川崎フロンターレ VS 京都サンガF.C.
〜 2008 J1 第5節 〜
日 時 | 2008年4月5日(土) 17:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 14,753人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 京 都 |
0 | 後 半 | 1 | ||
0 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
73分 | 柳沢 敦 |
リーグ戦連勝のフロンターレ、3連勝を狙いホームで京都サンガF.C.戦を迎える
強風にあおられ桜の花びらが舞う中、しばし開門を待つ
アウェイ側ゴール裏の立ち見席に、緩衝地帯が初めて設置された
他スタジアムのような頑丈な作りではなく、最前部には隙間もある
これでは万が一に突破されそう、京都サポーターは穏健だから問題はないにしろ・・・
選手たちを出迎えたサポーター、ホーム等々力に、活気と笑顔が戻ってきた
キックオフを目前に控え、川崎市民の歌が堂々と響き渡る
ファンファーレが盛大に鳴り響く、盛大な拍手の渦と共に、戦いの時を迎えた
一気に流れを掴むべく、熱き90分間は火蓋を切って落とされた
・・・、試合が詰まっていたので、写真のオンパレード
・・・と思いきや、「未完の大器」田原選手(背番号9:FW)が闘志をあらわとする
直後に京都がセットプレー、アタリバ選手(背番号2:MF)の一撃が襲いかかる
開始直後の不意を突かれるあたり、いささか心配が募る
フロンターレも反撃を試みるが中盤止まり、京都が逆に攻め戻す
フロンターレゴール前は混戦になるも
井川選手(背番号4:DF)が体を張った守備で、京都の攻撃から守り抜く
森選手(背番号19:MF)が右サイドで粘りを利かせ、シャープなクロスを繰り出した
京都ゴール前に山岸選手(背番号8:MF)が走り込むも、京都の守備に阻まれた
両者が激しい攻防、京都が両サイドにボールを振り、フロンターレゴールへと迫る
平島選手(背番号20:DF)のクロスを、田原選手がヘディングシュートを放つが
フロンターレゴール枠の外側を通過
京都の度重なる攻撃に、フロンターレは再びファウルを犯す
京都のフリーキックはゴールラインを大きく割り込み
この危機は幸運に救われた
中盤で激しい空中戦、ボールを奪ったフロンターレは
大橋選手(背番号24:MF)からジュニーニョ選手(背番号10:FW)へ素早く繋ぐ
狭い角度ながらも、得意の位置からシュートを繰り出すも
平井選手(背番号1:GK)の好セーブに阻まれた
コーナーキックの場面を皮切りに、フロンターレが京都に波状攻撃を仕掛ける
京都もシジクレイ選手(背番号3:MF)を中心とした堅守で対抗、簡単に裏を突かせない
大橋選手が中盤から繰り出したパスに、山岸選手がスムーズに呼応
左サイドを力強く駆け上がり、シュート性の一撃を繰り出す
京都の正面突破を阻んだフロンターレ
山岸選手が右サイドに展開、テセ(鄭選手 背番号16:FW)との連携もスムーズさを増す
京都ゴール正面に折り返したボールを、ジュニーニョ選手がミドルシュート
京都の守備をすり抜けたボールは、平井選手の正面を突いた
京都が中盤でパス交換、アタリバ選手の背後に、中村選手(背番号14:MF)が忍び寄る
中村選手がアタリバ選手からボールを奪取、ドリブルで京都ゴールに駆け寄った
慌てた京都はバックチャージ、絶好の位置でフリーキックを得たぞ
サポーターの掛け声に合わせ、大橋選手のキックが炸裂!
