ヴァンフォーレ甲府 VS 川崎フロンターレ

〜 2007 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 〜



日   時 2007年7月7日 18:30
試合会場 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場(山梨県甲府市)
天   候 曇り
観 客 数 11,187人
試  合  結  果
甲   府 2 前  半 1 川   
1 後  半 1
     
     
     
3 2
得   点   者
須藤 大輔 5分   26分 オウンゴール
須藤 大輔 31分   56分 ジュニーニョ
須藤 大輔 89分      


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ナビスコ杯はACL出場により予選免除、準々決勝からのスタートとなる
第1戦はアウェイの地、小瀬にて甲府との勝負に挑む
七夕らしく竹飾りが登場、様々な願いが短冊に寄せられた




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ゴール裏に飾られた竹飾り、短冊の数は瞬く間に増えてゆく
お、ふろん太君とヴァン君も、我々を温かくお出迎え




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選手たちがピッチに登場、甲斐の大地にサポーターの絶叫が響く
アジア杯で中村選手ら主力選手が欠場、けが人も抱え戦力面では万全とは言い難いが
タイトル獲得を狙う姿勢に揺るぎはない




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気合も自然と高まる中、試合開始の時を迎えた
悲願の初タイトルを獲得すべく、熱き90分間がスタートを切った
以下、本日も今更ながらの写真オンパレード




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甲府ゴールへ攻め上がる我那覇選手(背番号9:FW)
七夕の夜に復活ゴールを見たい、短冊にはゴールを期待する願いも少なくない




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だが、先制ゴールを決めたのは甲府であった
石原選手(背番号7:MF)が一気に切れ込みシュート
跳ね返ったボールを、須藤選手(背番号9:FW)が滑り込み
無人のゴールにボールを流し込んだ




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前半が10分以上が経過、甲府が優位な状況が続く
劣勢に立たされたフロンターレをサポートすべく
ゴール裏のサポーターは力強い声援をピッチに送る




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フロンターレが甲府の連続コーナーキックを耐え抜いたものの
甲府の勢いに屈し、劣勢から脱却し切れない
川島選手(背番号1:GK)不在故か、最終ラインの乱れも隠せない




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トップ下で奮闘する久木野選手(背番号23:MF)
後方から繰り出されたボールを懸命に追い掛けるも
後一歩及ばず、甲府DFに行く手を遮られた




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フロンターレがじわじわと前進を図る
箕輪選手(背番号5:DF)が、大胆な攻撃参加を仕掛けた
この場面は気持ちが先走ったか
谷口選手(背番号29:MF)からのパスを生かせなかった




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盤石とは言い難い最終ラインだが、寺田選手(背番号13:DF)の守備は安定感を保つ
甲府の縦パスにも冷静に対処、須藤選手の突進をかわしボールを奪取




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甲府がコーナーキックピンチを迎えたフロンターレだが、ゴール前の混戦は何とか逃れた
すかさずカウンターを仕掛け、森選手(背番号19:MF)がサイドチェンジ




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ボールを受けたジュニーニョ選手(背番号10:FW)が、甲府のペナルティエリアへ一気に突入
ライン際で折り返したボールを、谷口選手が甲府ゴールへと押し込んだ
直後に甲府のオウンゴールを誘発、フロンターレが同点に追い付いたぞ!




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同点で流れを引き寄せたかったが、逆に甲府に突き放されてしまう
甲府にゴール前の混戦を繋がれてしまうや
この場面も須藤選手に押し込まれ、痛恨の失点を喫してしまった




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後半も35分以上を経過、我那覇選手の爆発を見たい
だが、ゴールへの嗅覚が鈍ったままなのか
貪欲にゴールを狙う姿勢は希薄、もどかしさは隠せない




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ジュニーニョ選手が左サイドから鋭いクロス
甲府ゴール前の我那覇選手がポストで繋ぎ、ジュニーニョ選手がコーナーキックをゲット
絶好のセットプレーの場面が到来、ゴール裏のサポーターも俄然盛り上がる




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村上選手(背番号26:MF)のコーナーキックが連発するも・・・、甲府ゴールへ詰め切れず




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久木野選手が落合選手(背番号17:FW)の縦パスに呼応
甲府DFの裏をすり抜け一気に浮上、ペナルティエリア内から鋭いクロスを繰り出した
甲府ゴール正面には我那覇選手が詰め寄るも
ボールの精度は低く、このチャンスも逃してしまう




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前半もロスタイムに突入、終了間際に森選手がクロスを繰り出した
だが、ここも甲府の堅守に阻まれてしまった




