川崎フロンターレ VS アルビレックス新潟
〜 2003 J2 第37節 〜
日 時 | 2003年10月4日 14:04 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 21,393人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 0 | 新 潟 |
2 | 後 半 | 0 | ||
3 | 計 | 0 | ||
得 点 者 | ||||
ホベルチ | 1分 | |||
我那覇 和樹 | 85分 | |||
ジュニーニョ | 88分 |
「超」満員大作戦を銘打った、大一番の新潟戦
広報活動が功を奏し、開門前には長蛇の列
普段は開放されない7番ゲートも、この人数
(でも、新潟側はもっと凄かったとか)
開門1時間前に、川崎側(のみ)横断幕設置開始
新潟サイドにも深くえぐり
オレンジの侵食を防ぐ作戦(らしい)
この間、新潟サポーターは一切出入り禁止
この不公平感、良いんですか?>いいんです!
開門と同時に、新潟サポーターがなだれ込む
ビッグフラグを掲げ、早くも臨戦態勢?
キックオフを前に、川崎ゴール裏もびっしり埋まる
この雰囲気、この人波、昨年のセレッソ戦を彷彿させる
さあ、激戦の火蓋は切って落とされる
おお!バックスタンドは、燃え盛る青で一面覆われた
(写真をクリックすると、全景がご覧いただけます)
久々の2階席から、サポーターを激写
Gゾーンは普段の数倍の密度で埋まり
ピッチに向ける視線は真剣そのもの
(写真をクリックすると、拡大画像がご覧いただけます)
フロンターレが早速先制ゴール!
決定力不足が指摘された
ホベルチ選手(背番号9:FW)が
起死回生のゴールを叩き出す
キックオフから僅か1分、素晴らしいの一言である
一階席に戻り、Gゾーンに合流
階段の脇から、一風変わったアングルで撮影
凄まじい熱気が、階段の隅まで伝播する
この勝負を制し、川崎に引導を渡したい新潟
徐々に本領を発揮、フロンターレは
ゴール前で反則を犯し
至近距離からのフリーキックを与えてしまう
絶体絶命のピンチも、キックは壁に激突
狭い空間にボールが転々するも
最後は吉原選手(背番号17:GK)が押さえつけた
卓越したアウグスト選手(背番号4:MF)の突破力
新潟の選手と一対一になるが
巧みなフェイントで見事に振り切る
立て続けに襲う新潟の守備も
激しい当たりで対抗し、クロスを放り込む
心配された疲労も感じられず
フロンターレの強力な武器である
手に汗握る攻防に、Gゾーンのサポーターもヒートアップ
・・・で、前半の紹介は疲れたのでこれまで(爆)
・・・な訳で、後半開始
序盤は1点ビハインドの新潟が優位な展開
フロンターレゴール前に、危険なハイボールが飛び交うが
ボールは辛うじてゴールネット上
フロンターレも劣勢とは限らない
外国人選手の突破力を武器に
押されがちな展開の打破を狙う
Gゾーンは前半以上に燃え盛る
幾分新潟が優位な状況
それを打破するのは、気迫の応援をもって他ない
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)から
ホベルチ選手へのホットラインが炸裂
惜しくもホベルチ選手のファウルの判定となるが
新潟の守備陣も、圧倒的なパワーに押されがち
電光掲示板には、21,393人の来場者数
だが、選手もサポーターも一向に動じない
ピッチには緊張感が張り詰めている
そう、大観衆の感動は後でゆっくり味わえば良い
塩川選手(背番号15:MF 右)と
ファビーニョ選手(背番号9:FW 左)が
体を密着させての攻防
緊迫感溢れる攻防は、一向に途切れない
新潟の厳しい当たりに、フロンターレは負傷者が続出
ホベルチ選手がピッチに崩れ、苦悶の表情を浮かべる
結局はこのまま負傷退場
急きょ我那覇選手(背番号27:FW)が投入された
後半も残すは僅かである
後が無い新潟はパワープレーに突入
フロンターレのゴールをこじ開けるべく、必死の猛攻
フロンターレも懸命の守備で対抗し
緊張感の途切れは両者皆無
サポーターもここが正念場と心得ている
1点リードの余裕は微塵も見せず
危機を脱するべく、最後の力を振り絞る
サポーターの願いに、選手が見事に応じてくれた
守勢が続いたフロンターレにカウンターが炸裂
手薄な新潟の守備陣を振り切り
我那覇選手(背番号27:FW)が値千金の一撃
選手もサポーターも大興奮
特に渡辺選手(背番号30:DF)の喜びようは
自らがゴールを決めたかのようだ
興奮冷めやらぬうちに、ジュニーニョ選手がとどめの一撃
これで新潟に3点リード
後半も既にロスタイム、勝利はほぼ頂きだ!
サポーターは最後まで緊迫の応援
歓喜の中に適度な緊張感が
Gゾーンからゴール裏を、幅広く覆いつくす
勝利の瞬間と同時に
バックスタンドは青一色で染められた
宿敵新潟を自らの手で下し、J1昇格に希望を託した
Gゾーンの興奮は、この程度で収拾しない
岡山選手(背番号32:DF)のマイクパフォーマンスでは
用意された小麦粉が岡山選手がぶちまき
周囲は一面銀世界
選手が去った後は、封印していた「威風堂々」が復活
この勝利に酔いしれる暇は無い
次節の大宮戦が一週間後に迫る
最後まで可能性を信じ、懸命に戦おう
私の愛器、EOS Kiss Digitalも小麦粉が付着
幸いに実害はゼロ、ブロアーで小麦粉は一掃され
何事も無く一件落着
え!?高価なカメラに被害で怒らないかって?
私自身、Gゾーンの掟は心得ているつもり
応援をする以上、この程度は覚悟の範疇ですな
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:吉原 DF:伊藤(宏)・渡辺・箕輪 MF:アウグスト・山根・茂原・今野・塩川 FW:ジュニーニョ・ホベルチ SUB:浦上・岡山・我那覇・鬼木・中村 |
<フロンターレの選手交代> |
茂原>鬼木(45分) ホベルチ>我那覇(74分) 山根>岡山(76分) |