el equipo football night

〜 in TWO FACE − 日本 VS トルコ 〜



     
憧れの舞台W杯。しかし、チケットはプラチナペーパーと化し、誰もが生観戦を許可されない。
そこでビッグなイベントが。el equipo(何て読むの?)が企画する、「fooball night」。
クラブで仲間と集い、大型スクリーンを前にW杯観戦。皆と精一杯騒ぐも良し、カクテル片手にじっくりと観戦するも良しと、サッカーファンには興味深いイベントです。

今回のゲームは、決勝リーグに進出した我が日本代表が、ベスト8を賭けたトルコ代表との大一番です。
場所は浜松町の「TWO FACE」。私もカメラ片手に潜入し、電撃取材を敢行しました。
本音を漏らすと、某Fサポ系掲示板にて、お誘いを受けたからなのですが(笑)。
TWO FACE 浜松町の「TWO FACE」にLet's Go!
13時過ぎのチケット販売と同時に、日本代表サポーターが行列をなす。
あいにくの雨模様にも関わらず、ほとばしる熱気が肌に伝わる。
入場開始時刻と同時に、建物内へ。
薄暗い階段を上り、たどり着いたその先には・・・。
階段を上がる
沢山のサポータで埋まる 広大なルームと、巨大スクリーンが出現。
場内は重低音を効かせたBGMが、大音量で鳴り響く。
付近の椅子に腰掛け、カクテル片手に日本代表戦のビデオを見つめ、試合開始をしばし待つ。

・・・と、その間に場内は黒山のサポーターで、ぎっしりと埋め尽くされる。
日本代表のスターティングメンバーが発表されると、歓声が随所で沸き起こる。
待ち侘びたキックオフの時刻が迫る。
と、スタジアムで聞き覚えのある声と、乾いたラッパの音が。
メインステージ脇には、川崎華族が応援を仕切っており、私も飛び入りで参加。
さあ、ベスト8を賭け、全力で応援するぞ!
日本!日本!
川崎華族のメンバーと応援
日本が失点 だが、日本は早々に守備でミスを犯す。
続けてのコーナーキックから、トルコに不覚の先制点を喫してしまう。
サポーターからは悲鳴が交錯するも、直ぐに応援再開だ!
日本!日本!

しかし、背広姿の観客もちらほら。
皆様、お仕事はどうしたのかしら?
応援を仕切りながらも、テレビの画面にかじりつく面々。
西澤選手が、決定的な場面を生かせず、場内からは大きなため息が漏れる。
テレビにかじりつく
三都主選手のFKがバー 前半終了間際、三都主選手の絶好のフリーキックは、クロスバーに嫌われた。
日本、1点ビハインドのまま、前半終了。
応援もますますヒートアップ。後半もこの調子で頑張るぞ!
後半戦の応援が開始される。
日本、この時間帯は優位な展開だ。
絶好の機会に、サポーターも手拍子で応える。
応援にも熱が入る
ラッパもゴキゲン 日本がじわじわと、トルコを攻め立てる。
野崎氏のラッパも快調に響く。
鈴木選手がシュートを放てど、惜しくも外す。
それでも日本が絶好の場面は、なおも続く。
しかし、どうしても日本の同点ゴールが決まらない。
トルコの選手が担架でゆっくりと搬出されるシーンを、渋い表情で見つめる。
渋い表情のサポーター
不安そうなサポーター 時間は刻々と減少し、後半も残りは5分前後。
ここでトルコが選手交代。サポーターの表情にも、不安と焦りの色が浮かぶ。
トルシエ監督も最後の賭けに出た。
日本はチュニジア戦のヒーロー。森島選手を投入。
サポーターも力を込めて、懸命に声援を送り続ける。
逆転勝利を、ベスト8を強く信じて・・・。
最後の応援
日本敗戦にがっかりのサポーター だが、日本の快進撃もここまで。
トルコに一矢報いぬまま、非情の試合終了。
サポーターからは「あ〜ぁ」とため息が漏れ、直後小さな拍手が沸き起こる。
だが、敗戦ショックからか、サポーターはしばらく微動だにしない。
川崎華族のメンバーも厳しい表情を浮かべ、モニターをぐっと凝視する。
力を尽くした応援は天に届かず、日本代表に勝利を導けなかった・・・。
階段を上がる
この悲劇は絶対に忘れない。4年後のドイツ大会で、必ずやベスト8・・・いや、絶対に優勝を目指す!
日本代表の、更なる飛躍を固く信じて。


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