柏レイソル VS 川崎フロンターレ

〜 2007 J1 第26節 〜



日   時 2007年9月23日 19:04
試合会場 日立柏サッカー場(千葉県柏市)
天   候 曇り
観 客 数 10,648人(チケット完売にしては少ない気が)
試  合  結  果
0 前  半 0 川   
4 後  半 0
     
     
     
4 0
得   点   者
李 忠成 48分      
菅沼 実 51分      
太田 圭輔 72分      
アルセウ 76分      


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小雨交じりの日立柏サッカー場、イラン遠征の疲労が抜け切れぬまま、アウェイの柏戦を迎えた
アウェイ側ゴール裏には大型映像装置が設置、鮮明な表示が目を引くが
アウェイ側ゴール裏からは下端部が欠けて見えるのは、アウェイの洗礼の一種でだろうか




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狭いゴール裏は、フロンターレサポーターで埋め尽くされた
厳しい制約の中、応援準備に取り掛かるサポーター
イラン遠征組も少なくない、疲労と時差ボケと戦いつつ作業に取り組む




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ピッチ上に選手たちが登場、サポーターも俄然気合いが入る
26日のACL準々決勝(セパハン戦)を最優先にすべく
フロンターレは大幅な選手入れ替えを断行、主力選手を温存させる作戦に出た




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迎え撃つホームの柏サポーター、ここでなぜか巨大龍が登場
ドラゴンボールやや日本むかし話のメドレーが流れるが
何の演出か意味不明、この不可解さはいかにも柏らしいが




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試合開始の時が目前に迫った、場内には強い緊張感が張り詰める
如何なるメンバーであろうと、全力で戦い抜くのがフロンターレの誇り
熱戦は火蓋を切って落とされた、イラン帰りの疲労と風邪により、本日もいささか手抜きモード(恥)
それと目の前にゴールネットがあるのは、ご愛敬でありまして・・・




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試合開始から1分も経たぬ間に、柏が速攻を仕掛けてきた
菅沼選手(背番号15:MF)が、フロンターレゴール付近へ急接近
至近距離からシュートを放つも、川島選手(背番号1:GK)が食い止めた




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J1初スタメンを果たした養父選手(背番号20:MF)に対し、主審から警告が告げられた



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柏が左サイドを積極的に攻め立てる
対するフロンターレも、体を張った守備で対抗
佐原選手(背番号3:DF)、河村選手(背番号6:DF)らが、闘志を前面に守り抜く




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柏が猛然と攻め込むが、フロンターレはゴール前を固めピンチをしのぐ




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久々にスタメンに復帰した我那覇選手(背番号9:FW)であるが、前線のフィット感はいま一つ
繰り出されたボールに対し、ゴールへ向かう姿勢がもの足りない




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太田選手(背番号39:MF)のクロスに合わせ、李選手(背番号20:FW)が駆け上がる
決定的な危機には至らなかったが、フロンターレDFのマークの甘さが気になってしまう




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養父選手からフランシスマール選手(背番号8:MF)へボールを託す
左へ展開したフロンターレであったが、我那覇選手のヘッドは柏のDFに阻まれてしまった




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守備が不得手なフランシスマール選手だが、太田選手との攻防戦に挑む
ライン際でボールを奪い取ったかに見えたが、柏にコーナーキックを与えてしまった




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菅沼選手のコーナーキックが、フロンターレゴールに急接近
谷口選手(背番号29:MF)が気迫のヘッド、柏に得点を許さない




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井川選手(背番号4:DF)のクリアボールは、中盤の大橋選手(背番号24:MF)に到達
スルーパスに黒津選手(背番号7:FW)が反応するも、柏DFに行く手を遮られた




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攻撃色の印象が強い養父選手であるが、守備のセンスも悪くはなさそう
DFからのバックパスをセーフティにクリア、的確なポジショニングが光る




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柏もアグレッシブさを前面に出す、フランサ選手(背番号10:FW)が
フロンターレゴールの真正面からシュートを繰り出す
谷口選手が正面からブロックに入る、シュートの勢いは弱く、川島選手が余裕でセーブ




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数少ないフルメンバー組の伊藤選手(背番号2:DF)
イラン遠征の疲労が心配ではあるが、この場面は菅沼選手を軽くあしらった




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思うように攻撃が組み立てられぬフロンターレを尻目に、柏が再び攻勢を強めてきた
アルセウ選手(背番号4:MF)のキープ力は実に驚異、簡単にはボールを奪えそうもない
この危機もフロンターレは体を張った守備で対抗、河村選手の奮闘が際立つ




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・・・と、ゴールの気配は皆無なまま、前半終了の時を迎えた
無失点で切り抜けた選手たちへ、サポーターが盛大な声援を送る
大幅なメンバー入れ替えに反し、予想外に健闘した感もある




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特に応援の中心部には、イラン遠征組のサポーターも少なくない
疲労の色はいささか隠せぬも、残された後半45分間、力の限り応援したい




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僅かな猶予は一瞬に過ぎ去り、後半開始の時を迎えた
ゴール裏のサポーターも一斉に立ち上がり、熱き声援をピッチに送る




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だが、先制点は柏に奪われてしまった
柏のフリーキックに対し、フロンターレのクリアは中途半端
直後の小林選手(背番号2:DF)のクロスからのこぼれ球を
李選手に押し込まれてしまい、痛恨の失点を喫してしまう




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普段なら応援が続行される場面だが、コールリーダが一旦応援をストップ
失点のショックを振り払い、気持ちを入れ直すように呼びかけた
ゴール裏を埋め尽くすサポーターも一様に呼応、熱き応援が再開された、




