さあ、後半開始だ。数的不利のセレッソを、絶対に打ち破れ! ・・・が、開始早々にゴールを奪われ、再びリードを許してしまう。 セレッソのゴール裏が、恨めしい限り。 |
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気を持ち直し、応援再開だ! 我那覇選手(背番号27:FW)から、ベンチーニョ選手(背番号9:FW)にパスが通る。 シュートを放て!だが、セレッソの守備もベンチーニョ選手を取り囲み、決定的なチャンスは訪れない。 |
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応援団の集団から、コールリーダ吉野氏がひとり外れる。 フェンスの上を器用に歩き、バックスタンドに足を運ぶ。 |
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バックスタンドの観客に向け、恒例の盛り立て行事。 メガホンとフラッグを懸命に掲げ、応援への協力を呼び掛ける。 |
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ピッチではフロンターレが優位な展開。 セレッソのカウンターも即座に封じ、長橋選手(背番号20:MF)も積極的にボールに絡む。 ベンチーニョ選手とのコンビネーションも上々だ。 |
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そして入場者数の発表。 7,085人!正真正銘、等々力の今季最多動員数だ。 サポーターの絶え間ない努力が、この数字を生み出した。 |
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フロンターレにコーナーキックのチャンスが。 鋭いボールが、伊藤宏樹選手のもとへ。 だが、ボールの高さが中途半端だったのか、シュートは放てない。 |
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フロンターレは更に林選手(背番号19:MF)を投入。 右サイドを鋭く切れ込み、鈴木選手(背番号7:DF)のスライディングを外す。 直後、コーナーキックを得るが、どうしても同点ゴールを奪えない。 |
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攻めるフロンターレ、守るセレッソ。 フロンターレが積極的に縦パスを繰り出すが、セレッソも必死の守備で対抗。 ゴールが、どうしてもどうしても遠い。 |
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「旗振って くださーい!」 コールリーダーからの要請に対し、観客がフラッグを振り回す。 この青き思い、ピッチへ通じてくれ! |
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が、現実はどこまでも過酷だった。 後半終了間際、セレッソのカウンターで守備が崩れ、致命的な3点目を奪われた。 屈辱の失点に、サポーターも沈黙してしまう・・・。 |
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いや、まだ諦めないぞ! この願いが通じたのか、直後林選手がゴールを決め、点差は再び1に戻る。 勝利を信じ、最後まで、最後まで諦めてなるものか! |
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ロスタイムも刻一刻と流れ去る。 選手達も決して諦めない。青く燃え盛る等々力の地で、勝利を信じて。 最後の最後まで、決死の勝負を挑む。 |
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だが、奇跡は夢と化してしまった。 残された時間は余りに少なく、屈辱のタイムアップ。 選手達も無念の表情を浮かべる。 |
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懸命の応援も空しく、結果には結びつかなかった。 悲しむな!俺達は全力と尽くし、力の限り戦ったのだから。 この悲劇をバネに、これからも頑張ろう! 試合結果:川崎2-3C大阪 |
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