川崎フロンターレ VS 東京ヴェルディ

〜 2008 J1 開幕戦 〜



日   時 2008年3月9日(日) 14:00
試合会場 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)
天   候 晴れ
観 客 数 21,020人
試  合  結  果
川   崎 1 前  半 0 東   京
0 後  半 1
     
     
1 1
     
得   点   者
森 勇介 32分   89分 ディエゴ


写真
写真
写真
写真

2008シーズン開幕の日、抑え切れぬ興奮と共に開門を迎えた
場内一面には、青黒のパネルとフラッグがずらりと並ぶ
選手入場時の恒例のパフォーマンスだが
過去最高の規模で、選手を出迎える体制は整った
ここで触れるまでもないが、昨日からサポーターにより設置されたものである




写真

場外の入場待ち列を見渡すと・・・、黒山の人だかり
激しい混雑の余り、隣接する公園まで浸食していた




写真

アウェイ側ゴール裏を陣取る、J1復帰のヴェルディサポーター
前売り券の発売状況が優れぬも(最後は完売)
そこそこの規模を形成、散発的に応援歌が響いてくる




写真

2階席前のスペースには、フロンターレに復帰したフッキ選手(背番号11:FW)と
吉原選手(背番号21:GK)へ向けた横断幕
「Obrigado」とは、ポルトガル語で謝意を指すとのこと




写真
写真
写真
写真
写真

ホーム側のフロンターレサポーターも気合い十分
ピッチに選手たちが登場すると、盛大な歓声が沸き起こった




写真
写真
写真

選手たちがウォームアップを開始すると、ビッグフラッグが一斉に登場
揺れる新旧の巨大旗が、場内の熱気を引き立てる




写真
写真
写真
写真
写真

登録選手の紹介を経て、場内のボルテージは俄然アップ
と、今年の始球式を務めるルー大柴さんが登場
宮前区在住の川崎市民、饒舌な「ルー語」でトークが炸裂




写真
写真
写真
写真

ゴールマウスにふろん太君が向かう
フリーキックが炸裂・・・と見せかけ、フェイント&パフォーマンス




写真
写真
写真
写真
写真
写真

本番のキックを見事に決め、満面の笑み?を浮かべた
観客席に駆け寄ったルー大柴さんには
サポーターから似顔絵入りの巨大幕がプレゼント




写真
写真
写真

オーロラビジョンに映し出される、「川崎市民の歌」の歌詞
試合前に熱唱、戦いのムードを一層引き立てる




写真
写真

胸の鼓動が高まる中、選手入場が目前に迫る
アウェイ側のヴェルディサポーターは、緑と白のパネルを一斉に掲揚




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

選手たちが場内に表すと、青黒のパネルと旗が、盛大に掲げられた
熱きホームの雰囲気と共に、2008シーズン開幕戦のキックオフ




写真
写真
写真

フッキ選手が復帰のフロンターレ、3トップの布陣で圧倒的破壊力を狙う
ヴェルディのクリアボールを、伊藤選手(背番号2:DF)が
ダイビングヘッドで前方に戻す




写真
写真
写真
写真

ヴェルディは守備的布陣を予想するも、積極的に攻撃を仕掛けてきた
ディエゴ選手(背番号10:FW)には、伊藤選手が背後からマークに入る




写真
写真
写真
写真
写真

ヴェルディが左サイドを浮上、フロンターレの選手をおびき出し
逆サイドの和田選手(背番号4:DF)がオーバーラップ
フロンターレは中村選手(背番号14:MF)が急行、和田選手の動きを食い止める



































このペースで文章を書き続けたら、いつまで経ってもページが完成しない
手抜きで説明は大幅にカット(恥)

写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレは最終ラインでボールをキープ
フッキ選手が右サイドを突破、ジュニーニョ選手(背番号10:FW)へ流れるパス
シャープなクロスを繰り出した