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失点のダメージが冷め止まぬ間に、柏に追加点を献上してしまう
菅沼選手がカウンターで一気に浮上、フロンターレのペナルティエリアへ侵入を図る
フロンターレは最終ラインの選手が、懸命に食い下がるも
菅沼選手のスピードに追い付くこと無く、シュートを決められてしまった




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2失点を喫してしまうも、サポーターの心は折れていない
盛大に叫び跳ね、そして力強く歌う
俺たちと共に、戦え川崎、青と黒の、勇者たち
俺たちのハート、今日も熱くさせーろ
かわさき、ゴールを狙え





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素早い連携を経て、養父選手がシュートを繰り出した
狭い角度から繰り出された一撃は、南選手(背番号21:GK)の正面を突いた




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黒津選手がポストで繋ごうとするが、バランスを崩しトラップが乱れた
こぼれ球は大谷選手(背番号7:DF)にクリアされてしまった




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フランシスマール選手が攻撃参加をうかがうも、この日は全体的に機能しない
柏の厳しいマークに苦慮、持ち味は完全に封印されてしまう




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養父選手が真正面から、ループ気味のシュートを繰り出した
ボールは柏ゴールを捉えぬも、優れたセンスを垣間見せる




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サイドを崩されたフロンターレ、柏にコーナーキックの献上してしまう
フロンターレゴール前は緊迫の攻防戦に突入
柏が次々に押し込みを図るが、フロンターレもここは忍耐強く耐えた




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中盤から攻撃の隙を狙うフロンターレ、ボールを得た黒津選手が、自らドリブルで駆け上がる
柏から貴重なコーナーキックをゲット、追撃の足掛かりになるだろうか




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絶好機の到来に、ゴール裏のサポーターもボルテージが急浮上
ゴール前の混戦から佐原選手がロングクロスを繰り出すが
河村選手のヘディングシュートは、惜しくも柏ゴールから外れてしまった




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まだまだ俺たちは諦めない、このまま終わってなるものか!
持てる力を振り絞り、力強い拍手でピッチ上の選手たちを励ます




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谷口選手がミドルシュートを繰り出したが、これも得点には繋がらない




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右サイドを駆け上がるフロンターレ、J1初登場の田坂選手(背番号35:MF)も攻撃に絡む
大橋選手が繰り出したクロスに、谷口選手が渾身のヘディングシュート!
・・・が、正面には小林選手の姿、詰め寄られて崩れ落ちてしまった




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柏が怒涛のカウンターを仕掛ける、李選手のシュートがフロンターレゴールを襲いかかる
絶体絶命の危機に陥るも、川島選手が気迫のセーブでゴールを死守




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田坂選手が積極的へ前へと走る、強化指定選手ながらもプロの風格を漂わせる
ここは柏からファウルを誘い、フリーキックのチャンスを得たぞ
絶好機の到来に、サポーターの声援も力強さを増してきた




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大橋選手のフリーキックが炸裂したが・・・、谷口選手のシュートは柏ゴールには届かない




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フロンターレはアグレッシブさを保つ、失点のリスクも顧みず、伊藤選手がオーバーラップ
黒津選手がシュートを放ったが・・・、最後は南選手ががっちりとセーブ




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直後に柏が怒涛のカウンター、太田選手がスピードに乗り、フロンターレゴール急接近
鋭い一撃がフロンターレゴールを襲うが、川島選手が気迫のセーブで失点を阻止




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柏の猛攻を何度か耐えたフロンターレだが、我慢の限界を迎えてしまう
太田選手がドリブル独走体勢、川島選手の懸命の飛び出しも及ばず
致命的な3点目を喫してしまった・・・




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配色の気配が色濃くなるが、サポーターの視線はピッチを向く
このままでは絶対に終われない、終わってなるものか!




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田坂選手が右サイドを浮上、力強いドリブル突破を仕掛ける
柏のファウルを誘いだし、セットプレーのチャンスを得たぞ




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意気上がるサポーターの前で、大橋選手のフリーキックが炸裂
伊藤選手が飛び込むが、柏DFのブロックに阻まれた




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なおもフロンターレのチャンスが続く、期待が渦巻く中、大橋選手のコーナーキックが炸裂!
・・・が、これも柏ゴール前の選手には繋がらなかった




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直後に柏のカウンター、フロンターレはファウルで食い止めるのが精一杯であった
続けてのフリーキックからのプレーを、アルセウ選手に決められてしまい
泥沼の4点目を喫してしまう・・・




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一矢を報いたいフロンターレだが、柏ゴールが極めて遠い
大橋選手のフリーキックも集中力を欠いたのか、南選手に呆気なくセーブされた




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途中交代の都倉選手(背番号27:FW)
久木野選手(背番号23:FW)も積極性を見せるが、柏に決定的なダメージを与えない
谷口選手も起死回生のミドルシュートを放つが、柏ゴールをとらえない




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試合はこのままタイムアップ、柏に4-0の大敗を喫した
ACL優先によるターンオーバー制の試みであったが
実力差をまざまざと見せつけられ、屈辱の結果で幕を閉じた




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最後までひたむきに戦った選手たちに、サポーターから温かい拍手が送られた
焦点は次の水曜日、リーグ戦で大きな代償を払った以上、ACL準々決勝は負けは許されぬ
過密日程が予想される中、今回のようなケースは今後も想定されるはず
この日は残念な結果に終わったが、次なるチャンスも力の限り戦って欲しい



<フロンターレの出場メンバー>
GK:川島
DF:佐原・河村・伊藤
MF:井川・養父・谷口・フランシスマール・大橋
FW:我那覇・黒津
SUB:植草・鈴木・落合・原田・田坂・久木野・都倉
<フロンターレの選手交代>
井川>田坂(63分)
フランシスマール>久木野(77分)
黒津>都倉(84分)



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