開幕戦を引き分けで終えたフロンターレ
第2節は敵地神戸にて、ヴィッセル神戸との対決
遠路駆け付けたサポーターは長旅の疲れも見せず、応援準備に取り掛かる
ピッチに選手たちが登場、アウェイ側ゴール裏は熱気の高まりを見せる
我那覇選手（背番号9:FW）が久々のスタメン復帰、活躍に期待を抱かせる
ホーム開幕戦を迎え、意気上がる神戸サポーター
フロンターレ戦未勝利のアナウンスが流れ、初勝利をかけた気迫が伝わってくる
対するフロンターレサポーターも、恒例の「川崎市民の歌」で気勢を上げる
決戦の時が目前に迫る、場内は熱気と緊張感に包まれた
2008シーズン初勝利を目指し、激闘は火蓋を切って落とされた
開始直後から激戦の気配、両者が厳しくぶつかり合う
間もなくしてフロンターレがファウルを犯す、早々にフリーキックのピンチを迎えた
張り詰める緊迫感の中、神戸のフリーキックが炸裂
大久保選手が強引に割り込み、開始直後に失点を喫してしまった
・・・が、オフサイドの判定で失点を免れた
開始直後の危機を凌いだフロンターレ、すかさず前線にボールを送り込む
ジュニーニョ選手（背番号10:FW）が神戸の守備を振り切り
鋭い一撃を繰り出すが、神戸の榎本選手（背番号1:GK）の正面を突く
神戸が積極的に仕掛けてきた、古賀選手（背番号16:MF）のフリーキックが再び襲いかかる
右サイドからも積極的な展開を披露
石櫃選手（背番号25:DF）が山岸選手（背番号8:MF）を振り切り
繰り出したクロスは、伊藤選手（背番号2:DF）が前方へクリア
谷口選手（背番号29:MF）が競り合いを制し、フロンターレが逆襲を披露
前線にフッキ選手（背番号11:FW）が飛び出し、ライン際からシュート性の一撃を放つ
ボールの勢いは強く、ファーサイドのジュニーニョ選手（背番号10:FW）へは届かない
フロンターレが積極性を見せるものの、この日も直線的な動きが目立つ
力強い突破を再三図るものの、神戸の守備網に捕まってしまう
神戸も左サイドを浮上、レアンドロ選手（背番号9:FW）の動きに
フロンターレの守備は乱れてしまう
内山選手（背番号15:DF）に、ペナルティエリアへの侵入を図れれたが
中村選手（背番号14:MF）が献身的な守備、神戸の攻撃を食い止めた
リズムが掴めぬフロンターレに、不用意なプレーが発覚する
井川選手のバックパス（背番号4:DF）が中途半端になってしまい
川島選手のクリアボールが、神戸のレアンドロ選手に激突
跳ね返りのボールはフロンターレゴールから外れるも
一歩間違えれば、失点にも繋がりかねない
神戸の勢いは止まらない、フロンターレもカウンターを仕掛けるも
呆気なく跳ね返されてしまう
神戸が右寄りに展開、無人のスペースに走り込んだレアンドロ選手が
痛快なシュートを繰り出した！
川島選手が懸命に反応するも、ボールはフロンターレゴール内へと転がり込んだ
先制点を獲得したのは神戸、場内は大きな声援に包まれた
先制点を喫したフロンターレ、気持ちを入れ替え同点に追い付きたい
だが、勢いは完全に神戸が上手
先制ゴールを決めたレアンドロ選手が、寺田選手の守備を振り切りパスを繰り出す
神戸が右サイドを、奥深く切れ込む
石櫃選手のクロスは弾き返したものの
金選手（背番号6:MF）選手からのパスに、大久保選手がするりと抜け出す
シュートは辛くも外れたが、最終ラインの脆さが露呈する
神戸の巧みな連係に、フロンターレの守備は不安定さが付きまとう
神戸の攻撃を断ち切ったフロンターレ
