打倒オレンジ大作戦は、一杯のオレンジジュースから
オレンジ100％まる絞り、無加糖無添加無着色
食物繊維が豊富といいことずくめ
ただ、氷を入れてから時間が経過しすぎたのか
薄味だったのはちょっぴり残念
台風接近の影響で雨模様の場内
アウェイ側はご覧の閑散ぶり、近場にしては寂しい状況
しかもサポーターも屋根の下に避難とは、一体何事
雨に濡れての応援を回避とは、明らかに軟弱過ぎる
だが、ホーム側も客足はイマイチの状況
熱心なサポーターはともかく、台風接近で観戦を避けられたのか
等々力が青く染まるには程遠い
随所に隙間が目立ちつつも、熱き90分間は静かに幕を開いた
フロンターレの先制攻撃はセットプレー
対する大宮は定番通りか、左サイドを軸に攻略
トゥット選手（背番号10：FW）の突破に
久々スタメンの森選手（背番号25：MF）が守備で対抗
何となくダーティーな森選手ではあるが、序盤から守備が冴える
冨田選手（背番号5：DF）のパスを鮮やかにカット
早めの対応が功を奏し、大宮に決定機を与えない
大宮は即座に右サイドへと展開
久永選手（背番号16：MF）に対し
アウグスト選手（背番号4：MF）と
伊藤選手（背番号2：DF）がマークに入る
ボール繋ぐ大宮に、フロンターレは密着マーク
だが、ボールに集中し過ぎたのか
大宮の選手の後方にノーマークのエリアが発生
バックパスを受けた久永選手が、強烈なミドルシュートを披露
弾丸シュートは凌いだものの、続けて大宮のコーナーキック
ゴール前の混戦は断ち切るも、大宮がしたたかにボール保持
ペナルティエリア内を駆け上がるトゥット選手に
寺田選手（背番号13：DF）が側面からスライディング
ボールはゴールラインを割り、大宮が再度コーナーキック
度重なる危機の連続に、応援も早くから緊張感を増す
ゴールを死守すべく、鋭い声援がピッチへと響き渡る
大宮のセットプレーから、フロンターレゴール前は緊迫の攻防戦
大宮が再三に圧力を加えるも、攻撃の形は乱れがち
そして、フロンターレがボールを奪取し
中村選手（背番号14：MF）が、湿った地面を這うパスを放つ
カウンターから最後は最前線のジュニーニョ選手
（背番号10：FW）に繋がるも、大宮の包囲網に囲まれる
大宮はその後もコーナーキックを得たが、ミスキックに終わる
フロンターレの右サイドは守備が安定
森選手の的確なマークにより、大宮の攻撃エリアを狭くさせる
対するフロンターレの攻撃であるが、前線の決定力を欠く
両サイドを深く攻め込むものの、大宮の厳しいマークに遭遇
アウグスト選手も密着マークに苦しみ、得意のクロスを封印される
どんよりとした曇り空の下、両者の闘志が激しく激突
森選手が金澤選手（背番号7：MF）に厳しいチャージ
時間の経過と共に、中盤の攻防も熱を帯びる
マルクス選手（背番号11：MF）のファウルに対し
大宮の選手が肘打ちをアピール
ジュニーニョ選手のドリブルを軸に、フロンターレは右サイドを展開
・・・と、背後から箕輪選手（背番号5：DF）が大胆な攻撃参加
大宮の選手を自ら振り切り、ライン際でクロスを放つ
ボールは大宮の選手に触れ、コーナーキックのチャンス！
予期せぬ形でのチャンス到来に、活気付くサポーター
待望のコーナーキックを前に、先制点の期待は高まるばかり
マルクス選手のキックに合わせ、箕輪選手がヘッドを狙う
箕輪選手の旺盛な攻撃意欲
これを支えるものあったとは・・・、この時は全く知らなかった
箕輪選手のパワーに触発されたのか、守備も引き締まる
久永選手のドリブルに伊藤選手が追随、突破を許さない
大宮からボールを奪い取り、一気に切り返すフロンターレ
アウグスト選手のフリーキックは惜しくも決まらぬも
大宮からコーナーキックのチャンスを掴む
セットプレーからフロンターレが押し込みを図るが、大宮の守備も固い
それでも攻撃意欲が衰えぬフロンターレは
中村選手が低いスルーパスを繰り出し、チャンスを演出
パスを受けたアウグスト選手がクロスを放つが
残念ながら荒谷選手（背番号20：GK）の手中
そして、大宮の速攻が炸裂
ライン際を嫌ってか、左サイドをやや中央寄りに展開
