名古屋グランパスエイト VS 川崎フロンターレ

〜 2006 J1 第9節 〜



日   時 2006年4月22日 14:00
試合会場 名古屋市瑞穂陸上競技場 (愛知県名古屋市)
天   候 曇り
観 客 数 11,810人
試  合  結  果
名 古 屋 0 前  半 1 川   
0 後  半 1
     
     
     
0 2
得   点   者
      16分 谷口 博之
      56分 我那覇 和樹


瑞穂陸上競技場

春の瑞穂陸上競技場
さくらの花も散り若葉が芽吹いている・・・ところが多いが
意外にも遅咲きの八重桜が結構見られたりした




電光掲示板

場内に入ると、電光掲示板が布で覆われていた
聞くところによれば、現在オーロラビジョンの設置工事中だとか




掲示板
タイマー

工事により電光掲示板が点灯しないためか、場内には手動の掲示板が設置
他、巨大タイマーも設置、こちらは審判が用いるものか




サポーター

さわやかな陽射しのもと、おなじみの応援エリアにて熱きサポーターが集結
試合開始を待ち続けていると、懐かしき応援歌が響いてきた
俺達の〜フロンターレ、今ここに〜
名古屋を倒すんだ、さ〜行こう〜〜





ビッグフラッグ登場
ビッグフラッグ登場

選手がピッチに登場するや、ユニフォーム型のビッグフラッグが登場
気合十分なところで試合開始、低迷する名古屋から勝利を奪い取れ!




中村選手
寺田選手

試合開始と同時に、名古屋が先制攻撃を仕掛けてきた
フロンターレは名古屋の選手に体を寄せ、先制攻撃を封じ込めた




マルコン選手

名古屋からボールを奪い取り、反撃に転じたフロンターレ
直後、名古屋のファウルを誘いフリーキックのチャンスをゲット
マルコン選手(背番号6:MF)の左足が力強く振りぬかれ、鋭い一撃が放たれた




マルコン選手
箕輪選手

名古屋は左右に素早くボールを回し、早い展開で攻撃を組み立てる
フロンターレの守備は落ち着き払い、ボールを的確にカット




4バック?

そのフロンターレのバックラインだが、各所で「4バック・・・」の声が漏れる
フォーメーション的にはマルコン選手が左サイドに配しているが
素人目にはいつもと同じかなぁと思いつつ応援続行






両者共にウォームアップを終えたのか、選手の動きが激しさを増してきた
名古屋は左サイドにボールを供給
渡邊選手(背番号28:DF)が前方を見据え、鋭いパスを繰り出した




フロンターレの守備
フロンターレの守備

渡邊選手のパスをフロンターレが弾き返すも、こぼれ球は名古屋がキープ
すかさず森選手(背番号17:MF)とマルクス選手(背番号11:MF)が
渡邊選手にまとわりつき、タッチラインへと追いやった




フロンターレの攻撃

対するフロンターレは前線の連携が冴え、名古屋に反撃
中村選手(背番号14:MF)のパスを基点に
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)とマルクス選手のコンビで名古屋の守備網を突破
最後は我那覇選手(背番号9:FW)に託す




サポーター

テンポの良い試合運びに、応援も軽快に響き渡る
長旅の疲れも感じさせず、腕を前方に突き出すサポーター
レッツゴー、レッツゴー!
レッツゴー、レッツゴー!





ジュニーニョ選手

名古屋のファウルを誘い出したフロンターレ
マルクス選手の素早いリスタートからジュニーニョ選手へと繋ぎ
名古屋の背後を突き、狭い角度からシュートを繰り出した




中村選手

流れは明らかにフロンターレ、名古屋に対し更なる攻撃を仕掛ける
中村選手のドリブルは実にシャープ、パスもスピード感溢れている




寺田選手
森選手

マルコン選手のロングスローから、寺田選手(背番号13:DF)がヘディングシュートを狙う
こぼれ球?を森選手が押し戻し、名古屋を一気に攻め立てる




我那覇選手

名古屋の守備がもたつく間に、我那覇選手が前線に飛び出した
斜め角度から繰り出した一撃は、名古屋ゴールのバーに激突




谷口選手
谷口選手
サポーター

鈍く弾かれたボールの前には、谷口選手(背番号29:MF)の姿
名古屋ゴールにボールを流し込み、先制ゴールをゲットしたぞ!




