川崎フロンターレ VS サンフレッチェ広島
〜 2007 J1 第33節 〜
日 時 | 2007年11月24日 14:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 16,813人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 0 | 広 島 |
2 | 後 半 | 0 | ||
3 | 計 | 0 | ||
得 点 者 | ||||
鄭 大世 | 15分 | |||
ジュニーニョ | 45分 | |||
中村 憲剛 | 47分 |
2007年シーズン、ホーム最終節の朝を迎えた
さわやかな朝やけの風景と共に、激動の一年間も終焉を迎えつつある
ホーム最終節の等々力競技場、多くの観客が締めくくりの一戦に駆け付けた
澄み渡る空の下に選手たちが登場、サポーターの熱気も自然と高まる
アウェイ側を陣取る広島サポーター、J1死守のため瀬戸際の戦い
数多の横断幕のメッセージからは、サポーターの切なる叫びが伝わってくる
キックオフを目前に控えた
フロンターレサポーターはタオルマフラーを掲げ、川崎市民の歌を熱唱
直後に関塚監督の契約延長の案内
更には駒澤大学の菊池選手獲得(内定)の一報に、場内から歓声が沸き起こった
Jの8チームからの勧誘を受けた、将来性豊かなルーキー(だとか)
戦いの舞台は目前だ、選手入場に備え両チームのサポーターがカラーパネルを掲げた
バックスタンドからゴール裏が青黒に染まり、圧巻の光景をかもしだす
2007年最後の等々力決戦、しっかりと勝利をおさめるぞ!
以下、まことに面倒くさいので写真ばっかり(恥)
先制攻撃を仕掛けてきたのは広島
佐藤選手(背番号11:FW)がフロンターレDFの隙間に割って入る
開始直後の広島の攻撃をしのいだフロンターレ
サポーターの気迫も十分、早々に反撃に移りたい
広島のロングパスに佐藤選手が飛び出すが
フロンターレは寺田選手(背番号13:DF)が追いつき、冷静に対応
纏わりつく佐藤選手を振り払い、ボールを前方に蹴り戻す
フロンターレも前線にボールを供給するも、攻撃のリズムがいま一つ掴めない
広島はストヤノフ選手(背番号2:DF)がロングパスを繰り出し、右サイドを一気に攻めかかる
森崎(浩)選手(背番号7:MF)が折り返したボールは
駒野選手(背番号5:MF)がミドルシュートで締めくくる
広島の攻撃ばかりではつまらない、攻撃の流れを引き寄せたいフロンターレ
サポーターの声援の後押しを受け、右サイドを深く攻め上がる
折り返したボールを、養父選手(背番号20:MF)がミドルシュートを繰り出した
フロンターレが広島のボールをカット、すかさず切り返し中盤へ浮上
中村選手(背番号14:MF)が背後から押し倒され
間接フリーキック・・・、セットプレーのチャンスが巡ってきたぞ
サポーターはフリーキックのタイミングに合わせ、低いうなり声を響かせる
中村選手が軽く蹴ったボールを、テセ(鄭選手 背番号16:FW)が豪快に蹴り込んだ
強力な一撃は広島ゴールをとらえず、先制ゴールは奪えない
広島もすかさず反撃開始、フロンターレのチェックの甘さを突き、サイドチェンジを仕掛けてきた
久木野選手(背番号23:MF)の対応が遅れを突き、駒野選手がシュートを繰り出した
広島がこぼれ球を得て、フロンターレゴール前の混戦にパスを供給
フロンターレは広島の乱れを狙い、すかさずボールを奪取
中村選手>養父選手>久木野選手と繋ぎ、カウンターで広島を攻め立てる
久木野選手のパスを受けたジュニーニョ選手(背番号10:FW)が、小気味よいクロスを繰り出した
養父選手が痛快なヘディングシュート、これは広島ゴールの枠外を通過
広島の攻撃は荒さが目立つ、フロンターレも徐々に慣れてきたようだ
フロンターレは素早い切り返しから中盤へ、久木野選手が強力なミドルシュートを繰り出した
広島の攻撃をかわしたフロンターレ、中盤へボールを戻しじっくりとつなぐ
谷口選手(背番号29:MF)のサイドチェンジから
箕輪選手(背番号5:DF)がアーリークロスを披露、前線のテセがヘディングシュートを放った
テセの一撃がフロンターレのリズムを引き寄せたか、素早い連携で広島ゴールへ迫る
テセのパスは森選手がクロス、養父選手がボレーで折り返し
ゴール前のテセがヘッドで押し込んだ!
