横浜F・マリノス VS 川崎フロンターレ
〜 2007 J1 第9節 〜
日 時 | 2007年5月3日 19:04 | |||
試合会場 | 日産スタジアム(神奈川県横浜市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 33,498人 | |||
試 合 結 果 | ||||
横 浜 | 1 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
大島 秀夫 | 4分 | 77分 | マギヌン | |
山瀬 功治 | 66分 |
GWの第二戦は、日産スタジアムにて横浜F・マリノスとの対決
こどもの日が近いこともあり
スタジアムの一角には、こいのぼりが雄大に大空を泳いでいた
ピッチ裏に選手たちが登場、アウェイ側ゴール裏がサックスブルーに染まる
用意された3000席はみるみる埋まり、試合開始直前にはほぼ満席となった
クラブ創設10周年記念ビッグフラッグも登場、戦いの準備は整った
興奮の渦と共に、試合開始の瞬間を迎えた
・・・と、ピッチが遠すぎて構図が合わせにくい
どーでもいいが、今日も撮影に苦労しそうだ
2試合連続大量ゴールで、勢いに乗る横浜M
フロンターレの背後を狙い、積極的にボールを繰り出す
スピードは横浜Mが明らかに勝り
フロンターレの守備はいきなり厳しい局面を迎えた
横浜Mのコーナーキックを凌いだフロンターレ
村上選手(背番号26:MF)が突破を図るが
横浜Mが中盤で厳しいプレス、呆気なく攻撃は絶たれてしまう
すかさず横浜Mが反撃、早くも劣勢の気配が漂う
横浜Mの勢いを前に、箕輪選手(背番号5:DF)がGKへのバックパスを選択
だが、大島選手(背番号15:FW)がフロンターレのミスを見逃さない
至近距離からヘッドで押し込まれてしまい
開始早々にしてビハインドを背負いこんでしまった
出鼻をくじかれたフロンターレ、だが試合は始まったばかり
しかし、先制ゴールを決めた横浜Mの勢いが勝り
中盤であっさりとボールを奪われてしまう
横浜Mがフロンターレゴールへと急接近
小宮山選手(背番号13:MF)のシュートは、ポストを直撃
フロンターレも前進を図るものの
中盤にして横浜Mの厳しいプレッシャーに遭遇
直後に横浜Mが速攻に転じた、迷うことなく速いパスを繰り出し
瞬く間に坂田選手(背番号11:FW)に詰め寄られてしまう
坂田選手のマークに苦しむフロンターレ
箕輪選手(背番号5:DF)も対応に苦慮が感じられる
何とか流れを引き寄せたいところでもあるが
横浜Mの大胆なプレスに遭遇、攻撃の起点すらつくれない
したたかさでも横浜Mが上回る
寺田選手(背番号13:DF)が引き寄せられ、生まれたスペースにパスを放たれた
坂田選手が中央から突進、あわや失点の場面であった
横浜Mの勢いに押されっぱなしのフロンターレだが、反撃の機会到来
横浜Mの厳しいマークをかいくぐり
クロスボールからテセ(鄭選手 背番号16:FW)のヘッドは
横浜Mゴールの左側を惜しくも通過・・・て、全然ピントが合わぬ
フロンターレの攻撃は長続きしない、横浜Mが右サイドを一気に駆け上がる
田中選手(背番号7:DF)のクロスは逆サイドに流れるも、そこには大島選手の姿
箕輪選手もミスを繰り返さぬと、慎重に攻撃を食い止めた
川島選手(背番号1:GK)のゴールキックからプレー再開
逆転を信じるサポーターが腕を突き出す
前線ではテセが空中戦を挑むも、横浜Mのプレッシャーにバランスを崩す
横浜Mが右サイドを浮上、中盤のフロンターレのマークも軽くいなす
田中選手の突破を封印すべく、村上選手が懸命に追いかける
直後に横浜Mにセットプレーを与えたが、相手のミスキックに救われた
フロンターレが中盤を通過して横浜Mへ逆にプレッシャーを与えるも
横浜Mの守備は崩れず、再び右サイドを狙われてしまう
フロンターレがフリーキックの場面が到来
マギヌン選手(背番号11:MF)のキックに
寺田選手が飛び込むが、横浜Mに弾き返されてしまった
なおもフロンターレのチャンスが続行
こぼれ球を森選手(背番号19:MF)がクロスを放つ
マギヌン選手もゴール前の混戦に、果敢に突破を仕掛けるものの
横浜Mのゴール前の守備は厚く、容易くゴールには迫れない
横浜Mが徹底してサイドを突く、フロンターレもセーフティに横浜Mの攻撃を防ぐ
中盤でテセがボールをキープ・・・のつもりが
背後には中澤選手(背番号22:DF)の姿、直後に潰されてしまった
横浜Mの攻撃に鋭さが戻ってきた
