川崎フロンターレ　ＶＳ　モンテディオ山形

〜　2003 J2 第5節　〜

平日初のホーム戦。超多忙なのは承知の上、意地でも死んでも応援するぞ！。
我が熱き魂は川崎にあり。だが・・・仕事が一向に終わらない。
かんち君、社会人の立場を完全放棄。仕事中にも関わらず、我を忘れて発狂状態。
試合だ！試合だ！試合だ！
試合に行きたぁぁぁぁぁっぁぁぁあぁっぁぁっぁぁぁっぁぁぁっぁ・・・・・・・・・い！！























[19:00]　キックオフ
かんち君、職場で打ち合わせ中。空しい気分で時刻を確認。
あらゆる手を尽くしたものの、願い届かずキックオフに間に合わず。
かんち君、社会人らしからぬ態度で、相当ふて腐れていた模様。

[19:20頃]　ミノ、先制点
かんち君、先制点を知る余地も無し。未だ打ち合わせは続行中。
頭は既にプッツン寸前、殆どヤケ状態。

[19:40頃]　ミノ、2点目を叩き出す
同刻に打ち合わせ終了。ようやく仕事から解放された（逃げ出した？）かんち君。
同僚への挨拶もそこそこに、等々力へ出撃。試合観戦はとうに諦め、試合後のスマスタブースの手伝い気分で出発。

[20:20頃]　ジュニーニョ、3点目
等々力は歓喜の渦に包まれる。かんち君、事実を知る故も無く、東横線の自由が丘駅付近を通過中。
通勤特急列車はぐいぐい飛ばすものの、異様に時間が長く感じられる。
かんち君、周囲を気にせずピリピリムードだ。

[20:28頃]　かんち君、武蔵小杉駅に到着
駅構内を猛ダッシュ。早速タクシーに飛び乗り、等々力陸上競技場へ。

かんち君：「等々力陸上競技場までお願いします。」
運転士：「とどろき？」
かんち君：「等々力陸上競技場です。」
運転士：「等々力？ああ、等々力公園ね。」
かんち君：「違います、競技場の方ですが・・・。」

かんち君、不運にも道知らずな運転士に遭遇だ。不況の折新米タクシー運転手が増加中も、この期に及び最悪のタイミング。
このままでは試合終了までに間に合わない。半ばキレ気味のかんち君、運転士に道案内を買って出る。
かんち君：「あ、そこの信号右に曲がれます？。そのままずっとまっすぐ進んでください。」
「その信号はずっとまっすぐに進んでください。」

[20:35頃]　かんち君、等々力陸上競技場付近へ
スタジアムの照明が実に眩しい。運転士は不慣れなハンドルさばきで運転続行。
かんち君は相当焦っているのか、運転士への指示が雑になってきた。
かんち君：「交差点の先を右に曲がってください（と言ったつもり）。」
運転士：「あ、ここでいいの？」
かんち君：「違います、もっと先です・・・。」

[20:38頃]　かんち君、等々力陸上競技場前へ到着
かんち君：「運転士さん、そこでお願いします。」
タクシーメーター：「カチャっ　（740円から810円に上がる音）」

停車と同時にタクシーメーターがカウントアップ。かんち君、渋々810円をお支払い。
かんち君、入口に向けて全力疾走。誰かがゴールを決めたのか、場内放送が反響する。
雨足も強くなり、競技場を去る客もちらほら。ドサクサに紛れてそのまま場内へ突撃を図るや、ボランティアスタッフに止められた。
ボランティアスタッフ：「あの、お客さま入場券・・・。」

この時間におよび、入場チケットが必要なのかぁ。社会常識知らずのかんち君、慌ててチケットを取り出した。
帰宅客をかきわけ場内へ。電光掲示板を確認すると残り時間は5分少々、スコアは4-1と圧倒リードではあるまいか。
かんち君、安堵のため息が漏れる。スマスタスタッフに挨拶を済ませ、短い応援に突入だ！。

辛うじて試合中に間に合った
僅かな時間でも、精一杯の応援だ
（それはウソ、実際はバックスタンドでおとなしく観戦）





到着してからあっけなく試合は終了
試合は大勝だし、最後に中村選手の
ゴールが見られたからよしとするか





試合後はいつものスマスタ活動
「選手への応援メッセージを受付中でーす」
「サポーター有志のブースでーす」

スマスタ活動も終盤に近づく。かんち君は後片付けの為、掲示板の撤去に取り掛かる。
掲示板：「ビリッ！」
ビニール製の掲示板は派手な音と共に切り裂かれた。掲示板を壁面から剥がす時、思いっきり破いてしまうとは。
かんち君、最後の最後まで失敗続き。全くトホホな観戦記でした。

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