等々力の空は暗く濁り、あいにくの雨模様
アウェイ側のゴール裏を見渡しても
人の気配は感じられない・・・
・・・いや、辛うじて人影を発見
鳥栖から駆けつけた少数精鋭のサポーター達
以前のフロンターレも、遠方のアウェイではこの程度
対するフロンターレはご覧の通り
雨など一切関係ないとばかりに
Gゾーンは青く埋め尽くされた
・・・としたいところだが、少々画角を広げれば
晴天時の密度には遠く及ばない
特に周辺部が少ない・・・と思いつつ
キックオフの笛が、盛大に鳴り響く
極めて無難な立ち上がり
箕輪選手の出場停止で、守備が不安視されたが
鳥栖の攻撃にも動じることなく
スタートから安定度の高い守備を披露
これはアウグスト選手（背番号4：MF）がカット
フロンターレが即座に逆襲へと転じ
フリーキックの場面では、大胆にも
ゴール前には佐原選手（背番号3：DF）の姿
セットプレーでゴールを奪う公算か
数分後、その積極性が早速実を結んだ
本人曰く「たまたま転がっていたボールを蹴った」一撃は
鳥栖ゴールを力強く貫いた
鳥栖から早々に、先制ゴールをゲット
先制ゴールで、サポーターの心に炎がともる
いささかおとなしい応援が、一転してヒートアップ
封印が解けた如く、躍動感溢れる応援に変貌
＜このページをご覧頂いている皆様へ＞
カンチ君は職場泊（結局はホテルに行ったが）につき、疲れて試合内容をド忘れました
今更ながらの手抜き写真館でごめんな歳
彰とベティ、かつての富士通社員同士、激しい火花を散らす
逆襲からマルクス選手の一撃
拳をあげるサポーター、AVANTEの力みなぎる声援
ジュニーニョ選手の卓越した突破力
鳥栖は打つ手が見出せない
猛攻を耐えた鳥栖も、徐々に反撃体制
寺田選手が果敢に空中戦に挑む
鳥栖が鋭く、ゴールライン際を切り込む
一瞬の隙が命取りになりかねない
鳥栖の反撃に立ち向かう、Gゾーンのサポーター
絶え間ない跳躍で、ピッチに熱いエールを送る
場内を襲う大粒の雨、激変する天候は激しい戦いを呼ぶ
大雨に立ち向かうのは、サポーターも同じ
髪と腕にしたたる水滴に、毅然と立ち向かう
・・・てな訳で、後半突入（手を抜きすぎ）
僅かな休息を経たサポーターは
再び応援の舞台に戻ってきた
混戦からマルクス選手が突破を図る
相手GKが飛び出すも、ペナルティエリア外
絶好の時間帯で、PKをゲット
蹴るのはジュニーニョ選手、この男しかいない
PKは鳥栖のゴールを、大きく揺らす
冷静に決めたジュニーニョ選手が、歓喜のポーズ
このゴールで、サポーターは更に活気付く
躍動感に溢れ、応援は一層加速する
鳥栖はコーナーキックから空中戦を仕掛ける
これはゴールポストに嫌われた
運もフロンターレに味方する
飽くなき意欲で、フロンターレが追加点を狙う
長橋選手（背番号20：MF）も
シャープな動きで突破を狙う
押されがちな鳥栖ではあるが
伊藤選手（背番号19：MF）が一人火を吐く
古巣に対し、遠慮の素振りは皆無
セットプレーから、谷口選手（背番号29：DF）が渾身のヘッド
これは惜しくも、GKに弾かれた
セットプレーに留まらず、サイドからの突破を図る
DFとは信じ難い、攻撃への強い意欲
レギュラー奪取へ猛烈なアピール
その意欲に触発されたか
絶好のボールにマルクス選手（背番号11：MF）
前線を冷静に見計らい、痛快な一撃！
ショートは鳥栖ゴールに吸い込まれた
ブラジルコンビで、歓喜の抱擁
圧倒的な試合状況ではあるが
サポーターは応援の手を決して緩めない
大きな目標に向かい、決死の声援が響く
後方座席からも、熱い雰囲気が伝わる
その想いに、ジュニーニョ選手が応えてくれた
中盤から破竹のドリブル
鳥栖の選手を続々と振り切り
最後はGKをもかわし、4点目をゲット！
圧巻なドリブルショーに
フロンターレイレブンも、満面の笑みを浮かべる
ジュニーニョ選手は、もはや誰も止められない
再び鳥栖ゴールを急襲
GKも華麗にかわし、とどめの5点目をゲット！！
ゴールラッシュに活気付くサポーター
後は我那覇選手（背番号9：FW）が決めろとばかしに
盛大な我那覇ゴールが沸き起こる
熱烈な声援にも、我那覇選手は冷静
サイドに引き気味のポジショニングを保ち
黒子役に徹しているかのようだ
それでも、ゴールへの執念は揺ぎ無い
最後の一瞬まで前進を怠らず、執念を燃やす
このまま鳥栖を完封、5-0と勝利を飾った
雨の中90分間戦い続けたサポーター
勝ち点も驚愕の80に到達
偉大な目標へ、更に一歩近づいた
「あんたが大賞」は、攻守で大活躍の佐原選手
舞台慣れしていないのか
終始落ち着きに欠くヒデキでした