湘南ベルマーレ VS 川崎フロンターレ

〜 2004 J2 第34節 〜



日   時 2004年9月18日 14:04
試合会場 平塚競技場 (神奈川県平塚市)
天   候 曇りのち晴れ
観 客 数 7,168人
試  合  結  果
湘   南 0 前  半 1 川   
0 後  半 0
     
     
     
0 1
得   点   者
      7分 我那覇 和樹


開門前の行列

気合を入れて、開門から3時間以上前に到着
J1昇格間近な中、普段と変わらぬ様相も
開門時刻が近づくにつれ、長蛇の列が形成



観客席が埋まる

狭いサポーターズエリアはチケット完売
それを裏付ける如く、観客席は瞬く間に埋めつくされた



コアゾーン突入

これは試合中の光景では無い
選手が練習でピッチに登場した場面にも関わらず
迫力の応援に圧倒される
・・・あら、気がづいたら久々のコアゾーン突入
圧迫された観客席は撮影を困難にするも
今更移動は困難、開き直って撮る以外あるまい



結婚式

さあ、気迫を込めてキックオフ!
・・・の前に、場内ではスペシャル結婚式が
ケーキカットならぬバルーンカット
おめでとう、幸せな人生あれ



湘南の攻撃

では、ここから白熱のキックオフ!!
上田監督が'99年以来の復帰を向かえた湘南
きびきびした動きで序盤の攻勢
「あの」ゴールが記憶に鮮明な高田選手(背番号9:FW)も
上田監督を歓迎すべく、積極的に前線へ飛び出す



マルクス選手

だが、戦力が戻ったフロンターレも攻め返す
接戦からマルクス選手(背番号11:FW)が、技ありの一撃
ふわりと浮いたボールは、惜しくも湘南のゴールをとらえず



我那覇選手のシュート

湘南サイドで優位に試合を進めるフロンターレ
セットプレーから我那覇選手(背番号9:FW)にボールが託され
低く角度の乏しい位置ながらシュート
ボールはサイドネットに突き刺さり、先制ゴールをゲット!



ゴールを喜ぶサポーター

3試合振りのゴールに、サポーターも大興奮
距離が近過ぎて何だかわかりにくいも
コアゾーンの応援は一気に急加速



ゴール正面に箕輪選手

得点後もフロンターレが湘南にプレッシャー
混戦から繰り出されたスルーパスは
湘南の選手の背後を通過
ゴール正面には・・・、意外にも箕輪選手(背番号5:DF)の姿



箕輪選手のシュート

躊躇の類も見せず、箕輪選手の一撃!
しかし、さすがに足は不慣れなのか
ぼてぼての一撃で終わってしまう





湘南もじわじわと形勢を戻す
かつて共にJ1昇格を果たしたアマラオ選手(背番号12:FW)が
中盤でも盛んにボールに絡む



サイドラインでの攻防

アウグスト選手(背番号4:MF)が復帰したサイドライン付近で
両者が激しい攻防を繰り広げる
背後には何台ものカメラがずらりと並ぶ
この試合の注目度の高さを
まざまざと肌で感じる(本当かよ)



吉原選手が飛び出す

フロンターレの守備に、一瞬の隙が
吉原選手(背番号17:GK)が
ペナルティエリア外を大きく飛び出すが
ボールはアマラオ選手の手中



辛うじて失点を免れる

無人のゴールに、アマラオ選手が一撃!
幸いにも丁寧に蹴り過ぎたのか
ボールの勢いは弱く、追い付いたDFが辛うじてクリア
しかし、心臓に悪い場面である



腕を伸ばすサポーター

密集した観客席から、数多の腕が伸びる
勝利に飢えたサポーターの、切なる願いが
指先から発せられるかのようだ



激しい攻防

ピッチ上では、両者の闘志が盛んに衝突
試合の主導権争いは、徐々にエスカレートし
激しい競り合いが、随所で演じられる
特に箕輪選手とアマラオ選手は
空中戦で幾度と激突を繰り返す



中村選手

中村選手(背番号14:MF)に対するマークも厳しい
中盤の俊敏性も低下は、誰の目にも明らかで
起死回生のミドルシュートも効果が薄い



吉原選手のセーブ

湘南は鈴木選手(背番号7:MF)のパスを基点に
右サイドを攻め立てクロスを放つ
ボールは逆サイドに流れるも
再び右に戻してロングクロス
自重気味の吉原選手も、的確にキャッチ



ブーイング

ピッチ上の攻防は、激しさを更に増す
不可解な判定を受けるや
サポーターの指先はピッチを鋭く示し
猛烈なブーイングが発せられる



パラシオス選手の跳躍

湘南はフリーキックから、空中戦を仕掛ける
パラシオス選手(背番号15:DF)が
脅威の跳躍でシュートを狙う



腹部にキックが当たる

更にはパラシオス選手のキックが
寺田選手(背番号13:DF)の腹部にヒット・・・したっぽい
よくも退場にならないなぁ・・・とつぶやきつつも
激しい攻防戦は、0-1で前半を折り返す



