ベガルタ仙台 VS 川崎フロンターレ
〜 2004 J2 第4節 〜
日 時 | 2004年4月3日 14:04 | |||
試合会場 | 仙台スタジアム (宮城県仙台市) | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 17,317人 | |||
試 合 結 果 | ||||
仙 台 | 2 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
0 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
佐藤 寿人 | 2分 | 81分 | アウグスト | |
佐藤 寿人 | 42分 |
バスツアーで仙台スタジアム入り
豪勢にも選手と同じ駐車場に誘導された
が、その実3連敗で神経質とも言われる
仙台サポーターとのトラブルを避けるため
正面入り口から隔離された処置とも
久々の仙台スタジアム
熱狂的な仙台サポーターに早くも圧倒・・・のつもりが
反対側の観客席には熱気が乏しい
これも3連敗の影響であろうか
少々拍子抜けするが、スタジアムの一角には緊迫感が
アウェイ側観客席は頑丈なフェンスで囲まれ
その脇には緩衝地帯が設置
サポーター同士のトラブルを回避する
強い意志が随所で感じられた
キックオフは間近である
反対側はオレンジで一色に染まる
以前よりは若干衰えたが、仙台独特の
アウェイの凄まじさが、肌にひしひしと伝わってくる
我らがフロンターレも負けてはいない
狭いアウェイ側エリアは
立ち見客が出るほどの密集地帯
4連勝を目指し、気迫の応援が火蓋を切った
だが、いきなりショッキングなシーンが
仙台のセットプレー、相手選手の突進を
佐原選手(背番号3:DF)が倒してしまい
痛恨のPKを献上
まさかの場面に、サポーターも一気に怒りの形相
激しいブーイングを浴びせるが
判定が覆ることなく、PKを迎えてしまう
圧倒的な仙台サポーターの声援と
フロンターレサポーターの怒声が飛び交う中
佐藤選手(背番号11:FW)のPKは
無情にもゴールに吸い込まれてしまった
悔しいがここから反撃するぞ!
この失点でサポーターの心に炎がともる
反撃を期待すべく、懸命に声援を送る
燃えたのはピッチ上の選手も同じ
同点を狙うべく、激しい攻撃を展開
何度もコーナーキックを繰り返すなど
仙台に厳しいプレッシャーを与える
対する仙台も、フロンターレからボールを奪うや
スピーディーなサイドアタックを披露
佐原選手もPKの失敗を取り戻すべく
サイドから厳しい当たりで速攻を封じ込める
フロンターレもジュニーニョ選手(背番号10:MF)が
軽快な一撃を放つ
選手の気合は十分、しかし気合が先走っているのか
個人の突破が目立ち、ボールの繋がりはやや乏しい
この日のサポーター、かなり燃えています
燃えて燃えて燃えまくり
圧倒的な仙台の応援パワーを打ち砕け!
サポーターのボルテージは急上昇
ピッチ上の緊迫感も急上昇
両者のスピードは一気に増し
ボールはピッチを素早く動く
仙台の攻撃も例外なく、厳しい展開
不安が残るフロンターレの守備は
不安定さが垣間見れる状況
フロンターレの攻撃は、強引な突破(だけ?)が特色
アウグスト選手(背番号4:MF)が
仙台の選手を振り切り、一気に前へ
仙台のゴール前でボールを逆方向に振る
低いクロスが仙台ゴール前を横切る
最後は選手が飛び込んだものの
あと一歩及ばず、ゴールは奪えなかった
相変わらず応援は燃えています
フロンターレの攻撃は強引さが先走るが
それがかえってサポーターの闘志を
引き出しているのか
とにかく半端じゃなく燃えています
レッツゴー、レッツゴー(ドンドン)
レッツゴー、レッツゴー(ドンドン)
前半も残り5分前後
フロンターレはセットプレーのチャンスを掴み
仙台ゴール前で激しい攻防
だが、仙台の守備も相当固く
懸命に攻めるものの、ゴールを割るには至らない
逆に仙台が攻勢を強め
前半終了目前にして、フロンターレはピンチの連続
ああっ!、フロンターレは痛恨のクリアミス
それを佐藤選手に拾われ
手薄なゴールへ急接近
吉原選手(背番号17:GK)の前進を
あざ笑うが如く、絶妙のループシュートが放たれた
無人のフロンターレゴールに
ボールは大きく弾みつつも吸い込まれ
痛恨の2点目を与えてしまった
ミスを悔やむ渡辺選手(背番号30:DF)は
ひざを突き、しばらくその場を動かなかった
この程度で諦めるものか!
まだ試合は半分、逆転のチャンスはいくらでもある
さぁ〜、後半がスタートだ
2失点はプレッシャーどころか
サポーターにの気持ちを更に高揚
大逆転を固く信じ、気勢をあげる
燃えて燃えて燃えまくれ
凄まじき熱気はスタンドをも揺れ動く
・・・ウソです、単にカメラを傾けただけ(笑)
サポーターの気持ちにこたえるべく
我那覇選手(背番号27:FW)が
相手選手に囲まれつつもシュート
残念ながら、このシュートは勢いが弱かった
フロンターレのゴールにかける執念は
圧倒的仙台サポーターを前にしても、一切薄れない
コーナーキックから激しい攻防を披露
攻撃も応援も、執念の炎は高く燃え上がる
久野選手(背番号8:MF)から
ボールは我那覇選手へ
ゴール前で高桑選手(背番号22:GK)と
紙一重の接触で転倒
我那覇選手が珍しくヒートアップ
仙台の異様な熱気が、興奮を招いているのか
それもそのはず、ぎっしりと埋まる
仙台サポーターの声援は脅威
間近でプレーする選手にとって
12番目の選手は予想以上の圧力なのか
サポーターの興奮も俄然アップ
気合の入れ方は半端じゃ無い
燃えています!
燃えています!!
燃えています!!!
燃えています!!!!
燃えています!!!!!
!!!燃えています!!!
大人しい中村選手(背番号14:MF)も
たくましく前進、燃えています
異様な雰囲気は、ケンゴに強引な突破を招く
写真も徐々に燃えつつあります(ウソ)
サポーターの精神も燃え盛る
熱く熱く熱く燃え盛れ!!
アウグスト選手が渾身の突破
ゴールへの執念が燃えているぞ!!
そして、アウグスト選手が激烈な一撃!
青い炎がほとばしり
鋭い弾丸が仙台ゴールを襲い掛かる
ボールは仙台ゴールを深く突き刺さる
遂に1点返したぞ
もっと燃えて燃えて燃えまくり
仙台から大逆転を奪い取れ!!
このゴールでサポーターは一気呵成
心の炎が灰になるまで声援を送れ
燃えて、燃えて、燃え尽きろ!
ガナピー、倒されても再び立ち上がれ
攻めて攻めて攻めまくれ
奇跡の大逆転で、4連勝を掴み取れ!
・・・が、無情にも仙台に敗戦
試合終了と同時に燃え盛る炎は鎮火
スタジアムには仙台サポーターの歓喜が響き渡る
勝利と地下鉄はむなしく走り去る・・・
あぁ、地下鉄の顔もフェンスで遮られ
無情なまま仙台を後にする、とほほ・・・
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:吉原 DF:伊藤(宏)・渡辺・佐原 MF:久野・鬼木・アウグスト・ジュニーニョ・木村 FW:マルクス・我那覇 SUB:下川・寺田・中村・町田・山根 |
<フロンターレの選手交代> |
マルクス>中村(25分) 鬼木>町田(45分) 久野>寺田(68分) |