ガンバ大阪 VS 川崎フロンターレ
〜 2007 J1 第5節 〜
日 時 | 2007年4月7日 14:03 | |||
試合会場 | 万博記念競技場(大阪府吹田市) | |||
天 候 | 雨 | |||
観 客 数 | 18,587人 | |||
試 合 結 果 | ||||
大 阪 | 1 | 前 半 | 2 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 0 | ||
2 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
明神 智和 | 38分 | 13分 | 谷口 博之 | |
山口 智 | 83分 | 41分 | マギヌン |
4月最初のリーグ戦、強敵ガンバ大阪とのアウェイ決戦
万博公園の桜が咲き乱れ、春の陽気を感じさせる
・・・と思いきや、天気予報とは相反し、雲行きは怪しくなる一方
小雨も断続的にふり、先行きが心配である
ガンバの選手から遅れること、フロンターレの選手がピッチに登場
久々のリーグ戦復帰となる森選手(背番号19:MF)が
唯一ウインドブレーカ未着用なのが印象的
キックオフ直前に雨が強まるも、ゴール裏の熱気は俄然高まる
我那覇選手(背番号9:FW)もスタメン復帰
万博での初勝利に向け、万全の体勢で勝負に挑む
森選手がさっそく攻撃に絡む
ピッチを広く見渡し、攻撃の起点となるべくキックを繰り出す
だが、最初にビッグチャンスを迎えたのはガンバ
マグノ・アウベス選手(背番号9:FW)が強烈なシュートを放つが
箕輪選手(背番号5:DF)が決死のブロックでシュートを阻む
フロンターレが前進を図るものの、ガンバの充実した守備陣に阻まれる
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)の突破も、た易く通用しない
ジュニーニョ選手が再び中盤へ、ガンバの守備から逃れるように右へ旋回
ガンバの意表を突き、ミドルシュートを繰り出す
互いに攻撃に入るものの、手堅い守備に行く手を遮られる
森選手へのスルーパスは・・・、マグノ・アウベス選手が華麗にカット
その後も冷静にクリアを決め、DFと見間違う守備を披露
フロンターレはマギヌン選手(背番号11:MF)の動きが冴える
当然ながらガンバの警戒心も強く、常にマークを配される
ジュニーニョ選手の奮闘が光るが、ガンバの分厚い守備を突破ならず
逆にガンバのカウンターが炸裂、右サイドを直線的に突破を図るが
村上選手(背番号26:MF)がゴールライン際で体を挟み、危機を脱する
我那覇選手(背番号9:FW)も攻撃の流れに乗りたいが、空回り気味
ならばと中村選手(背番号14:MF)が後に続く
マギヌン選手らとのコンビネーションを交え
シュート性のボールを繰り出した
ガンバのクリアボールから、ジュニーニョ選手がチャンスを狙う
度重なる攻勢に、サポーターの熱気も加速する
断続的に降る雨も無関係、熱き声援がピッチに響く
勢いが止まらぬフロンターレ、森選手が中盤からドリブル突破
慌てたガンバのDFを引きよせ、縺れたボールをマギヌン選手が繋ぐ
こぼれ球を谷口選手(背番号29:MF)が、大胆なループシュート狙ってきた!