後半開始

短いハーフタイムも過ぎ、後半へ突入
背後からは無数の腕、左右にはフェンスによじ登る子どもに囲まれ
更なる圧迫感の中、応援と撮影を再開



マルクス選手のシュート

フロンターレ恒例、立ち上がりの不意を突いた攻撃
早速、マルクス選手が一撃を披露
これはゴール枠の外、マルクス選手も頭を抱え
悔しさを全身に滲み出す



フロンターレが波状攻撃

ここぞとばかりに、湘南の立ち上がりの不安を突き
波状攻撃を仕掛けるフロンターレ
後方から選手が続々と飛び出し
湘南に立て続けのシュートを浴びせる



湘南のセットプレー

だが、湘南も持ち直し、早々に攻め戻す
コーナーキックから繰り出された鋭いボールに
パラシオス選手が頭から突っ込む



応援風景

サポーターの間に緊張感が走るものの、即座に応援を再開
ふと、反対側を見渡すと
自然な笑顔を浮かべての応援風景



湘南が優位

湘南の積極性に、フロンターレは受身の時間帯
監督交代の影響か、湘南のボールに生気が宿り
逆にフロンターレは守勢を強いられる



吉原選手コールのサポーター

場面は湘南のフリーキック
危機感を抱いたサポーターは
熱烈に吉原選手の名を叫び
はちきれんばかりの熱気をピッチに注ぐ



湘南のフリーキックはゴールラインを割った

湘南の鋭いキックが、緊迫の空気を切り裂く
しかし、ボールは回転が不足
吉原選手も自重し、ボールはゴールラインの外へ消えた



ジャンプするサポーター

空を覆う圧雲の隙間から、ピッチに西日が注ぎ込む
それに呼応すべく、サポーターは激しくジャンプ
飛ばない○○は、ただの○
飛ばないカメラマンは、カンチ君(意味不明)



湘南の攻勢

しかし、応援の激しさとは裏腹に
フロンターレは依然不利が続く
湘南の積極性はなおも衰えず
選手も存分にプレーを楽しんでいるかのようだ



長橋選手

長橋選手(背番号20:MF)は
得意のサイドアタックとクロスが不発
目立ったクロスは記憶に乏しい



今野選手がボールを取られた

湘南は、ボールを持った選手へのチェックが早い
今野選手には北出選手(背番号17:DF)が密着マーク
湘南の早い潰しに、フロンターレは流れを戻せない



アウグスト選手

ならばセットプレーでの追加点・・・も手だが
アウグスト選手のフリーキックは、僅かに湘南ゴールをとらえない
待望の追加点を取れる気配に
実に乏しい状況になりつつある



飛ぶサポーター

ならば飛べ、更に飛べ、宇宙の彼方まで飛んで行け
妙に阿波踊りっぽい写真であるが
サポーターはガンガン飛びまくっている





吉原選手も注を舞う
湘南のクロスを叩き落し、ゴールを死守
気が付けば後半も残り僅か
追加点の気配が乏しい以上、後は懸命に守るだけ





辛うじて無失点で逃げ切り、試合終了
最少得点ではあるが、久々の勝利に
選手の表情も温和である



勝利を喜ぶサポーター

それはサポーターも同じ
内容はともあれ、勝ち点3の結果に表情は明るい



我那覇選手と伊藤宏樹選手

遅れて登場の我那覇選手と伊藤宏樹選手(背番号2:DF)
サポーターの拍手に笑顔で応じる
さあ、全てやることはやった
J1昇格の吉報は、他会場の結果を待つだけだ






<では、ここからは試合後の光景です>

選手バスを見送るサポーター

試合後はコールリーダーの提案により
選手バスを出迎えに、サポーターが大移動
バスが登場するや、熱狂的な応援がスタート
バスの車内では、小躍りする選手の姿も



麻生グラウンドへ移動

その足で麻生グラウンドに移動
ナイトゲームの山形VS札幌と福岡VS横浜FCの結果次第で
フロンターレのJ1昇格が決定
サブグラウンドでは、取材準備のスタッフがずらり



テレビの取材を受けるサポーター

他会場の結果が出る間
テレビの取材を受けるサポーター



試合経過を見つめるサポーター

傍らにはノートパソコンが設置
他会場の経過がリアルタイムに表示され
食い入るように画面を見つめるサポーター
(実は私のパソコンです)



取材を受ける選手たち

だが、山形の勝利により昇格は持ち越し
他会場の試合終了と同時に
クラブハウスから選手が登場し
取材後は早々に帰路へ
喜びは23日の山形戦まで封印かな?



<フロンターレの出場メンバー>
GK:吉原
DF:伊藤(宏)・寺田・箕輪
MF:アウグスト・中村・久野・長橋・今野
FW:我那覇・マルクス
SUB:下川・佐原・相馬・飛弾・黒津
<フロンターレの選手交代>
久野>相馬(77分)
今野>飛弾(89分)



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