開門直後のGゾーン
座席には既にバンデーラが置かれ
90分の熱き舞台への準備は着々
対する甲府は宙刷りバンデーラ
配色が美しい、鳥栖あたりでやればウケそうな感じ
バンデーラを掲げて応援開始
10連勝を目指し、熱き戦いは火蓋を切った
梅雨の中休み、初夏の日差しを浴び
今日もサポーターは絶叫
あれ！？写真下にカメラを構える者を発見
ずっとサポーターを撮っている、どうやら私と同類族か？？
それはともかく試合に戻る
序盤は甲府が優位な試合運び
フロンターレは反応がいささか鈍いが
守備は何とか対応、甲府の決定機を封じ込める
ワンチャンスを得たフロンターレではあったが
以前甲府が勢いを保つ
須藤選手（背番号9：FW）がヘディングシュート
これはゴールを外れて難を逃れる
甲府の斜め角度のシュートを
吉原選手（背番号17：GK）がパンチング
甲府の攻撃にてこずるものの
抜群の防御率を誇る守備陣がゴールを許さない
ゴール裏からも強力な援軍が
甲府のコーナーキック、大旗を低く揺らし
甲府の選手に視覚妨害を与える
効果が現れたのか、甲府のキックは流れ
フロンターレが逆襲体勢へ突入
徐々にではあるが、風向きはフロンターレへと傾く
強風がピッチに吹き荒れる中
熱い声援は更に力を増す
フロンターレは全体の動きが多少ぎこちない
普段の爆発力は影を潜めがち
決して悪くは無いが、然程良い印象も受けない
シュートもそこそこ放つものの・・・
つまりは・・・なんだろ
言葉に迷うが中途半端か？？
妙にぱっとせぬまま後半突入か・・・
おおっ！マルクス選手（背番号11：MF）が
ペナルティエリア内で倒された
やったぞ！PKをゲットだ
キッカーはジュニーニョ選手
不規則に左右に体を揺らしながら
ボールへとゆっくり向かう
だが、その動きも妙な感覚
さすがに先制ゴールは頂きであろうが・・・
嫌な予感が的中、蹴ったボールは
阿部選手（背番号1：GK）の飛んだ方向
ボールは弾かれ、絶好のチャンスを逃してしまう
まさかのPK失敗に、Gゾーンもしばし騒然
・・・で、手短に前半終了（爆）
本日もお疲れ様のカンチ君、手短過ぎてスマヘン
さぁ〜、後半開始が迫る
Gゾーンにサポーターが再び集結
頼むぞぉ〜、劇的ゴールを決めてくれ
その気持ちが早々にピッチに届く
後方から走りこんだジュニーニョ選手に
クロスボールが渡る
甲府の選手を冷静にかわし、甲府ゴールへ迫る
GKの飛び出しにも冷静に対応
軽く浮かしたボールは、甲府ゴールに吸い込まれた
蹴ったところが見えませんが、待望の先制ゴール！
この瞬間をどれだけ待ちわびたか
サポーターも喜びを大爆発
追加点を目指し、応援にも更に熱がこもる
立て続けに攻め立てるフロンターレ
右サイドから長橋選手（背番号20：MF）が切れ込む
甲府の選手を鮮やかにかわし
フリーの体勢で、甲府ゴール前にラストパスを供給
そこにいたのは我那覇選手（背番号9：FW）
甲府の守備を冷静に振り切り
瞬く間に2点目をゲット！
コーナーポールを引き抜いて、歓喜のポーズ
いいぜぇ、アクションも段々派手になってきた
選手の頑張りに、サポーターも応援で応える
両腕を力強く振り上げ、応援は勢いを増す
後はマルクス選手が決めるのみ
負けじとシュートを放つが、GKに弾かれる
マルクス選手のゴールを引き出すべく
熱烈な「マルクス」コールが沸き起こる
マルクス選手のゴールが見たい
サポーターの誰もが期待し、気持ちを込めたコールは続く
2点リードを喫した甲府も必死に反撃
だが、反撃の力は弱く
フロンターレの守備陣が冷静に対応
安定した守備力を前に、甲府もなす術が無い
フロンターレは立て続けに甲府を攻め立て
一方的なペースへと流れ込む
右サイドから長橋選手が鋭いクロス
ジュニーニョ選手がダイビングヘッド
惜しくも届かず、ボールは逆サイドへ
甲府の守備は後手に回り、なす術が無い
甲府ゴール前、今野選手（背番号18：MF）が
長身の選手に負けじとジャンプ
落としたボールを、ジュニーニョ選手が強烈な一撃
ボールは僅かに浮いてしまい
ゴールポストぎりぎり上を通過
残念ながら、マルクス選手のシュートは見られず
だが、地味ながらもアシストの数々と
甲府の反撃を封じた早いチェックは、誰もが拍手
甲府に反撃を許さず、2-0で勝利
これで遂に10連勝、この勢い一体はどこまで続く！？
この日は「お立ち台」は登場せず
・・・と思ったら、最後に訪れた吉原選手に「お立ち台」が
完封勝利に吉原選手もご機嫌
選手達のお立ち台を見たいあ・な・た
是非とも等々力に来てね