リーグ戦も4試合を残すとなった、ホーム等々力に新潟を迎え撃つ
新潟サポーターの動員力は想像を下回る印象だが、ホーム側にも空席が目立つ
ナビスコ杯の決勝進出が決まれど
リーグ戦は互いに優勝争いから脱落、巷の注目度は残念ながら低いようだ
等々力は日差しも適度に和らぎ、絶好の観戦日和
こんな時にスタジアムに来ないのは勿体ない、人生の愉しみを潰すようなものだ
サポーターはタオルマフラーを掲げ、川崎市民の歌を熱唱
試合開始が近づくにつれ、場内の空気も熱さを帯びる
フロンターレのスターティングイレブンは
負傷した寺田選手（背番号13：DF）を除き、ナビスコ杯準決勝と同じ布陣
ピッチ上には久木野選手（背番号23：MF）の姿も確認、左サイドの活躍が見ものである
強い西日がピッチに注ぐ中、試合開始の時を迎えた
リーグ戦もしっかりと勝利を重ね、すこしでも上位を目指したい
久木野選手が早速魅せてくれた、ボールをキープするや、ドリブルで一気に駆け上がる
新潟ゴール正面に達するや、迷うことなくミドルシュートを繰り出した
新潟もロングパスから突破を狙うも、フロンターレの序盤の守備は安定
フロンターレが右サイドを攻め立てる、コーナー付近で素早くボールを繋ぎ、新潟に揺さぶりを与える
谷口選手（背番号29：MF）の折り返しから、森選手（背番号19：MF）がクロスを繰り出した
テセ（鄭選手 背番号16：FW）のダイビングヘッド？は決まらぬも
序盤からフロンターレの攻撃が炸裂、サポーターも俄然気合いが入る
フロンターレが積極的にボールを回す、久木野選手もワンタッチで素早く繋ぐ
伊藤選手（背番号2：DF）も積極的に攻撃参加、サイドチェンジを仕掛ける
フロンターレがフリーキックのチャンスを得た
中村選手（背番号14：MF）のキックは、北野選手（背番号1：GK）の正面を突く
新潟は最終ラインがボールを回し、じっくりと攻撃を組み立てる
そんな間にボールはジミウソン選手（背番号10：FW）へ、卓越したキープ力を見せつける
新潟がワンツーから突破を図る、マルシオ選手（背番号27：MF）が抜け出しクロスを放つ
クロスボールは川島選手（背番号1：GK）がキャッチ
フロンターレは右サイドに展開、森選手のパスはテセには繋がらない
新潟も素早く切り返す、中野選手（背番号26：DF）のクロスボールに、エジミウソン選手が呼応
ヘディングシュートはボールの芯をとらえず、フロンターレは辛くも救われた
川島選手のゴールキックでプレーが再開、フロンターレは中盤で空中戦で繋ぐ
ジュニーニョ選手（背番号10：FW）が、左寄りから久木野選手選手のパスを受ける
新潟の選手を一瞬に振り切り、強い反動からミドルシュートを繰り出した
新潟もすかさず攻め戻すが、単調な縦の突破が目立つ
フロンターレの守備は慌てない、佐原選手（背番号3：DF）と伊藤選手（背番号2：DF）が
堅実に前方へ弾き返す
この時間帯は新潟が攻勢を見せる、エジミウソン選手にボールが渡ると危険である
久木野選手も守備に奮闘、新潟にクロスを許してしまうが
箕輪選手（背番号5：DF）がヘッドでクリア、高さではフロンターレが一歩勝る
久木野選手のカウンターは中盤でファウルの判定、直後にエジミウソン選手が豪快に切れ込む
ここは佐原選手の守備が光る、側面に密着し、シュートコースを封印する
直後も勇敢なヘッドでクリア、危険を顧みぬプレーに、盛大な拍手が沸き起こる
ならば攻撃陣の奮起も期待、だがテセは早々に捕まってしまう
新潟のクロスは中村選手がカット、フロンターレが再び右サイドの浮上を図る
前線へ繰り出しマギヌン選手（背番号11：MF）がパスを放つも
ジュニーニョ選手の飛び出しが一瞬早く、（確か）オフサイドの判定を受けた
新潟も素早い連携を図るが、伊藤選手がボールを奪い取る