マルコン選手

先制ゴールを喫した名古屋が、反撃に打って出た
中盤からサイドにパスを供給、ここはマルコン選手がスライディングで対抗




森選手

名古屋の速攻を封じたフロンターレ、早々に2点目を狙いにかかる
森選手の動きも冴えている、名古屋のマークに全く動じていない




森選手

森選手は守備面でも実に意欲的
名古屋のスローインを背後から忍び寄り、ボールを奪い取りにかかる




玉田選手

名古屋は中盤でボールを回し、攻撃の打開策を探っている
玉田選手(背番号11:FW)がポストでパスを繰り出す




箕輪選手
箕輪選手

ボールをキープする玉田選手に、箕輪選手が背後から接近
一対一の攻防戦は玉田選手がファウルを犯し、箕輪選手に軍配




ジュニーニョ選手
我那覇選手

リスタートからフロンターレが怒涛のカウンター
ジュニーニョ選手の鋭いクロスに、我那覇選手が正面から果敢に飛び込んだ




寺田選手
マルコン選手

反撃に転じたい名古屋に対し、フロンターレは早めのチェック
寺田選手がセンターサークル付近に前進
マルコン選手も長身を生かした空中戦に挑み、名古屋を苦しめる




中村選手

正面突破が厳しい名古屋は、サイド攻撃が主体の作戦
中村選手(背番号7:MF)がロングクロスを繰り出すも
フロンターレの守備に弾き返された




箕輪選手

名古屋が攻勢を強めるも、フロンターレの守備は安定さを保つ
阿部選手(背番号31:MF)の側面に、箕輪選手が体を寄せる
体の強さは歴然たる差、阿部選手を弾き飛ばし
名古屋の攻撃を難なく食い止めた




フロンターレの攻撃
森選手
谷口選手

フロンターレが怒涛のカウンター、名古屋ゴールに一気に迫る
名古屋の選手が弾いたボールを森選手が拾い、すかさずクロス
谷口選手も後に続きこぼれ球をシュート、名古屋ゴールを存分に脅かす




マルコン選手
マルコン選手
マルコン選手

メインスタンド付近の攻防戦は、マルコン選手が主役に立つ
玉田選手との競り合いも難なく制する
背後からの厳しいスライディングに、一旦バランスを崩したものの
即座に立ち上がりドリブル続行、粘り強さを存分に披露




箕輪選手

前半も時間が限られる中、フロンターレの攻撃はペースダウン
バックラインでゆっくりとボールを回し、時間の経過を待つ作戦




ジュニーニョ選手

・・・な訳有り得ない、突如鋭さを増したフロンターレは、名古屋ゴールへと急迫
ジュニーニョ選手がゴール正面から、豪快なシュートを繰り出した




ビッグフラッグを折りたたむ
ビッグフラッグを折りたたむ

その後もフロンターレがゲームを支配、前半を1点リードで折り返す
写真はハーフタイム中にビッグフラッグを折りたたむ光景
フロンターレ創立10周年プロジェクトでは
ビッグフラッグのスタッフを募集しているので、興味のある方はこちらをどうぞ




後半開始

空は圧雲に覆われ肌寒さを感じるが、ゴール裏の熱気は保たれる
サポーターが応援エリアに戻ってきた、間もなく応援体勢に突入である




谷口選手
谷口選手
谷口選手

程なく後半が開始された、先ずは谷口選手の守備
名古屋の浮き球を冷静にカット、守備面の進歩も感じられる




ジュニーニョ選手
ジュニーニョ選手

名古屋の攻撃を断ち切り、ジュニーニョ選手がドリブルで迫る
手薄な名古屋の守備を一気に突き抜け、コーナーキックのチャンスを得た




マルコン選手
マルクス選手

名古屋の攻撃を難なく防いだフロンターレ
マルコン選手とマルクス選手のコンビネーションで名古屋を攻略
対応が遅れた名古屋のファウルを誘い出し、フリーキックのチャンスをゲット




サポーター
マルクス選手
マルコン選手

サポーターの分厚い声援に乗り、マルクス選手のキックが炸裂
続くマルコン選手の左足からのキックも精度が高い
後半の序盤はフロンターレペース、優位に試合を進めている




箕輪選手

攻撃面ばかりに目が向いてしまうも、守備の安定性も確保
中村選手には箕輪選手が対応、無難にボールをクリア




マルクス選手
マルクス選手

名古屋のマークをかいくぐり、ドリブル突破を図るマルクス選手
一応縦アングルで撮ってみた、ちなみに本日は300mm+1.4倍テレコンと
28-300mmの2台体勢での撮影(長玉欲しい)