(顔が切れているぞ・・・)
放物線を描いたボールは、ガンバのゴールへと吸い込まれた
鮮やかな先制ゴールに、サポーターは歓喜の気勢をあげる
たにぐちひろゆき〜、おおたにぐち〜
たにぐち、たにぐち、オオーたにぐち〜
リスタートと同時に、リードを喫したガンバが攻勢を強める
フリーキックのピンチを迎えるが、寺田選手(背番号13:DF)が気迫のクリア
クリアボールが弱く、二川選手(背番号10:MF)がシュートを放つものの
このボールもブロック
直後のガンバの攻撃を防いだフロンターレ
我那覇選手にボールを託すものの
どうも積極性を欠くのか、大胆な攻撃の仕掛けは見られない
ガンバが再び攻撃体勢に移る
山口選手(背番号6:MF)の背後にジュニーニョ選手が詰め寄る
播戸選手(背番号11:FW)のスピードには、寺田選手がケア
直後にコーナーキックのピンチを招くが、一丸の守備で守り抜く
箕輪選手(背番号5:DF)のパスに
ジュニーニョ選手が飛び出すが、惜しくもオフサイドの判定
中盤で奮闘の中村選手、我那覇選手に縦パスを供給するも・・・飛び出しが遅い
勢いを増すガンバの攻撃、フロンターレゴール前は危険な様相を帯びる
二川選手と川島選手(背番号1:GK)が交錯
こぼれ球をマグノ・アウベス選手に蹴り込まれてしまったが
二川選手のキーパーチャージで、得点は取り消された
ピッチに長く倒れ込んでいた川島選手、心配するもプレーに復帰
ガンバの攻撃が依然と止まらない、再三のコーナーキックの危機を招くが
最後は川島選手の正確なセーブが決まり、危険な時間帯を免れた
フロンターレはマギヌン選手のカウンター
ここは加地選手(背番号21:DF)に捕まってしまった
対するガンバは両サイドを効果的に使う
左からは播戸選手、右サイドからは遠藤選手(背番号7:MF)のクロスが襲う
森選手がフェイントで突破を仕掛けるが、ガンバの守備も失敗は繰り返さない
右サイドでは加地選手が浮上、得意のクロスがフロンターレゴール前を襲う
ジュニーニョ選手が安田選手(背番号13:DF)のバックチャージを受ける
セットプレーのチャンスにフリーキックを蹴るのは、もちろん中村選手
谷口選手がヘディングシュートを狙うが、寸前のところで阻まれた
ガンバゴール前の混戦に突入、最後は村上選手がミドルシュートを放つ
中盤では壮絶空中戦、播戸選手が闘志をむき出しにする
マギヌン選手がペナルティエリアへの侵入を図ったが
明神選手(背番号17:MF)が体を挟み、行く手を遮った
次なるゴールを狙うべく、両者が激しくせめぎ合う
ジュニーニョ選手のミドルシュートは、ガンバのゴールを捕えない
ガンバの勢いが止まらない、右サイドを浮上の加地選手のクロスが襲いかかる
村上選手が懸命に足を延ばすも・・・届かない!
フロンターレゴール正面には、明神選手が待ち構えていた
明神選手の一撃は、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまう
前半の佳境の時間帯、ガンバに同点に追いつかれてしまった
試合を振り出しに戻したガンバ、なおも意欲的にフロンターレを攻める
フロンターレも集中力を切らさず、ガンバの攻撃に立ち向かう
ガンバの攻撃を耐えたフロンターレ、中村選手が前方を見据えパスを繰り出す
ボールはガンバのシジクレイ選手(背番号5:DF)と
松代選手(背番号1:GK)の間に落下
・・・と、その間にマギヌン選手が割り込み
浮き球をダイレクトで蹴り込んだ!
マギヌン選手のゴールは、無人のガンバゴールへと吸い込まれた
劇的な勝ち越しゴールに、選手もサポーターも興奮だぁ
ラララララ〜、マギヌンゴールー
マギヌンゴール、オオオオオ〜
ガンバを突き離したフロンターレ、攻守に渡りキレが戻ってきた
セットプレーを起点に、左サイドを浮上
我那覇選手のクロスに、中村選手が豪快に右足を振り抜いた
3分間のロスタイムも過ぎ去り、前半を1点リードで終了
ピッチから選手が去るまで、応援は途切れる事は無かった
後半開始の時を迎える、固く円陣を組み気合いを高める選手たち
ラインを切れそうなボールに、寺田選手が懸命のスライディング
勢いが強過ぎたか、ライン際の人工芝が大胆にめくれた
ガンバが左サイドを攻め立てる
家長選手(背番号8:MF)との攻防は森選手が制する
その後のクリアが弱く、ガンバに追加攻撃を許すも
