清水エスパルス VS 川崎フロンターレ

〜 2005 Jサテライトリーグ 〜



日   時 2005年5月29日 14:02
試合会場 御殿場市陸上競技場  (静岡県御殿場市)
天   候 曇り
観 客 数 430人 (どうやって数えたの?)
試  合  結  果
清   水 0 前  半 0 川   
1 後  半 0
     
     
     
1 0
得   点   者
岡崎 慎司 75分      


特急「あさぎり」

御殿場へは小田急線から快適な特急の旅
御殿場線へ直通の「あさぎり」に乗車し、優雅な旅を楽しもう



御殿場市陸上競技場

・・・んな訳無い、これだけ遠征三昧じゃ贅沢不能
御殿場駅までは普通列車を貧乏に乗り継ぎ
駅からは競技場までは、灼熱の中30分以上の徒歩の旅(爆)



フッキ選手と佐原選手

メンバーを見渡したところ、目新しさは感じられない
そりゃ、選手層が薄いのに、新戦力の期待もうたかたの夢
昨日のナビスコ杯で戦った、フッキ選手(背番号19:MF)と
佐原選手(背番号3:DF)も、サテライトではお馴染みの顔



試合開始

さあ、とっとと試合開始
本日は久々に、Kiss Digital(初代)での撮影だ
AFも機種の制約からワンショット専用、動体予測AFは完全封印
レンズはキヤノン EF 300mm F4L IS USM+
シグマのエクステンダー(1.4倍)との組み合わせ
試合内容は今日も忘れました、写真ばかりでごまんなサイ



清水の攻撃

スピード力に勝る清水が、先制攻撃を仕掛ける
低い突破に対し、西山選手(背番号31:MF)らの
守備は遅れ、清水にシュートを許してしまう



相澤選手

低く地を這うシュートは、相澤選手(背番号28:GK)が弾く
のっけからピンチを迎えるあたり、不安な印象を植え付けられる



中盤の攻防

では、肝心の攻撃と言えば・・・
この日も繋がりが悪く、突破の基点が見出せない
フッキ選手や西山選手が積極的に動くものの
このように中盤で引っかかる場面も少なくない



西山選手

中盤から西山選手が飛び出し、鋭いクロスを繰り出す
この場面はゴール正面で、対応する選手が不在
スピードと積極性は十分であるが、連携面での問題を抱えたまま



鄭選手

寺田選手の復帰により、サテライトへ逆戻りの鄭選手(背番号17:DF)
印象的にはリーグ戦と大差なく、無難に守備をこなしている



佐原選手

ついでなので、右サイドバックの佐原選手
清水の速攻に手を焼くかと思われたが
この時間帯は特段問題を抱えず、こちらも無難なプレー



フリーキックのチャンス

ぎこちない攻撃が目立つフロンターレではあるが
ともあれフリーキックのチャンスを掴む
位置はゴール正面、絶好のポジションではあるが
清水の壁は高く、容易く破れそうも無い



飛弾選手

このキックは、飛弾選手(背番号26:MF)が担当
ボールは清水の壁に激突、容易くゴールは奪えない



飛弾選手

フリーキックのチャンスは生かせぬも、飛弾選手の動きは悪くない
一見すると地味ではあるが、中盤の守備も巧みにこなす



都倉選手

山根選手(背番号6:MF)のパスを受け
都倉選手(背番号27:FW)が突破を仕掛ける
ここは清水のプレッシャーに屈し、呆気なく転倒するが
フロンターレは攻撃を続け、コーナーキックの場面を迎える



佐原選手

高いボールに対し、佐原選手がヘッドでゴールを狙う
写真だけではかなりの打点に見えるが
清水の守備も固く、簡単にはシュートを許さない



飛弾選手が倒れる

清水の逆襲を何とか凌ぎ、フロンターレが右サイドを攻め立てる
・・・と、飛弾選手が突如わき腹を抱えて転倒
一旦はプレーに復帰するも、再びピッチにうずくまる
腕で×マークをし、プレー続行不能の意思表明



