コンサドーレ札幌 VS 川崎フロンターレ

〜 2008 ヤマザキナビスコカップ 予選Cグループ 第2試合 〜



日   時 2008年3月23日(土) 13:00
試合会場 室蘭市入江運動公園陸上競技場(北海道室蘭市)
天   候 晴れ一時雲り
観 客 数 5,387人
試  合  結  果
札   幌 0 前  半 1 川   崎
2 後  半 0
     
     
2 1
     
得   点   者
鄭 容臺 74分   3分 寺田 周平
西嶋 弘之 85分      


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ナビスコ杯予選リーグは第2試合
北の地室蘭にて、コンサドーレ札幌とのアウェイ戦を迎えた
室蘭駅舎とキハ40系を横目で眺めつつ、競技場へと足を運ぶ




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競技場は駅からほど近い位置にある、外壁も低くて外からの観戦も容易
何気なく、裏手の斜面を眺めていたら
札幌サポーターが横断幕を取り付けていた




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初夏の室蘭は日差しも強く、汗ばむ陽気
遠路駆け付けたサポーターは、速やかに応援準備に取り掛かる




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ビジター席はゴール裏1/3程度のスペースだが、案外広く感じるもの
ぽかぽか陽気とコンサドールズのダンスに誘われ、行楽気分に浸りそう




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選手たちがピッチに登場、気持ちを引き締め声援を送る
未だ勝利から見放されたフロンターレ
北の大地で初勝利の喜びを、共に分かち合いたい




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ウォームアップの最中、ゴール裏にファイフロの木口美和子さんが登場
トラメガを握り、サポーターに笑顔でエールを送った




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チーム状況は低迷の一途、キックオフを控え気合いを入れ直す
室蘭の地に、川崎市民の歌が高々と響く




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運命のキックオフを迎えた、今日こそは絶対に勝利を得るぞ!
熱き一戦が、火ぶたを切って落とされた




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先制攻撃を仕掛けたのは札幌
右サイドから藤田選手(背番号7:MF)がクロスを上げる
フロンターレゴール前に札幌の選手が詰め寄るが、ボールは逆サイドへ流れ去る




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札幌の先制攻撃を凌いだフロンターレ、軽快な動きで札幌陣内へ侵入を図る




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ジュニーニョ選手が左サイドへ切れ込む
繰り出したクロスは札幌の選手に当たり、コーナーキックのチャンスを得たぞ




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幸先のチャンス到来に、サポーターも俄然気合いが入る
大橋選手(背番号24:MF)が繰り出したクロスは
寺田選手(背番号13:DF)が渾身のヘッド!!




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寺田選手の痛快なヘディングシュートが、札幌ゴールに突き刺さった
先制ゴールに選手もサポーターも大興奮、室蘭の空に歓声が響く
ラーラララー、LOVE KAWASAKI
俺たちと共に行こうぜ〜
ラーラララー、LOVE KAWASAKI
ラララララララララララララ・・・
俺たちの想いは〜、誰よりも熱く〜
青黒に、光る星と共に
FOOTBALL TOGETHER カワサキ〜





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フロンターレに押されがちな札幌であるが、カウンターを仕掛けてきた
井川選手(背番号4:DF)がダビィ選手(背番号10:FW)に抜かれてしまうが
植草選手(背番号22:GK)が勇敢に飛び出し、がっちりとボールをセーブ




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谷口選手(背番号29:MF)のシャープな一撃に、ゴール裏のサポーターは沸き立つ




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ダビィ選手が何やらエキサイト、競り合った寺田選手らに食ってかかる




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植草選手のゴールキックから、札幌ゴールへと詰め寄ったフロンターレだが
逆に札幌のカウンターを食らってしまう




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ダビィ選手が豪快なドリブル、フロンターレゴール前に危機が迫る
井川選手が懸命に追い付き、捨て身のスライディング
ダビィ選手が繰り出したボールを、ゴールラインへと追いやった




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札幌が立て続けにコーナーキックを得たが
フロンターレもゴール前の守備を固め、この難局を乗り切った




