川崎フロンターレ VS 大宮アルディージャ

〜 2004 J2 第33節 〜



日   時 2004年9月11日 19:04
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候 曇り
観 客 数 20,043人
試  合  結  果
川    0 前  半 2 大   宮
0 後  半 1
     
     
     
0 3
得   点   者
      20分 奥野誠一郎
      28分 トニーニョ
      87分 安藤 正裕


早朝の行列

運命の朝を迎えた、等々力陸上競技場
7番ゲート脇には、ガムテープの場所取りがずらりと並ぶ
開門12時間前に到着したが、10番目スタート



行列の位置が変更

その後、手荷物検査の関係で
行列の位置がずらされた
場所を移動と同時に、ちゃっかり2番手に繰り上げスタート



横断幕作成中

公園の一角では、横断幕の作成中
J1昇格に備えての、サポーターの意気込みが感じられる



差し入れ?

その一角で、謎の段ボール箱を発見
今日の試合の差し入れ、中身はお菓子がぎっしり





こちらは弁当を満載したダンボール
・・・誰だ!?、この中に紙○○○が入っているとは
差し入れや弁当なのに、各所で続々没収とは



続々と観客で埋まる

ダンボールを没収されようと
Gゾーンは続々サポーターで埋め尽くされる
ホームで昇格を決めたい熱い気持ちが
試合前からあふれんばかりに充満



場内は青く染まる

選手入場と共に、青新聞一斉に掲げられ
場内は青一色に染まる
今季全勝の等々力で、悲願達成に向けキックオフ!



カメラマンと警備員

フロンターレ、フロンターレ
フロンターレ、オオ〜

絶叫と共に、感動の瞬間を撮るぞ
・・・あらら、周囲はカメラマンと警備員だらけ
人影でピッチも遮られ、シャッターチャンスが掴みづらい
(向こうからすれば私が邪魔でしょうが)



我那覇選手

フロンターレはカウンターから、左サイドに展開
クロスボールを我那覇選手(背番号9:FW)があわせるが
大宮のゴール前には、オレンジの選手がずらり



佐原選手

大宮の積極性が早くも発揮
フロンターレはいささか防戦気味
大宮の突進に対し、佐原選手(背番号3:DF)が
「神の手」で防御(笑)



熱気溢れるサポーター

Gゾーンからは、気迫溢れる応援
打楽器の音色と手拍子が盛大に響き
流れる汗が照明で光る
オオオー、オオオオオー
フォルツァー、フロンターレ〜




トゥット選手

大宮はトゥット選手(背番号10:FW)が攻撃の要
素早い判断力から来るスピードに
フロンターレは翻弄される展開



箕輪選手の守備

大宮の空中戦に立ち向かう箕輪選手(背番号5:DF)
ロングボールに対する守備は固い



奥野選手のシュート

だが、先取点は大宮、コーナーキックからの混戦を
奥野選手(背番号2:DF)の一撃が襲う





大宮の先制ゴールに場内は一瞬騒然となるが
即座に応援を再開
リードは僅か1点、逆転を誓い白熱の声援
オ〜〜〜、フロンターレー
オ〜〜〜、川崎オオ〜〜〜
オ〜〜〜、フロンターレー
オーオオーオオオ〜〜〜




反撃するものの・・・

大宮の攻撃を断ち切り、前線にフィード
しかし、外国人選手不在の影響からか
選手間の繋がりが悪く、チャンスは長続きしない



ゴール裏

ゴール裏で舞う青のビニール袋
フロンターレの攻撃の機会は乏しく
なかなか弾けるまでには至らない



2失点目

そして、大宮に痛恨の追加点
コーナーキックから、トニーニョ選手(背番号4:DF)の一撃
度重なる失策に、場内からは厳しい声が漏れる



伊藤宏樹選手

追い風に乗る大宮に対し、フロンターレは苦戦を強いられる
この後カウンターからコーナーキックを得るものの
マルクス選手(背番号11:FW)のキックは
呆気なくラインを割るなど、ミスも続発





