川崎フロンターレ VS 湘南ベルマーレ
〜 2004 J2 第25節 〜
日 時 | 2004年7月31日 19:04 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 7,387人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 湘 南 |
2 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
ジュニーニョ | 52分 | 89分 | 柿本 倫明 | |
ジュニーニョ | 81分 |
等々力の夏は灼熱地獄
・・・と、ゴール裏に涼しげな?青い物体を発見
その正体は数多のポリ袋
水戸戦より本格的に開始された
ポリ袋を振っての応援活動
さて、浸透度はどの程度か?
そんな間にも熱戦開始の時刻が迫る
対戦相手の湘南は下位に低迷しつつも
戦力のバランスに長け、決して侮れない相手
DFに怪我人続出のフロンターレ
守備力の低下をどうカバーするのかが見ものである
<このページをご覧頂いている皆様へ>
身勝手カンチ君は夏バテと休日出勤で、本日もくたばっております
本日もいい加減な内容でごまんなさい
守備の不安が的中したか、湘南が早々に攻め立てる
素早いパスワークから、Mr.湘南、高田選手
(背番号9:FW)のシュートの体勢
谷口選手(背番号29:DF)の反応も遅れがち
不穏な空気が流れる中、フロンターレにスルーパスが飛び出し
前線のジュニーニョ選手(背番号10:FW)へ
湘南の隙をつく鋭いパスは
湘南のGK小林選手(背番号16:GK)ががっちりセーブ
マルクス選手(背番号11:MF)がゴール前でボールをキープ
しかし、湘南の北出選手(背番号17:DF)が立ちはだかり
思うようにコントロール出来ず、チャンスは潰えてしまった
初スタメン、谷口選手も積極的にボールを飛ばす
このパスは高く浮き過ぎたのか、小林選手がキャッチ
メンバー変更の影響は誰の目にも否定出来ず
攻撃のスピード・リズム共に、本来の姿とは程遠い
本ページ初、ゴール裏のポリ袋応援帯の全景を紹介
どこかの掲示板で袋が風に流され
ピッチに入った等との情報(ガセネタ?)もあるが
見た所その気配も無いし
この日に限れば、試合中も特に混乱は無かった印象
迫力面ではまだこれからの感が強く
本格的に定着にはまだ時間が必要か
Gゾーンに戻ると、湘南が反撃の時間帯
湘南の動きに対する反応がどうしても鈍く
再三危険なシーンを迎えてしまう
佐野選手(背番号20:FW)の一撃は
辛くもゴールから外れた
その直後にもクロスから、湘南にヘディングシュートを許してしまう
湘南の積極性に、フロンターレは守勢を強いられる
湘南がコーナーキックの場面
サポーターから激しいブーイングが発せられるが
気持ちを即座に切り替え
ゴールを死守すべき、熱い声援を送る
湘南の猛攻を何とか断ち切り
フロンターレは一気に前線へフィード
高いボールにアウグスト選手(背番号4:DF)が反応するも
首付近の扱いの困難なボール
何とか地面に落として押し込みを図るが
湘南も必死に食い下がり
ゴールには後一歩で届かない
煮え切れない試合状況に
サポーターも応援を仕切り直す
周囲は心地良い程度に気温も下がり
サポーターの声援も快調に響く
微妙な試合状況の中、フロンターレに幸運が舞い込んだ
湘南の金選手(背番号29:MF)が
この日2度目の警告を受け退場処分
これで数的優位に立ったフロンターレ
後は欲しいのは先制ゴール
ボールを中盤で回し、中村選手(背番号14:MF)が
豪快なミドルシュートで場内を沸かす
しかし、湘南に数的不利は見受けられない
高田選手の突進に対し
谷口選手の対応も依然と中途半端
高田選手のクロスボールはサイドネットに突き刺さるも
クロスを許すあたり、守備力の低下は隠せない
我那覇選手(背番号27:FW)の一撃も
湘南ゴール前を無情に過ぎ去ってしまう
この後も湘南の反撃を受け
11対10のメリットを享受出来ぬまま、前半終了
ゴール裏のポリ袋応援集団より、後半開始のホイッスル
大旗を振ったり、ポリ袋を振ったりと
応援が実に忙しそうだ(笑)
Gゾーンでは応援家がスルードなる太鼓を叩く
ラテンな打音が、等々力の夜に響き渡る
(撮影:きらめきカメラマン○清水)
熱狂的な音色に乗って、フロンターレも調子が上がってきた
長橋選手(背番号20:MF)も痛快なミドルシュート
これは相手選手に激突するも
明らかにフロンターレに傾斜しつつある
サンバの打音は、ブラジルトリオの心も高揚させた
サイドからアウグスト選手が低いクロス
そこにジュニーニョ選手が詰め
待望の先制ゴールが舞い込んだ!
