川崎フロンターレ VS ジェフユナイテッド市原・千葉

〜 2005 J1 第9節 〜



日   時 2005年5月1日 15:04
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候 曇り
観 客 数 13,667人
試  合  結  果
川    0 前  半 0 千   葉
1 後  半 0
     
     
     
1 0
得   点   者
長橋 康弘 61分      


強風が吹き荒れる

等々力陸上は、春の強風が吹き荒れる
ゴール裏には突風が舞い、千葉のビッグフラグも盛大に膨れる
スマイル・スタジアムで展示していたポスターも
何枚吹き飛ばされた事か・・・(運良く全部回収しましたが)



バンテーラが並ぶ

前節、横浜に対し勝利を挙げたフロンターレ
強風にも動じる事なく、Gゾーンにはバンテーラが整然と並ぶ



ゴール裏

選手入場の時を迎え、ゴール裏にも気合が満ち溢れる
ピッチにタオルマフラーとフラッグを向け
戦いに挑む選手たちに、熱き勇気を送り込む



応援開始

キックオフの瞬間と共に、サポーターは一斉に応援スタート
前節の勝利の勢いを保ち、盛大な声援が響き渡る
アバンテ〜、オオ川崎〜オオ
ララーラララーララーラ〜




鄭選手

開始直後の千葉の攻撃が、フロンターレを襲う
スタメン3試合目の鄭選手(背番号17:DF)も
センターバックのコツを掴んだのか、先ずは千葉の攻撃を無難にクリア



ジュニーニョ選手

復帰2試合目のジュニーニョ選手(背番号10:FW)も
持ち前のスピードを生かし、千葉サイドへと突き進む
きびきびした動きから、怪我の悪影響は感じさせない



フロンターレのファウル

千葉の攻撃に対し、フロンターレの守備も即座に対応
しかし、この場面は谷口選手(背番号29:MF)が
千葉の羽生選手(背番号22:MF)のユニフォームを引っ張りファイル



千葉の不意打ち

・・・と、千葉が素早いリスタートで、フロンターレに不意打ち
一瞬でも油断を見せようものなら、千葉の急襲を食らいかねない



ハース選手の突破

千葉のハース選手(背番号10:FW)が、左サイドを駆け上がり
相当なスピードに、鄭選手も追い付けない
幸いにもゴールラインを割ったものの、ハース選手の突破は要注意



アウグスト選手

タッチライン付近の攻防
千葉の水野選手(背番号29:MF)と
アウグスト選手(背番号4:MF)が、ボールの奪い合いを演ずる
試合開始から10分近く経過するが
両者共に目立った展開は訪れない



腕を伸ばすサポーター

フロンターレがフリーキックの場面
掛け声と共に腕を伸ばし、指先を小刻みに震わせるサポーター
淡々と進む試合状況ながらも
サポーターの気合は悪くなく、整然と応援が続行される



フロンターレの反撃

千葉にじわじわと攻め込まれるものの
フロンターレは千葉のスローインからのボールを奪取し
カウンターから右サイドに即座に展開
ジュニーニョ選手から長橋選手(背番号20:MF)にボールは託され
クロスを繰り出すものの、千葉の守備に阻まれた



ジュニーニョ選手のクロス

だが、フロンターレは更に攻め立てる
右寄りよりジュニーニョ選手がクロスを放ち
櫛野選手(背番号17:GK)が弾いたこぼれ球を更に詰め寄る
強敵の千葉に対し、互角の戦いを演ずるフロンターレ



