博多の森恒例、巨大横断幕の取り付け
最初はBlue Nationの横断幕を
定番どおり、バックスタンド脇の階段に設置
続けて、バックスタンドの屋根の支柱に
巨大横断幕を吊るす作業へ
天井に向かいビニールテープを投げ
柱にテープを通します
天井からぶら下がるビニールテープの帯
これを一斉に引き上げると・・・
ご覧の通り、堂々たる姿を現す
だが、普段から作業慣れしている訳ではなく
よく見るとでこぼこだらけ
手馴れた福岡の横断幕の方が、やはり美しい
キックオフを控え、サポーターも
軽妙なトークで盛り上げる
「博多の森で、勝ち点100を見に来ました！」
「今日は、勝ち点4を取りに行きます！」
「どうすれば、勝ち点4を取れますか？」
もちろん、無理です（笑）
何はともあれ試合開始
参入戦の悲劇を乗り越え、連勝続きの博多の森
今日も勝利を挙げ、福岡の息の根を止めよ！
J1昇格へ一敗も許されない福岡
エジウソン選手（背番号13：FW）の
ボールコントロールを武器に
序盤からフロンターレを脅かす
福岡のフリーキックを経て、フロンターレはカウンターで逆襲
中盤からマルクス選手（背番号11：MF）が
右サイドにパスを供給し、飛弾選手（背番号26：MF）へ
最後はクロスを放つも、ゴールラインを割り込んだ
エジウソン選手に対し、複数人で阻止に入るフロンターレ
しつこく絡みつくも、エジウソン選手の
柔らかな取り回しが一歩勝り、容易くボールを奪えない
パスワークでも福岡が一枚上手
手薄になった逆サイドから、福岡のクロスが炸裂
依然として主力を欠くDF陣
サイドへの対応が課題であるが、反応の遅さは否めない
不利な形勢ではあるが、序盤で深刻さは感じない
晩秋の強い日差しを正面に受け
熱い声援を送るサポーター
速攻から中村選手（背番号14：MF）がミドルシュート
意表を突いた一撃ではあったが
低いボールは福岡ゴールをとらえなかった
エジウソン選手のバックパスを受け
アレックス選手（背番号3：DF）が豪快な一撃
シュートの精度は低かったが、DFは完全に手薄
一歩間違えれば、失点の危機
・・・と、福岡の攻勢に振り乱されるフロンターレ
ファイルも徐々に増え、守備の建て直しもままならない
この直後、エジウソン選手から
至近距離でシュートを放たれ、冷や汗の場面
場面は吉原選手（背番号17：GK）のゴールキック
キックのタイミングにあわせ
手を伸ばし、低いうなり声をあげる
劣勢なだけに、普段以上に気合が入る
だが、ここでもサポーターの願いは断ち切られた
福岡の素早い攻勢に、全く成す術が無いフロンターレ
徹底的に揺さぶられ、至近距離から一撃
一度は吉原選手が弾くものの
エジウソン選手が容赦無き、強烈なシュート
エジウソン選手のシュートは
無情にもフロンターレゴールを揺らす
歓喜の福岡の選手を前に
呆然とするフロンターレ
しかし、沈滞ムードは一瞬で消え去った
試合再開と同時に、怒涛の勢いで攻めるフロンターレ
福岡の不意を突き、最後は我那覇選手（背番号9：FW）が
お返しの一撃を披露
一瞬の同点劇に、サポーターも大興奮
・・・おーい、嬉しいのは分かるけれど
傘をぶん回して走り回ると迷惑だぞぉ
同点に追いつかれた福岡だが
攻撃力と集中力は高く維持
早く、正確なボールコントロールを武器に
フロンターレの守備を乱れさせ
再三強烈なシュートを放つ
福岡の猛攻を、何とか耐え凌いだフロンターレ
福岡の一瞬の隙をつき、背後のフリースペースに
マルクス選手が飛び出す
絶妙のクロスが福岡ゴールを襲う・・・と思いきや
副審の旗があがり、非情のオフサイド
まさかの判定に、目を疑うフロンターレサポーター
不利な判定が続き、不満蓄積のあまり
怒りを覚えたサポーターが絶叫
「クソレフリー、クソレフリー！」
血が暑くなるのは、ピッチ上の選手も同じ？
福岡のフリーキックの場面で
