湘南ベルマーレ VS コンサドーレ札幌
〜 2006 J2 第25節 〜
日 時 | 2006年7月1日 19:04 | |||
試合会場 | 平塚競技場 (神奈川県平塚市) | |||
天 候 | 曇り一時雨 | |||
観 客 数 | 4,794人 | |||
試 合 結 果 | ||||
湘 南 | 1 | 前 半 | 0 | 札 幌 |
1 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
石原 直樹 | 31分 | 60分 | 池内 友彦 | |
石原 直樹 | 81分 |
七夕間近の平塚競技場
名物の七夕祭りを祝うかのように、正面玄関には七夕らしき演出
本日はアウェイ側にて観戦
天気が優れないためか、場内は閑散としていた
J1の華やかな雰囲気に慣れると、J2は地味に感じてしまう
湘南のゴール裏には、見たことの無いフラッグと横断幕が
湘南ベルマーレと「コラボレート」している産能大学提供?のフラッグだが
何を「コラボレート」しているのかは不明としても
Jリーグを支援するスポンサー様としては有難き存在
横断幕は市職員が作ったのだろうか?それにしては随分と生々しい
ピッチ上にはお約束のフッキ選手(背番号10:FW)の姿
レンタル後紆余曲折があったが、ようやくチーム馴染んできたか
J2の舞台でどんなパフォーマンスを示すか、こちらも楽しみ
札幌サポーターの熱気を肌で受けつつ、試合開始の時を迎えた
4連勝と絶好調の札幌、応援にも力が感じられる
だが、開始直後に湘南のサイドアタック
札幌は加賀選手(背番号15:DF)が追いつくも、コーナーキックを与えてしまう
コーナーキックはこぼれ球を湘南が押し込もうとするが
札幌は林選手(背番号1:GK)がセーブ、開始直後の失点は免れた
札幌はフッキ選手に攻撃を託そうとするが、湘南の守備が割って入る
札幌の守備は隙間が多いのか、湘南に切れ込まれる場面も少なくない
湘南には破壊力が乏しいものの、したたかに攻める作戦か
湘南が攻勢を強めるも、札幌がカウンターで逆襲開始
スルーパスにフッキ選手が飛び出しを図るものの
伊藤選手(背番号1:GK)が一瞬早くボールを弾き出す
(フッキ選手のシュートだったか?)
札幌は再三のコーナーキックのチャンスを迎えたが
キックが流れたり、こぼれ球からのミドルシュートが外れるなど、得点機には至らない
逆に湘南もコーナーキックのチャンスを迎える
空中戦の高さも十分、札幌の守備は油断禁物
札幌のトップ下は西谷選手(背番号29:MF)、スピードは相当なもの
速いドリブルから湘南の隙間をぬい、最後はシュートで締めくくる
札幌はその後にコーナーキックのチャンスを迎えたが、最後のところで押し切れない
湘南カウンターで反撃開始、サイドの突破を図ろうとするも
札幌は金子選手(背番号21:DF)が対応
尾亦選手(背番号21:DF)からボールを奪い取る
札幌へ移籍すれど、フッキ選手の最大の武器は豪快なドリブル
湘南の選手を再三振り切るが、周囲との連携は多少マシになった・・・程度で
結果として孤立無援になりがちなシーンもちらほら
札幌の攻撃も小休止、互いに主導権を握れぬ時間帯
ボールはピッチ上を活発に行き交うが、目立った攻撃機には至らない
好機を手元に引き寄せるべく、札幌が積極的にパスを回す
石井選手(背番号9:FW)の横顔が、若き我那覇選手に
見えるのは・・・、私だけか
右サイドをえぐった湘南、札幌のファウルを誘い出す
セットプレーの場面がに続きスローイン、札幌ゴール前は混戦に突入
流れからのチャンスに乏しい湘南だが
セットプレーが絡むと話は別、積極的な動きで札幌を脅かす
対する札幌はカウンター狙い、戦法に大きな変化は見られない
湘南の選手はそこそこ長身、札幌も互角の空中戦を挑む
曽田選手(背番号4:DF)の強力なヘッド、湘南の選手はバランスを崩す
力で押す札幌の攻撃、フッキ選手にボールを集めるが
湘南の守備も素早く反応、自在なプレーを許さない
札幌は湘南に再三圧力をかけるが、力に頼りすぎてばらつきもある