写真
写真
写真
写真
写真
写真

新加入の山岸選手(背番号8:MF)だが、硬さなのか守備面に隙が生じる
廣山選手(背番号20:MF)の揺さぶりに反応が遅れ
ヴェルディに決定気を与えてしまう




写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレはフッキ選手が、右サイドを強力に切り裂く
しかし、ドリブル突破はヴェルディに止められた
直後にヴェルディが右サイドを切れ込み、廣山選手のクロスを許してしまう
折り返しは飯尾選手(背番号16:MF)がシュート、守備に不安が見え隠れ




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

フッキ選手が独走を利かせ、左サイドに旋回
ヴェルディも素早く追随、フッキ選手の攻撃を未然に止める
互いに手の内を知る者同士、易々と突破は図れない




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレが前線にフィード、中盤のスペースにジュニーニョ選手が飛び出す
東京Vゴール前のボールを、フッキ選手が強引に押し込むが
土肥選手(背番号1:GK)が決死のセーブ、折り返しのシュートも決まらない




写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vが反撃を見せる、フロンターレゴール前は大混戦に陥る
井川選手(背番号4:DF)がスライディングで止めにかかるも
東京Vの圧力に屈し、コーナーキックの危機を迎える




写真
写真
写真
写真
写真

コーナーから繰り出されたボールを、土屋選手(背番号17:DF)が強烈なヘッド
ゴール前にこぼれ球が交錯するも、最後は山岸選手がクリアで逃れた




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

積極的に攻め立てるフロンターレ、構える東京Vも激しい当たりで対抗
厳しいマークを受け、フッキ選手が転倒
フロンターレがコーナーキックのチャンスを得た




写真
写真
写真
写真

フッキ選手が強烈なキックを放つが、東京Vの選手に激突
跳ね返りを井川選手がシュートを放つも、これも東京Vの選手に激突
こぼれ球をボール前のテセ(鄭選手 背番号16:FW)も、姿勢が乱れて押し込めない




写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレがサイドチェンジ、左サイドを山岸選手が駆け上がる
左足を強く振り抜き、シャープなクロスを繰り出した




写真
写真
写真
写真

逆サイドへ達したボールは、ジュニーニョ選手がキープ
フッキ選手がシュートを放ったが、ボールは土肥選手の正面を突いた




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vが両サイドにボールを散らし、フロンターレの守備に揺さぶりをかける
廣山選手が折り返したボールを、東京Vの選手が至近距離からシュート
跳ね返りのボールをディエゴ選手が押し込むが、オフサイドの判定に救われた




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

反撃態勢に移りたいフロンターレだが、東京Vの中盤のチェックに屈する
東京Vが再び強力な突破、冨澤選手(背番号14:MF)の
突破は谷口選手(背番号29:MF)が必死に食い止めたが
こぼれ球をディエゴ選手が押し潰す・・・、オフサイドの判定に救われた




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

全然分かりにくい写真であるが、東京Vの速攻を川島選手(背番号1:GK)がファインセーブ
直前のラフプレーで森選手(背番号19:MF)が興奮するが
主審になだめられ、落着きを取り戻した




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレが左サイドをカウンター、豪華な3トップが一気に駆け上がる
テセからフッキ選手へパスを放つが・・・、どうも呼吸が呼応しない




写真
写真
写真
写真
写真
写真

3トップは不発に終わるも、フロンターレは攻撃の流れを取り戻す
右サイドを積極的に攻め立て、森選手がクロスを繰り出した
谷口選手がボレーシュートを放つ、ボールは惜しくも土肥選手の正面




写真
写真
写真
写真

東京Vがファウルを犯す、フロンターレにセットプレーの場面
サポーターの声援の後押しを受け、寺田選手(背番号13:DF)がフリーキックを放つ
・・・と、森選手が意表を突き、中盤から大胆に駆け上がる
東京Vの守備を瞬く間にすり抜け、東京Vゴール前に一気に迫る!