京都ゴール前でボールは急降下するも、惜しくもクロスバーを直撃
フロンターレゴール前に柳沢選手(背番号13:FW)が迫る、中村選手とのつば競り合い
中村選手がボールを奪い取るも、柳沢選手の執拗なチェックに転倒
フロンターレサポーターは激しいブーイング
フロンターレはすかさず反撃開始、大橋選手の縦パスに、ジュニーニョ選手が飛び出す
中村選手へ一旦ボールを預ける、京都のマークを冷静に見据えパスを繰り出す
ジュニーニョ選手の一撃は京都ゴールをとらえぬも
有機的な連動に、サポーターから歓声が沸き起こる
後はゴールが欲しい、ジュニーニョ選手の初ゴールを早く見たい
京都もジワリと左サイドへ、京都の連携が乱れ
中村選手が大きく蹴り出したところに、徳重選手(背番号7:MF)の足が入る
ピッチでうずくまる中村選手に、サポーターから懸命のコールが響く
中村選手は程なく立ち上がり、場内は安堵に包まれた
伊藤選手(背番号2:DF)が大胆な攻撃参加、パスと見せかけ、自らドリブルで駆け上がる
一旦は京都の守備に阻まれるも、なおも食い下がる
京都が左サイドへ展開を図る、柳沢選手のパスは渡邉選手(背番号22:DF)へ渡る
・・・と、意表を突いたミドルシュートが、フロンターレゴールを急襲
ボールはクロスバーを直撃、一瞬冷や汗をかかされた
優位に攻め立てるフロンターレ、中村選手のパスに、テセが混戦から飛び出した
思い切って左足を振り抜くも、ボールはジャストミートしなかった
京都が左サイドを重点的に攻める、フロンターレは苦境へと追い込まれる
京都のショートコーナーの場面を断ち切ったフロンターレは
ジュニーニョ選手に起死回生のパスを繰り出すも、手島選手(背番号5:DF)がカット
ジュニーニョ選手が右サイドに飛び出し、痛烈な一撃を放つ
エースの初ゴールを引き出すべく、サポーターは熱き声援を送る
ジュニゴ〜ル、オーオオオー
ジュニゴ〜ル、オーオオオー
疲れたので説明は省略(恥)、両者無得点で前半を終了
京都に対し、優位に攻撃を仕掛けるフロンターレ
前線の繋がりにも改善が見える、後はゴールを決めるだけだ
ハーフタイムは地味に過ぎて行く、お・・・ふろん太君が私のカメラを指さす
ふろん太君、ばっちり撮れたかな?
夕暮れはとうに過ぎ、等々力のピッチに照明がこぼれる
選手たちも再び戦いの舞台へ、ホーム2連勝を目指し後半スタート
立ち上がりは京都が先制攻撃、田原選手のキープ力は侮れない
京都の選手がトラックの中央レーンへ、まさか・・・
・・・!ロングスローがフロンターレゴール前へと迫る
コーナーキックに匹敵する高さ、フロンターレゴール前は壮絶な空中戦に突入
京都が再びロングスロー、こぼれ球を幾度とシュートを狙う
立ち上がりの不安定な時間帯、辛うじて無失点で切り抜けた
スリリングな試合状況の中、フロンターレは左サイドへと展開
山岸選手から中村選手へと繋ぎ、ボールはサイドの大橋選手へ
大橋選手が折り返したボールを、ジュニーニョ選手が押し込む
だが、タイミングが微妙にずれてしまった
京都がすかさずカウンターを披露、柳沢選手のポストから一気に前線へ迫る
徳重選手らがフロンターレゴールへと猛然と迫るが
川島選手(背番号1:GK)が必死のセーブ、辛うじて失点を免れた
中村選手と山岸選手の代表コンビ、両者の呼吸は良好の部類
中村選手のスルーパスに、山岸選手が飛び出しを見せるも
パスは僅かに勢いが強く、平井選手がセーブ
フロンターレは両サイドに盲点が残る、時折守備に甘さを露呈
京都はそこを見逃さない、渡邉選手のミドルシュートは依然として要注意
ジュニーニョ選手が豪快な突破を図るが、京都は増嶋選手(背番号24:DF)が対抗
体を張った守備を披露、ジュニーニョ選手の突破は封じられてしまう
攻撃の手を止めぬフロンターレ、セットプレーの好機を迎えた
中村選手のフリーキックから、コーナーキックのチャンスが続く
フロンターレの猛攻を凌いだ京都、攻守を素早く切り替え、カウンターを仕掛けてきたぞ
平島選手のクロスが迫りくるも、井川選手が懸命の守備で弾き返す
写真には無いが、森選手のクロスにテセが跳び出す
至近距離から押し込みを図ったが、京都ゴール枠には収まらない
テセが京都からボールを奪取、パスを受けた中村選手が、京都ゴール前に切れ込む
京都の柳沢選手へのパスを、井川選手がインターセプト
