川崎フロンターレ VS ヴァンフォーレ甲府
〜 2004 J2 第43節 〜
日 時 | 2004年11月23日 13:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 10,010人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 2 | 前 半 | 1 | 甲 府 |
2 | 後 半 | 1 | ||
4 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
マルクス | 12分 | 34分 | 水越 潤 | |
ジュニーニョ | 39分 | |||
我那覇 和樹 | 70分 | |||
谷口 博之 | 81分 |
快晴の等々力緑地、長きリーグ戦も
遂にホーム最終ゲームを迎える
勝ち点&得点100間近の勝負を前に
特製の横断幕を手がけるサポーター
記念すべき一戦に、場内は熱気の渦に包まれた
ゴール裏の大旗も、生命を得たかの勢いで揺れる
選手入場にあわせ、ビッグフラグが盛大になびく
サポーターの熱気も最高潮に到達
・・・おい、ホーム最終節なのに、もう少しひねりが無いのか
ハイ、ありません、早くゲームをスタートせよぉぉぉ〜
<このページをご覧頂いている皆様へ>
ホーム最終節なのに、モチベーション低下しまくりのカンチ君
パソコンの前に向かっても、どうも調子があがらない
ああ、このままリーグが終わるなんて最悪だぁぁぁぁああぁ・・・
何はともあれ、キックオフ!
立ち上がり直後、甲府の突破にファウルを犯すフロンターレ
早々にセットプレーのピンチ到来、にわかに緊張感が走る
甲府の攻勢に、序盤は我慢を強いられたフロンターレ
だが、最終ラインは試合毎に安定度を増し
谷口選手(背番号29:DF)も浮き球に落ち着いて対応
正面に日差しを受け、快調な応援のサポーター
数々の記憶と共に歩んだ仲間たちは
ホーム最後を飾るべく、力強く声援を送る
・・・と、彼方ではフロンターレが絶好のチャンス
ゴール正面からマルクス選手(背番号11:MF)の
フリーキックが炸裂!!
痛快な一撃は、甲府ゴールに突き刺さる
早々の先制ゴールに、サポーターも大興奮
通算100ゴールまで、あと2本だ!
リスタート後も、我那覇選手(背番号9:FW)が
絶好のパスを託されるが、追加点には及ばず
直後、甲府はサイドから逆襲開始
ここは寺田選手(背番号13:DF)が
冷静に甲府の進路を阻む
従来の守備的イメージを覆し
渡辺選手(背番号30:MF)が中盤を演出
センターバックも安心感は高かったが
このリベロっぷりもまたいい
甲府の白尾選手(背番号27:FW)が
谷口選手を振り切り、低い一撃
だが、これは下川選手(背番号21:GK)が難なくセーブ
最後の砦も磐石、頼もしい存在だ
中盤を引っ張る中村選手(背番号14:MF)が
もつれ合いの末に転倒
だが、主審の判定は甲府に軍配
不利な判定に、熱いサポーターは即座に反応
最前列のサポーターを筆頭に、ギリギリまで身を伸ばし
ピッチに向かい猛烈に抗議
騒然の場を経て、ピッチ上の攻防は更に激化
・・・と、フロンターレの守備に隙が生じる
甲府のクロスが、フロンターレDFに接触したのか
角度が変わった危険なボールが、無人地帯を横切る
ボールを見送る間に、甲府の選手が逆サイドから迫り
フリーの体勢で一撃を許してしまう
水越選手(背番号20:MF)のシュートに
なす術が無く、同点に追いつかれたフロンターレ
だが、試合は振り出しに戻っただけ
気分を一新し、甲府を再び突き放せ!
サポータは腕を高く突き上げ
ピッチ上の選手に勇気を送る
サポーターの願いは、すぐに実を結んだ
低いパスにサイドからジュニーニョ選手(背番号10:FW)が飛び出し
厳しい角度から一撃を繰り出す
相手GKをすり抜け、待望のゴール!
