行列のできるイラン講座&「オフサイド・ガールズ」映画試写会

速報版  
・・・はウソで写真ばっかり



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清水戦の翌日は、溝の口にて「行列のできるイラン講座」
ACL決勝トーナメント準々決勝のセパハン(イラン)戦を前に
選手・スタッフ・サポーターの「戦国への士気と知識を高めよう」という名目で開催




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会場前のブロンズ像、フロンターレのマフラーとユニフォームがまとわれていた
う・・・ん、個人的にはやや微妙な演出か?




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ふろん太君の歓迎を受け場内へ、全席指定のためか、サポーターので出しは鈍い
開演時刻直前になると、場内は9割がたの席が埋まった
後述する川崎朝日会の方の話によれば、当講座の抽選倍率はおよそ2倍だったとか




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主催の川崎朝日会の方の挨拶で、イラン講座がスタート
続けて司会の中西哲生さんが登場、自らデザインのポロシャツを着こなしマイクを握る




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続けてフロンターレの伊藤選手、ゲストの岡田正義さんが登場
伊藤選手は清水戦の敗戦で落ち込み気味(中西さん談)だが、ここで気持ちを盛り返せるか?
国際経験豊富、イランでのレフェリング経験もある岡田さんのトークは注目





続けてイラン映画の「オフサイド・ガールズ」の試写会
公開前につき詳細は控えますが、リアリティかつ実力の高い演出は必見(9/1よりロードショー)





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映画の試写会を終わり、休憩をはさんでイラン講座へ移ります
まずは舞台上に、ふろん太君が元気に登場





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3名のパネリストも続けて登場、質素に高級パイプ椅子に腰掛け、講座がスタート
現役選手と現役のレフェリーが同席するシーンは、結構貴重である
おやおや、ふろん太君が慌てて退出だ




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トークショーは充実した話題が盛りだくさん(余り覚えていないが:恥)
岡田さんの絶妙なトークも光り、笑いあり、関心ありで盛り上がった
以下、曖昧に覚えている内容を適当に羅列すると・・・(間違えていたらすいません)




<対戦相手のセパハン(+イランの選手)について>
 国内のリーグ戦ではイマイチの成績だが、カップ戦は強く一発勝負向き。(某調査による)
 長身で、あたりの強い選手が多いが、不用意なプレーも散見される。(岡田さん談)
 セパハンのビデオを見たが、力強いシュートシーンだけなので詳細はわからない。(伊藤選手談)

<スタジアムについて(特に女性の観戦について)>
 日本人は女性の観戦も可。専用レーンが用意されると推測が、トイレは分からない。
 観戦時はベールをはおり、肌の露出は最小限にするなどの注意は必要。
 ただし、手まで隠す必要はない。もしかしたら飛行機に搭乗時から、ベールの着用が
 要求される可能性がある。(岡田さん談)

<イランのサポーターについて>
 相手チームを威嚇するような行為はあまりない。不満はむしろ審判にぶつけてくる。(岡田さん談)

<高地(セパハンの本拠地イスファハン)でのプレーについて>
 経験がない。(伊藤選手談)
 平地に比べると疲労が達するのは早い。また、乾燥も激しい。(岡田さん談)

<ピッチコンディションについて>
 日本は今や世界最高レベル。比較するとイランはかなり劣るが、最悪という程でもない。
 イスファハンのスタジアムは、グラウンドの横幅が日本よりも7mも広い。
 国際試合の基準は満たさないが、サッカーの規約無いにはおさまっている。(岡田さん)

<ジャッジングについて>
 ACLは準々決勝からFIFAの採点対象となるので、しっかりとした判定を心がけるだろう。
 アウェイの審判団はイスラム圏の別の国(どこの国かは忘れた)だが、イスラム圏でも
 文化が異なる関係上、イランに有利なジャッジングは考え難い。(岡田さん談)

<イランの治安面について>
 警護を受けていたのでよく分からぬが、夜間の外出などは控えた方が良い。(岡田さん談)

<イランの食事面について>
 かなり悪い、岡田さんの経験では国外最悪クラスだとか。
 水は悪くないらしいが、ミネラルウォーターを飲んだ方が無難。生野菜は大丈夫だった。
 市内にはファーストフード店は一応ある。豚肉はNGだが、牛肉は一応OK。
 飲酒は厳禁、飲酒が見つかったら拘束される可能性もあるので、アルコール類を
 持ち込むのはやめた方がよい。
 実際には水面下での売買はあるようだが、外国人は買えないらしい。(岡田さん談)

<そのほか>
 アウェイの遠征は、異文化に触れるいいチャンスでもある。
 人生経験にも役立つので、出来ればイランに行くことを推奨(岡田さん・中西さん談)





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岡田さんの巧みなトークが冴える、講演経験にも長けた賜物だろう
岡田さんのコメントで、強く印象に残ったものをひとつ挙げると
「(人の記憶には)悪いイメージが蓄積しがちなので、
判定がどうしても偏った見方をされがちだが、
逆のケース(判定によって有利となった)もあり得るし、
審判は公平なジャッジを心がけている」
岡田さんの著書にも同様の事が書かれていた記憶がよみがえる
岡田さんのような審判が増えれば、日本のサッカー界は安泰なのですが




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盛大な拍手と共に、トークショーは無事に終了
・・・と、ここで舞台上の椅子が撤去、なにやら登場の気配




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最後に予想外の演出、川崎市の有志が制作、市章入りの巨大幕が舞台に登場
サポーターの寄せ書きを募り、ACLの試合で掲げるとのこと




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最初に3人のパネリストが、思いを込めたメッセージを寄せた
岡田さんも「リーグ戦は応援出来ないが、ACLでは応援します」と、力強く語ってくれました




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こうしてイラン講座は、大盛況で幕を閉じました
おっと、中西さんが「苦しい時こそサポートしよう」と繰り返し述べておりました




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閉幕後は巨大幕に集結、思い思いのメッセージを寄せるサポーター
なお今後のホームゲームにおいても、寄せ書きの受け付けは行われるので
オフィシャルサイトのアナウンスは見逃さずに(アナウンスするのかな?)




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おおっ!ふろん太君も寄せ書きに挑戦だ
うーん、いつも見たいにうまく描けないなぁ〜




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