台風接近の余波で豪雨の悪天候
競技場バックスタンドには屋根が無く
観客席下部のスペースで
到着したサポーターは、しばし雨宿り
キックオフ直前、大粒の雨が競技場を急襲
だが、サポーターの気合はみなぎっている
全力の応援を尽くし、4連勝を狙え！
ピッチ状況は最悪の一言
随所で水溜りが発生し、選手の足元は水しぶき
ボールの動きも重く、序盤は極度の不安定さ
甲府のコーナーキックで、フロンターレの守備が一瞬乱れた
あわや失点の危機を迎えたが
甲府も大雨の影響からか、シュートは放てず
ボールはゴールラインを割り、幸運にも命拾い
箕輪選手（背番号5：DF）が渾身のヘディング
大雨の影響は予想以上の影響を及ぼした
中盤のボールは動きが鈍く
フロンターレは守備が乱れる
対する甲府は、スルーパスを盛んに繰り出すものの
水溜りに阻まれ、ボールの動きは止まり
試合の主導権を握れない
大雨に敢然と立ち向かうのは、サポーターも同様
圧雲に覆われた空に腕をかかげ
気合満点の応援を続行する
アウェイのフロンターレ、悪天候で劣勢も予想したが
徐々に試合の主導権を握る
左サイドからフリーキックのチャンスを掴み
パワープレーで甲府に圧力を加える
甲府もホームの意地がある
フロンターレの弱点である右サイドを突き
盛んにプレッシャーを与えてくる
更に予想外のサイドチェンジを狙ったが
これは茂原選手（背番号14：MF）が
奈須選手（背番号28：DF）を好判断で食い止めた
フロンターレの優位は一転し
甲府の攻撃は鋭さを増す
低い大胆なパスを中央に繰り出し
手薄なフロンターレの守備網を狙う
甲府にペナルティエリアに侵入を許すも
岡山選手（背番号32：DF）が
懸命のスライディングで難を逃れた
甲府の鋭利なドリブルが牙をむく
奈須選手がDFとは思えぬ積極性で
フロンターレゴールを脅かす
フロンターレの窮地を
やきもきの表情を浮かべるサポーター
しかし、この心配は程なく消え去った
フロンターレは中盤から鮮やかなパスが炸裂
甲府のディフェンスは手薄となり
ジュニーニョ選手（背番号10：FW）が
タイミング良く飛び出し、独走で甲府ゴールに迫る
最後はGKの鶴田選手（背番号16）を
冷静にかわし、先制ゴールを叩き出した！
これで不安は一掃したぞ！
追加点を目指し、渾身の応援だ！！
甲府も失点の動揺は見せず、懸命の反撃
盛んに右サイドから攻め上がる
フロンターレはファイルの回数も増し
主審の判定に苛立ちの募る観客席からは
激しいブーイングが盛んに飛び交う
不満は捨て、前向きに応援しよう
雨に濡れたタオルマフラーを豪快に振り
気持ちを込めて応援に励む
サポーターの気迫とは裏腹に
雨は一向に衰えず、場内には霧が立ち込める
・・・はウソで、結露でカメラのレンズが曇っています
前半も間もなくロスタイム
同点で締めくくりたい甲府の猛攻に対し
岡山選手が派手なスライディングで対抗
水しぶきが豪快に弾く模様は
岡山選手の性格を物語る？
フロンターレサイドでの壮絶な攻防を経て
前半もロスタイムに突入
デジカメの設定変更中に
ジュニーニョ選手が待望の2点目をゲット
慌ててカメラを構えたものの
意味不明なショットでスンマヘン
観客席は歓喜に包まれた
サポーターは少々ハメを外し、柵外へはみ出す
程なく収拾と思いきや
脇から勇敢な？ボランティアスタッフが
応援の輪に飛び込んだ
サポーターに詰め寄ったその後は・・・
（以下自粛、熱くなるのはホドホドに、両者とも）
ハーフタイム中は一斉に雨宿り
サポーターはバックスタンド下に避難
余りの豪雨で、下着まで濡れてしまった方が続出
短い休憩も過ぎ去り、後半開始
前半の勢いをそのままに
甲府を一気に突き放せ！
しばらくゴール裏に居座り、撮影を続行
水しぶきの高さがより鮮明に写る
ただ、試合は平凡な状況が続き
際立ったシャッターチャンスは巡ってこない
期待した写真は得られず、観客席に舞い戻る
途中この角度からサポーターを撮影
下部からのアングルは興味深い
躍動感がゴール裏にも伝わるかのようだ
しばらくは甲府が優位な時間帯
サポーターの欲求不満もやがて過ぎ去り、反撃開始
・・・あれ！？またレンズが曇ってきた
レンズを拭いても、全然すっきりしないぞぉ
アウグスト選手（背番号4：MF）もかすんで見える
結露は更に酷くなり、撮影結果は散々
試合状況も平凡だったので、その後の展開は
思い切って省略（笑）
選手の皆さま、お疲れ様！
せっかくの感動も、結露で台無しだぁ〜
試合終了後しばらくし、皮肉にも結露が解消
ここで試合後のサポーターの姿を紹介
雨に濡れ、重く切れやすくなった巨大横断幕を
大勢のサポーターで丁寧に折りたたむ光景
見かけによらず、扱いはかなりデリケート
こちらも水分をたっぷりと含んだ帯
さて、どうやって水気を取り除くのか？
布なので単純に絞ればOK
ただし、サイズが大きいので、一人では無理
二人で協力し、力の限り絞って完了
この日は応援団「川崎華族」主催のバスツアーに初参加
ツアーを企画・手配をした川崎華族
悪天候の中安全運転に勤めた運転士の方
全力で応援を繰り広げた全てのサポーター
みなさま本当にお疲れさまでした