日本クラブユースサッカー選手権大会

〜 川崎フロンターレ U-18 VS コンサドーレ札幌ユース・U-18
in J-VILLAGE 〜



     
華々しきJリーグ。その晴れ舞台への舞台に立つべく、いわば登竜門。
そう、それがユースの世界。若きJ予備軍(世界を目指す人もいるでしょうが)が実力を競い合い、将来のビッグスターを輩出する役割も担っております。

・・・と偉そうに書きますが、当の私はユースへの関心が薄かった。
今回機会があり、ユース戦を初体験。その熱戦を目の当たりにすると、日本サッカー界の層の厚さには、驚嘆の一言であります。
一昔のプロと比較しても、実力は雲泥の差。日本人も良くぞ、ここまで上達したものだ。
J-VILLAGE やって来ました、J-VILLAGE。
全12面のサッカーコートを有す、日本最大のサッカー専用トレーニングセンター。
この地で若き選手たちの、熱戦の舞台が繰り広げられる。

※場所は福島県双葉郡楢葉町です
建物の反対側に、巨大な屋根が。
付近から歓声が響く。一体何の施設だろうか・・・。
この屋根は?
屋根付コート 正解は屋根つきのグラウンド。
多少の悪天候にも影響を受けない、素晴らしい環境が整っている。
他にも宿泊施設や会議室等も備え、実態は多目的な施設である。
早速、センターハウスへ足を運ぶ。
正面のエントランスホール奥手に、巨大スニーカーが鎮座している。
エントランスホール正面
アディダス社のスニーカー アディダス社の宣伝を兼ねた、歴代のサッカーシューズが展示されている。
こちらは1995年登場の、Predator II Rapiacr(多少スペルが違うかも)なるモデル。
場内には見学者向けの施設も用意。
これは、「Football Museum」。つまりはサッカー博物館。
フットボールミュージアム
カードを通すこと 入場の際は、入口脇の自動販売機で、カードを購入し、差込口にセットせねば。
無断で立ち入るとブザーが盛大に響き、結構恥ずかしい(私も間違えた)。
内部はこじんまりとした空間。
備え付けのモニターから、サッカーのテクニックを具体的に理解出来るコーナーもあり、より深い知識が得られる。
Football Museum内部
中山選手着用のユニフォーム 展示物を勝手にちょっとご紹介。
このユニフォームは、'98年フランスW杯でジャマイカ戦で中山選手(磐田)が着用したもの。
歴史的なゴールを生み出した、栄光のユニフォーム。
これはFIFAから贈呈されたメダル。
'99年に開催された、ワールドユースチャンピオンシップ準優勝記念らしい。
鈍い輝きが、実にまばゆい限り。
FIFAからのメダル
トロフィーの数々 他にもトロフィー等が多数展示。
全体的に旧年代の物が多く、やや新鮮味に欠く点は惜しいところ。
ラウンジからピッチを眺めると、若き選手たちの活気が溢れている。
次世代を担う選手は、この舞台から輩出される。
ピッチ
Pitch4前 フロンターレの試合が開催される、Pitch4前へ向かう。
だが、残念ながらグラウンドは、立入不可能。
入口には「IDカード無き者、立入禁止」とある。
見学者は別に用意された、専用エリアからの観戦となる。
(写真はトレーニングフィールドの入口。Pitch4では、バックスタンド側が開放されていた。)
関係者以外立ち入り禁止
足の裏の汚れを取る と、空Pitchが開放されているのを発見。
早速お邪魔。芝生にダメージを与えぬよう、足の裏を綺麗にしてから立ち入る。
芝生を手に取ると、一般的な芝よりもやたら油分と粘りが強い。
J-VILLAGEの芝種は、ケンタッキーブルーグラスとトールフェスクを混在したもの。
前者は耐寒性・生育性に長け、後者は本来は護岸用等であるが、万能的な性格を持つ(とのこと)。
両者を交えることで、互いの長所が引き出す狙いがある(ようだ)。
芝生
赤とんぼ 正午過ぎから、予選が開始。
フロンターレ戦までの間、熱戦に興じつつ、付近の自然も満喫。
お、懐かしき赤とんぼの姿が。
最近都会では見かけなくなったなぁ・・・。
さあ、若きフロンターレの選手が登場だ。トップチームに劣らぬ熱戦を期待するぞ!
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