素早く立ち上がるや、前方にパスを繰り出した
中村選手がゴールライン際で切り返し、大橋選手にラストパスを供給
だが、惜しくもオフサイドの判定を受けてしまった
左サイドで山岸選手が孤立気味、この場面も京都DFに阻まれてしまう
ピンチに大橋選手が反応、素早いフォローに入る
強引に体を挟み込み、京都からボールを奪い取った
京都が縦に一気の突破、不意を突かれたフロンターレは
セットプレーのピンチを迎えてしまう
京都のフリーキックが次々に襲い掛かるも
この場面はしっかりと守備を固め、京都に決定機を与えない
フロンターレが左サイドをじわりと展開
大橋選手の突破は京都のファウルを誘発、フリーキックの場面を手に入れた
大橋選手が鋭い眼光と共に、フリーキックを繰り出した
ボールは京都ゴール前のテセに到達するも、シジクレイ選手がヘディングで弾き出す
京都ゴールへと、立て続けに襲いかかるフロンターレ
最後は谷口選手のミドルシュートで締めくくる
好機の連続にサポーターも躍動、後はゴールを決めるだけだ
京都がセットプレーのピンチを迎えた
中山選手(背番号15:MF)のキックが、一直線に迫るものの
川島選手がファインセーブ、ボールを外側に弾き返す
京都の攻撃をしのいだフロンターレ、中村選手のパスにジュニーニョ選手が飛び出す
ゴールポストから跳び出した平井選手を交わし、京都ゴールへと蹴り込むも
ボールの勢いは弱く、森岡選手(背番号6:MF)が前方にクリア
なおも京都を攻め立てるフロンターレだが、直後に落とし穴が待ち受けていた
京都のカウンターに、フロンターレの守備は集中力が途切れたのか
ロングパスに反応した柳沢選手を抑え切れず
至近距離から一撃を放たれてしまった
痛恨の失点を食らったフロンターレ
だが、残り時間は20分前後、まだまだ逆転は十分可能
失点で目覚めた筈のフロンターレだが、逆に浮足立ってしまう
左サイドからの折り返しを、田原選手が足元でキープ
フロンターレの守備の寄せが甘い間に、ミドルシュートを放たれてしまう
京都ゴール前にジュニーニョ選手が飛び出すが、周囲との連携は生かし切れない
強引な突破は京都の守備には通用せず、ことごとく弾き返されてしまう
フロンターレは攻撃の形は乱れがちだが、それでも京都を攻め立てる
再三のコーナーキックのチャンスを得たものの
高さを生かせる選手が不足気味、京都ゴール前の空中戦は制し切れない
川島選手が珍しいキャッチミス、フロンターレはコーナーキックの危機を招く
試合も残すは5分前後、圧倒的に攻撃を仕掛けるフロンターレだが
どうしても京都ゴールに届かない
懸命なフロンターレをあざ笑うが如く、時は刻々と流れゆく
京都のカウンターを凌いだフロンターレ、逆に速攻で京都ゴールに迫る
スルーパスにジュニーニョ選手が飛び出し、京都ゴール前の混戦で激しく転倒
背後から足を引っかけられたかにも見えたが・・・、PKは得られない
京都は明白な時間稼ぎ、ライン際でボールをキープし、時間の浪費を図る
井川選手らが懸命に奪いにかかるも、容易くボールを手放してくれない
瀬戸際に追い込まれたフロンターレ、井川選手のクロスで起死回生を図る
テセが気迫で空中戦に挑むも、平井選手のセーブに阻まれてしまう
ロスタイムも残り時間は僅か、守勢の京都にフロンターレが猛攻撃
久木野選手(背番号23:FW)も土壇場でシュートを放つが・・・、決まらない
フロンターレの決死の猛攻は実らず、程なく試合終了の瞬間を迎えた
京都に0-1で惜敗、連勝の勢いは砕かれてしまった
温かい拍手で出迎えるサポーター、無念の表情でピッチを去る選手達
この3日後に関塚監督の緊急入院を、誰が予想しただろうか
監督不在で鬼門の大分戦を迎える、連敗の大分も必死の勝負を挑むであろう
正念場を迎えたフロンターレ、苦境からの脱出はいつの日になるのであろうか・・・
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:井川・寺田・伊藤 MF:森・中村・谷口・山岸・大橋 FW:鄭・ジュニーニョ SUB:植草・菊地・村上・原田・養父・久木野・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
大橋>養父(71分) 山岸>久木野(81分) |