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危機を凌いだフロンターレ、お返しとばかりに札幌ゴールを攻め立てる
我那覇選手(背番号9:FW)が積極的に札幌ゴールへと飛び込むが
札幌も必死の守備で対抗、寸前のところで追加点を奪えない




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面倒臭いので途中の説明は省略
札幌に対し、しばしの優位を誇ったフロンターレだが
札幌も左右のスペースを生かし、攻撃のバリエーションを広げつつある




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札幌がセットプレーの場面を迎えた
フロンターレゴールへと、札幌が次々とボールを放り込むが
フロンターレは我慢の時間帯、黙々とボールを弾き返す




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前半も終りを告げようとしたその時、予想外のアクシデントが訪れた
我那覇選手がファウルを受けて転倒、足を抱えてうずくまる




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我那覇選手の復帰を願い、サポーターは懸命に声援を送り続けるも
スタッフから×マークが掲げられ、無念の途中交代となってしまった




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我那覇選手に代わり、テセ(鄭選手 背番号16:FW)がピッチに投入
このまま前半を終えたいフロンターレであるが
我那覇選手が担架で搬送される間にも、札幌の猛攻を食らってしまう




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土壇場のコーナーキックの危機から脱出と同時に、前半終了の時を迎えた
札幌に1点リードを得ているも、ゴール裏のサポーターに安心感は皆無
じりじりと札幌に押される展開に
開幕戦の同点劇の再来を、不安視する声も聞こえた




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ハーフタイムはコンサドールズとドーレ君のダンスで一休み
反発力が弱い芝生席で、延々と跳び続けたサポーター
普段以上の足腰の負担を癒すべく、どっかりと腰を下ろす




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選手たちがピッチに戻ってきた、サポーターも立ち上がり応援再開
固く円陣を組む選手たちの背中からは、熱く漲るものが伝わってきた




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序盤から両者の積極性が光る
札幌は右サイドを立て続けに狙うが
伊藤選手(背番号2:DF)が安定したカバーリングを見せる




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フロンターレが中盤を小刻みに繋ぎ、札幌に揺さぶりを加える
大橋選手が右サイドにパスを供給、森選手がすかさずクロスを繰り出す




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クロスボールにテセが飛び出すが、札幌の守備に両側から挟み込まれた
こぼれ球を村上選手が折り返すも、ボールは札幌が弾き返す




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右サイドを狙うフロンターレ、ジュニーニョ選手が巧みに抜け出し、クロスを繰り出す
札幌ゴール前にテセが一気に飛び出すが、札幌DFが寸前でクリア




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それでもフロンターレに追加点のチャンスが到来
大橋選手のコーナーキックの流れたボールを、村上選手が必死の追走
タッチラインの瀬戸際で、スライティングで止めに入るが
左足に当たったボールは、ゴールラインを転々と割り込んでしまった




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フロンターレが試合を優位に進めるも、札幌ゴール前にどうも詰め切れない
ジュニーニョ選手の痛快なミドルシュートに、ゴール裏のサポーターはどっと沸く




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混沌とした中盤の攻防戦、フロンターレがファウルを犯す
サポーターに視線を向けている間に、札幌が素早いリスタート
不意を突かれたフロンターレだが、植草選手がしっかりとボールをセーブ




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札幌の攻撃にフロンターレの選手も目が覚めたか
すかさず切り返し、ジュニーニョ選手が鋭い一撃を見せた




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直後にフロンターレが選手交代、養父選手(背番号20:MF)に代わり
ルーキーの菊地選手(背番号17:MF)を投入
札幌の攻撃に対し、早速守備で奮闘を見せるものの
何故か選手交代のアナウンスは無し、これもアウェイの洗礼なのか




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札幌は選手交代の隙を見逃さず、フロンターレゴールへと詰め寄る




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フロンターレは逆風の時間帯、コーナーキックのピンチに危機感が色濃くなる
札幌が波状攻撃を仕掛けてくる、この危機を何とか乗り切りたい




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札幌の猛攻を凌いだフロンターレ、大きめのパスでしっかりと繋ぎ、前進を図る
森選手のアーリークロスは誰にも呼応せず、ゴールラインを割り込んでしまう