千葉の反撃

守勢が続いた千葉であるが、反撃から右サイドを大きく展開
コーナーエリアの競り合いを制し、コーナーキックのチャンスを掴む



ゆれる大旗

フロンターレに久々にピンチが到来
吹き荒れる強風に負けじと
ゴール裏のサポーターは大旗を水平に振り回す



フロンターレゴール前の攻防

コーナーキックのボールをめがけ、両チームの選手が激しい空中戦
千葉の一押しが足りず、ボールは程なくゴールラインを割り
フロンターレはこの危機を断ち切った



千葉のシュート

・・・と思いきや、直後フロンターレがファウルを犯す
千葉はここでも素早いリスタート、フロンターレの守備が整わぬ間に
坂本選手(背番号2:MF)が左サイドを崩し、危険な一撃
ボールはフロンターレゴールを辛くも外れ、誰もが胸をなでおろす



アウグスト選手のシュート

フロンターレも負けじと左サイドを展開
角度が乏しいながらも、最後はアウグスト選手が鋭い一撃
櫛野選手がファンブルをするも
付近の選手が詰め切れず、待望の先制ゴールには至らない



箕輪選手が空中戦に挑む

なおも攻撃の手を緩めぬフロンターレ
マルクス選手(背番号11:MF)のフリーキックに
箕輪選手(背番号5:DF)がセットプレーに挑む
続けて千葉ゴールを何度も脅かすものの
千葉の守備は固く、どうしてもゴールを奪えない



千葉の反撃

フロンターレの猛攻を耐え凌いだ千葉が、カウンターで猛反撃
巧みな足技を交え、フロンターレの守備を突破する



千葉のシュート

折り返したボールから、千葉がシュートを放つ
ボールは誰か・・・に当たった模様で、辛くも失点は免れるものの
続けてコーナーキックのピンチを迎えてしまう



千葉はゴールならず

コーナーから放たれたボールが、フロンターレゴール上方を通過
危険な場面であったものの、千葉も詰め切れない
千葉は細かいミスが目立ち、得点機を軒並み生かせない



応援するサポーター

対するフロンターレも決定力を欠く
そんな選手たちを勇気付けるべく、盛大な声援を送るサポーター
等々力の上空は厚雲が覆うものの
圧雲を突き抜けるべく、熱き応援を繰り出す



佐藤選手のシュート

前半も残り10分前後、ここは千葉が優位な時間帯
千葉は空中戦を交えて激しく攻め立てる
最後は佐藤選手(背番号7:MF)がボレーシュートを放つものの
ボールの芯をとらえず、ゴールラインを大きく割り込む



腕を振るえさせるサポーター

吉原選手のゴールキックに合わせ、腕を小刻みに震わせるサポーター
脈打つ腕の鼓動、遡上する鮭の群れを彷彿させる(何じゃ?)



吉原選手

先取点に飢える千葉がなおも、激しく攻め立てる
フロンターレの背後を狙うべく、盛んにスルーパスを放つ
ここは吉原選手がタイミング良く飛び出し、決定的な危機を作らせない



伊藤選手

前半も残り時間は刻一刻と減少
フロンターレもカウンターで攻め返すものの、千葉の主導権がなおも続く
それでも守備の集中力は途切れる事無く
千葉の攻撃を粘り強く弾き返す



応援するサポーター

劣勢であるものの、応援の手を緩めないサポーター
得点機の到来を信じ、力強い声援を送る



長橋選手

応援の後押しを受け、千葉の攻撃の隙を突き
フロンターレが左サイドを駆け上がる
更に右サイドに展開、長橋選手が強烈に右足を振り抜き
クロスを放つものの、逆サイドのジュニーニョ選手と呼吸が合わない



谷口選手

最後まで千葉の攻撃に手を焼くものの
固い守備で無失点で切り抜けたフロンターレ
前半は両者無得点、均衡を打ち破るのはどちらであろうか



千葉の登場が遅れる

緊迫感が心地よく保たれたまま、後半開始の時を迎える
早々にピッチに現れたフロンターレに対し
千葉の選手は遅れに遅れ、露骨な心理戦?で挑発か



応援開始

苛立ったフロンターレサポーターは、千葉の選手に激しいブーイング
試合開始の笛と同時に、気分を一新して応援開始
バモバモスかわさ〜、バモバモスかわさ〜
バモスかわさ〜、バモスかわさ〜