大久保選手

まさかのアクシデントに、大久保選手(背番号33:DF)が急きょ準備
エジソンコーチとストレッチ、急ピッチで投入体制を整える



飛弾選手が退場

飛弾選手は担架に搬送されたまま、ピッチを後にする
両手は腹部を押さえたまま、体は微動だにしない
飛弾選手のダメージは、如何ほどなのであろうか・・・



山根選手

飛弾選手の退場を境に、フロンターレの攻撃のリズムが崩れる
山根選手も迷う場面が目立ち、前線に効果的なパスが滞る



小林選手

清水のスピードに対し、小林選手(背番号15:DF)も遅れがち
サテライトや練習試合を何度か見たが
小林選手の存在が、どうも中途半端に思えてしまう



佐原選手が治療中

ピッチサイドでは、佐原選手が治療中
フロンターレの選手が頻繁に転倒するのが気になる
ピッチは砂塵が舞い、躓きやすい条件なのかも知れないが
一歩間違えれば怪我を招くだけに、心配ではある



空中戦

清水がコーナーキックの場面を迎える
フッキ選手は守備に無関心と思われがちだが
この場面は空中戦に挑み、清水のヘディングを阻止



後半開始

・・・と、ゴールの気配も乏しいまま、試合は後半へ突入
気のせいかも知れないが、選手の表情に生気が乏しく見える



フッキ選手

頼むぞフッキ、得意の突破力を見せてくれ!
だが、この場面はボールを持ち過ぎる悪い癖
一応は清水サイドに攻め立てるも
清水DFに取り囲まれてしまい、チャンスは演出ならず



フロンターレの攻撃は問題

では、残るFWの攻撃力と言えば・・・
都倉選手も飯尾選手(背番号16:FW)も、いささか役不足
清水の早い対応に潰されてしまい、なす術も無い



都倉選手

だが、ルーキーの都倉選手には、貴重な戦いの場
跳べ都倉!、跳ねろ都倉!



西山選手

西山選手も、ひたむきさを懸命にアピール
清水の厳しいマークに、豊富な運動量も封印されがちであるが
都倉選手と同様に、実践の場を生かして欲しい



木村選手

気のせいかも知れないが、木村選手(背番号22:MF)の存在が薄い
谷口選手がU-21代表選出で
ナビスコ杯出場のチャンスもあるだけに
もっと自分をアピールして欲しい



守備には課題

場面は清水のフリーキック
6枚の壁を形成するも、あっさりと破られてしまう
清水にフリーでヘディングシュートを許し
守備の脆弱性を露呈してしまう



フッキ選手

フロンターレは逆襲に転じ、フッキ選手が強力に突破
ここは転倒してしまうが、続けての攻撃では
飯尾選手に見事なパスを供給し、シュートを演出



大久保選手

清水を攻め立てるフロンターレ
この場面は大久保選手が、得意のロングスロー!
凄まじき飛距離に、地元の観客からはどよめきが起こる



都倉選手

ファーサイドに伸びたボールに、都倉選手が飛び込む
都倉選手の気迫は実らず、悔しさをあらわにする



大久保選手

大久保選手はロングスローばかりが着目されがちだが
長身を生かした守備も、大分板についてきた



清水の攻勢

だが、肝心の試合に目を向けると
フロンターレの攻撃は影を潜め、清水が一方的に攻め立てる
フッキ選手も強引な突破どころか、守勢を強いられてしまう



フロンターレが失点

清水のスピード感に勝る攻撃に、遂に失点を喫してしまう



鄭選手

1点ビハインドのフロンターレ、ここから同点に追い付けるか?
鄭選手が攻撃色を強めるが、清水の守備が一歩上手



木村選手

木村選手も精彩を欠き、判断力も遅かった
思い描いたアピールは、果たして達成出来たのであろうか



山根選手

遅ればせながら、山根選手も大胆な突破に挑む
だが、余りに遅過ぎた、もっと早い時点から
攻撃の基点になって欲しかった



試合終了

・・・と、この後も得点の気配は乏しく、試合終了
しかし、サテライトではあっても未だ勝利を飾れぬとは
この事態は実に苦々しい、もっと勝負にこだわって欲しい





こうして、川崎から遠路駆けつけ
敗戦にも関わらず、暖かい拍手を送るサポーターのためにも
選手の更なる奮起を、強く期待したい



赤富士

さあ、壮大な赤富士に向かって走り出せ!(ウソ)



<フロンターレの出場メンバー>
GK:相澤
DF:佐原・鄭・小林
MF:木村・飛弾・山根・西山・フッキ
FW:飯尾・都倉
SUB:佐野(U-18)・大久保・山田(U-18)・佐藤(U-18)
<フロンターレの選手交代>
飛弾>大久保(31分)



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