FC東京 VS 川崎フロンターレ

〜 2008 J1 第7節 〜



日   時 2008年4月19日(土) 16:00
試合会場 味の素スタジアム(東京都調布市)
天   候 曇り
観 客 数 22,283人
試  合  結  果
東   京 2 前  半 2 川   崎
2 後  半 0
     
     
4 2
     
得   点   者
カボレ 25分   19分 鄭 大世
赤嶺 真吾 43分   26分 谷口 博之
大竹 洋平 63分      
今野 泰幸 70分      


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低気圧通過で強風が吹き荒れる、味の素スタジアム
多摩川を挟んだ宿命の対決、「多摩川クラシコ」は13回目を迎えた




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コンコースにFC東京の選手ののぼりを発見
そこにはフロンターレから期限移籍中、佐原選手(背番号3:DF)の名もあった




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佐原選手への感慨はともあれ、サポーターは横断幕の制作に取り掛かる
日本代表(フル・U-23)のトレーニングメンバーに選出された
選手の背番号を書き入れる
そこには、初選出の寺田選手(背番号13:DF)と
菊地選手(背番号17:MF)の背番号も含まれている




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開門と同時に応援準備を開始、来るべき勝負に備え作業は進む
大量のLフラッグも用意、アウェイ側はフロンターレブルーに染める演出




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選手入場に合わせ、作成した横断幕を堂々と掲げた
ゴール裏の中心部は鮮やかなブルーに染まる
強風になびくフラッグは、ひときわ美しい




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勝負の瞬間が刻々と迫る、サポーターは早くもヒートアップ
互いの意地とプライドをかけた、激闘は開始目前
場内に巻き込む強風が、興奮の度合いを更に引き立てる




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盛大な歓声が響き渡る中、第13回多摩川クラシコはキックオフを迎えた
永遠のライバルにだけは、絶対に負けてなるものか!




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フロンターレは左サイドにロングボールを供給、先制攻撃は東京の守備に阻まれた
東京もすかさず右サイドを突き、カボレ選手(背番号9:FW)が足元でキープ
中央へと折り返したボールは、山岸選手(背番号8:MF)が奪い取る




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フロンターレもすかさずカウンター
大橋選手(背番号24:MF)がドリブルで切れ込むも、東京の守備に阻まれた
押し戻したボールは、ジュニーニョ選手(背番号10:FW)がシュートを狙うも
この場面は東京のゴール前の守備は崩せない




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川島選手(背番号1:GK)のキックを、佐原選手とテセ(鄭選手 背番号16:FW)が激しく競う




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東京の攻撃は左サイドを軸とする
サイドの甘さを狙われたフロンターレは、東京のクロスボールを弾き出すが
こぼれ球を東京に拾われ、いささか苦しい状況





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東京の攻撃を凌いだフロンターレ、テセが意欲的にボールに絡む
大橋選手(背番号24:MF)の左サイドからのクロスに、飛び出しを図ったが
東京の最終ラインに阻まれ、シュートには至らない




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東京のゴールキックから、中盤で両者がルーズボールを奪い合う
絶好のチャンスを得たのは東京
前方へのパスにカボレ選手(背番号9:FW)が飛び出し、鋭いシュートを繰り出した
シュートはフロンターレゴール枠を外れるも、あわやの場面に冷や汗をかく




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コーナーキックのチャンスを得たフロンターレ
大橋選手が繰り出したボールに、テセとジュニーニョ選手が詰め寄る




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東京は巧みにサイドを狙う、ペナルティエリア前の狭い一角を、軽快にボールを繋ぐ
赤嶺選手(背番号24:MF)のシュートは勢いが弱く、川島選手が難なくセーブ




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フロンターレも次なるチャンスを演出
素早いリスタートから、山岸選手がペナルティエリアに果敢に飛び出す




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コーナーキックの場面を得たフロンターレ、大橋選手のシャープな一撃が炸裂
長身の選手が空中戦に挑むも、東京も必死のガードでシュートを阻む




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山岸選手とジュニーニョ選手のコンビネーション、巧みなパスワークで活路を開く
ジュニーニョ選手のクロスにテセが跳び出すも、バランスを崩す