何故「かわさき」では無くて「かわさ」なのか?、繰り返すがそれは謎だ(笑)
別に
「かわさき」と叫んでも間違えでないらしいので、どちらでも



長橋選手

右サイドのフリースペースに、長橋選手が駆け上がる
千葉の選手が追い付かぬ間に、得意の角度からクロスの体勢



中村選手がシュートの体勢

グラインダー気味のパスは、中村選手(背番号14:MF)の足元へ
シュートは櫛野選手の正面であったが
リズミカルな攻撃に、サポーターから暖かい拍手が沸き起こる



黒津選手

黒津選手(背番号24:FW)も負けじと、左サイドからセンタリング
両サイドの攻撃は功を奏し、序盤の千葉の守備を慌てさせる





攻め立てるフロンターレに、サポーターも俄然活気づく
力強くこぶしを握り、応援をリードする最前列のサポーター



拍手をするサポーター

Gゾーンを陣取るサポーターも、盛大な拍手でこたえる
先制ゴールを演出すべき、一角は熱気で満ち溢れる



長橋選手

千葉の逆襲を受けるものの、即座に攻め返すフロンターレ
長橋選手が中盤から抜け出し、ドリブルからセンタリング
体のキレも良く、好調さをうかがわせる



ジュニーニョ選手

中盤の攻防から、ジュニーニョ選手が左サイドを展開
一直線に駆け上がり、コーナーキックのチャンスを演出



セットプレーからのシュート

マルクス選手のコーナーキックは放物線を描き、千葉ゴール前へ急降下
ゴール正面で待ち構えていた箕輪選手が
混戦の中、気迫のシュート!
櫛野選手が飛び出し、千葉ゴールは完全にがら空きだ!



千葉のクリア

・・・のつもりが、千葉のDFが直前でクリア
誰もが先制ゴールと思ったのもつかの間
サポーターからは歓喜の叫びが消え、かすかなため息が漏れる



千葉の攻撃

直後、千葉もカウンターからコーナーキックのチャンス
ニアサイドのボールはヘッドでクリアするも
千葉がボールを支配、フロンターレゴール前に緊張感が走る



守るフロンターレ

千葉の波状攻撃に対し、懸命に耐え凌ぐフロンターレ
再三のピンチを堪えきり、こぼれ球をフロンターレが前線へフィード



長橋選手がシュートの体勢

中盤から一気に右サイドの長橋選手へ
ドリブルから得意のクロスの体勢・・・、違う
厳しい角度をためらう事なく、強烈なシュート!



長橋選手のシュートが決まる

写真がぶれてる・・・、はともかく
低い一撃は櫛野選手をすり抜け
千葉ゴールに鮮やかに吸い込まれた!



ゴールを喜ぶ
ゴールを喜ぶ
ゴールを喜ぶ
ゴールを喜ぶ
ゴールを喜ぶ

おおおおおおおおおおおおおおおっっっ!
ヤスが、ヤスが決めたぁぁっぁぁっ!!
均衡を打ち破る劇的ゴール、選手もサポーターも大爆発
写真もスペシャルで5連続だぁぁぁ!



応援再開

先制ゴールで、俄然勢いづくフロンターレサポーター
この勢いで勝利に突き進め!
熱く、激しく、躍動感溢れる応援が
場内に盛大に響き渡る
オ〜〜〜、フロンターレ〜
オ〜〜〜、川崎オオ〜〜〜
オ〜〜〜、フロンターレ〜
オ〜〜オ、オ〜オオオ〜〜〜

ドンドドンドンドン、
オイ!
ドンドドンドンドン、
オイ!
ドンドドンドンドン、
オイ!
オオオオ
オオオオオオオオオ〜〜



ジュニーニョ選手

応援に触発され、ピッチ上の選手たちも活気付く
失点のショックからか、もたつく千葉を尻目に
ジュニーニョ選手が積極的にドリブルで飛ばす



ジュニーニョ選手

今度は長橋選手のパスを受け、逆側から鮮烈な一撃!
度重なる猛攻に、興奮したサポーターから大声援が沸き起こる
ジュニオール、オーオオオー
ジュニゴール、オーオオオー




