2006 川崎フロンターレ
新体制発表会見・特別演奏会

開場前

今年もお楽しみの新体制発表会が、洗足学園音楽大学にて開催
平日夜からの開催にも関わらず、開門前の長蛇の列
写真は開門30分前のものであるが、150人前後はいたであろうか




演奏

午後6時の開門と同時にホールの中へ・・・と思いきや
何故か30分待たされ、ロビーは多くの人の渦
ようやくホールに入ると、学生のオーケストラによる演奏がお出迎え




和太鼓の演奏

続けて和太鼓の演奏、力強い音色に場内は魅了された




発表会の開始

さぁ、お待ちかねの発表会スタート
壇上にはクラブの首脳陣と、新入団選手が勢揃い
最初は阿部孝夫川崎市長が、冒頭のご挨拶




武田社長
武田社長
武田社長

阿部市長の挨拶に続き、武田社長が会見に挑む
発言の概要は下記をご覧ください




= 武田信平代表取締役社長 発言概要 =

<開幕戦について>
 ・開幕戦は3月5日(日)、等々力陸上競技場で開催。
  対戦相手は「
one of orange colors」「雪深いところからやってくる」(場内爆笑)
<ホームゲームでの入場者数の目標について>
 ・昨年は平均13,600人強、2004年比4,500人アップ。
  今年は15,000人以上に来て頂きたい。楽しいスタジアムで皆様をお迎えしたい。
<川崎フロンターレ設立10周年に関連して>
 ・ビッグフラッグ募金は430万円強達成、フラッグ2つは十分制作できる。
 ・クラブの年間モミュメントを作成予定。選手・監督らの集合写真を金属に焼付け、毎年飾りたい。
 ・市内の商店街にタペストリーをはり、商店街を青く染める計画がある。川崎市内には130以上の
  商店街があるが、そのうち68商店街から申し込みがあり、2,500枚を飾る計画。
 ・その他、OBによる試合なども計画中。
<今年のキャッチフレーズ>
 ・「Challenge the future」、10周年記念ロゴにも書かれている。
  皆様への感謝の気持ちと、今年、将来への決意が込められている。
<スタジアム環境について>
 ・SS席が新設、当日券は値上げしたが前売り券は据え置きなので、前売り券を買って欲しい
  (場内爆笑)。
 ・売店は「山田うどん」が入り、メニューが増える見込み。
  ユニフォームスポンサーに「ふくしまの米」が加わり、場内で米を配ったりする予定。
  新たなメニューの開拓にも期待したい。
 ・スタンプラリーカードは今年から磁気カードになる予定。
<鷺沼のフットサル場について>
 ・日本でも最大級の規模を誇る。3/18にプレオープン後、4/2にグランドオープンの予定。
  人工芝の6面のグラウンドとクラブハウスで、皆さんに楽しんで欲しい。
<今シーズンの目標について>
 ・今シーズンはベスト4を目指したい。もちろん優勝を目指して戦うが、確実にベスト4を狙いたい。
<最後に>
 ・今シーズン熱い熱い応援お願いします。





新スタンプラリーカード

こちらが今シーズンより導入予定の
磁気カード化されたスタンプラリーカード
電子化により処理をスムーズにさせ
混雑緩和などの利便性アップが狙いらしい
(写真は色が化けています)







武田社長に続き、福家強化本部長が挨拶
チームの強化ポイントが解説の中心となった




= 福家三男取締役強化本部長 発言概要 =

<昨年の総括>
 ・(リーグ戦の)結果は8位と5位の目標は果たせなかったが、順位も含め試合内容ではいい
  結果が出たと思う。
  今年も熱い応援をお願いしたい。
<新加入選手について>
 ・現時点では外国人選手1名を含め、9名が加わった。全体が31名でスタートを切る。
  スタッフは関塚監督を筆頭に、昨年と変更無し。関塚監督が指揮を執ってくれるのは大変に
  うれしいし、いい結果が出ると思う(場内拍手)。
<トップチームの方向性について>
 ・コンパクトな形を保ち、奪ったボールからいかに早く攻撃につなげるかが、昨年同様にポイント。
  この形を更に磨きをかけたい。
 ・好守両面で質の高いサッカー・・・好守の連続性をどこまで続けられるかがカギ。
 ・勝ち点3・・・勝負にこだわるサッカーを目指したい。
 ・得点力アップ・・・チーム戦術のみならず、個人能力のアップも重要。
<補強について>
 ・補強コンセプトは昨年とほぼ同じ、各ポジション2〜3名による高いレベルでの競争が大事で、
  チームをレベルアップさせる。
 ・左サイドの問題・・・アウグスト・相馬両選手が引退、レンタル移籍によりブラジルより
  マルコン選手の獲得が内定。
  メディカルチェック後に正式契約の予定。身長185cm、年齢30歳。 左足からのシュート力と
  センタリングの精度が魅力。長身なのでヘディングも強いと思われる。
  左サイドのスペシャリスト、アウグスト選手と双璧の存在と思う。
 ・他選手の獲得について・・・移籍組では実力的にも素晴らしい選手が獲得できたと思う。
  新卒組では潜在能力の高い選手を獲得できたと思う。
  全体的にバランス・戦力的に非常に充実した補強ができたと確信している。
 ・原田選手、フッキ選手の完全移籍。
<下部組織の強化施策について>
 ・従来のU-15年代〜U-18年代に限らず、小学校の4〜6年生のチームを4月より立ち上げる。
  1年目は新3年生と新4年生に対するセレクションを実施。それ以上の学年は当面募集せず、
  段階的に育てる予定。
  川崎市内の優秀な選手を育て、トップチームに向けての強化を更に図るのが目的。
 ・個人技術を更に高めるために、フットサルに特化したスクールを4月に開講する。
 ・下部組織より特徴のある選手をもっと育てたい。
<今後のスケジュール>
 ・1/24の必勝祈願(川崎大師)、1/26の全体練習開始に続き、宮崎県内で2回合宿を行う。
  合宿中で数試合の練習試合を予定している。2/26のプレシーズンマッチ(大宮戦)を経て
  3/5の開幕を迎える。
<最後に>
 ・今年はJ1 2年目、非常に大変なシーズンであるのは肝に銘じている。
  川崎フロンターレ10周年にふさわしい成績を残せるよう、関塚監督を筆頭にチーム一丸となって
  戦うので、等々力では更に熱い声援をお願いしたい。