久木野選手から中村選手にボールが渡るが、マルシオ選手のファウルで中村選手が転倒
フロンターレはリスタートから右に展開
谷口選手（背番号29：MF）からテセに繋がり、ジュニーニョ選手へ
ここは新潟DFに囲まれてしまった、奮闘も実らずボールを取られてしまう
新潟の攻撃はマギヌン選手がカット、・・・のつもりが中盤の突破を許す
フロンターレDFの手薄さを見計らい、エジミウソン選手がミドルシュートを放ってきたぞ
エジミウソン選手のキックはゴールラインを割り込み、フロンターレのゴールキックでプレー再開
テセが最前線に飛び出した、ゴールライン付近で旋回を図るが
新潟DFがガードに入り、進路を遮られてしまう
サポーターの声援の後押しを受け、中村選手が突破口を切り開く
ロングパスに久木野選手が猛ダッシュ、左足を強く振り抜きクロスを放つ
久木野選手のクロスボールをジュニーニョ選手が蹴り込むも、新潟からゴールは奪えない
直後に新潟が縦への突破を仕掛けるも、箕輪選手が前進を許さない
ボールが前後を激しく往来するが、新潟の攻撃は中盤以降の繋がりに乏しい
フロンターレが逆に中盤を突破、右サイドを深く攻め込むが
ここも飛び出した一瞬早かったのか、オフサイドの判定を受けてしまう
沈みゆく太陽からの光を受けつつ、ピッチ上の攻防は続く
ジュニーニョ選手のスピードと運動量に、新潟の守備は対応が難しいようだ
ジュニーニョ選手がクロスを繰り出したが、逆サイドのテセには届かない
新潟のクリアボールは、伊藤選手が速やかに押し戻す
劣勢の新潟に対し、フロンターレがじわじわと攻勢を強める
左からは久木野選手が、右からはテセが攻撃に絡む
ボールは谷口選手の足元へ、すかさず右足を大きく振り抜いた
強烈なミドルシュートは新潟ゴールの外側を通過したが
サポーターからは盛大な歓声が沸き起こる
たにぐちひろゆきー、オオたにぐち〜〜
たにぐち〜、たにぐち〜、オオ〜たにぐち〜〜
新潟も反撃態勢に入るものの、ミドルレンジからのクロスは川島選手がキャッチ
素早いスローからフロンターレが逆襲開始
ジュニーニョ選手が前線で奮闘、コーナーキックのチャンスを得たぞ
絶好の先制機の到来に、サポーターの声量は俄然高まる
中村選手のコーナーキックに、ファーサイドから谷口選手が新潟ゴール前に突入するも
エジミウソン選手がヘッドでクリアを図る
攻守の貢献度は極めて高い、浦和がノミネート？するだけの実力はある
新潟がカウンターを仕掛けてきた、マルシオ選手には伊藤選手がマークに入る
逆サイドに逃れたマルシオ選手が、クロスを繰り出すも
伊藤選手がヘディングでクリア、新潟のカウンターを粉砕する
フロンターレもお返しとばかりにカウンターに挑むが、新潟ゴール前の混戦に阻まれてしまう
新潟が再びカウンターを仕掛ける
マルシオ選手選手がドリブルで駆け上がり、ループパスを繰り出した
ボールは矢野選手（背番号11：FW）がトラップ、箕輪選手のガードを振り切りクロスを放つ
ボールは逆サイドに流れ、新潟ミスで難を逃れた
フロンターレのスローインでプレーが再開
新潟の守備が整わぬ間に、フロンターレが一気に前進を図る
ボールは一旦新潟に渡るも、フロンターレがボールをカットしジュニーニョ選手へ
ジュニーニョ選手のパスは、中村選手へと託された
そのままドリブルで駆け上がるや、左足をシャープに振り抜いた！
中村選手のシュートは、新潟ゴールへと転がり込んだ
待望の先制ゴールに、場内は大きな拍手と歓声で包まれた
オ〜、なかむら〜、ケンゴ、なかむら〜
オ〜、なかむら〜、ケンゴ、なかむら〜
ピッチ上ではプレーが再開、新潟のロングボールを久木野選手が懸命に追いかけてクリア
続けての攻撃も伊藤選手がクリア、ボールはジュニーニョ選手へと繋がった