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後半も20分前後が経過するも、フロンターレに追加点の気配は乏しい
スムーズにボールを繋ぐ札幌に対し
僅かずつではあるが、フロンターレの歯車が乱れつつ感じる




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嫌な予感が的中しつつあるのか、札幌の波状攻撃に磨きが増す
札幌のコーナーキックは、谷口選手がヘディングで弾き返すも
こぼれ球は岡本選手(背番号17:MF)がシュート




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札幌の攻撃を何とか断ち切り、大橋選手のパスから起死回生を狙う
ジュニーニョ選手が一気に飛び出しを狙うが
柴田選手(背番号32:DF)のインターセプトに阻まれた




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札幌の攻撃を前に、菊地選手は窮屈なプレーを強いられる
もう少し積極性が欲しいところだが、プロの苦しみを味わっているのか




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フロンターレは久木野選手(背番号23:FW)を投入、最後のカードを切ってきた
久木野選手の新応援歌が、室蘭の地にこだまする
ラーラララララ、クキノゴール!
クキノゴール!クキノゴール!




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選手交代を図ったものの、フロンターレのリズムは低下の一途
その隙に札幌は右サイドを突破
伊藤選手のブロックに、クライトン選手(背番号15:MF)が大胆な転倒




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いささか理不尽なファウルであるも、フロンターレはセットプレーのピンチ
危機感が一気に高まる中、クライトン選手のフリーキックが放たれた




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フロンターレが一旦は弾き返すも
鄭選手(背番号33:MF)のミドルシュートが襲いかかる




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シュートは選手に接触し、コースが急変
反応の術もなく、ボールはフロンターレゴールへと吸い込まれてしまった・・・




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ヨンデの同点ゴールに愕然とするも、サポーターは即座に応援再開
まだまだ同点に追いつかれたのみ、ここから再び突き放すぞ!




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必死に札幌ゴールへ向かうフロンターレだが、攻撃は空回りの一途
選手間の連携は修正されぬまま、時間は刻々と流れてゆく




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ジュニーニョ選手のパスを受け、村上選手が左サイドから攻撃を仕掛ける
自ら札幌ゴールへと接近するも、坪内選手(背番号19:DF)に行く手を遮られた




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後半も残り時間は10分弱、両者の激しい攻防が絶え間なく続く
札幌の度重なる圧力に、フロンターレはコーナーキックに逃れるのが精一杯




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札幌がコーナーキックの場面を迎えた、フロンターレゴール前に緊張感が走る
西嶋選手(背番号6:DF)のヘディングシュートが、フロンターレゴールを襲いかかる!




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必死の願いも通じず、札幌の逆転ゴールが決まってしまった・・・
まだまだ時間は残っている、絶対に諦めてなるものか!
コールリーダーもトラメガを握り、ピッチ上の選手に熱き叫びを送る




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フロンターレに残された僅かな時間、全力を尽くして勝負に挑む
だが、どうしても札幌からゴールを奪えない
主審も時計を確認、ロスタイムの猶予も僅かとなった




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最後まで攻撃がかみ合う事無く、試合終了の時を迎えた
リーグ戦を含めて3連敗、最悪の結末にゴール裏は沈黙に包まれた




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うなだれてゴール裏に向かう選手たち、関塚監督もベンチから駆け寄ってきた
深々と頭を下げる選手たち、敗戦の悔しさがにじみ出る




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悔しさの余り、沈黙を貫いたサポーターだが
振り絞るように、大きな拍手と声援を送った




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うなだれて立ち去る選手たち、苦境からの脱出は果たせなかった
初勝利の喜びを分かち合えるのは、いつの日になるのだろうか・・・



<フロンターレの出場メンバー>
GK:植草
DF:井川・寺田・伊藤
MF:森・養父・谷口・村上・大橋
FW:我那覇・ジュニーニョ
SUB:杉山・横山・菊地・田坂・久木野・黒津・鄭
<フロンターレの選手交代>
我那覇>鄭(44分)
養父>鄭(60分)
大橋>久木野(71分)



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