マルコン選手
マルコン選手

カメラを頻繁に切り替える間にも、フロンターレが攻撃を続けている
マルコン選手が足元の強さを見せた、名古屋のドリブルも軽快にかわし
誰のマークを受けることも無く、一気に前線へと浮上




マルクス選手
マルクス選手

ボールはマルコン選手からマルクス選手へと託された
マルクス選手が名古屋の選手を手前に引き付け
一瞬の隙を狙い、我那覇選手にラストパスを繰り出した





我那覇選手
我那覇選手
我那覇選手
我那覇選手
サポーター

シュートシーンはピンボケ・・・はともあれ
鮮やかに抜け出した我那覇選手が、名古屋ゴールに冷静にボールを流し込む!
待ちわびた我那覇選手のゴールに、サポーターも狂喜乱舞だぁ〜




名古屋の攻撃

だが、喜びに浸り続ける訳にはならない
切羽詰った名古屋が猛攻に突入
コーナー付近で粘りを効かせ、鋭いクロスを繰り出す




箕輪選手
名古屋の攻撃
寺田選手

セットプレーの機会を得た名古屋が、フロンターレを執拗に攻め立てる
名古屋の執念に対し、フロンターレも体を張ってゴールを死守
名古屋の攻勢に我慢の時間帯が続く




マルクス選手

2点では飽き足らないフロンターレ、マルクス選手のフリーキックで追加点を狙う




我那覇選手
森選手

右サイド重点的に攻め立てるフロンターレ
我那覇選手は古賀選手(背番号5:DF)の妨害を受けてしまう
続くロングパスに森選手が飛び出すも、ボールの勢いが勝り
惜しくもゴールラインを割ってしまった




伊藤選手
伊藤選手

リードがこれだけ長く続くと、守備が大雑把になりがちだが
伊藤選手(背番号2:DF)の集中力は途切れない
名古屋のパスに何度も追い付きボールをクリア
伊藤選手自慢のポジショニングの良さを見せ付ける




マルコン選手

名古屋が至近距離からセットプレーの危機を迎えたが
ファーサイドに流れたボールは、マルコン選手がヘッドでクリア




森選手

名古屋の長い攻撃はようやくひと段落、フロンターレが鬱憤を晴らす時が来た
森選手がサイドからパスを供給、反撃の口火を切る




マルクス選手
ジュニーニョ選手
サポーター

マルクス選手がヘッドでボールを押し、ジュニーニョ選手がシュート
コーナーキックの場面を前に、サポーターのボルテージも上昇の一途




吉村選手
中村選手

名古屋も勝負を諦めない、カウンターから吉村選手(背番号14:MF)が執念の一撃
フロンターレも集中力を保ち続け、名古屋に厳しい勝負を挑む




相澤選手

試合終了が近づくにつれ、相澤選手のゴールキックの場面が増える
名古屋の詰めが甘いとは言え、油断が生じがちな時間帯
フロンターレは勝利へ向け、最後のやま場に突入する




ジュニーニョ選手
中村選手
楢崎選手

攻撃の手を緩めぬフロンターレ、ジュニーニョ選手のドリブルにあわせ
中村選手と黒津選手(背番号24:FW)が前線へ浮上
最後は中村選手が折り返したものの、惜しくも楢崎選手(背番号1:GK)がセーブ




マルクス選手
名古屋の攻撃
サポーター

終了間際に共に得点機を迎えたが、得点の場面は訪れなかった
フロンターレサポーターのアバンテの応援が響く中、試合終了の時を迎えた




選手
選手

久々の完封劇に、引き上げる選手達にも笑みがこぼれる
この後行われた清水VS浦和戦で浦和が敗れ、フロンターレが2位に浮上
この強さは本物か!?、強豪との対決はまだにつき楽観は許されぬも
上位浮上は素直に嬉しいものです



<フロンターレの出場メンバー>
GK:相澤
DF:伊藤・箕輪・寺田
MF:森・中村・谷口・マルコン・マルクス
FW:我那覇・ジュニーニョ
SUB:吉原・佐原・井川・原田・今野・黒津・鄭
<フロンターレの選手交代>
我那覇>黒津(75分)



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