中村選手のロングフィードに、山岸選手が反応
滑らかなクロスを繰り出すが、ゴール前の選手には呼応しない
逆サイドから再び攻撃を仕掛け、ペナルティエリア内にジュニーニョ選手が侵入
低いクロスを、神戸ゴール前に供給したが
フッキ選手にも我那覇選手にも合わず、神戸の選手がクリアに入る
中村選手のパスに、ジュニーニョ選手が反応
右サイドを大きく旋回してクロスを狙うが、神戸DFに行く手を遮られた
よくよくみると、コックさんも観戦中（笑）
フロンターレが積極的に前線へボールを送るが、神戸の守備も堅い
背後から厳しいプレッシャー、前線の選手はボールのキープもままならない
この場面は神戸がファウルの反則、フロンターレにフリーキックのチャンスが訪れた
フッキ選手が左足を振り抜くも・・・、神戸ゴール上方へボールは消え去った
神戸がカウンターで左サイドを直進
レアンドロ選手が飛び出し、井川選手の守備をもろともせず
鋭いシュートをお見舞いする
神戸の急襲を凌いだフロンターレ、中盤の攻防戦を制し、左サイドを駆け上がる
中村選手が右サイドにパスを供給
森選手のスルーパスから、ジュニーニョ選手が狭い角度から
シュートを放つが、榎本選手の正面を突く
両サイドの守備が手薄なフロンターレ
空いたスペースをレアンドロ選手に狙われ、コーナーキックのピンチを迎えるが
神戸の連係ミスに救われ、失点の危機は免れた
懇親的なパスを供給し続けた中村選手
森選手からの折り返しを、直接シュートを放ったが
このボールも榎本選手の正面を突いてしまった
井川選手に対し、レアンドロ選手が厳しいチェックを仕掛ける
ジュニーニョ選手のクロスは、逆サイドのフッキ選手に到達
一瞬フリーの大勢になるも、神戸DFが一気に詰め寄られてしまう
直後に神戸のカウンター、レアンドロ選手が痛快なシュートを繰り出す
同じ手を何度も食らうフロンターレ、守備の脆さに改善の兆しは見えない
失点の危機を免れたフロンターレ、直後に神戸ゴールへと攻め立てる
フッキ選手のパスを、我那覇選手がポストで対応
足もとのボールを、ジュニーニョ選手が至近距離からシュート
続けてコーナーキックのチャンスが到来
フッキ選手が鋭いキックを繰り出すも、ゴール前の選手には届かない
セットプレーのチャンスを逃したフロンターレ、そんな間にも神戸が逆襲開始
北本選手（背番号4:DF）のパスは大久保選手
ここから突破を仕掛けるか・・・と見せかけ、スルーパスを繰り出した
北本選手が大胆なオーバーラップ、フロンターレの守備は完全に不覚を食らう
地を這うシュートは川島選手が食い止めたが、この攻撃は正直驚いた
前半も30分以上が経過、神戸の度重なるカウンターを前に
フロンターレは攻撃の流れを掴み切れない
フリーキックの場面を得たものの、これもゴールには至らない
同点ゴールが欲しいフロンターレ
前半も残り時間は10分前後にして、怒涛の攻撃を仕掛けてきた
フッキ選手の豪快な一撃は、榎本選手が弾いてコーナーキックを得たぞ
フッキゴ〜ル、フッキゴ〜〜ル！
フッキフッキフッキフッキ、フッキゲットゴール！
ビッグチャンスが続くフロンターレ、神戸ゴール前の混戦で、一方的に押し込む
神戸ゴールの至近距離から、ジュニーニョ選手が強烈なシュート！
何故だぁ！、北本選手の頭に阻まれてしまった！！
絶好のチャンスを逃したフロンターレだが、攻撃の手を緩めない
フッキ選手のクロスに、ジュニーニョ選手がダイビングヘッド！
・・・が、これも神戸ゴールを打ち抜けない