フロンターレのマークに遭遇しつつも、じっくりと攻撃を組み立てる
フロンターレの背後を狙い、トゥット選手が縦にすり抜ける
それを狙い、危険なパスが放たれるも
寺田選手が左足を伸ばし、寸前でクリア
執拗に攻める大宮を振り切り、フロンターレが前線へフィード
だが、ジュニーニョ選手へのマークは非常に厳しく
軒並みボールを奪われてしまい、得意の突破力は封印される
両者共に決定力を欠き、一進一退の攻防が続く
ピッチコンディションを考慮してのことか（？）
大胆な空中戦は影を潜め、低重心の攻防戦
フロンターレの決定機は乏しいながらも、応援の熱気は維持される
大宮はJ2時代からの永遠のライバルでもあり
応援にも自然と力が入るのは自明の理
サイドの狭い空間を、大宮が細かく繋ぐ
フロンターレの守備は多少消極的な気もするが
密着マークが功を奏し、最後は伊藤選手が大きくクリア
この日はどうも、谷口選手（背番号29：MF）が振るわない
攻撃に絡む場面に乏しく、判断力の鈍さが気になる
攻撃の流れを生かす事無く、大宮が深い位置から反撃開始
中盤のパスを受けた久永選手が、右サイドを大きく旋回
フロンターレゴール前は危険な状況に陥るも
クロスの直前に伊藤選手が追いつき
ボールはゴールラインを通過、辛うじてコーナーキックへと逃れる
セットプレーの場面と同時に、ゴール裏の大旗が一斉になびく
雨を吸収し旗の重量が増した影響からか
旗の動きが多少鈍いのは気のせいか
大宮のコーナーキックは、ファーサイドへと流れゆく
トゥット選手の背後を寺田選手が両腕で抱え
反則すれすれで空中戦を阻止
中盤の攻防戦を経て、谷口選手が右サイドへスルーパス
最後は森選手がコーナー付近で粘るものの、決定機は訪れない
それでもフロンターレが優位な時間帯
なおも攻撃を続け、アウグスト選手のコーナーキックの場面
マルクス選手が絶妙のタイミングでヘッドで合わせたが
大宮のプレッシャーで体勢が崩れたのか、決定打には至らない
その後も大宮を攻め立てるが、逆にカウンターを食らってしまう
手薄な守備の隙を狙われ、山下選手（背番号31：FW）がシュートの体勢
一瞬危険を覚悟するも、相澤選手（背番号28：GK）が危機を救う
危険を顧みぬ飛び出しで、失点を寸前で食い止める
前半の残り時間は、大宮が優位に試合を進めた
最後はフロンターレはコーナーキックのピンチを凌ぎ
右サイドを深く攻め込むものの、決定機を迎える事無く前半終了
久々に2階席に移動し、ゴール裏を一望
う・・・む、結構ガラガラだ（爆）
対するGゾーンは、悪天候だがそこそこの密集度
ただ、写真では隠れている手前側は空席がかなり目立った
おっと、早くしないと後半が始まってしまう
このシーンを見て、2000年のJ1シーズンは
2階席からの応援だったなぁと、苦い過去を回想
1階席に戻ると同時に、後半開始の時を迎えた
早速フロンターレが先制攻撃
密集地帯をもろともせず、ジュニーニョ選手が怒涛のドリブル
この場面は大宮の堅守が勝る
長きJ2時代を共に戦い続けた
奥野選手（背番号2：DF）がボールを奪取
大宮はカウンターから、コーナーキックの場面を迎える
・・・と、空からは雨粒が舞い始める
何とか天気が持ち堪えたと思いきや、後半は大雨の気配
トゥット選手が巨体を揺らし、縦パスの通過を阻止
’99年のJ1昇格の立役者だが、それはとうの昔
長き永遠のライバルとして、大宮のユニフォームに袖を通す
大宮はセットプレーのチャンスを掴んだ
トゥット選手が強烈な一撃を放つものの
ボールの精度は低く、ゴールラインを割り込んでピンチを脱出
さぁ、ここから反撃開始
相澤選手のゴールキックに合わせ、うなり声が盛大に響く
お、我那覇選手（背番号9：FW）へパスが繋がった
大宮の手薄な守備を確認するや、一直線に駆け上がる
一気にサイドを駆け上がり、斜め角度からシュート！
低い一撃は大宮の選手の足元をすり抜け
大宮のゴールを鮮やかに揺らす
我那覇選手の先制ゴールが決まった！
両腕を大きく広げ、余裕のポーズ
閑散としたゴール裏も、この時は活気が戻ってきた
大旗が盛大に揺れ、我那覇選手を祝福する
Gゾーンも俄然熱気を帯びる