マルコン選手

噂であったマルコン選手だが、契約内定が公となった
どんなプレーを我々に見せてくれるのか、今から楽しみは尽きない
(写真は関塚監督挨拶後のもの)




関塚監督
関塚監督

最後に関塚監督がマイクを握る
以前と比べるとかなり会見に慣れた印象だが
お辞儀が固めなど、多少のぎこちなさは残る感じ




= 関塚隆監督 発言概要 =

<昨年の総括>
 ・J1の戦いの中で、フロンターレのスタイルを貫き戦い続けた。
  その中で我々の通用した部分と、J1でもろかった部分が非常に映し出されたシーズンと思った。
  戦うスタイルを全チームにぶつけた事で、我々のチームに大きな自信をもたらした。
  8位の順位は満足行くものだtったのかなと思うし、(反面)混戦の中で勝ち点を重ねればもっと
  上位に行けたと思う。
<今シーズンの目標について>
 ・天皇杯はベスト8の壁を超えたい。
 ・ベスト4に加わる事で、優勝争いにもっと近づき、タイトルに絡んだ戦いをしたい。
<今シーズンの戦い方について>
 ・アウグスト選手が抜けた穴をどう埋めながら戦うのかがひとつのポイント。
 ・新しい戦力でチーム内のポジション争いを激化させ、連戦の中チームが一丸となり、一試合
  一試合勝ち点を取る戦いをしたい。
 ・フロンターレらしいスピーディーかつ激しい試合を展開したい。
  等々力の勝率の高さを継続させ、アウェイでの戦いで勝ち点を得て上位に加わりたい。
<最後に>
 ・監督して3年目、クラブとしても10年目の記念すべき年。
  全力で戦い、優勝を目指し手戦うので熱い声援をお願いしたい。





米山選手

関塚監督の挨拶の後は、新入団選手の挨拶へ
不在のマルコン選手の紹介に続き、米山選手が挨拶に立つ
東京ヴェルディ1969から移籍、経験豊かな守備のスペシャリスト
「ユニフォームを変えながら、また等々力でプレーできるのを嬉しく思います。
よろしくお願いします。」





茂原選手

続けて茂原選手が挨拶
フロンターレには3年ぶりの復帰、実力・精神面の飛躍は著しく
幅広い活躍が期待できる
「フロンターレ優勝できるように、全力を尽くして戦います。
応援よろしくお願いします。」





井川選手

ガンバ大阪(昨年は名古屋グランパスエイトへ
レンタル)より移籍の井川選手
「クラブハウスでは選手を沸かし、等々力ではみなさんを沸かす
ようにがんばるので、応援お願いします。」





鄭選手

朝鮮大学校から加入の鄭選手
うむ・・・、誰かさんにそっくりだ
「試合ではベストを尽くすつもりで行くので、よろしくお願いします。」




久木野選手

日章学園高校から加入の久木野選手
しっかりと表情に、精神的な強さを感じさせる
「高校生活3年間で一度も全国に出れませんでしたが
その悔しさをばねに、日頃の練習から切磋琢磨し
一日も早く公式戦に出れるように頑張るので、よろしくお願いします。」





杉山選手

静岡学園高校から加入の杉山選手
向島スカウトもうなったとされる実力は如何に
「セールスポイントは、気持ちを前面に出したプレーです。
日々の練習で技術・心身共に鍛え、常に高い意識を持ち
チームの勝利に貢献するよう頑張るので、応援お願いします。」