幾度と訪れた絶好機だが、フロンターレはどうしても生かせない
気がつけば前半はロスタイムに突入、何とか同点に追いついてくれるだろうか・・・
攻撃力を発揮したいフロンターレだが、単調なシュートの多さは否めない
谷口選手もミドルシュートを繰り出すが、榎本選手が悠々とキャッチ
前半も残り時間は僅かだが、神戸が右サイドを駆け上がる
この場面は守り抜きたいフロンターレだが
石櫃選手のクロスが、フロンターレゴール前に迫る
川島選手と神戸の選手が接触、すり抜けたボールに大久保選手が詰め寄った
泥臭くフロンターレゴールへ押し込まれ、痛恨の2点目を喫してしまった・・・
直後に前半が終了、最悪の状況で45分間を折り返す
ピッチを去る選手達に、熱きエールを送ったサポーターだが
ロスタイムの失点のショックは隠せぬのか
選手がピッチから立ち去るや、溜息と共に座り込む
言葉少なきハーフタイム
無人のピッチに、フロンターレの選手たちが真っ先に戻ってきた
固く円陣を組んだ選手たち、後半の奮起を期待したい
後半開始直後から、フロンターレの選手が積極性を見せる
神戸ゴール前の混戦から、フッキ選手がシュートを放つ
神戸の手堅い守備に、依然として攻めあぐねるフロンターレ
森選手が、神戸DFの足が止まった瞬間を見計らい
痛烈なミドルシュートを繰り出した
ジュニーニョ選手とフッキ選手のワン・ツーも決まらない
狭いエリアを神戸DFに囲まれたフッキ選手
成す術もなく、ボールはクリアされてしまった
神戸は少ないチャンスを見逃さない
レアンドロ選手が鋭い飛び出しを披露、フロンターレDFの間を割って入る
至近距離からの一撃を食らうも、辛くも外れた
フロンターレは単調な突破が目立つものの、ジュニーニョ選手が中盤で転倒
セットプレーの場面が到来、この場面は是が非でも物にしたい
大きな反動を付け、フッキ選手のフリーキックが炸裂！
・・・が、キックはボールの芯を捉えず
点々と転がったボールは、ゴールラインを無情にも割り込んでしまった
セットプレーのチャンスを逃したフロンターレ、流れは再び神戸に傾く
中盤から大久保選手が右サイドに展開
目を覚ますようなロングクロスの先には、レアンドロ選手の姿が！
完全に対応が遅れたフロンターレに、抵抗の術は無かった
至近距離からレアンドロ選手に蹴り込まれてしまい
痛恨の3失点目を喫してしまった・・・
窮地に立たされたフロンターレ、ゴール裏のサポーターにも危機感が走る
フッキ選手が中盤の突破を図ろうとするも
気持ちばかりが先走っているのか、神戸の守備網に捕まってしまう
逆に神戸が右サイドを浮上
巧みなコンビネーションで、フロンターレの最終ラインの裏を突く
フロンターレの守備は浮足立つ、石櫃選手が完全にノーマーク
ペナルティエリア付近からシュートを浴びてしまう
フロンターレは大橋選手（背番号24:MF）を投入、フッキ選手をピッチから下げる
険しい表情を浮かべ、ゆっくりと歩くフッキ選手
貴重な時間を浪費、サポーターから「走れ！」「急げ！」と大声が飛んだ
時間はいたずらに過ぎ去れど、劣勢の打開は見いだせない
懸命に叫び跳ねるサポーターに、ピッチ上の選手たちは応えてくれるのだろうか・・・
3点では到底飽き足りないのか、神戸の攻撃が尚も牙をむく
フロンターレゴール前はピンチの連続、一丸の守備で懸命に守り抜く
神戸の猛攻を耐え抜いたフロンターレ
ジュニーニョ選手のパスを受けた山岸選手が、突破を図る
低い姿勢から、神戸ゴールに一気に詰め寄るも