すかさずスルーパスを繰り出すも、テセの飛び出しはオフサイドの判定
内田選手（背番号17：DF）のパスにエジミウソン選手が飛び出すが、箕輪選手がガードに入る
ライン際の攻防でボールはラインを割り込むが、両者がエキサイト
エジミウソン選手は釈然と仕切れぬ様子、主審にアピールを繰り返す
新潟は反撃の手を緩めない、久木野選手がエジミウソン選手に対応するも、軽くいなされてしまう
新潟が直後にシュートを放つが、フロンターレもゴール前を固めてガード
ボールは新潟サイドへ、・・・しまった、新潟が猛攻を仕掛けてきた
カメラを慌てて構えるも時すでに遅し、エジミウソン選手の同点ゴールが決まってしまった
一瞬の隙の失点劇、呆然とする間にも新潟サポーターが気勢をあげる
試合は振り出しに戻っただけ、気持ちを入れ直して応援を再開
失点の影響が見え隠れするのか、フロンターレの攻撃は単調気味
逆に新潟が左サイドに展開、エジミウソン選手のパスに中野選手（背番号26：DF）がオーバーラップ
対するフロンターレは、森選手が急いで戻り守備に入る
フロンターレも反撃を試みるも、中盤以降の連係に緻密さを欠く
新潟がすかさずボールを奪取、中盤からロングパスを繰り出した
ボールはエジミウソン選手のもとへ、中村選手が守備に入るが、マルシオ選手がすかさずフォロー
伊藤選手がエジミウソン選手を止めたかに見えたが、ボールはサイドの内田選手へ
久木野選手も引き寄せられてしまった、内田選手は完全にノーマークだ
内田選手のクロスは箕輪選手が必死にクリアするも、コーナーキックの危機が後に続く
フロンターレゴール前の混戦のボールを何とかかき出し、矢野選手の背後に箕輪選手がへばりつく
新潟が直後にシュートを放つも、川島選手がセーブ
選手たちを前線へと導くべく、サポーターは力強い拍手を送る
だが、フロンターレの攻撃はリズムが修正されぬまま、中盤の突破すらままならない
新潟が次々と攻撃を仕掛ける、フロンターレの守備は忍耐を強いられる
エジミウソン選手に伊藤選手が守備に入るも、逆方向へ逃げられてしまう
新潟の攻撃をようやくカット、攻撃の形は整い切れぬも、新潟ゴールへと駆け上がる
対する新潟も素早く対応、この場面は新潟のガードを崩せない
両者一進一退の攻防、新潟のポジショニングを前に、久木野選手も前進を図り難い
それでもここはテセが奮闘、千葉選手（背番号3：DF）との競り合いから
コーナーキックのチャンスをゲットしたぞ
マギヌン選手が低いボールを繰り出すも、意図が中途半端で、新潟のクリアを許す
フロンターレもすかさず切り返す、川島選手が中盤付近まで上がり、パスを繰り出す
中村選手のロングフィードに、マギヌン選手が走り込むが
ボールの勢いが強すぎたか、北野選手の手中に収まってしまう
新潟が反撃態勢に入るも、フロンターレも要所を締めて守る
マギヌン選手が一気に突破・・・を期待するも、新潟の選手に囲まれてしまった
フロンターレは左サイドに進路を変更
久木野選手が中央に折り返すも、新潟の厳しいチェックに遭遇
フロンターレは徐々にではあるが、攻撃のリズムを取り戻す
伊藤選手のパスはテセを経由、中村選手が力強いキックを放つ
森選手がサイドアタックを仕掛けるが、中野選手に体を挟まれた
続けてテセが右サイドに切れ込むも、千代反田選手（背番号5：DF）に行く手を阻まれた
気がつけば、ピッチは日陰に覆われていた
冷え込みが急速に増す中、サポーターは新潟の攻勢を弾くべく、懸命に声を枯らす
新潟のボールは坂本選手（背番号14：MF）へ、森選手が背後から密着
フロンターレ一旦はクリアしたと思いきや、直後にファウルを犯してしまう
マルシオ選手のフリーキックから決定的な危機は招かぬも、新潟が依然とボールを支配