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前半は2-1で終了、甲府の闘志を前に劣勢を強いられたフロンターレ
本当の勝負はこれからだ、後半の逆転劇を期待したい
短冊に書かれた熱き願いが、必ずや選手たちに届くように・・・




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選手たちがピッチに再び登場、サポーターも応援のスタンバイ
逆転勝利を掴むべく、後半45分間の戦いがスタート
フロンターレは一気に選手を2人交代、後半の巻き返しに期待したい




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後半開始と同時に、フロンターレが甲府に奇襲攻撃を仕掛けた
セットプレーのチャンスを皮切りに、テセ(鄭選手 背番号16:FW)がクロス
前線の選手が次々に飛び込むも、甲府ゴールには僅かに届かない




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須藤選手の強烈な一撃が、フロンターレゴールを襲いにかかる
ここは寺田選手がブロック、体を張った守備が光る




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攻勢を強めるフロンターレ、甲府ゴール付近で優位にボールを回す
・・・と、最前線に待ち構えた伊藤選手(背番号2:DF)が
冷静にボールを中央へ折り返した




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伊藤選手のアシストに応えたのは、ジュニーニョ選手
甲府ゴール前の大混戦、難しい浮き球を巧みに押し込み
フロンターレが同点ゴールをゲットしたぞ!




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試合を振り出しに戻したフロンターレ
リスタート直後に甲府が猛攻を仕掛けるも、体を張ってゴールを死守




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フロンターレもカウンターで逆襲開始
久木野選手がロングパスに反応、縦に一気に飛び出し、貪欲にゴールを狙う




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谷口選手がエキサイト、甲府の選手に詰め寄るも、主審がすかさず駆け寄った




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一進一退の攻防が続く、真夏の熱戦は見る者を釘づけにする
寺田選手の守備も安定感をキープ、甲府のスルーパスを易々と通させない




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だが、程無くしてフロンターレはセットプレーのピンチを迎えてしまった
危険な気配が押し寄せる中、ゴール裏に強い緊張感が走る
絶対に失点を阻止すべく、サポーターは力強い拍手でエールを送る




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強引に攻め立てる甲府に対し、フロンターレは懸命のクリア
甲府の執拗な攻撃を必死に耐え抜き、最後はファウルを誘発、危機を断ち切った




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後半も30分以上が経過、互いに消耗の度合いが色濃くなる
・・・と、ジョジマール選手(背番号34:FW)の
強烈なシュートが、フロンターレゴールに襲いかかった
シュートは幸運にもゴール枠の外を通過、辛くも救われた




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守備色が強めの落合選手(背番号17:MF)だが、痛快なミドルシュートを繰り出した
前半から飛ばし続けた久木野選手が、足をつって倒れてしまう




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ジョジマール選手のミドルシュートが、フロンターレゴールを再三襲う
フロンターレのマークの甘さが、否応になく気になってしまう




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フロンターレの選手の動きが鈍くなるや、甲府がパスワークで突破を仕掛けてきた
寺田選手が捨て身の守備で甲府の突破を止めたものの
甲府にセットプレーを献上、再びピンチを招いてしまった




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白熱の熱戦は共に一歩も譲らず、後半もロスタイムに突入
このまま同点で試合を終えるのか
それともフロンターレが、劇的な勝利を飾ってくれるのであろうか・・・
残された猶予は2分前後、勝利を掴むべく最後の応援に突入する




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懸命に応援するサポーターの眼前で、予想外の悲劇が待ち受けた
藤田選手の突破からフロンターレの守備が乱れてしまい
須藤選手にハットトリックを決められてしまった・・・




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一転して地獄へ突き落されたフロンターレ、残された猶予は余りに少な過ぎた
直後に主審の長い笛が鳴り響き、あっけない幕切れを迎えてしまった・・・




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激戦を終えた選手たち、よもやの幕切れに無念の表情を浮かべる
だが、大木監督の言葉を借用すれば、まだ「前半戦の90分間が終わった」だけ
一週間後に迫る国立決戦、残された90分間も力の限り戦おう
悲願の「優勝」の二文字を、みんなの力で掴み取ろう










〜 おまけ 短冊に願いを寄せる武田社長&廣瀬なおみさん 〜

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二人の願いも、天に届きますように



<フロンターレの出場メンバー>
GK:相澤
DF:箕輪・寺田・伊藤
MF:森・落合・谷口・村上・久木野
FW:我那覇・ジュニーニョ
SUB:植草・佐原・井川・原田・大橋・鄭・黒津
<フロンターレの選手交代>
我那覇>鄭(45分)
村上>原田(45分)
森>井川(78分)



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