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東京がスピードを生かして左サイドを突破、長友選手(背番号5:DF)のクロスが襲いかかる
赤嶺選手がヘディングで折り返すが、谷口選手(背番号29:MF)が必死のクリア




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東京の猛攻を凌いだフロンターレ、中村選手がドリブルで中盤を突破
東京も厳しいチェックで対抗、強引にボールを奪い取る




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東京の運動量にフロンターレは翻弄、左右へと揺さぶられてしまう
梶山選手(背番号10:MF)のクロスは精度を欠き、何とかピンチから免れた




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フロンターレは森選手(背番号19:MF)が右サイドを浮上
東京の選手に囲まれつつ、ライン際からクロスを繰り出すが
さすがに角度が厳しく、ボールは塩田選手(背番号1:GK)が難なくキャッチ




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両者の激し攻防が続く、東京の積極的な攻勢に、フロンターレは苦戦を強いられる
コーナーキックの危機が到来、サポーターも懸命の拍手でピンチに立ち向かう




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コーナーキックの危機を凌いだフロンターレ、カウンターから東京に逆襲を仕掛ける
ジュニーニョ選手にスルーパスを繰り出すが・・・、佐原選手にブロックされてしまった




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一度はチャンスを逃したものの、フロンターレは左サイドに展開
テセが突破を図ったところを東京の選手に倒され、セットプレーの場面を得たぞ




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中村選手が繰り出したボールは、東京ゴール前へと滑りこむ
東京ゴール前は混戦にもつれ込むも、テセが豪快にボールを蹴り込んだ!




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テセのゴールは東京ゴールを貫き、フロンターレが先制点をゲット!
アウェイ側ゴール裏は大興奮、歓喜の水しぶきが宙を舞う




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先制点で勢いを強めたいフロンターレだが、東京は失点の影響は皆無
逆にセットプレーのピンチが到来、ゴール裏にも緊張感が張り詰める




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セットプレーの危機を逃れたフロンターレだが、中盤で東京にボールを奪われた
長友選手のドリブルを、森選手が止めに入ったものの
ファウルの判定を取られてしまい、再びセットプレーのピンチを迎えた




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東京のフリーキックからのボールを至近距離で押し込まれ、同点ゴールを喫してしまった
リードの時間は短時間で潰え、試合は振り出しへと戻ってしまう




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東京を再び突き放すべく、ゴール裏の応援は再開された
その期待に応えるかの様に、フロンターレは即座にセットプレーのチャンス
中村選手のフリーキックは、一直線に東京ゴール前へ
ゴール前の混戦は・・・!?、クロスバーに阻まれて何も見えぬ!




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シャッターを切る間もなく、フロンターレが2点目を奪い取った
谷口選手の気迫溢れるゴールに大興奮、ゴール裏は再び歓喜に包まれた




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東京を更に突き放すべく、フロンターレは攻撃をたたみ掛ける
前線のジュニーニョ選手にパスが届くが、東京は今野選手(背番号6:MF)がブロック




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東京もすかさず左サイドへ
カボレ選手を、寺田選手と井川選手(背番号4:DF)で取り囲むが
主審の判定はフロンターレのファウル、嫌な位置でセットプレーの危機を招く




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セットプレーの危機から逃れたフロンターレ
ボールを中盤に戻し、攻撃の機会をうかがう
左サイドへ展開を図ったものの・・・
今野選手が猛烈に追い掛け、ボールを奪われてしまった




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今野選手がドリブルで一気に浮上、フロンターレは一瞬にして危機に逆戻り
今野選手のシュートは、川島選手の正面で事無きを得たが
東京の激しい闘志と豊富な運動量に、フロンターレは見劣りは否めない




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発熱で試合内容はうろ覚え(恥)だが、ビハインドの東京が試合を支配
前半もロスタイム突入前後、このまま無失点で切り抜けて欲しかったが
長友選手のクロスボールのクリアは弱く、こぼれ球を赤嶺に押し込まれてしまう




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前半終了を目前に控えながら、東京に同点ゴールを喫してしまう




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よもやの同点弾を食らってしまうも、サポーターは即座に気持ちを切り替え
ピッチに向かい力強い拍手、選手たちの奮闘を促す




