ヴァンフォーレ甲府 VS ヴァンフォーレ甲府

〜 2004 J2 第32節 〜



日   時 2004年9月4日 19:04
試合会場 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 (山梨県甲府市)
天   候
観 客 数 8,911人
試  合  結  果
甲  府 0 前  半 0 川   
0 後  半 0
     
     
     
0 0


横断幕取り付け

曇り空の小瀬スポーツ公園陸上競技場
到着後最初に行うのは、芝生席のポールに
巨大横断幕を装着する作業



横断幕装着完了

みんなで息を合わせ、難なく作業完了
堂々となびく巨大横断幕が
背後から勇気を与えてくれる



もうひとつの横断幕をどうする?

が、もうひとつの巨大横断幕をどこに取り付けるのか
応援家N崎氏が頭を抱える
悩んだ末、彼が編み出した妙案は・・・



縦に装着

何と!大胆にも縦に取り付けた
N崎氏のイマジネーションが奇抜過ぎたのか
直ぐに取り外され、芝生席最前列へと移動



応援開始

キックオフ直前、大粒の雨が場内を襲う
しかし、雨程度で後退するサポーターではない
芝生席の一角が濃青一色に染まり
豪雨の襲来と同時に、白熱のキックオフ!



大粒の雨

大粒の雨は、一気に激しさを増す
天候に戸惑い気味のフロンターレに対し
雨音を味方につけた甲府が、試合を支配
しかし・・・この雨は撮影者には実に厳しい
レインカバーも効果が薄いし、レンズは早くもびしょ濡れだ



応援するサポーター

危機を察知したサポーターは
雨音にかき消されぬよう、精一杯の声援を送る
昨年の秋の試合では、苦杯を喫した小瀬の舞台
その思いが気合を加速させる



激しい攻防戦

カメラを豪雨から守るため、撮影はしばしば中断
甲府の優位が続く中、ピッチでは激しい攻防戦
・・・のはずだが、この雨では撮影もままならず
試合状況の把握も困難な有様



久野選手のシュート

逆サイドでは、ゴール正面真正面に構えていた
久野選手(背番号8:MF)がシュート
しかし、雨が目に入ったのかはともかく
好条件の一撃はコースが反れ、ゴールポスト上方を通過



箕輪選手の守備

豪雨にも関わらず、甲府攻撃は実にスピーディー
このサイドアタックは、箕輪選手(背番号5:DF)が防御
・・・んん??、カメラの調子がどうも変だ
シャッタースピードが急に低下し、被写体ブレが続発



カメラが誤動作

豪雨の影響で、デジカメが突然の誤動作
ファンクションダイヤルは回っていないのに
撮影モードが勝手に変更される謎の現象
幾らダイヤルを回しても
撮影モードが元に戻らず、ボケた写真が量産
フロンターレが危機を迎えてた今
闇雲にシャッターを切るしか手段が無い



大雨でもサポーターは応援

さすがの状況に、撮影を断念するか・・・
いや、それは絶対に許せない
選手もサポーターも、これだけ必死に頑張っているのに
自分ひとり、撮影を放棄することは
すなわち、サポートを放棄するの同義



攻撃が弱い

気持ちを持ち直し、辛うじてピッチに目を戻すと
フロンターレの攻撃は、どうも連携と破壊力に乏しい
さすがに外国人選手が揃って出場停止では
卓越した力は発揮出来ないのか



中村選手

それでも、中村選手(背番号14:MF)の健闘は光る
左にボールを叩き、我那覇選手(背番号9:FW)からの
リターンボールを受け、甲府ゴールへと突き進んだ



甲府のクロス

ちぐはぐさが目立つフロンターレに対し
甲府は高い組織性から繰り出される
逆サイドにボールを振り、フロンターレの守備が
甘い間に鋭いクロスを炸裂
フロンターレは辛うじてヘッドでクリアしたが
守備面のぎこちなさも否めない



ジャンプを繰り返す

雨の強さと比例し、サポーターの応援も白熱さを増す
全身びしょ濡れになりつつも
ドラムのリズムにあわせ、ジャンプを繰り返す



今野選手が飛び込む

そんな間に、フロンターレがフリーキックのチャンスを掴む
ここは今野選手(背番号18:MF)が飛び込むが
惜しくも甲府ゴール枠から外れてしまう
このプレーを皮切りに、再三のチャンスを迎えるが
甲府からゴールを奪うには至らなかった




伊藤宏樹選手

甲府はなおもサイドアタックが多め
フロンターレのDF陣も、さすがに作戦は読めている
ここは伊藤宏樹選手(背番号2:DF)が落ち着いて対処



前半終了

試合は0-0で前半を終了
一向に衰えぬ豪雨の中、懸命な応援が印象的
で、一時期はシャッターすら切れぬ程
調子を崩したiss Digitalですが
色々操作を試すうちに、撮影モードを戻す裏技?を発見
その後は誤動作も終息、こちらも頑張ってくれた