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

森選手のゴールが鮮やかに決まり、等々力の舞台に熱狂がこだまする
選手もサポーターも大興奮
2008シーズンのスタートを飾る、素晴らしいゴールであった




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

その後の説明は面倒くさいので省略(恥)
フロンターレが好機を幾度と掴んだが、追加点は奪えぬまま前半を終えた
フロンターレが誇る3トップだが、いささか不発
選手間の役割分担がいまひとつ見えぬ、もどかしさは否めない




写真

ハーフタイム中に元気に走る、ふろん太君とてんけん君
ハーフタイム中に阿部 川崎市長の挨拶があったが・・・、撮り忘れた




写真
写真
写真
写真

選手たちがピッチに戻ってきた
1点では到底物足りない、追加点を奪いヴェルディを突き放したい
漲る熱気と共に、後半開始の時を迎えた




写真
写真
写真
写真
写真

ヴェルディの先制攻撃を凌いだフロンターレ、前線のフッキ選手にパスを供給
対するヴェルディも堅守で対抗
服部選手(背番号22:DF)が密着マーは、前半同様の厳しさを誇る




写真
写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレが左サイドに深く展開
ジュニーニョ選手がヴェルディの選手に囲まれながらも
一瞬の隙を見計らい、シャープなクロスを繰り出した




写真
写真

東京Vゴール前にはテセの姿、しかしクロスには呼応仕切れない
こぼれ球を懸命に追いかけるも、服部選手にクリアされてしまう




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

攻撃の手を緩めぬフロンターレ、森選手も再三サイドを駆け上がる
山岸選手がゴールライン際から、捨て身のクロスを繰り出すが
東京Vゴール前でフッキ選手?がファウル、苦境の東京Vを詰め切れない




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vの攻撃を止めたフロンターレ、フッキ選手がドリブルで左サイドへ移動
パスを受けたジュニーニョ選手が、得意の角度からシュートを放つが
ボールは東京Vゴール上空を通過、コースの精度を欠いてしまった




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vが右サイドを突破、フロンターレの守備が追い付かぬ間にクロスを供給
逆サイドに流れたボールを、飯尾選手が懸命に追い掛ける
フロンターレも井川選手が必死の追走、何とか追い付きブロック




写真
写真
写真
写真
写真

東京Vの攻撃を凌いだフロンターレ、ジュニーニョ選手がドリブルで一気に浮上
狙い澄ましたシュートを繰り出したが、ボールは東京Vの選手を直撃




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

縦横無尽に攻めるフロンターレではあるが、選手間の連携が煮詰まらない
フッキ選手も力強い突破を繰り返すが、服部選手を中心にした堅守を崩せない




写真
写真
写真
写真
写真

セットプレーのチャンスを得たフロンターレ、中村選手のフリーキックが炸裂!
東京Vのクリアボールを、井川選手がすかさず蹴り戻すが
ゴール前に身構えた谷口選手が、土屋選手との空中戦を制し切れない




写真
写真
写真
写真
写真

チャンスを逃したフロンターレであるが、攻撃の手を緩めない
山岸選手がフェイントを利かせ、ジュニーニョ選手にパスを供給
強力な反動を利かせた一撃を繰り出すが、これも東京Vゴールをとらえない




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

一進一退の攻防が続く、両者共に決定機は巡るも、なかなか得点には直結しない
フッキ選手も豪快なシュートを繰り出すが、東京Vゴール枠を的確にとらえない




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vは高卒ルーキーの、河野選手(背番号33:MF)を投入
サイドから正確なクロスを繰り出すなど、高い技術でフロンターレを苦しめる




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

対するフロンターレも1点では満足しない
トップ下にジュニーニョ選手が配し、チャンスを演出
土屋選手の股を抜くパス、テセが至近距離がシュートを放つが
これも東京Vゴールをとらえない