(写真が撮れなくてスンマヘン)
ゴールを決めたジュニーニョ選手は
ゆっくりとサポーターの元に駆け寄り
スパイクを脱いで受話器のポーズ
これぞ、ブラジル流サンバポーズ??
均衡を打ち破る一撃に、サポーターも絶叫
サンバな熱い打音に乗って
力強い応援はもう止まらない
追加点を目指し、フロンターレイレブンが邁進
中村選手も中盤からぐいぐい飛ばし
ゴール正面へ向け突き進む
ボールは我那覇選手(背番号9:FW)に託され
素早い一撃を披露
足の負傷の影響も心配されるが
ピッチ上で目立った影響は感じない
久野選手(背番号8:MF)も負けじと、積極果敢に前線へ
湘南の守備が不安定な隙に
追加ゴールを奪う意欲は十分
後半も半ば頃、フロンターレが一方的に攻め立てる
フロンターレが押しまくる展開に
サポーターの応援にも力がみなぎる
Gゾーンは熱い汗が飛び交い
凄まじい熱気で選手をサポート
途中交代の今野選手(背番号18:MF)も気迫のプレー
前線に飛び出たボールを、全力疾走で追いかける
ボールはゴールラインを割ってしまったが
観客席から温かい拍手が沸き起こる
数的不利な湘南は、ロングパスを軸に反撃
攻撃が長く、守備が手薄なフロンターレであったが
吉原選手(背番号17:GK)の集中力は途切れず
湘南にゴールを許さない
熱い応援は更にヒートアップ
応援をリードするフェンス上のサポーターは
体を上下に激しく動かし
沢山のGゾーンのサポーターを鼓舞させる
だが、湘南の反撃も侮れない
数的不利にも関わらず、運動量は一向に低下しない
サイドを深くえぐり、コーナーキックから
フロンターレゴールを脅かす
ゴール前の混戦も、マルクス選手が大きくクリア
必死に耐えしのぐフロンターレ
湘南の予想外の闘志に
フロンターレサポーターに緊張感が走る
ゴール前の度重なる危機に
懸命の応援で反撃の時を待つ
苦境のフロンターレであったが、ついに吉報が
反撃からゴール前、サイドのこぼれ球を
ジュニーニョ選手が押し込み、待望の追加点!
この瞬間を誰もが待ちわびた事か!
2点目が決まり、重い束縛から解放された
サポーターは、一気に喜びを爆発させた
後は勝利を信じ、力の限り応援だ
だが、この後は湘南が奮闘
運動量が落ちたフロンターレの守備を崩すべく
柿本選手(背番号32:FW)の一撃が決まってしまう
その後も湘南が猛然と攻め立て
辛うじて1点差で切り抜けた
ホームの無敗記録は続いたものの
手薄な守備での不安を残した一戦
観客席にも安堵の声が漏れ、熱い夜は幕を閉じた
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:吉原 DF:谷口・渡辺・箕輪 MF:アウグスト・中村・久野・長橋・マルクス FW:我那覇・ジュニーニョ SUB:浦上・木村・山根・今野・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
谷口>今野(66分) 我那覇>黒津(75分) マルクス>山根(89分) |