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・・・のはずだが、フロンターレの中盤の繋がりは改善が見られない
ロスタイムの微妙な時間帯にも、東京にボールを奪われてしまう




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せめて逃げ切りを図りたいフロンターレだが、東京は意欲的にフロンターレゴールへ迫る




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ライン際でカボレ選手がボールをキープ、寺田選手のプレッシャーにも動じない
山岸選手が側面から守備に入るも、コーナーキックの危機を招いてしまう




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最後の危機から何とか逃れ、直後に前半終了の時を迎えた
よもやの同点劇のショックの為か
ピッチから去るフロンターレの選手は、軒並み肩を落としていた
そんな選手達の背中に向け、サポーターは熱きエールを送った




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ハーフタイム中は特段何も無し、電光掲示板に表示された他会場の試合経過に
「名古屋は強いなぁ」との声が漏れた程度
激しい応援を繰り広げたサポーター、腰を下ろして僅かな休息を図る




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選手達がピッチに戻ってきた、アウェイ側ゴール裏も臨戦態勢に戻る
東京を再び突き放すべく、後半の45分間が火ぶたを切って落とされた




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フロンターレが先制攻撃の体勢
山岸選手のロングフィードは弾き返されるも
中村選手が右サイドに、素早くパスを繰り出した




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・・・が、ボールの勢いは強く、森選手の目前でラインを割り込む
前半もパスミスが少なくなかっただけに、一抹の不安を抱かせる




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東京の中盤の抵抗にあい、フロンターレは左サイドへ進路転換
山岸選手が中央へボールを折り返すも、東京にクリアされてしまう




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東京もカウンターで逆襲開始、カボレ選手が豪快なドリブルで前線に迫る
サイドの守備が手薄なフロンターレは、寺田選手がスライディングを試みるも
主審から警告を受けてしまった




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東京のセットプレーを断ち切ったフロンターレ、左サイドから攻撃を組み立てる
山岸選手がドリブルで東京ゴールに迫るも、佐原選手のスライディングに阻まれた




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東京が再びカウンターを仕掛ける
森選手が懸命に追随するも、ゴールライン際で苦し紛れのバックチャージ
立て続けに警告を受けたフロンターレ、守備面の不安は強みを帯びる




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東京の攻撃を凌いだフロンターレ、ジュニーニョ選手がカウンターで東京ゴールに迫る
痛快な一撃を繰り出すも、「シュートはゴール右へとそれてしま。」
「う」が抜けているぞ>オフィシャルの方へ




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東京がコーナーキックの場面を迎えた
ゴール前の危機から逃れたフロンターレ
中村選手のパスで起死回生を狙うが、藤山選手(背番号8:DF)にコースを見破られた




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活路を見出したいフロンターレ、大橋選手のパスを受け、テセが突破を図る
眼前には佐原選手の姿、この場面は佐原選手に軍配が上がる




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フロンターレゴール前はピンチが頻発
東京をいち早く突き放すべく、テセが左サイドを駆け上がる




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・・・が、ここも佐原選手が立ちはだかる
体を張ったスライディングで、フロンターレの逆襲を封じ込めた




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東京が猛攻の時間帯、フロンターレは苦境を強いられる
川島選手が前方にボールを蹴るも、慌てたのか足もとで滑ってしまう




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東京の厳しいマークを掻い潜り、フロンターレが左サイドに展開
山岸選手のパスを受けたジュニーニョ選手
佐原選手のマークをもろともせずに、左足を力強く振り抜いた




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大橋選手が左サイドから、ジュニーニョ選手へパスを供給
ミドルシュートは佐原選手に妨害されたが
ジュニーニョ選手の闘志溢れる一撃に、サポーターは熱く燃え盛る
ジュニゴ〜ル、オーオオオー
ジュニゴ〜ル、オーオオオー





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ジュニーニョ選手の闘志は、テセにも乗り移った
左サイドで粘りを利かせ、痛烈な一撃を繰り出した
テーセー、ゲットゴール、テーセー、オオオオー
テーセー、ゲットゴール、テーセー、オオオオー





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東京に続々と襲いかかったフロンターレだが、直後に落とし穴が待ち受けていた
東京がペナルティエリア付近でパス交換と思いきや・・・
滑らかに宙を舞うシュートが、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまう!




