られ、防戦一方。
最後は岡野選手が滑り込んでのシュートを狙う。完全に浦和のお得意パターンに入りつつあるようだ。

苦境の浦上選手

浦和の圧力に耐え切れず
浦上選手も体勢を崩してしまう


ピッチ上では、浦和が面白いように攻め立てる。このまま反撃の術もなく、敗退してしまうのか・・・。
いやいや、まだ諦めるのは早い。喉を振り絞り、声が枯れるまで声援を送り続けるぞ!
アヴァンティーおお、川崎〜おお、ララーラララーララーラ
フロンターレは、ここ(後半25分ぐらい)で向島選手(背番号11:FW)を投入。小林監督も積極的に得点を狙いに掛かったようだ。
というよりは、我武者羅に得点を狙う他ない。2点のビハインドを、懸命に追いかけるのみ。
対する浦和は、余裕の守りで、無理のないカウンター。完全に勝利パターンに入りつつあるようだ。
フロンターレの攻撃は、依然煮え切らない。鬱憤ばかりが蓄積する。

大石選手のバックパス

残念なのはバックパスが多い点
大石選手も消極的なプレー
もう得点を挙げる以外
残された道はないんだぞ〜


後半も30分を経過したのか、フロンターレに数少ないチャンスが巡って来た。
フロンターレの選手が、土橋選手に倒される。ゴール正面脇、絶好の位置でのフリーキックだ。
頼む!絶対に、絶対にゴールを決めてくれ!!
オーレ!オーレ!フーロンターレオーレ!!
フリーキックは浦和の選手に当たり、コーナーキックに切り替わる。まだチャンスは潰えていない。
大石選手のコーナーキックが、浦和ゴール前を猛スピードで横切る。これをヘッドで合わせ、先ずは1点だ!

・・・の期待も空しく、ボールは大きく返されて、センターサークルにまで戻ってしまった。
一度は攻め戻し、フロンターレのスローイン。だがこれも浦和にあっさりとボールを献上。
そして浦和の縦パス1本。岡野選手が俊足を飛ばし、ドリブルでフロンターレゴールに急接近。
もはやフロンターレの命運は尽きたのか。まだ残り時間は十二分にあるが、選手の動きは鈍くなる一方だ。

岡野選手の速攻

岡野選手を2人がかりで止める
もはや防戦一方のフロンターレ


残り時間も10分を切ったようだ。フロンターレは最後の切り札、森山選手(背番号9:FW)を投入し、一途の望みに託す。
頼むぞ!ゴリ!!、最後の最後、せめて1点だけでも決めてくれ。
オレ!オレ!オレ!川崎

防戦一方ながらも、運はフロンターレを見放さず。浦和は立て続けにファウルを犯し、またもやフリーキックが舞い込んできた。
原田選手が静かに身構えて、渾身のシュート!ボールは曲線を描き、浦和ゴールに吸い込まれたぞ!!
・・・を心に描いてはいたが、ゴールの枠には収まらない。時間はいたずらに、そして無情に過ぎ去ってゆく。

原田選手のフリーキック

この試合限りで、原田選手の勇士も最後なのか?
そんなの嫌だ!来年の元旦までは
フロンターレの一員だ!!



原田選手のFKは失敗

願い届かず、フリーキックは失敗
結局、最後のフリーキックになってしまった・・・


おーおおー、レッツゴ-川崎!
おーおおー、フローンターレ〜!!

渾身の力を振り絞り、サポーターは絶叫する。最後の最後まで、逆転勝利を信じて。
だが、淡い期待は実らなかった。浦和の優位を崩す術も無く、試合終了のホイッスル。
0−2で完敗。J1昇格の勢いに勝る事無く、川崎フロンターレ、今年の全公式戦は、残念な結果で幕を閉じました。

選手が挨拶

選手を暖かく出迎えるサポーター
この雰囲気、やっぱり最高です



森川選手が深々と頭を下げる

今年限りで柏に復帰する森川選手が
サポーターに向かい、2度も深々と頭を下げる
森川選手、昨年のJ1昇格劇
最大の功労者と言っても過言じゃない
2年間本当にありがとう
柏に戻っても頑張ってください


今シーズンも呆気なく終わってしまった。浦和サポーターの貫禄の表情を見つめながら、とぼとぼと帰路に向かう。
残念な結果でしたが、今の力で選手達は精一杯頑張った。惜しみない拍手を贈るばかりです。



ここで簡単に今シーズンを総括。リーグ戦年間最下位、余りに惨めな結末は、どのような理由を持っても、弁解の余地は無い。
苦労したJ1の座を、やすやすと逃した事実は、とても許容し難いし、今でも信じたくない。
だが、現実は過酷だった。無我夢中で掴んだJ1の座、単純な戦力補強で維持できる程、プロの世界は甘く、単純では無かった。
シーズン当初は悪くても中位は確保出来ると想像したが、逆にJ1の厳しさを味わう結果となった。

来年はJ2のスタート、心機一転出来るかはともあれ、また出直しです。
試合数も増加し、苦境が予想されるが、絶対に1年でJ1に復帰する。
それを信じて応援に励む、ただそれだけです。

私事ですが、年間を通して特定のチームを、アウェイも含め応援したのは、今年が最初の経験となります。
遠征中は孤独で(単にツアーに参加しなかっただけだが)ハプニングも多く、かなり危険に遭遇する場面もありましたが、今振り返るといい思い出ばかりです。
1年間応援し尽くした事を、自信と誇りに存じます。
来年もフロンターレの勝利と感動を追い求め、日本中をふろん太君と一緒に・・・は別にして、旅します。

最後になりますが、今年のサッカー観戦記は、本日の試合が恐らく最後です。
1年間つたない文章と、見栄えの悪い写真にお付き合いしていただき、誠にありがとうございました。
常に向上心を絶やさずに、よりよい内容を追い求めたく存じます。来年も宜しくお願い申し上げると同時に、深い感謝の言葉を申し上げます。


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