森選手が警告を受けてしまった、フロンターレは苦境の時間帯が続く
度重なるピンチを前に、フロンターレゴール付近の緊迫感は一層高まる
新潟のフリーキックに、フロンターレはゴール前の揺さぶりを受けるも
川島選手は冷静さを保つ、最後はしっかりとボールをおさえた
川島選手がすかさず前線へ蹴り出した
内田選手がボールの真下に入るが、対処に迷いが生じてしまう
久木野選手がミスを見逃さない、内田選手に一気に詰め寄り、ミスキックを誘い出す
北野選手の飛び出しより一瞬早く、久木野選手がボールを蹴り込んだ
ボールは無人のゴールに転がり込み、J初ゴールを叩き出した
久木野選手が満面の笑み、サポーターももちろん大興奮
フロンターレの勢いはとどまらない、新潟の攻撃を弾きかえすや、中村選手がドリブルで浮上
ジュニーニョ選手へ鮮やかなパスが渡る、興奮冷めやらぬまま、右足を強く振り抜いた！
ジュニーニョ選手のシュートが、新潟ゴールを大きく揺らす
劇的な連続ゴールに、場内はもう大興奮だぁ〜
ジュニゴール、オーオオオー
ジュニゴール、オーオオオー
新潟が奇襲攻撃を仕掛けてきた、マルシオ選手が強引に正面突破に挑む
フロンターレも数人がかりで対処、数的優位を生かしマルシオ選手を食い止めた
直後にフロンターレが怒涛のカウンター、ジュニーニョ選手が中盤を一気に突破
中村選手が大胆に駆け上がる、狭い角度ながらも果敢にシュートを放つ
前半も残り時間は僅かとなった、サポーターはタオルマフラーを取り出し、力強く振り回す
新潟も諦めの気配は皆無、左サイドを細かく繋ぎ、セットプレーのチャンスを掴む
押せ押せの雰囲気は一変、フロンターレゴール前に緊迫感が走る
新潟のキックがフロンターレゴール前に迫るが、何故か蹴り直しの判定が下された
押し寄せる緊迫感と共に、マルシオ選手のキックが再び迫る
フロンターレは辛うじてゴールラインに逃がすが、コーナーキックの危機が待つ
ファーサイドに流れたボールは、千葉選手（背番号3：DF）がヘディングシュートを放つが
バランスを崩してボールはゴールラインを割り込み、絶体絶命の危機を免れた
程なく前半を終了、新潟に2点リードと上々の内容
それでも試合は半分を終えたのみ、後半も気を緩めずに勝負に集中したい
オーロラビジョンに「水色バインバイン計画」の文字が踊る
11/3のナビスコ杯決勝の集客アピール、観客を大量に呼び込む作戦である
ふろん太君のシルエットが画面上で増殖、実際の観客も増殖なるか
後半開始の時が迫る、J2時代からの宿敵だけに、2点リードは安心に程遠い
残る45分間、力の限りサポートするぞ
森選手が前線へフィード、ロングボールをテセが追いかける
新潟は中野選手が先回り、ここは呆気なくクリアを喫する
フロンターレが右寄りに進路を変える、中盤で小刻みに繋ぎ、攻撃の隙をうかがう
しかし、本間選手（背番号15：MF）の存在が極めてうっとうしい
ジュニーニョ選手が逆サイドにボールを振る、フリーの森選手に繋がった
直後のクロスは得点に結びつかぬも、流れるような攻撃にサポーターは気勢を上げる
新潟も反撃を仕掛けてきた、フロンターレは厳しいマークで、新潟の勢いを止める
マルシオ選手がクロスを放つが、いささか距離が長い
縦のボールにテセが飛び出すものの、本間選手にボールを戻されてしまう
新潟はエジミウソン選手らがフロンターレゴールに迫るが
フロンターレは守備の枚数を増やし、堅守で新潟に対抗する
直後にマギヌン選手がカウンターを仕掛けるも、新潟の選手に両側を挟み込まれた
フロンターレがフリーキックのチャンスを得た
新潟ゴールまでの距離は長いが、声援に気合がほとばしる
テセが中央から空中戦に挑むが、中野選手の妨害に遭遇
ジュニーニョ選手が後に続いたものの、本間選手に行く手を遮られてしまう