シュートは神戸ゴール枠を捉えない
大橋選手のクロスから、フロンターレがコーナーキックの場面を得た
サポーターの声援が溢れる中、大橋選手のキックが炸裂！
コーナーキックに、寺田選手が空中戦に挑むも
バランスを崩してしまったのか、このチャンスも取りこぼしてしまった
2枚目のカードを切ったフロンターレ
我那覇選手に代わり、テセ（鄭選手 背番号16:FW）を投入
我那覇選手は久々のスタメンではあったが、シュート数が0と残念な結果であった
一矢報いるべく両サイドから攻め立てるフロンターレ
伊藤選手のキックがレアンドロ選手に当たり、コーナーキックを得たものの
大橋選手のキックは誰にも呼応せず、榎本選手が悠々とキャッチ
もがき苦しむフロンターレをあざ笑うかの様に、神戸が自在にボールを回す
神戸の揺さぶりに、フロンターレの守備は完全に乱されてしまった
大久保選手のアシストから、レアンドロ選手にハットトリックとなる
4点目を喫してしまった・・・
フロンターレは村上選手（背番号26:MF）を投入、最後のカードを切ってきた
ホーム側の興奮が渦巻く中、電光掲示板には無残なスコアが映し出された
そんな間にも、神戸のシュートがフロンターレゴールに襲いかかる
神戸の一方的展開を前に、嘆く猶予すら与えてくれない
中村選手のパスに反応、神戸ゴール前に向け、テセが懸命に走り出す
神戸は全く慌てていない、北本選手が冷静にボールをクリア
山岸選手が繰り出したクロスに、谷口選手がヘディングシュートを狙う
だが、これも神戸が前方に弾き返す
必死に1点を返そうとするフロンターレであるが、選手間の連携が乱れたまま
中村選手のスルーパスも、ジュニーニョ選手と同期が図れない
試合時間は減少の一途、ジュニーニョ選手の一撃も榎本選手の正面を突いてしまう
サポーターの懸命の叫びは、ピッチ上の選手には届かないのか・・・
後半も30分以上が経過、懸命に攻めるフロンターレだが、神戸ゴールに届かない
村上選手の強烈な左足も・・・、昨年の再来には至らない
混沌たる状況が続き、敗色が色濃くなる一方
危機的状況を打破すべく、応援に活を注ぎ込む
サポーターの声援が選手たちに届いたのか、猛然と攻め立てるフロンターレ
神戸ゴールに続々と襲いかかる、村上選手も痛烈なシュートを繰り出した
ジュニーニョ選手がミドルシュートを繰り出すが、榎本選手の正面を突いてしまう
大橋選手も積極的にシュートを放つが、これも榎本選手の正面
攻撃が極めて単調、工夫が乏しいフロンターレ
状況が一向に改善されぬまま、時間だけがいたずらに過ぎてしまう・・・
懸命に攻めるフロンターレだが、連携の疎さは解消されぬまま
試合はロスタイムに突入、残り時間は4分間と予想外に長い
勝利はもはや絶望的、だが最後まで絶対に諦めない
懸命に声を枯らすサポーターの為にも、ゴールを見せてくれ！
圧倒的不利の状況下、土壇場でフロンターレが一矢報いた
山岸選手のシュートの跳ね返りを、大橋選手が意地の一撃を決めた
その後も懸命に食い下がるフロンターレだが
圧倒的点差を埋めるには、余りに時間が少な過ぎた
程なく試合終了、無敗であった神戸に、よもやの惨敗を喫してしまった
無念の結果に終わったが、サポーターは選手たちを拍手で出迎えた
圧倒的破壊力を誇る筈であった攻撃陣は、改めて連携不足を露呈
守備陣も完全に崩壊、幾度と裏を狙われ、スピード不足の課題も突きつけられた
悩み深きフロンターレに勝利が訪れるのは、いつの日であろうか・・・