両サイドからの積極的な切り崩しに、フロンターレは苦境を強いられる
何とか反撃に移りたいものの、横浜Mが最終ラインを大胆に引き上げ
反撃の芽は即座に摘まれてしまう
横浜Mの山瀬選手(背番号32:FW)が、ドリブルで浮上
左サイドを細かく繋いだ横浜M、フロンターレの守備も苦痛と感じぬのか
最後は山瀬選手(背番号35:MF)のシュートが襲いかかる
辛くも失点を免れたフロンターレ
河村選手前線へと駆け上がり、渾身のクロスを放つ
逆サイドで粘るフロンターレ、横浜Mの守備を崩そうと奮闘するが
この場面も横浜Mに軍配が上がった
横浜Mが右サイドへ、山瀬選手(背番号10:MF)を3人がかりで食い止める
・・・が、僅かな隙間をすり抜かれてしま
そのままフロンターレゴールへ急接近、強烈なシュートが襲う
シュートはフロンターレゴールのポストを直撃
弾かれたボールを、小宮山選手がミドルシュートを放つ
絶体絶命の危機を凌いだフロンターレ
右サイドを深く攻め込むも、横浜Mに捕まってしまう
横浜Mのスピードに、なおも苦しい場面が続くが
選手間の隙間を詰め、徐々に流れを引き戻しにかかる
横浜Mのプレスを交わし、森選手がクロスを繰り出した
河村選手が一直線に駆け込むも、榎本選手(背番号1:GK)が抑え込む
横浜Mの攻勢に変化は見られない、中澤選手の厳しいマークに
ジュニーニョ選手もサイドに逃れるのが精いっぱい
横浜Mがじわりと前進を図る、フロンターレのマークが及ばぬ隙にクロスを放ってきた
フロンターレゴール前のボールは、伊藤選手(背番号2:DF)が後方に逃すも
この角度からすればあわやオウンゴールに映り、冷や汗をかかされた
横浜Mの攻撃は止まらない、両サイドからの攻撃にフロンターレは懸命に堪える
山瀬選手に対し、谷口選手(背番号29:MF)のスライディングが鮮やかに決まった
背後を狙う坂田選手に対し、河村選手も懸命に食い下がる
横浜Mのしつこいマークを交わし、フロンターレが右サイドへ展開
森選手がゴールライン際からクロスを放ったが
河合選手がヘッドでクリア、その後のコーナーキックも生かせない
横浜Mの優位から脱せぬフロンターレ
前線にボールを供給すれど、ことごとく戻されてしまう
左サイドの守備の手薄さを突かれ、田中選手にクロスを放たれた
何とか同点に追いつきたいフロンターレ、マギヌン選手の奮闘が光る
横浜Mの厳しいプレッシャーに遭遇しつつも、攻撃の姿勢を緩めない
フロンターレにコーナーキックの場面が到来
マギヌン選手のキックに、テセが飛び込むが・・・僅かに高過ぎた
混戦のこぼれ球を、森選手がすかさず押し戻すが
このチャンスは、後続を断たれてしまった
前半終了間際になると、横浜Mが猛ラッシュ仕掛けてきた
フロンターレは苦境の時間帯、コーナーキックの危機も再三招く
対する横浜Mは一方的に押しまくる、中澤選手も盛んに攻撃に絡み
至近距離からは栗原選手(背番号30:DF)のヘッドが襲いかかる
一矢報いたいフロンターレ、中盤に浮上し、ジュニーニョ選手を経由して前線へ
テセがシュート性のクロスを放つも、ゴールラインを割り込んでしまった
横浜Mのラッシュを辛うじて逃げ切り、前半を終了
ピッチを去る選手たちの背中に向かい
声援を送るサポーター、後半の奮起を期待したい
後半開始まで幾分の時間があるが、早くも応援を再開
厳しい戦いはなおも覚悟、熱い声援で鼓舞させる
サポーターの願いに、ピッチ上の選手たちは応えてくれるだろうか
程無くして試合は再開されるも、依然として横浜Mが試合を支配
横浜Mの素早いボール回しに、揺さぶられる場面も少なくない
横浜Mゴールに向かい、フロンターレが反撃に転じるも
ゴール前には栗原選手が立ちはだかり、立て続けにボールを弾かれてしまう
左サイドから村上選手がクロスを放つが、誰とも呼応しない
横浜Mがじわりと前進、中澤選手の早いチェックも前半同様
横浜Mの攻撃を凌いだフロンターレ、右サイドにロングパスを繰り出すが
テセに小宮山選手が絡みつき、速攻も失敗に終わる
ならばと左サイドへ展開のフロンターレ
コンビネーションプレーを経て、村上選手がクロスの体勢に入るが
側面から田中選手がブロック
クロスボールはゴールラインを割り込んでしまう
ジュニーニョ選手が混戦をドリブルで縦断するも、横浜Mの守備に捕まってしまう
一旦はチャンスが途絶えかけるも、森選手がすかさずパスを供給
右サイドを谷口選手が突破を仕掛け、横浜Mのファウルを誘いだした
絶好のチャンス到来に、ゴール裏の熱気はヒートアップ