フロンターレは攻撃の手を緩めない、マギヌン選手のロングパスに
ジュニーニョ選手が素早く駆け込み、右足で軽やかにトラップを決めた
続けてセンタリングを繰り出すが、ゴール正面のテセには届かない
新潟のスライディングにテセが転倒、フロンターレがセットプレーの場面を得た
絶好の追加点のチャンスが到来、場内の声量は一気に高まった
中村選手とマギヌン選手がボールの付近に立ち、新潟ゴールを凝視する
レッツゴー、レッツゴ！レッツゴー、レッツゴ！
中村選手がスルー、マギヌン選手がシェアなキックを繰り出した
跳ね返りのボールを久木野選手がキープ、渾身の力でクロスを放ったものの
新潟ゴール前にフロンターレの選手は不在であった
ボールが前後に激しく行き交う、エジミウソン選手がドリブルでフロンターレの守備を切り裂く
フロンターレは伊藤選手と久木野選手が、懸命に追随
エジミウソン選手をコーナーエリアに追い込み、ボールを前方に蹴り返す
久木野選手のクリアボールはタッチラインを割り込み、新潟がなおもフロンターレを攻める
矢野選手がフロンターレDFの背後をすり抜けたが
箕輪選手の圧力に屈してしまい、ボールはゴールラインを割り込んだ
ピンチを凌いだフロンターレ、中盤まで一気にボールを戻す
ジュニーニョ選手が接触して転倒、フロンターレにセットプレーのチャンスが到来したぞ
熱気の渦が高まる中、中村選手のフリーキックが炸裂
テセが果敢に飛び込むも、千代反田選手がヘディングで弾き返す
新潟がカウンターの体勢に入る、エジミウソン選手からマルシオ選手にパスが繋がる
マルシオ選手の背後から、箕輪選手がスライディングを仕掛けるが
主審の判定はフロンターレの反則、箕輪選手は警告を受けてしまう
新潟が右サイドを駆け上がる、マルシオ選手と坂本選手のコンビで、フロンターレの守備を乱す
差加茂選手の低いクロスが、フロンターレゴール正面を通過
逆サイドから千代反田選手が急接近、ダイビングヘッドでボールをねじり込んだ
新潟に2点目を献上、フロンターレのリードは1点に縮小してしまう
フロンターレはここから仕切り直し、攻撃の体制を整え、追加点を狙いたい
中村選手のパスは森選手へ、折り返したボールは、ジュニーニョ選手の足元に到達
ジュニーニョ選手はクロスを選択、久木野選手がフリーでヘディングシュート
ボールの底を叩いてしまったのか、シュートは新潟ゴールを大きく外してしまう
フロンターレは森選手のサイドチェンジから、左サイドに進路変更
久木野選手が新潟の選手に囲まれつつも、ボールを無難に後方に逃す
谷口選手がセンタリングを放つ、テセが空中戦に挑むものの
千葉選手に袖口を掴まれてしまい、跳躍は封じられてしまう
新潟の切り返しは極めて速い、カウンターからコーナーキックの危機を招く
マルシオ選手のショートコーナーから、新潟が狭いエリアを緻密に繋ぐ
坂本選手の鋭いクロスがフロンターレゴール前に迫るが、誰も触れずに命拾い
フロンターレは久木野選手に代わり、井川選手（背番号4：MF）を投入
早速スローインを披露するが、新潟にこぼれ球を奪われた
新潟が押し込む状況を前に、フロンターレは守勢を強いられる
新潟の攻撃が止まらない、内田選手のクロスは、川島選手がパンチで弾く
続けてマルシオ選手が、右サイドを豪快に突破を図る
シュート性の一撃は、フロンターレの選手にぶつかり逆サイドへと転がるが
川島選手が追い付き懸命のクリア、コーナーキックの危機は免れた
場内に休息の間は皆無、両者の攻防が延々と繰り広げられる
攻撃意欲は互いに旺盛ながらも、決定的場面には至らない
中村選手が左サイドへパスを繰り出す、森選手がライン際で粘りを見せた
逆サイドに折り返したボールから、井川選手がクロスボールを繰り出すが