執拗に食いかかる選手の姿
同点である筈の余裕が、微塵も感じられない
得点機を演出すべく、ジュニーニョ選手
（背番号10：FW）が前へ
惜しいシュートシーンもあったのだが
概して福岡DFに囲まれる場面が多かった
両者共に追加点を挙げられず、前半は1-1で終了
程なく後半開始、バンテーラを張り巡らせ
応援再開に余念が無い
暑い日差しが照りつける中、熱戦が再開された
フロンターレは我那覇選手のクロスから
ジュニーニョ選手が左足でシュート
これは残念ながら、福岡の選手正面
混戦の中、懸命にボールをキープする
木村選手（背番号22：MF）
機転を利かしたヒールパスで、ジュニーニョ選手に託す
これぞ正しく、「一試合ずつ、着実に成長」
セットプレーの場面が到来するなど
フロンターレが徐々にチャンスを拡大
だが、そのムードに水を指すべく
ジュニーニョ選手にイエローカード
不快感をあらわにする、フロンターレの選手とコーチ
不平だらけ（に見える）の判定にサポーターは
怒りでバンテーラを揺らし、ピッチに向かって大絶叫
「クソレフリー、クソレフリー！」
「八百長審判！」
・・・と、周囲に警備員の気配が
当初は椅子上で飛び跳ねての応援を注意も
声援に関して小衝突
不穏な空気が徐々に高まるばかり
観客席のヒートアップと平行し、ピッチ上でも熱気を帯びる
フロンターレゴール付近では、一進一退の激しい攻防
警備員の注意に対し、挑発するサポーター
険悪さと熱気が、観客席の一角で複雑に交錯
ピッチも観客席も荒れる中、フロンターレが好機を演出
混戦の中、ジュニーニョ選手が空中戦を仕掛ける
コーナーキックの場面から、我那覇選手が至近距離から一撃
誰もが決まったと思いきや
相手GKの好セーブに阻まれた
シュートのこぼれ玉は福岡が拾う
混戦からロングパスで大逆襲、慌てた木村選手が
福岡の選手を掴み倒し、痛恨のイエローカード
この判定にサポーターは黙っていない
クソレフリーコールに続き
警備員の制止に対し、皮肉の一言
「わかったよ、黙るからさ
あの審判おかしいって、（ピッチに向かって）言って来て」
ジュニーニョ選手に対し、福岡がファウル
これに対し、興奮したサポーターが主審に一言
「お前が好きな、カードを出せ！」
福岡のファウルで得た、フリーキックのチャンスを生かせない
苛立ちはピッチ上の選手にも伝播したのか
その後のファウルの場面でも、主審に意義を唱える場面も
苛立つ選手に手痛いパンチ
直後、福岡はサイドからのクロスに
大田選手（背番号24：FW）が軽くヘッド
ふわりと浮いたボールは、吉原選手の指先をかすめ
フロンターレゴールに入ってしまった
逆転を喫したピッチ上の選手も、冷静さが失せる
主審に食ってかかり、異議を唱えたと思しき光景
佐原選手（背番号3：DF）が警告を受ける
普段は平穏な中村選手（背番号14：MF）さえも
我を忘れて興奮状態
そして、警備員とひと悶着
周囲の白い視線をよそに
この一角だけが極度の興奮状態に陥る
これを見た、私の目の前の中年男性が
あきれ返った一言
「お前ら、いい加減にしろ！」
興奮冷めやらぬフロンターレの選手
大事なコーナーキックも、冷静さを欠きシュートに直結しない
空中戦では、福岡のユニフォームを強引に引っ張り
頭に血が上ったままなのか
中村選手も果敢に飛び出し、空中戦に参加
だが、これも敢え無くオフサイド
シビアな判定に、フロンターレは軌道修正がままならない
フロンターレは土壇場で、黒津選手（背番号24：FW）を投入
ピッチ上もサポーターも、冷静さを取り戻しつつあるも
時既に遅し、福岡の堅守を崩すには至らなかった
死力を尽くした応援も実らず、試合終了のホイッスル
サポーターは硬直し、ピッチを強く睨み付ける
そして・・・（その後は自粛、怖くて正面から撮影ならず）
ま、次頑張りましょう＞応援家さんへ