札幌が優勢に試合を進めているかに見えたが、一瞬の隙を招いてしまう
縦パスを石原選手(背番号19:FW)がトラップ
札幌の林選手の位置を見計らい、ループシュートを披露
ボールは無人の札幌ゴールへ吸い込まれ、湘南が先制点をゲット
先制点を得た湘南、左サイドを一気に駆け抜けコーナーキック
札幌ゴール前の激しい攻防戦、追加点を許さぬと札幌も必死の守備
前半に同点に追いつきたい札幌、ボールを積極的に回し、最前線のフッキ選手
湘南のマークは依然厳しい、振り切ってシュートを放った場面もあったが
湘南の堅守で、シュートの勢いがそがれてしまった
前半終了間際にフッキ選手が右サイドを浮上
ボールを巧みにキープしコーナーキックを得たが
続くセットプレーのチャンスは生かせず、前半は湘南に1点リードで終了
この日誕生日を迎えたサポーターと、湘南のマスコットキングベルI世による記念撮影
ハーフタイムでのおなじみのイベント、これからも地道に続けて欲しい
程なく後半開始、立ち上がりは両者様子見に見えたが
湘南のサイドアタックはなおも有効
続くコーナーキックの場面、湘南が高さを生かしヘディングシュートを狙う
札幌も反撃に移るものの、個人の力重視で連携が雑なまま
乱れに乗じ湘南がボールを奪取、梅田選手(背番号9:FW)がカウンターで一気に浮上
札幌も辛うじて食い止めるも警告を受けてしまい
フリーキックのピンチを迎えてしまった
札幌も右サイドを攻略、続けてペナルティエリア近辺にて左右にボールを繋ぐ
湘南の守備に揺さぶりをかけ、混戦を抜け出しシュートを放つ
コーナーキックを得た札幌であったが、このチャンスも生かせない
その後は激しい攻防戦、試合の主導権を握るべく両者が激突
これを制したのは湘南、札幌サイドに深く切れ込みゴール前へと迫る
試合の流れを変えたい札幌、フッキ選手が豪快な突破を披露
湘南の守備網を崩しにかかる
自らのシュートは諦め、最後は西谷選手にパスを託すも
西谷選手のクロスが流れてしまい、同点機を逃してしまった
直後に湘南のカウンターを許してしまうも、曽田選手が瀬戸際でスライディング
札幌も即座に攻め戻し、右サイドを盛んに突き崩す
更にはセットプレーのチャンスを連発、フッキ選手のフリーキックに
池内選手(背番号5:DF)が飛び込み、強烈なヘッド
池内選手の意地のヘッドが、湘南ゴールに突き刺さった
試合は1-1の同点に、5連勝を目指す札幌は勢いづくか
同点に追いつかれ湘南だが、目立った変化は見られない
石原選手のドリブルもシャープそのもの、札幌の守備は反応が遅れがち
札幌も右サイドにボールを振るが、勢いが強くラインを割ってしまう
札幌の攻撃は緻密さを欠く、選手間の連携も依然低調であり
湘南に決定的なダメージを与えるには至らない
札幌の手薄なサイドを、湘南に再三狙われてしまう
カウンターからクロスを許し、札幌ゴール前は一気にピンチへ陥る
札幌はフッキ選手がポジションを下げ、攻撃の基点作りを重視
西谷選手が左サイドをフリーで突破、ゴールライン付近でクロスを放つも
湘南が瀬戸際でクリア、最後の形が乱れてしまう
湘南はコーナーキックからのこぼれ球を拾い、札幌ゴールへと迫る
札幌のDFも構えてはいたが、湘南のスピードに反応が鈍い
逆転を狙う札幌、関選手(背番号19:MF)を投入
早速サイドアタックを披露、湘南ゴール前へと迫る
しばらくは一進一退の攻防が続いたものの、試合は突如動きを見せた
湘南のセンタリングに、石原選手がフリーの体勢から強力なヘッド
ボールは札幌ゴールへと吸い込まれてしまう
試合時間も残り10分を切っている
追い込まれた札幌は積極的に攻撃を仕掛けるものの
湘南も手堅い守備で対抗、札幌のリズムは乱れてしまう
札幌に残された猶予は僅かである
攻撃の枚数を増やし、湘南のゴールをこじ開けようとするが
連携が崩れミスも目立ち、状況の好転には至らない
フッキ選手も湘南ゴールに迫るものの、判断の迷いから急ブレーキの場面も
試合はこのまま終了、札幌の5連勝はおあずけに
フッキ選手は試合終了直後に主審にクレームをつけるも
最後はサバサバとした表情でピッチを後に
北の大地でも頑張ってくれぇ〜