テセの至近距離からの一撃は、広島ゴールネットへ突き刺さった
先制ゴールに場内は大興奮、ところで宙返りに代わるパフォーマンスはどうするか?>テセ
フロンターレの勢いは止まらない、ジュニーニョ選手が追撃のシュートを繰り出した
ゴール前に不安定に転がるボールに、テセが意欲的に詰め寄った
久木野選手がファウルを犯し、フロンターレはセットプレーのピンチを迎えた
森崎選手のフリーキックは、川島選手(背番号1:GK)が大きく弾き返す
こぼれ球は広島に渡り、ストヤノフ選手のクロスが迫るものの
川島選手が冷静にキャッチ、危機を難なく断ち切った
ピッチ上では両者の攻防が続く、緊迫の舞台から目が離せない
テセが相手選手と接触し転倒、フロンターレが絶好の位置からフリーキックを得たぞ
フロンターレがセットプレーを連発するが、広島ゴールへ詰め切れない
広島もカウンターで起死回生を狙ったものの
ロングボールはゴールラインを割り込んでしまった
広島がフロンターレを攻め立てる、マークを固めたフロンターレだが
ウェズレイ選手(背番号10:FW)を倒してしまう
広島にセットプレーの場面が到来、フロンターレゴール前に緊張感が走る
広島が繰り出したフリーキックは・・・、フロンターレゴールから大きく外れてしまった
せっかくの決定機を潰してしまう、下位低迷を象徴するかのシーンであった
広島が再び攻め戻す、左サイドにボールを流し、佐藤選手がクロスを繰り出した
ボールはいささか長く、駒野選手がライン際でキープ失敗
前半も残り時間は限定される、互いに好機に乏しい状況
広島は単調なロングパスも目立つが
佐藤選手には伊藤選手が対応、簡単には裏を突かせない
フロンターレが右サイドを浮上、ジュニーニョ選手とテセのコンビで、広島DFに揺さぶりをかける
最後は養父選手がシュートを放つが、森崎(和)選手(背番号8:DF)の背中を直撃
前半はロスタイムに突入、森崎兄弟のコンビで、広島が一気に前進を仕掛けるも
オフサイドの判定に阻まれた
程なく前半を終了、フロンターレが1点リードで折り返す
フロンターレが安定した試合運びを見せたが
1点では到底物足りない、後半は一気に突き放したい
ハーフタイムは普段の光景、・・・ふろん太君のまつ毛が何故か太い
かの2000年の暗黒時代に、まつ毛を太くした事があったなぁ
程なく後半開始の瞬間を迎えた
あまりのまぶしさで、オーロラビジョン脇の進行表示が確認不能
逆光度合いも厳しさを増すばかり、猛烈なフレアに悩まされそうだ
後半開始直後、フロンターレにビックチャンスが転がり込む
ゴール前で養父選手が競り合い、直後のこぼれ球をジュニーニョ選手がシュート
ジュニーニョ選手が落ち着いて蹴り込み、広島から2点目をゲット
突然の得点劇に場内は大興奮、俄然優位になってきたぞ
フロンターレの攻撃は終わらない、中村選手が後に続く
ジュニーニョ選手のコンビネーションプレーから、中村選手が意表を突いたミドルシュート!