写真
写真
写真
写真
写真

流れを変えたいフロンターレ、テセに代えて黒津選手(背番号7:FW)を投入
早速最前線のプレーに絡む、ジュニーニョ選手の突破からのこぼれ球を奪い
フッキ選手にラストパスを放つが・・・、このシュートも決まらない




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

フロンターレが東京Vを圧倒するも、ことごとく決定機を外してしまう
追加点が奪えぬ状況に、煮え切らぬものを感じてしまう




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

決定機を決められぬフロンターレに対し、劣勢の東京Vが流れを取り戻す
途中交代の平本選手(背番号25:FW)がフロンターレゴールを目がけ、突進を図る




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

東京Vの勢いフロンターレは窮地の連続、コーナーキックの危機を迎えてしまう
東京Vが至近距離から、無理やり押し込もうとするが
川島選手が気迫のセーブ、一丸の守備で絶体絶命のピンチを耐え抜いた




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

絶体絶命のピンチを逃れたフロンターレ
黒津選手が背後から押し倒され、フリーキックのチャンスを得た
フッキ選手が強烈なキックを繰り出すが、追加点には直結しない




写真
写真
写真
写真
写真
写真

フッキ選手が左サイドの突破に続き、強引にシュートを繰り出した
無理な体勢が災いしたのか、ボールの勢いは弱く、土肥選手がセーブ




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

ジュニーニョ選手のシュートに見えるが、実はフッキ選手のシュート
肝心の3トップであるが、フッキ選手が突出し過ぎの嫌いが強く
スムーズに機能とは、未だ言い難い




写真
写真
写真
写真
写真

試合時間も残り10分を切った、佳境の時間帯に突入しつつある
東京Vのベンチが騒がしい、柱谷監督も激しいジェスチャーを繰り返す




写真
写真
写真
写真
写真
写真

新戦力の山岸選手だが、この時間になるとめっきり存在感が低下
攻撃参加はひっそりと影をひそめ、守備面でもいささか存在が薄い
東京も攻撃の枚数を増してきた、中村選手も守備に回る時間が増えつつある




写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

後半もロスタイム突入前後、フッキ選手の一撃は東京Vゴールのポストを直撃
追加点が奪えぬまま、終了間際の時間帯を迎えてしまうも
残り時間も僅か、フロンターレの逃げ切りは確実身を増してきた




写真
写真
写真
写真

時間は刻々と流れてゆく、勝利を確信するアバンテの応援も間近に迫る・・・
・・・!!なんてこった!?
伊藤選手のファウルで、よもやのPKとは!





写真
写真
写真

土壇場で窮地に立たされたフロンターレ、この試合最大の危機を迎えてしまう
PKを阻止すべく、ゴールマウスに川島選手が立ちはだかる
頼む、何とかPKを防いでくれ・・・




写真
写真
写真
写真

サポーターの切なる願いも通じず、ディエゴ選手のPKが決まってしまった・・・




写真
写真

予想外の同点劇に、満員のサポーターも意気消沈
応援が即座に再開されたが、声援からは活気が消え失せてしまった
ピッチ上の選手もショックが隠せないのか
河野選手の危険なクロスを浴び、逆転しかねない雰囲気であった




写真
写真
写真
写真

残り時間は余りに少なかった、直後に試合終了の瞬間を迎えた
2008シーズンの開幕戦は、実にほろ苦い結果となった




写真
写真
写真
写真
写真
写真

うつむき加減な選手たちに、サポーターは温かい拍手で出迎えた
自慢の攻撃陣は奇しくも不発、連携面など課題は多そうであるが
長きシーズンは始まったばかり、初タイトル目指しての挑戦は続きます



<フロンターレの出場メンバー>
GK:川島
DF:井川・寺田・伊藤
MF:森・中村・谷口・山岸
FW:鄭・ジュニーニョ・フッキ
SUB:植草・菊地・村上・養父・大橋・黒津・我那覇
<フロンターレの選手交代>
鄭>黒津(69分)



試合結果一覧に戻る