千葉の反撃

千葉もカウンターからクロスを放つものの
逆サイドの選手と呼吸が合わない
最前線の乱れは修正されず、同点ゴールの気配は乏しい



箕輪選手のクリア

フロンターレの反撃の後、千葉はDFラインを押し上げる
ストヤノフ選手(背番号5:DF)が中盤を突破し、センタリング放つが
フロンターレは箕輪選手がヘディングでクリア
千葉はなおも攻め立て、フリーキックのチャンスを掴み取る



吉原選手が弾き返す

厳しい局面が続くフロンターレだが、守備は決して乱れない
巻選手(背番号18:FW)の飛込みにも慌てず
吉原選手がパンチングで弾き返す



ジュニーニョ選手のシュート

守勢を脱するべく、フロンターレはカウンターで大反撃
ジュニーニョ選手がドリブルで飛ばし
一瞬の隙を見逃さず、千葉ゴールへ豪快にシュートを放つ



興奮するサポーター

絶好の場面の到来に、応援は俄然勢いづく
コーナーエリアにマルクス選手が向かうにつれ
声量は一気に増し、付近は興奮の渦



空中戦に挑む

ぶ厚い千葉の守備に怯まず、アウグスト選手が空中戦に挑む
1点では選手も満足しない
千葉を突き放すべく、貪欲にゴールを狙うフロンターレ



フロンターレが体を張って守る

後半も残された時間は限られる
後が無い千葉は段階的に攻撃的な選手を投入
逆転を目指すべく、総攻撃に突入する
千葉の激しい当たりに対し、フロンターレも体を張ってゴールを死守
ホームの意地にかけて、簡単にゴールを明け渡さない



中村選手が競り合う

1点のリードを保つものの、フロンターレに「逃げ切り」の言葉は似合わない
ライン際の攻防には中村選手
結城選手(背番号24:DF)に挟まれるも
眼前のボールに執着心を燃やす



ジュニーニョ選手

ロスタイムに突入すれど、攻撃の手を一向に緩めぬフロンターレ
ジュニーニョ選手もライン際で粘り
千葉に反撃の時間を与えない



最後の応援

勝利を呼び込むべく、サポーターも最後の応援に突入
両腕をガンガン突き上げ、力の限り声援を送る
アバンテ〜、オオ川崎〜オオ
ララーラララーララーラ〜
アバンテ〜、オオ川崎〜オオ
ララーラララーララーラ〜




最後の応援

ゴール裏のサポーターも激しく動き、Gゾーン呼応し声援を送る
場内が熱く一体となり、勝利を信じて盛大な拍手が響き渡る



勝利の瞬間

程なく訪れた、勝利の瞬間!
強敵千葉を打ち破り、ホーム2連勝を飾る
90分間戦い続けたサポーターも、終了の笛と同時に大興奮



バンテーラが広がる

バンテーラが大きく広げられ、左右に振られ選手を出迎える





激闘を戦い抜いた選手たちが
挨拶を済ませてサポーターの前を通過
緊張感がとき切れぬ中にも、勝利の喜びをかみしめているかのようだ





決勝ゴールを叩き出した長橋選手
「あんたが大賞」の賞品の厄除け飴を
笑顔でサポーターにプレゼント
ヤス、最高だぜ!!



<フロンターレの出場メンバー>
GK:吉原
DF:伊藤・鄭・箕輪
MF:谷口・中村・長橋・マルクス・アウグスト
FW:ジュニーニョ・黒津
SUB:下川・佐原・相馬・久野・黒津
<フロンターレの選手交代>
黒津>佐原(81分)
マルクス>相馬(86分)



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