ゴール前の混戦はモノに出来ず、新潟がカウンターを仕掛けて来るぞ
佐原選手が痛恨のファウル、新潟にセットプレーの場面を献上
差し迫る危機を目前に控え、場内の空気もサポーターの声援も、気に緊迫感を帯びてきた
マルシオ選手のフリーキックは、川島選手が渾身のセーブ
・・・に見えたのもつかの間、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまった
よもやの失点劇を演じたフロンターレ、試合は振り出しに戻ってしまう
同点に追いつかれたフロンターレ、ピッチ上の選手たちに切迫感が増してきた
箕輪選手のロングパスに、テセが一気に走り込む
守備では新潟の選手を徹底マーク、これ以上の失点は絶対に許されない
新潟は右サイドに展開を図るが、フロンターレも直後にカウンターを仕掛ける
マギヌン選手のパスに、ジュニーニョ選手が左サイドを鋭く駆け上がる
新潟のDFを一人振り切り、ドリブルからラストパスの体制に入るが
内田選手の妨害に遭遇、決定的場面に持ち込めない
新潟の反撃を断ち切り、中村選手が鮮やかなスルーパスを繰り出した
井川選手が新潟の隙間を滑り込み、ボールを押し込んだかに見えたが
飛び出しが一瞬早く、オフサイドの判定を受けてしまう
新潟の縦の突破に、フロンターレの守備はバランスを崩す
直後のエジミウソン選手のシュートは、川島選手の真正面を突いた
フロンターレは中盤で新潟の隙をうかがう
マギヌン選手に本間選手がチェックに入るが、華麗なターンで振りほどく
中盤でボールを繋ぐフロンターレ、攻撃に絡む選手を増やしにかかる
前線へ繰り出したパスに、テセが追い付きボールをキープ
テセが力強い切り返し、自らドリブル突破を仕掛けたが、千葉選手に阻まれた
ボールはフロンターレの元に戻る、中村選手のパスは森選手へと託された
新潟もセットプレーの場面を得た、フリーキックは川島選手がしっかりとセーブ
箕輪選手が起死回生のロングパス、最前線のテセを照準にするが
テセも疲れは隠せぬのか、飛び出す力も弱まってきた
新潟が右サイドを深く切れ込む、森選手がマルシオ選手に接近するも
ボールはゴールラインを割り込んでしまう
コーナーキックの危機を招いたフロンターレ
サポーターは川島選手の名前を連呼、ゴールを死守すべく大きな声援を送る
緊張感がピークに達する中、シルビーニョ選手（背番号8：MF）のコーナーキックが炸裂
矢野選手のボレーシュートに、川島選手は微動だに出来ない
・・・が、辛くもクロスバーに救われた、こぼれ球は谷口選手が大きくクリア
絶体絶命の危機を逃れたフロンターレ、速攻から新潟ゴールに一気に詰め寄る
マギヌン選手のパスを、ジュニーニョ選手が軽快にシュートを放つ
ボールは新潟ゴールのクロスバーをかすめた、サポーターは俄然盛り上がる
ジュニゴール、オーオオオー
ジュニゴール、オーオオオー
ジュニーニョ選手が中盤から突破を仕掛けるが、千葉選手のスライディングに阻まれた
フロンターレがなおもボールをキープ、マギヌン選手からジュニーニョ選手にボールが渡るが
新潟のDFが側面に身構え、突破は容易じゃなさそうだ
ボールを一旦後方へ逃す、箕輪選手のパスは中村選手へ
中村選手がスルーパスを繰り出すが
この場面もテセの飛び出しが僅かに早く、オフサイドの判定を受けてしまった
中盤では熾烈な空中戦、互いに押し合いを演じる
フロンターレは左サイドに展開、森選手がドリブルで突破の体勢
撮影は失敗したが、森選手がミドルシュートを披露
ボールの回転が抑制された鮮烈な一撃は、新潟ゴールのクロスバーをかすめた
ユースケオーレー、ユースケオーレー
ユースケオーレー、ラ〜ラ〜ララーラララ〜〜
試合時間も残すは10分強、両者の攻防に休息の気配は未だ見えない