後半開始

豪雨と雷鳴が響く中、後半開始の時を迎えた
あれ?バランスを崩すサポーターがひとり(笑)
ともあれゴールを目指し、熱い応援が再開



中村選手が空中戦を挑む

先ずはフロンターレが先制パンチ
前半同様、中村選手の積極性が発揮
果敢に空中戦を挑み、ゴールへの意欲が感じられる



久野選手のシュート

サイドを長橋選手(背番号20:MF)が粘り
ゴール正面に戻したボールから
久野選手がミドルシュートを放つ
中村選手に刺激を受けたのか
今シーズンの久野選手は、攻撃への意識が極めて高い



?な判定

主審が○村氏のためか、?な判定が続出
豪雨で視界も優れぬのは理解するにしても
時間の経過と共に、試合の歯切れが
悪くなるのは勘弁願いたい



ブーイング

○村氏に悪印象のサポーターは
不可解な判定の度に、強烈なブーイング
対照的にコールリーダー氏は、冷静に状況判断
この構図は実に面白い



甲府がヘッドでゴールを狙う

甲府がコーナーキックから、ヘッドでゴールを狙う
フロンターレDF陣は、みな長身揃い
空中戦への耐性は極めて高い



ゴール裏のサポーター

反対側に移動し、サポーターの全景
得点の気配の乏しさからか
手拍子も若干、勢いが乏しく感じた



大旗

すいません、大旗部隊を忘れていました
時間帯が前後しますが、後半開始時の模様
雨で重量が増した旗を振るのは、結構大変そう



ゴールへの機会が少ない

決定機が乏しいフロンターレ
パス回しも遅く、シュートの勢いは弱い
外国人選手が出場停止の影響は実に色濃く
傍目にもゴールの気配は感じられず



中村選手が空中戦を挑む

クロスボールに中村選手?が空中戦を挑む
しかし、空中戦は苦手科目なようで
これまた甲府ゴールをとらえない



我那覇選手のシュート

中村選手の奮闘が目立つ中
我那覇選手(背番号9:FW)がようやく一撃
だが、久野選手のアシストはGK真正面
ゴールがどうしても届かず、厳しい状況が続く



我那覇選手のコール

ようやく目覚めた我那覇選手に
サポーターから恒例のコールが起きた
がーなは〜、ゴールー、ゴールー
がーなは〜、ゴールー、ゴールー

頼むぞ、先制ゴールを見せてくれ!



今野選手も決められず

続けて長橋選手から今野選手(背番号18:MF)へ
しかし、これもすれ違いに終わり
外国人不在時の得点力の弱さが露呈した形



水たまりと子ども

ゴール裏の通路は水浸し
水たまりが大好きな子どもが
よちよち歩きで通過と、ちょっとほほえましい光景



フロンターレがファウルを犯す

だが、ピッチに目を戻すとフロンターレが痛恨のファウル
ゴール正面の、非常に厄介な位置である





不利な判定にはブーイングのサポーターも
ここは一致団結し、力強い声援を送る
頼むぞ、ゴールを絶対に死守してくれ



小倉選手のFKは外れた

サポーターの願いが通じたのか
小倉選手(背番号11:FW)の一撃は
フロンターレゴールを大きく外れた
さあ、残り時間も僅かな今、最後の逆襲だ!



再び甲府が攻める

・・・と思いきや、反撃は僅かに留まり
甲府の攻めに耐え凌ぐフロンターレ
外国人が不在だと、攻守にわたり影響が大きい



甲府の選手が退場処分

劣勢に苦しむフロンターレに、○村氏から謎なプレゼント
突然のレッドカードで、甲府の選手が退場処分
あら?、いったい何が起きたのだ
あ、傍には佐原選手(背番号3:DF)の姿が(笑)





程なくロスタイムに突入、本当に最後のチャンス
サポーターからはこの応援が飛び出す
願いを込めて絶叫する、最後まで勝利を固く信じて
どんな時も俺たち、そうさ心くじけない
青と黒の、誇り胸に
さあ行こうぜ川崎、いつも俺たちと共に
ぶちかませよ〜、Just Going Now!!




挨拶に訪れる選手達

しかし、願いは通じず0-0で試合終了
雨の中、サポーターの元に向かう選手達はうつむき気味





そんな選手達を、サポーターは暖かい拍手で出迎えた
豪雨の中90分間の激闘を称え、再び歌い始める
どんな時も俺たち、そうさ心くじけない
青と黒の、誇り胸に
さあ行こうぜ川崎、いつも俺たちと共に
ぶちかませよ〜、Just Going Now!!






サポーターの思いが選手にも伝わったのか
わずかに安堵の表情を浮かべた選手達
勝利は手に入らなかったが
悪天候の中、選手とサポーターが一体となった90分に
収穫を感じた人は少なくないはず
次節の大宮戦、必ずや笑顔で待っているぞ



<フロンターレの出場メンバー>
GK:吉原
DF:伊藤(宏)・箕輪・佐原
MF:久野・中村・長橋・今野・木村
FW:マルクス・我那覇
SUB:下川・谷口・相馬・飛弾・黒津
<フロンターレの選手交代>
我那覇>黒津(80分)
今野>飛弾(80分)
木村>谷口(89分)



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