川崎フロンターレ VS ボルトン・ワンダラーズFC

〜 2005 プレシーズンマッチ 〜



日   時 2005年7月28日 19:15
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候 晴れ
観 客 数 4,518人
試  合  結  果
川    1 前  半 0 ボ ル ト ン
0 後  半 1
     
     
     
1 1
得   点   者
黒津 勝 11分   82分 シンクレアー


メインスタンド

川崎フロンターレ初、欧州クラブチームとの夢の対決
仕事を終えて競技場に駆けつけると・・・
何じゃ!?、メインスタンドの閑散さは




閑散とした場内

バックスタンド1階席を除けば、場内はご覧の有様
まるでJ2時代、3年前ぐらいを思わせる閑古鳥な雰囲気だ




Gゾーン付近

この日のGゾーンは、応援のリードは無し
リーグ戦では熱き集団も、パラソルを広げて選手を出迎える




ゴール裏

方や、ゴール裏では大旗が盛大になびく
観客の影はめぼしいが、たすきを手に応援をリードする姿も




試合開始

川崎フロンターレの歴史を刻む、記念すべき一戦がスタート
さぁ、気合を入れて応援開始・・・
ダメだ、プレシーズンマッチでは闘志が全く高まらない
申し訳ないのですが、本日も300mm単玉で選手中心に撮影
ここからは逃げの、手抜き写真をどうぞ




寺田選手

欧州のクラブチームを相手に、フロンターレの守備は通用するのか・・・
ボルトンの低い縦パスを、寺田選手(背番号13:DF)が冷静にカット




寺田選手

もう一枚寺田選手、高さでは全く互角の勝負
ボルトンの選手も動きが緩く、序盤は無難に守備をこなす




FW対決

我那覇選手(背番号9:FW)と、ベデルセン選手(背番号9:FW)のFW対決
我那覇選手がサイドに叩き、長橋選手(背番号20:MF)の
クロスを引き出すが、決定的な形には至らない




相馬選手

相馬選手(背番号23:MF)がスタメンで登場
ボルトンの選手に腕を掴まれるも、元日本代表の貫禄?からか
厳しいチャージにも動じず、ボールがラインを割るのを見送る




フロンターレの攻撃

ボルトンの守備はチェックが緩く、前線では比較的自由にボールが回る
マルクス選手(背番号11:MF)のパスが
ボルトンの選手の隙間をぬい、黒津選手(背番号24:FW)の足元へ




黒津選手のシュート

黒津選手は軽いドリブルを経て、至近距離からシュート
ボールはボルトンのヤスケライネン選手(背番号22:GK)の脇を通過
大方の予想を裏切り、フロンターレが先取点をゲット!




黒津選手

ゴールを決めても、黒津選手はポーカーフェイス
プレミア相手にゴールを叩き込んだのだから
もっと喜んでもいいのにねぇ




フロンターレの守備

で、試合はまったりと続行します
ボルトンはゆったりとしたパスワークの攻撃が続く
混戦にもつれるも、フロンターレの守備はそこそこ安定




黒津選手

伊藤選手(背番号2:DF)のパスを受け
黒津選手がカウンターで駆け上がる
手薄なボルトンの守備は慌てて対応
黒津選手を倒してしまい、フロンターレにセットプレーが到来




原田選手

この場面は原田選手(背番号35:MF)がキックを担当
ゴール左上を狙ったようだが、惜しくもボルトンゴールをとらえない




谷口選手

ゆったりと攻めるボルトンが、空中戦を仕掛ける
フロンターレは谷口選手(背番号29:MF)が対抗するも、高さでは明らかに劣る
そのままじわじわとボルトンに押し込まれ
逆にセットプレーのピンチを迎える