宿敵大宮からの勝利を信じ、気迫の応援が再開
先制ゴールで、ピッチ上の選手も勢いを取り戻す
中盤からのパスを受け、森選手がクロスを放つ
追加点を奪うべく、複数の選手が混戦に挑む
ボールは荒谷選手が抑えるも、いいリズムでの攻撃が続く
先制点を許した大宮も、必死に反撃開始
トゥット選手がドリブル突破を仕掛けるも
森選手の守備が勝り、ゴールへの接近を許さない
フロンターレが大宮からボールを奪取し
左サイドのカウンターで猛反撃
縦への突破を図るジュニーニョ選手に
斉藤選手（背番号15：MF）が激しいスライディング
斉藤選手のラフプレイで、ジュニーニョ選手が倒れこむ
その傍らで、両チームの選手が興奮し小競り合い
フロンターレ側ではマルクス選手とアウグスト選手が
大宮の選手を突き放す等、怒りが収まらない
場内も一時期騒然とするも、過度の煽りは不要
マルクス選手のフリーキックに向け、程なく応援に集中
絶好のチャンス到来に、声援にもさらに力がこもる
レッツゴー、レッツゴー！
レッツゴー、レッツゴー！
大きなキックにあわせ、箕輪選手が混戦に突入
一気に縦へと駆け上がり、豪快にボールを押し込んだ
強烈なヘディングシュートが、大宮ゴールに突き刺さる
ゴールを決めた箕輪選手、渾身のジャンプでガッツポーズ
闘志溢れるゴールに、サポーターも大興奮
宿敵からの勝利を信じ、応援の勢いは急加速
優位な状況になるも、2点のリードに満足しないフロンターレ
ジュニーニョ選手クロスボールにあわせ、空中戦からの追加点を狙う
空中戦のショックで、ジュニーニョ選手が担架で搬出
度重なるダメージでサポーターをやきもきさせるも
程なくピッチに復帰、盛大な声援を受けた
雨粒が大きくなる中、マルクス選手が精悍な表情でパスを放つ
試合の流れは徐々に大宮へと傾き
フロンターレは守勢の時間帯に突入
大宮が粘りの攻撃で、フロンターレを攻め立てる
ライン際からのクロスに、金澤選手がフリーの体勢
至近距離から強烈なヘディングシュートをお見舞いする
絶体絶命の場面であったが、相澤選手が食い止めた
無人のゴールに沿って、ボールが不規則に弾むものの
森選手がヘッドでボールをかき出し、一丸で失点を阻止
続けて大宮がコーナーキックの場面
大宮の攻撃に苦境の連続だが、集中してゴールを死守
その後も守備の乱れ等から、フロンターレの劣勢が続く
写真でも識別可能な大雨が降りしきる中
攻撃の糸口を探すフロンターレ
大粒の雨はサポーターにも容赦なく降りかかるが、怯む気配は皆無
攻撃を促すべく、両腕を頭上に伸ばし拍手を送る
サポーターの声援に引き付けられるように、森選手が攻撃に挑む
大宮の密着マークに、突破は自制
森選手のパスを受け、中村選手が鋭いパスを放つ
絶好のチャンスと思いきや、大宮の選手の正面を突いてしまった
大宮を激しく攻めるフロンターレ
マルクス選手の折り返したボールに、箕輪選手が反応
中盤から駆け上がり、大胆なミドルシュートを放つ
意表を突いた一撃は、荒谷選手の手先をかすめ
大宮ゴールのポストに激突、惜しくも3点目には届かない
その後、中村選手が担架で搬出
攻撃の基点をひとつ失ったフロンターレ
既に佐原選手（背番号3：DF）を投入し、守備重視の体制だが
果たしてこのまま逃げ切れるのであろうか
後半も残り時間を僅かにして、佐原選手がファウルの判定
大宮がフリーキックの場面到来、この危機を無失点で断ち切れるか
島田選手（背番号17：FW）のフリーキックが炸裂
渾身の一撃はフロンターレゴールに突き刺さってしまう
最後に試練を迎えてしまったが、ピッチ上の選手は動じなかった
マルクス選手がシャープな一撃、大宮ゴールを脅かす
ロスタイムに突入するや、ジュニーニョ選手がボールをキープ
冷静に時間の消費を図り、マルクス選手のコーナーキックを演出
大宮も最後の執念を見せるも、フロンターレはゴールを堅守
この後も無失点で切り抜け、試合終了の時を迎えた
苦手の大宮を下し、今シーズン初の3連勝！
これでJ1残留も目前、上位進出も現実味を帯びてきた
「お立ち台」でメガホンを握る箕輪選手
第一子の誕生が発表、これが破竹の活躍の原動力だったとは
おめでとう、ミノ！