鹿島アントラーズ VS 川崎フロンターレ

〜 2004 練習試合〜

     
鹿島神宮 今年最初の観戦は、鹿島アントラーズとの練習試合。
今回はサポーター主催のバスツアーに参加。道中鹿島神宮で必勝祈願。
J1昇格へ熱心な願いを託す。
・・・はウソです。面倒臭かったので必勝祈願はしていません(笑)。
私の興味は鹿島神宮鹿の大群。
他のサポーターも興味心身、金網越しに鹿をみつめる。
鹿
鹿を撮影 懲りずにここでもカメラを構える。
鹿島神宮の鹿は飼い慣らされているためか、凛々しさは程々。
温和な表情に、心が和まされる。
ここをクリックすると、別の拡大写真がご覧頂けます。)
モデルになったお礼に、人参をプレゼント。
おお、人に慣れているだけあり、鹿島の鹿はかわいいなぁ〜。
お礼
カシマスタジアム カシマスタジアムは2000年のJ1シーズン以来、4年弱振りの訪問。
W杯の拡張工事で、観客席が2階建て、壮観なスタジアムに変貌。
こんな素晴らしい環境で練習試合とは、幸せの言葉以外浮かばない。
さあ、待望のキックオフが迫る。
・・・あれ!?、キックオフの時間にも関わらず、ピッチでは鹿島の選手が記念撮影。
撮影が終わると選手は引き上げ、ピッチには再び静寂が。
その後も延々と待ち続けど、試合が始まる気配はかけらも見せない。
試合が開始されない
ジーコの巨大旗 そんな間にバックスタンドには「SPIRIT OF ZICO」の巨大旗が。
おーい、ジーコはどうでも構わないから、早々に試合を開始してくれ。
スタジアムの冷え込みは一気に加速。何もアナウンスもされずに待たされるとは、幾ら練習試合でも失礼では。
当初の時刻を30分以上経過し、ようやく選手達がピッチに登場。
J1昇格を託された最強の戦士達。その仕上がり具合が楽しみだぁ。
ようやく選手が登場
フロンターレが攻め込む 試合内容は面倒なので、大幅にカット(笑)。
フロンターレの攻撃の形は、一言で述べれば結構強化された印象。
フリーのスペースにマルクス選手(背番号11:FW)が飛び出し、中盤から鮮やかなパスが通る。
だが、相手は試合巧者の鹿島。コースを素早く防ぎ、簡単にはチャンスを与えない。
攻撃の集中力も鹿島が上手。ゴール前の混戦から一気に叩き込まれ、敢え無く先制ゴールを献上。
ディフェンス面の課題は、余り改善されていないのかも知れない。
鹿島が先制ゴール
ジュニーニョ選手が攻め込む だが、対するフロンターレも遠慮は無用。
王者鹿島相手に、決してひるまない。
その後は互角の展開。すると左寄りのスペースを、ジュニーニョ選手(背番号10:FW)が駆け上がり、落ち着いてクロスを放つ。
そこに飛び込んだのは、川崎が誇るストライカー我那覇選手(背番号9:FW)。
鮮やかな回し蹴り?で、難しいクロスをダイレクトに弾き込む。
相手GKも反応出来ず、早々に同点に追いついた。
我那覇選手のシュート
鹿島も反撃 けれども、同点如きで動じないのが、常勝軍団鹿島の強み。
すかさず猛反撃を披露。名良橋選手(背番号2:DF)がアウグスト選手(背番号4:DF)を振り切り、強烈なクロスをお見舞い。
鹿島の攻撃陣が、フロンターレゴール前に一気集結、怒涛の攻撃を浴びせまくる。
懸命の防御も実らず、程なく2点目を献上。
前半は2-1で、鹿島が1点リードで折り返す。
鹿島が突き放す
我那覇選手 続けて舞台は後半。寒さも厳しく体が身震い。
ピッチ上はそこそこ熱い戦い。今年から背番号が9の我那覇選手も、中盤でも積極果敢にボールに絡む。
昨年以上にボールへの執念が増した印象を受ける。
小笠原選手(背番号8:MF)に山根選手(背番号6:MF)が絡む。
だが、相手はさすが日本代表。J2の実力では必死に食い下がるのもままならない。
結局はファウルで止めるのが精一杯。
小笠原選手
アウグスト選手のフリーキック が、ここでフロンターレがフリーキックのチャンス到来。
蹴るのは当然アウグスト選手。長い助走から左足が振り抜かれ、強烈な弾丸が鹿島ゴールを襲い掛かる。
最後は昨年のJ2ゴール王、マルクス選手が鹿島ゴールのネットを揺らす。
抜群のコンビネーションが生み出した、素晴らしい一撃であった。
マルクス選手が決めた
マルクス選手 このゴールでマルクス選手が更に調子を上げた。
鹿島のバックパスを見逃さず、大胆にGKの曽ケ端選手(背番号21)に迫る。
曽ケ端選手は慌ててキック。ボールはサイドラインを割り込み、相手のミスを誘発。
京都パープルサンガから移籍の町田選手(背番号19:FW)も、シャープな動きを披露。
ボールを得るや迷うことなく前進。この積極性は特筆モノであろう。
町田選手
鬼木選手 鬼木選手(背番号7:MF)も昨年以上に攻撃性を高めた印象。
ラインを割りそうなボールも一生懸命追い、背後からのプレッシャーにも必死に耐え、懸命にボールをキープ。
この姿勢の変化は、チーム内の競争意識が高まった賜物であろうか。
後半も残り僅か。このまま行けば鹿島に大健闘のドローか。
・・・はさすがに甘かった。終了間際にセットプレーから3点目を献上。結果は3-2とくしくも惜敗。
最後で鹿島に3点目を献上
バックスタンドも開放 最後にスタジアムの様子を2枚。
練習試合なので、メインスタンドのみ開放。
だが!、観客が途切れること無く流入。メインスタンドには空き席が無くなり、ついにバックスタンドも開放。
練習試合なのに、ウチのリーグ戦以上と思われる観客数には仰天。
ゴール裏席が開放され、メインスタンドはようやく余裕が生まれた。
でも、これだけぎっしり詰まっているとは・・・、正直感服の一言です。
もの凄い観客



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