トゥット選手の危険なパスが
フロンターレDFの背後を突く
幸いにも誰も走り込まず、ゴールラインを割ったが
一歩間違えれば更なる失点を招きかねない



後手に回るフロンターレの守備

後手に回る、フロンターレの守備
大宮に縦横無尽にボールを回され
再三に渡るピンチを招き、一層苦戦が色濃くなる



応援するサポーター

厳しさを増す状況の中、サポーターに出来るのは全力のサポート
懸命に腕を掲げ、反撃への追い風をピッチに送る



木村選手のシュート

何とか攻め戻したフロンターレ
コーナーキックからのこぼれ球を
木村選手(背番号22:MF)が一撃を放つが
付近の選手に激突、大宮ゴールには届かない



トゥット選手が攻める

そして、大宮が再びフロンターレゴールへと迫る
トゥット選手がサイドを切れ込み
箕輪選手が、渾身のスライディング



フェイント

・・・も、華麗なフェイントに騙された
一気に畳み掛ける大宮に対し
フロンターレに焦燥感が漂いつつある



大宮のシュート

大宮の勢いは留まる所を知らず
低いグラインダー気味のパスから
吉原選手(背番号17:GK)もかわしてシュート
前半も残り僅かなのに、苦戦は更に色濃くなる



前半終了

このまま前半を0-2で終了
予想外の展開に、サポーターは沈黙
勝利には厳しい状況ではあるが
ハーフタイムで気持ちを入れ替え、後半に挑みたい



大旗がなびく

残り45分に向け、興奮の時が迫る
ゴール裏の大旗も盛大になびき
逆転、昇格への希望を託す



ゲートフラグ

Gゾーンからも数多のゲートフラグが登場
全てのサポーターの願いを託し、後半開始のキックオフ!





アーレー、アーレー、
アーレーフロンターレ〜
アーレー、アレアレ〜、
アーレーフロンターレ〜

サポーターの絶叫に乗って、マルクス選手が強行突破
勝利への執念が、真摯に伝わる



中村選手

マルクス選手からのパスを受け
中村選手(背番号14:MF)も渾身のドリブル
立ち上がりの大宮を、力でねじ込める



長橋選手

長橋選手(背番号20:MF)も負けてはいない
中盤の競り合いでボールを奪取
得意のサイドアタックから前線へパス
大宮のファウルを誘い出す



チャンスでのサポーター

絶好のチャンスに、サポーターが沸き立つ
応援の手を緩めることなく
ピッチに熱いまなざしを向ける
アーレー、アーレー、
アーレーフロンターレ〜
アーレー、アレアレ〜、
アーレーフロンターレ〜




マルクス選手のコーナーキック

フリーキックから続けてコーナーキックへ
カメラマンに遮られつつも、マルクス選手を捕らえる
その視線は、得点へのイメージを描いているのか



我那覇選手

コーナーキックからゴールは生まれず、大宮が反撃
フロンターレも我那覇選手にボールを託すも
大宮のマークが厳しく、ポストプレーも封じ込められる



佐原選手

大宮のロングパスは、トゥット選手の頭上
佐原選手も危険を察知し
果敢なヘッドで危機を断ち切る



ゴール裏

だが、大宮の猛攻に箕輪選手が警告
窮地に追い込まれつつあるフロンターレに
ゴール裏からは心配そうな視線が



2万人を超える来場者

苦境の中、オーロラビジョンには
入場者数が2万人オーバーのアナウンス
開門前は告知不足等で入場者数を危惧したものの
これだけ沢山の方が、スタジアムに駆けつけてくれた



箕輪選手

この願いに、何とか応えたい選手達
大宮のスローイン、一度は警告を受けた箕輪選手も
積極的に体を出し、ボールの奪取にかかる



相馬選手

途中交代の相馬選手(背番号23:MF)
大宮の選手に袖を掴まれつつも
見事なボール裁きでパスを繰り出し
大宮に傾きかけた流れを、必死に食い止める



躍動感溢れる応援

大観衆を前に、絶対にJ1昇格を果たしたい
懸命に戦う選手達に
サポーターも躍動感溢れる応援
応援の勢いは、一向に衰えを知らない



警備員

その傍らでは、警備員もスタンバイ完了
警備員も歓喜の瞬間を信じ
手に汗握り、試合終了を頑なに待ち受ける(うそ)



長橋選手

中盤の攻防から、フロンターレが一気に前線へ
大宮ゴール前の混戦を経て
長橋選手が、片足を投げ出してのシュート
勝利への執念は、ピッチ上でも衰えを知らない



最後まで応援

フロンターレ、フロンターレ
フロンターレ、オオ〜

後半も残された時間は僅か
スタジアムは高度な緊張感が保たれ
フロンターレの勝利を、誰もが固く信じている



大宮の追加点

だが、その思いは無残にも断ち切られた
残り3分にして、大宮がダメ押しの追加点



苦戦のフロンターレ

懸命に反撃を試みるも、闘志が空回りのフロンターレ
強引な突破は効果が無く
苦肉のロングクロスも全く通用しない



試合終了

結局0-3で完敗、大観衆の等々力でJ1昇格は果たせなかった
残念な結果となったが、次節の湘南戦で
勝利を挙げ、歓喜の瞬間を静かに待ちたい
しかし、外国人選手不在の影響は痛いなぁ・・・



<フロンターレの出場メンバー>
GK:吉原
DF:伊藤(宏)・箕輪・佐原
MF:久野・中村・長橋・今野・木村
FW:マルクス・我那覇
SUB:下川・谷口・相馬・飛弾・町田
<フロンターレの選手交代>
木村>相馬(45分)
今野>谷口(71分)
マルクス>町田(71分)



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