新潟は最終ラインでボールを回し、攻撃を仕切り直す公算だろうか
対するフロンターレは左へ展開を図るが、新潟の守備も追いかけてくる
谷口選手が深い位置へ抜け出すも、最後は新潟DFに囲まれてしまった
互いに疲労の色が濃くなる中、エジミウソン選手がフロンターレゴール正面へ
中村選手が足で止めたのもつかの間、エジミウソン選手は右側にパスを供給
マルシオ選手の折り返しを、シルビーニョ選手がシュートを放つ
フロンターレの守備は足が止まりがち、このままでは失点の恐れも高い
新潟の選手も集中力が落ちつつある、マギヌン選手が一気にすり抜けた
コーナー付近から折り返すも、ゴール前で中野選手に捕まってしまった
井川選手が右サイドを浮上、力強いドリブルからクロスを繰り出した
新潟からコーナーキックのチャンスをゲットしたぞ
サポーターも俄然ヒートアップ、熱気あふれる声援の中、マギヌン選手のキックが炸裂！
佐原選手がヘディングシュートに挑むが・・・、後方にボールを逸らしてしまった
こぼれ球は新潟が懸命のクリア、絶好の場面を逃してしまった
フロンターレは都倉選手（背番号27：FW）を投入、2005年以来のJ1の舞台に立つ
選手交代の隙を見計らい、フロンターレが攻勢を強めてきた
ジュニーニョ選手が一気に駆け上がる、都倉選手とのワンツーで
新潟のペナルティエリアに侵入したぞ
ジュニーニョ選手と千代反田選手が交錯、フロンターレにPKの場面が到来か！？
しかし、ジュニーニョ選手が逆に警告を受けてしまった
北野選手のキックでプレー再開、新潟の縦の突破を、箕輪選手がはじき返す
中村選手がバランスを崩しつつも、前線にスルーパスを繰り出した
ジュニーニョ選手が一気に駆け出した
新潟ゴール付近で切り返すも、ボールは都倉選手に接触
後続の選手も詰めておらず、そのまま北野選手が抑えてしまった
新潟も最後の力を振り絞り、右サイドのカウンターに挑む
逆サイドに流れたボールを松下選手（背番号7：）が折り返し、エジミウソン選手がシュートを放つが
ボールの勢いは弱く（箕輪選手に当たった？）、川島選手がキャッチ
試合もロスタイム突入間近、中村選手のクロスに、都倉選手が泥臭く飛び込む
フロンターレは直後にコーナーキックの場面を得た
残されたチャンスは僅かである、サポーターも最後の力を絞り、懸命の声援をピッチに送る
レッツゴ-、レッツゴ-！レッツゴ-、レッツゴ-！
奇跡のゴールを狙うべく、フロンターレはパワープレーに突入する
対する新潟はカウンター狙い、熱気が渦巻く中、勝負の行方は最後まで分からない
フロンターレは土壇場で大橋選手（背番号24：MF）を投入
「ピンチキッカー？」として、コーナーキックの重役を担う
フロンターレはセットプレーのチャンスを、軒並み逃してしまった
ロスタイムの表示は2分、新潟サポーターの応援はほぼ止まり、ピッチを凝視している
新潟は引き分けでも満足なのか、このまま同点で幕を閉じるのか・・・
観客席にカメラを向けている間に、劇的ドラマが訪れた
振り向けば新潟ゴールの中に、ボールが転がりこんでいた
一体誰がゴールを決めたのか！？状況を理解する間も無く
Gゾーンの前には興奮した選手たちが、一斉になだれ込んだ
オーロラビジョンを確認すると、中村選手のゴールであった
勝利を確信するアバンテの応援から程なくして、試合終了の時を迎えた
手に汗握る撃ち合いは、中村選手の劇的ゴールでフロンターレが勝利を飾った
賞品のハロウィンパンプキンを片手に、選手が笑顔で訪れた
初ゴールを決めた久木野選手が、「お立ち台」で挨拶に立った
あわよけば最少失点での勝利を・・・と、注文はつけたいところであるが
残るリーグ戦の再浮上のきっかけを掴むと共に
ナビスコ杯決勝へ向けての、足掛かりになればと願います