歓喜に沸くゴール裏、絶叫と共に、大旗も盛大になびく
前人未到の100ゴールまで、あと一本に迫る
甲府の反撃を耐え、前半は2-1で終了
勝ち点100&得点100が、いよいよ現実味を帯びてきた
残り45分、泣いても笑っても、今年最後の等々力での応援
悔いを残さぬべく、死力を尽くし戦うぞ・・・(バタッ)
さあ、素っ気無く後半開始のホイッスル
・・・と、目の前にいきなり取材陣の壁
逆光で撮影条件が悪い中、更なる敵が出現(爆)
どけぇ〜て言いたいが、相手からすれば私が邪魔か
序盤は得てして甲府が支配
セットプレーを基点に、フロンターレゴール付近で激しい攻防
甲府の左右のコントロールに、フロンターレの守備は乱される
フロンターレも逆襲に転ずるものの、最前線へ繋がらない
ジュニーニョ選手へのボールも、池端選手(背番号19:DF)がクリア
単純な作戦では、甲府に通用しない
果敢に空中戦に挑む、我那覇選手
幾分控えめに見えたフロンターレも
徐々に中盤以降のスピードを増し、攻撃の勢いを高める
本腰で追加点を狙うフロンターレ
甲府ゴール付近の混戦から
我那覇選手とマルクス選手が立て続けにシュートを放つ
マルクス選手に対し、甲府の選手がスライディング
強引な割り込みに対し、マルクス選手の進路が妨害
悪質な甲府の守備だが、主審の判定は甲府ボール
納得が行かぬマルクス選手
観客席に向かい、指を伸ばし怒りの形相
直後、甲府の反撃を喫するが、中盤から素早い逆襲
右サイドの長橋選手(背番号20:MF)から
ジュニーニョ選手にクロス
ジュニーニョ選手が頭であわせ
浮いたボールが甲府ゴールへと落下
ボールはポストに衝突するも
クッションボールを我那覇選手が蹴り込む
やったぞ、夢の通算ゴール100が達成!!
前人未到の目標達成にも
サポーターの緊迫感は途切れない
次なる目的は勝ち点100
勝利を固く信じ、気迫の応援を披露
しかし、気合が気負いと化したのか
甲府にまさかのPK献上
小倉選手(背番号11:FW)が冷静に蹴り込み
1点リードに舞い戻る
それでも、今のフロンターレは全く動じない
試合再開と共に、甲府ゴールを目指し中盤の攻防
ジュニーニョ選手が抜け出し
ドリブルで一気に前線へと迫る
ジュニーニョ選手の突破から、フロンターレのコーナーキック
セットプレーを基点に、甲府を激しく攻め立てる
逆サイドにボールが展開、再びジュニーニョ選手が抜け出し
放ったクロスは甲府の選手にぶつかり
再度コーナーキックのチャンス
ショートコーナーから浮かしたクロスボール
甲府ゴール正面には、あの谷口選手の姿
渾身の跳躍で空中戦を制し
ヘディングシュートが甲府ゴールを襲来!
谷口選手のシュートが、甲府ゴールを揺らす
成長著しいルーキーの一撃は、待望のプロ初ゴール
この1点で、勝利が急接近
最後の最後まで、一瞬たりとも気を緩めず
ホーム最後の応援に突入
フロンターレの得点意欲は全く衰えない
塩川選手がライン際から突破を図る
甲府も捨て身の守備で対抗、最後まで目が離せない
戦意喪失の甲府に対し、最後まで手を緩めぬフロンターレ
長橋選手も貪欲に攻め立て、強力な攻撃を演出
フロンターレの総攻撃と共に、試合終了の時を迎えた
ホーム最終節を祝う、そして勝ち点100を決めた
金字塔の一勝を迎えた瞬間
試合前に制作された横断幕が掲揚
記録にも記憶にも、鮮烈な勝利を祝福する
最高の形で、最後のホームゲームを締めくくった
では、ここから先はもっと手抜きで、試合後のイベントでも
第1弾は新潟県中越地震のチャリティーオークション
選手秘蔵のアイテム?が、続々(でもないが)登場
途中のイベントは諸事情により割愛(笑)
夕暮れと共に、フロンタールズがステージに登場
お待ちかねの、選手・スタッフらとのウォーターファイト
元海洋生物のふろん太君なのに
何故かビニールをかぶっての登場
その前に、選手ひとりひとりがご挨拶
ジュニーニョ選手の残留発表で
やきもきのサポーターも安堵の息
・・・と空気を読まぬ?岡山選手が
サンタ姿でおおはしゃぎ
司会の掛け声を待ちきれず、シャンパンの封を切る
それが引き金に、ウォーターファイトが始まった
どどーんと行くぞ!ウォーターファイト5連発!!
ウォーターファイトの終焉と同時に
岡山選手が天に向かう
その合図?と同時に、号砲が鳴り響く!
ドドーン〜と等々力の夜を飾る花火
これにて記念イベントはお開き
来年も頑張るぞ(・・・て、まだリーグ戦が残っているぞ、コラァ!)
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:下川 DF:佐原・寺田・谷口 MF:渡辺・中村・塩川・マルクス・木村 FW:我那覇・ジュニーニョ SUB:相澤・箕輪・長橋・飛弾・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
木村>長橋(68分) 我那覇>箕輪(82分) |