ここは我慢のフロンターレ、地道にボールを弾き返す
大旗も水平に揺らし、ガンバの攻撃に立ち向かう
試合はガンバが優位な状況、フロンターレは守備の時間が続く
ガンバのコーナーキックのピンチが到来
フロンターレのゴール裏は、一気に緊張感が高まる
コーナーキックの危機は逃れるも、切り返しのボールはガンバに奪われた
加地選手のクロスが播戸選手を目掛けて放たれるも
伊藤選手がカットし、難を逃れた
ジュニーニョ選手が怒涛のカウンター、ガンバのゴールへ急接近
逆サイドから森選手とマギヌン選手が
後に続くも、このチャンスは生かせない
ジュニーニョ選手がドリブルから
松代選手の動きを見据え、ループシュートを繰り出した
ガンバのゴールを僅かに外れ、3点目には至らない
直後にガンバは、播戸選手に代わりバレー選手(背番号18:FW)を投入
ピッチ上では激しい攻防が続く
家長選手と加地選手の動きに、伊藤選手(背番号2:DF)が翻弄される
フロンターレはコーナーキックの危機を招いてしまった
何とかピンチを凌いだフロンターレ
ジュニーニョ選手のクロスはガンバゴール正面へ
マギヌン選手が豪快な一撃・・・の筈が、ボールの芯をとらえない
再びガンバが優勢な時間帯、ここは寺田選手の守備が勝る
バレー選手のドリブルにも冷静に対処
二川選手にも背後から迫り、ガンバのチャンスを立て続けに潰す
ガンバの攻勢は強まるものの、懸命に堪えるフロンターレ
ここでフロンターレは黒津選手(背番号7:FW)を投入
ゆっくりとピッチから去る我那覇選手に
主審が背後から駆け寄り、イエローカードを掲げる
うーん、遅延行為と見なされてしまうのか
試合の流れを引き寄せたいフロンターレだが
試合の主導権はガンバが握り続ける
黒津選手も攻撃に絡むものの、ガンバの厳しいマークに持ち味は引き出せない
二川選手がシュートを放つ、一瞬たりとも油断できぬ時間は続く
森選手が冷静さを見失わずに、落ち着いた守備でピンチを断ち切る
ガンバの攻撃に対し、黙々と守り抜くフロンターレ
攻め手が乏しい状況ではあるが
ジュニーニョ選手が抜け出し、クロスを繰り出した
ガンバのゴールに選手が詰め寄るも、ボールは届かない
試合も残り10分前後、ガンバの迫力が更に増す
ガンバの波状攻撃に、苦境に立たされたフロンターレ
絶体絶命のピンチを前に、選手そしてサポーターが勇敢に立ち向かう
フロンターレは井川選手(背番号4:DF)を投入するが
交代直後の隙を突かれてしまい、ガンバにセットプレーを献上
遠藤選手が跳ね返りのボールを、冷静にクロスを放つ
山口選手のダイビングヘッドが、フロンターレゴール急接近
川島選手のセーブも虚しく、同点ゴールを喫してしまった
ガンバサポーターの歓声が響き渡り、場内は騒然たる空気に包まれる
応援を止めぬフロンターレサポーター、だが依然とガンバの猛攻が続く
運動量の低下は皆無、縦横無尽に動き回りフロンターレを激しく攻め立てる
マグノ・アウベス選手が気迫のドリブル、寺田選手が決死のスライディング
続けてのセットプレーも弾き返すなど、寺田選手の奮闘が光る
谷口選手も負けてはいない、体を張った守備でガンバに立ち向かう
中村選手のフリーキックが炸裂、ジュニーニョ選手が飛び込むがシュートには至らない
ガンバが土壇場の猛攻を見せる、寺田選手(背番号20:MF)がシュートを放つが
伊藤選手が寸前でガード、寸前で失点を免れた
試合はそのままで終了、過酷な一戦は引き分けに終わった
激闘を終えた選手たちに、サポーターは最大限のエールを送った
オオフロンターレ、オオフロンターレ、俺達の誇り〜
進め、進め、威風堂々、青と黒の戦士たち〜
次の舞台はALCのアウェイ韓国、気合を高めて勝利をゲットするぞ!
・・・すんまへん、J1デビュー戦の久木野選手(背番号23:FW)を
ロクに撮る機会がありませんでした(反省)
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:箕輪・寺田・伊藤 MF:森・中村・谷口・村上・マギヌン FW:ジュニーニョ・我那覇 SUB:相澤・佐原・河村・井川・落合・久木野・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
我那覇>黒津(65分) 村上>井川(83分) マギヌン>久木野(88分) |