相澤選手

ここチャンスを逃さぬべく、ボルトン激しい空中戦を仕掛ける
相澤選手(背番号28:GK)も一歩も引かず
フロンターレのゴールを守り抜く




オコチャ選手

取りあえず、オコチャ(背番号10:MF)な一枚
輝かしきナイジェリア代表も
長旅と連戦の影響からか、動きの精彩はもうひとつ




ディウフ選手

ディウフ選手(背番号21:FW)の卓越したキープ力に、場内は騒然
相馬選手も警戒してか、執拗にまとわりつく




原田選手

ボルトンが波状攻撃を仕掛けるも、原田選手の守備が光った
激しいスライディングで攻撃をカット
続けてのクロスボールは体を張って阻止と、大車輪の活躍




伊藤選手

ボルトンの猛攻に、フロンターレは厳しい局面へと突入
伊藤選手も馬乗りになりつつ、必死の守備




箕輪選手

ボルトンがヘディングシュートを狙う画面
箕輪選手が強引に首を曲げ、ボールをねじ込む




黒津選手

黒津選手も守備に入るものの、もたつきは隠せない
守備の乱れから、ボルトンにボールを奪われシュートを許す




相澤選手

絶体絶命の危機を迎えるも、相澤選手が気迫のセーブ
苦しい時間帯を耐え、ボルトンの猛攻を断ち切った




ボルトンの守備

前半終了前に、追加点が欲しいフロンターレ
だが、ボルトンの守りも徐々に動きが冴えてきた
少しでも判断に迷うようなら、容赦無くボールを奪いにかかる




箕輪選手

フロンターレは守備のもたつきから、終了間際にピンチを迎えてしまう
だが、箕輪選手の攻守などにより、前半は無失点で切り抜けた




電光掲示板

等々力の夜空を飾る、英字のアナウンス
やっぱり国際親善試合なんだなぁと思いつつも
闘志が低調なまま、後半開始の時を迎えた




ディウフ選手

前半の流れとは一転、ボルトンが序盤の主導権を握る
ボルトンが深く攻め込み、ディウフ選手のフリーキック




ボルトンのフリーキック

ボルトンの連続攻撃を前に、フロンターレは守勢を強いられる
シャープに振り抜かれた左足から、鮮烈な一撃がフロンターレを襲う




我那覇選手

フロンターレもそろそろ反撃に移りたい
我那覇選手が空中の体制から
サイドの谷口選手を目掛けパスを繰り出す
しかし、ボルトンも即座に反応しチャンスは芽生えない




ボルトンの攻撃

ボルトンの選手が無理な体勢ながらも
長い足を伸ばし、得点意欲を見せ付ける
その背後にはボルトン(プレミア?)ファンらしき、日本人の姿も




両者の攻防

ガードナー選手(背番号11:MF)と我那覇選手の攻防
ジャマイカ代表のガードナー選手は
運動量も豊富で、侮れない存在




選手交代

ボルトンに遅れること、フロンターレも選手交代に踏み切った
この場面では鄭選手(背番号17:DF)と
鬼木選手(背番号7:MF)を一気に投入




長橋選手

もうひとつ目立たなかった長橋選手であるが
ようやく目覚めたのか、ボルトンの隙間を突破に入る
しかし、世界レベルが相手では、易々と通用しない




入場者数発表

・・・と、ここでお待ち兼ねの入場者数発表
下2桁は18人、全体では一体・・・




入場者数発表

僅か4,518人の観客に、さすがに愕然
プレミア相手の親善試合としても、現実は厳しかった
5,000人にも届かないとは、興行面では大失敗だなぁ




マルクス選手

そんな間にも、フロンターレに好機到来
フリーキックを蹴るのは、もちろんマルクス選手




箕輪選手

高度にコントロールされた一撃は
箕輪選手がヘッドで叩き込む
ボールはボルトンゴールの左下突くが、惜しくも枠外を通過




ボルトンのフリーキック

ボルトンも一気に大逆襲、逆に正面からのフリーキック
オコチャ選手の強烈なキックに、鄭選手が勇敢に立ち向かう




ボルトンの守備

フロンターレは都倉選手(背番号27:FW)を投入するが
若い力は全く歯が立たない
ベン・ハイム選手(背番号26:DF)が悠々と、後ろ足でクリア




ボルトンの守備

攻め手を欠くフロンターレは、ロングパスで前線を狙う
ここはガードナー選手が長橋選手を抑え、的確にクリア




鬼木選手

続けて鬼木選手がドリブル突破を図るが
ガードナー選手が側面から、鮮やかなスライディング
動きが蘇ったボルトンを前に
フロンターレは攻撃のバリエーションが乏しく
追加点は遠のく一方




ボルトンが同点

フロンターレの守備に隙が生まれ
ボルトンがドリブルから一気に反撃開始
最後は至近距離から押し込まれてしまい
土壇場で同点に追い付かれてしまう




最後の攻撃

フロンターレは最後は必死に食い下がる
左サイドを攻め崩し、木村選手(背番号22:MF)が
渾身の力でクロスを放つ
だが鬼木選手には到底届かず、決勝点は宙に消えた




試合終了

等々力の夜を飾った熱戦は、程なくタイムアップ
穏やかなムードの中、両チームの選手が健闘を称えあう




オコチャ選手

場内からの声援を受け、手を振るオコチャ選手
前後左右に大きくステップ、卓越したテクニックのドリブルには
思わずど肝を抜かれました




フロンターレの選手

フロンターレの選手は親善試合に不慣れなのか
視線が落ち着かぬまま場内一周
いつの日か強豪となり、堂々たる勇姿を見せてくれぇ



<フロンターレの出場メンバー>
GK:相澤
DF:伊藤・寺田・箕輪
MF:長橋・谷口・原田・マルクス
FW:我那覇・黒津
SUB:吉原・小林・鄭・木村・山根・鬼木・久野・飛弾・今野・飯尾・都倉
<フロンターレの選手交代>
谷口>鄭(58分)
原田>鬼木(58分)
我那覇>都倉(61分)
マルクス>今野(78分)
相馬>木村(84分)



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