木村選手

フロンターレU-18から昇格の木村選手
ユース戦での自信を持ったプレーが記憶に新しい
「フロンターレは上手い選手が沢山いるので
日々の練習で上手く盗み、自分のものにしたいのでよろしくお願いします。」





鈴木選手

フロンターレU-18から昇格の鈴木選手
川崎市出身、幼年時代から下部組織に属し
まさに生粋の川崎プレイヤー
「アピールポイントはインターセプトです。
一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。」







続けて報道関係者より質疑応答
今年の抱負を詳細に尋ねられた茂原選手
考えるのは不得意のようで、終始苦笑い




鈴木選手

鈴木選手のマイクを手渡す姿は、まだぎこちない
しばらくすると慣れてくるでしょう




第二部開始

会見は小休止を挟み、第2部がスタート
見事な演奏が終了・・・と思ったら
軽快な音楽と共に、フロンタールズが登場




フロンタールズ
フロンタールズ
フロンタールズ
フロンタールズ

華麗なダンスと素敵な笑顔、毎度ありがとうございます
ダンスを堪能したところで、新背番号の発表だぁ〜



= 2006 川崎フロンターレ 背番号一覧 =

1:吉原 慎也(GK)
2:伊藤 宏樹(DF)
3:佐原 秀樹(DF)
4:井川 祐輔(DF)
5:箕輪 義信(DF)
6:マルコン(MF)
7:鬼木 達(MF)
8:米山 篤志(DF)
9:我那覇 和樹(FW)
10:ジュニーニョ(FW)
11:マルクス(FW)
12:サポーター
13:寺田 周平(DF)
14:中村 憲剛(MF)
15:原田 拓(MF)
16:鄭 大世(FW)
17:茂原 岳人(MF)
18:今野 章(MF)
19:森 勇介(MF)
20:長橋 康弘(MF)
21:相澤 貴志(GK)
22:植草 裕樹(GK)
23:久木野 聡(FW)
24:黒津 勝(FW)
25:鈴木 達矢(MF)
26:飛弾 暁(MF)
27:都倉 賢(FW)
28:杉山 力裕(GK)
29:谷口 博之(DF)
30:木村 祐志(MF)
31:西山 貴永(FW)
32:大久 保将人(DF)




ユニフォームスポンサー

続けてユニフォームスポンサーの発表へ
胸の富士通(様)・背中の日興コーディアル証券(様)
袖口のNOEL(様)については、昨年と同じ




ユニフォームスポンサー

パンツスポンサーに名乗りを上げたのは、JA全農福島(様)
試合に勝利すると、太っ腹のお米500Kg!!をプレゼント
入場時に頂いたパックご飯、後でいただきます




新ユニフォーム紹介

お待ち兼ねの新ユニフォーム発表へ
今年はどんなデザインとなるのか??




ホームユニフォーム

まずはホームのユニフォーム
ぱっと見た感じでは、昨年と大きな違いは無い




アウェイユニフォーム

昨年は評判がイマイチだった、アウェイのユニフォーム
今年は青が強調され、場内の印象もいい感じ




袖口

袖口を拡大すると、創立10周年記念のロゴが
もちろん、アウェイのユニフォームにもロゴが入っている




新ユニフォーム

新ユニフォームをまとった、鄭選手と鈴木選手が舞台へ登場
いいデザインは後継されゆくものです




鄭選手

着心地を尋ねられ、場内を笑わせた鄭選手
うむ、この顔は誰かさんと瓜二つでは・・・




オフィシャルスーツの紹介

ユニフォームに引き続き、オフィシャルスーツの紹介
クラブ創設以来、初のオフィシャルとか




関塚監督
関塚監督

オリヒカのスーツを身にまとい、関塚監督が壇上へ
すっかりモデル気分に浸った様子




新ユニフォーム

GKを含め、新ユニフォームが勢揃い
黒を貴重としたGKのユニフォームも、なかなかいいです




記念撮影

発表会見も間もなく終幕へ
ここで記念撮影タイム、幸運な2組が選出され
舞台に上がり選手・監督と一緒に記念撮影




クッションボールの投げ入れプレゼント

続けてクッションボールの投げ入れプレゼント
スタッフからボールが手渡され、準備完了




茂原選手

観客席に向かい、茂原選手がボールを投入
広大なホール内を飛び交うボールに、観客の視線は釘付けだぁ




鄭選手

鄭選手はリフティングしながら、キックで投入
さて、うまく出来るかな??




鄭選手

リフティングの途中で、靴が脱げてしまいました
慌ててはき直す姿に、場内から笑いがこぼれていました




記念撮影

最後に肩を組んでの集合写真
関塚監督の表情にも緊張感と決意が漂うかのようです
方や、杉山選手はまだ高校生の面持ち
練習で鍛えれば、プロの表情に脱皮するか?




集合写真

これにて新体制発表会見は無事に終了
今年も頑張って応援するぞぉ〜


お断り:当ページは筆者が新体制発表会見を見た内容を元に記載しています。情報の不備・誤り等がある可能性があるため、その点はご容赦ください。


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