電光石火の3点目に、場内は歓喜に包まれた
ホーム最終節の勝利、ぐっと手元に引き寄せたぞ
窮地に立たされた広島に対し、フロンターレの中盤は密着マークで行く手を阻む
Gゾーンにはトランペットの音色が響き、応援も押せ押せムードに突入だ
広島も懸命の反撃態勢、左右から次々とクロスを繰り出す
しまった・・・、ゴール前の混戦から押し込まれてしまった
広島に1点を取り戻された・・・かに見えたが、フロンターレのゴールキックでプレーが再開
何でもウェズレイ選手のハンドとか、「神の手」は容易く成功しない
ジュニーニョ選手と森崎(和)選手が激突、ジュニーニョ選手が担架で搬出された
サポーターをやきもきさせたが、程なくプレーに復帰した
フロンターレが再び攻勢の時へ、ピッチに復帰したジュニーニョ選手も縦横無尽に駆け回る
養父選手が広島ゴール正面からシュートを放つが
下田選手(背番号1:GK)の正面を突いた
フロンターレがカウンターを披露、ジュニーニョ選手がドリブルで正面突破を図る
背後から広島の選手に突き倒された・・・はずが、主審は試合を続行
何故にファウルでないのか?、サポーターは抗議のブーイング
太陽は深く傾き、場内は日陰で覆われつつある
攻撃の枚数を増やした広島が、フリーキックのチャンスを得たが
ウェズレイ選手が放ったボールは、フロンターレゴールの左へと消え去った
黒津選手(背番号7:MF)が交代でピッチに投入、いきなり中盤で激しく競る
直後にジュニーニョ選手が鋭い突破・・・、背後からストヤノフ選手の手が伸びた!
ジュニーニョ選手の頭を上から押し付け、ピッチへと押し倒してしまった
主審がストヤノフ選手のもとへ、胸からレッドカードを取り出し、ストヤノフ選手に突きつけた
数的優位に立ったフロンターレ、勝利は俄然濃厚となった
大きな声援を背後から受け、黒津選手がフリーキックを繰り出した
数的不利の広島は攻撃の手を緩めぬが、フロンターレは3点リードの余裕がある
ジュニーニョ選手が巧みな足技で、広島DFを翻弄
続けて養父選手が強烈なシュート、フロンターレがコーナーキックのチャンスを得た
夕日が観客席を紅に染める・・・、反面撮影は困難を極めてきた
猛烈な逆光でフレアの嵐、肝心の攻撃の場面が、半ば撮影不能である(ガクッ)
適当に写真をやり過ごす、気がつけば今年最後のホームゲームは、ロスタイムに突入していた
広島の抵抗ももはやこれまで、勝利の瞬間は目前である
勝利を確信したサポーター、「最後のあれをやりますか!」の掛け声と共に
アバンテの応援に突入、両腕を力強く突き上げる
試合終了の瞬間を迎えた、今年最後の等々力のゲームを勝利で締めくくった
激闘を戦い抜いた選手たちは、ベンチコートを羽織り 試合後のセレモニーの準備に備えた
ホーム最終戦セレモニーが開催
武田社長、関塚監督、伊藤選手が壇上に上がり、今シーズンの謝意を述べた
J1出場100試合達成の伊藤選手
「来年はホームですべて勝ちます」と、頼もしい宣言で場内を沸かせた
選手たちが場内を半周、伊藤選手にはサポーターからプレゼントが手渡された
数々のドラマを生んだ2007シーズンも終了間近
残るリーグ戦1試合と天皇杯、悔いのなきサポートを心がけたい
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:箕輪・寺田・伊藤 MF:森・中村・谷口・久木野・養父 FW:鄭・ジュニーニョ SUB:相澤・佐原・井川・河村・大橋・黒津・都倉 |
<フロンターレの選手交代> |
久木野>井川(57分) 鄭>黒津(68分) 養父>大橋(77分) |