・・・が、マギヌン選手のフリーキックは榎本選手が正面でキャッチ
直後に横浜Mがカウンター、瞬く間にフロンターレゴールへと詰め寄られてしまい
山瀬選手の強烈な一撃を食らってしまう
横浜Mの後続を断ったフロンターレ、そろそろ反撃に移りたい
だが、横浜Mのマークが厳しく、左右にボールを回すのがやっと
右サイドからの突破を図ろうとするも、横浜Mにボールを奪われてしまった
横浜Mの早い試合運びは、田中選手の背後から伊藤選手が渾身のスライディング
何とか流れを引き寄せたいフロンターレであるが
横浜Mの中盤のプレスは依然と厳しく、攻撃の形もままならない
右サイドへ回り込んだフロンターレ、森選手が折り返すが山瀬選手の足に阻まれた
しばらくするとフロンターレは選手交代に踏み切る
河村選手を下げ、今季初登場の佐原選手(背番号3:DF)を投入
横浜Mが左サイドを浮上、攻撃を断ち切ったフロンターレがそのまま縦へ突破
逆サイドに折り返し、ジュニーニョ選手が強烈なミドルシュートを放つが
榎本選手がしっかりと押さえこみ、こぼれ球を狙った谷口選手はシュートを放てず
横浜Mがすかさず反撃態勢、中盤の潰しもなおも早い
横浜Mの選手が立て続けにフロンターレゴールへと迫るものの
フロンターレの最終ラインも守備に奮起、横浜Mの決定機を寸前で防ぐ
ジュニーニョ選手が豪快なドリブル突破、中澤選手との手に汗握る攻防戦
息詰まる展開に、フロンターレサポーターは力強い拍手を送る
森選手のスローインでプレーが再開、しかしマギヌン選手が粘り切れずに
あえ無くゴールラインを割ってしまった
好機を逃したフロンターレ、直後に横浜Mの猛攻を受けてしまう
横浜Mの勢いを止められず、ペナルティエリア付近でファウルを犯したフロンターレ
ううぬ・・・、カメラを構える間もなく
呆気なくフリーキックを決められてしまうとは
2点リードで苦境へと追い込まれたフロンターレ
横浜Mの密集地帯を、ジュニーニョ選手が切り崩しにかかるものの
ここも直前でブロックされてしまう
横浜Mの攻撃もペースが衰えない
気がつけばフロンターレゴール前は、危機の真っただ中にあった
勢いの差からすれば、あと1点失えば致命傷になりかねない
フロンターレは黒津選手(背番号7:FW)を投入
この場面は横浜Mの厳しいマークに粘りを見せた
後方から谷口選手が駆け上がり、ループシュートを狙ったが
横浜Mのゴール枠には収まらなかった
横浜Mも勢いを盛り返す、フロンターレDFの乱れに乗じ、背後を突いたパスを放つ
左サイドから危険なクロスを許すも、佐原選手が大きく蹴り出し難を逃れた
横浜Mのファウルから、フロンターレにフリーキックの場面が巡る
マギヌン選手のキックは放物線を描き・・・、榎本選手の正面に達した
なおも執念を見せたものの、栗原選手の高さにテセも沈黙
伊藤選手のクロスにジュニーニョ選手が飛び込むが、ゴールには及ばない
幾分運動量が落ちたとは言え、横浜Mの勢いは止まらない
フロンターレゴール前は幾度と窮地へ立たされ、失点寸前の厳しい局面が続く
何とか一矢報いたいフロンターレだが、ようやく1点取り戻した
ジュニーニョ選手の折り返しを、マギヌン選手が冷静に流し込む
待望のゴールにも歓喜には浸らない、まだ1点取り戻しただけである
逆転を目指して、残り10分間の戦いがスタート
互いに運動量が低下しつつも、まさに「死闘」の局面を迎えた
クロスを繰り出す黒津選手、伊藤選手もオーバーラップからクロスを放つが及ばない
なおもフロンターレがプレスを仕掛け、ジュニーニョ選手が激しく転倒
・・・が、シミュレーション行為と判定されたのか、よもやの警告
後が無くなったフロンターレ、久木野選手(背番号23:FW)も投入し最後の勝負に出た
横浜Mゴール前へ再三迫り、セットプレーも絡めてパワープレーに突入するが
横浜Mも懸命の守備で対抗、どうしてもゴールを奪えない
試合はそのまま終了、好調の横浜M相手に2敗目を喫してしまった
悔やまれる一戦となってしまったが、次の勝負が目前に控えている
早急に気持を入れ替え、多摩川クラシコに挑みたい
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:箕輪・寺田・伊藤 MF:河村・森・谷口・村上・マギヌン FW:鄭・ジュニーニョ SUB:相澤・佐原・井川・落合・大橋・久木野・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
河村>佐原(60分) 村上>黒津(68分) 鄭>久木野(84分) |