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東京にリードを許してしまうも、勝負はまだまだ終わっていない
気合いを入れ直して応援再開
多摩川を挟んだライバル決戦、意地でも落としてなるものか!




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途中交代の養父選手(背番号20:MF)が、右サイドを跳び出す
クロスは東京の選手に激突、コーナーキックのチャンスが到来




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中村選手のコーナーキックは、谷口選手を狙ったようだが
東京も谷口選手の動きを封じ、ボールを前方に弾き返す




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いち早く同点に追い付くべく、フロンターレが東京に猛攻を仕掛ける
中村選手のクロスを皮切りに、何度も東京ゴールへと詰め寄るものの
東京の選手も体を張って守り抜き、フロンターレにゴールを明け渡さない




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後半も25分前後が経過、猛攻の反動なのか、フロンターレの動きに精彩が欠く
クロスバーに阻まれてしまい、東京の攻撃がよく見えぬが・・・




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・・・!、今野選手がシュートの体制に入る
大逆転を喫した、2006年の多摩川クラシコの悪夢が脳裏に蘇る




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東京が4点目をゲット、スタジアムに大声援が響き渡る
守備が崩壊のフロンターレ、もはやなす術は無いのだろうか・・・




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このまま負けてなるものか!
勝負を諦めぬサポーター、失点のショックを振り払い、熱きサポートを再開する




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懸命に攻めるフロンターレだが、攻撃の歯車がかみ合わない
今野選手の運動量は落ち込みを見せない
危機には最終ラインへと戻り、前方へボールを蹴り戻す




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フロンターレの焦りをあざ笑うかの如く、東京は悠然とカウンターを仕掛ける
フロンターレ守備は崩れたまま、カボレ選手の痛烈なシュートを浴びてしまう




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黒津選手(背番号7:FW)のパスに、テセが左サイドへと飛び出す
佐原選手を巧みにかわし、東京ゴール前へクロスを繰り出した




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東京ゴール前に養父選手が飛び込むが、東京の守備に阻まれた
なおも養父選手は食い下がり、繰り出したクロスから
フロンターレはコーナーキックのチャンスを得たぞ




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ゴール裏の高まる熱気と共に、中村選手のキックが炸裂!
東京ゴール前は大混戦に突入
伊藤選手(背番号2:DF)が空中戦に挑むも、東京からゴールを奪えない




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フロンターレは再びコーナーキック、今度こそ絶対に決めてくれ!
高まる声援と共に、中村選手のキックが繰り出されるも
ボールは塩田選手がキャッチ、絶好の追撃機を逃してしまう




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中村選手からのパスに、テセがオーバーヘッドシュートに挑む
まだまだ時間は残される、先ずは1点決めてくれ




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東京の反撃を振り切り、フロンターレは左サイドを切り崩す
黒津選手がフェイントからドリブル突破、シャープなクロスを繰り出した




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東京ゴール前にジュニーニョ選手が飛び出すが、大竹選手(背番号30:MF)がガード




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直後にフロンターレはフリーキックの場面、追撃ムードは一層高まった
高まる期待の中、中村選手のフリーキックが炸裂したが
東京も必死の防御で対抗、どうしてもゴールを奪えない




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フロンターレは久木野選手(背番号23:FW)を投入、最後の交代カードを切った
点差は2と厳しさは否めぬが、久木野選手の爆発に全てをかける




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フロンターレの闘志は廃れていない、次々と攻撃を仕掛ける
だが、東京の守備は集中力をキープ
厳しいマークに阻まれてしまい、フロンターレは決定機まで持ち込めない




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気がつけば後半もロスタイムに突入、4分間と十分な猶予はある
最後の最後まで可能性を信じ、サポーターは懸命の応援を繰り広げる




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黒津選手のサイドの飛び出しが冴える、中央の久木野選手にクロスを供給
目の前には佐原選手が立ちはだかる
足元で懸命にキープを試みるが・・・、佐原選手に呆気なく軍配があがる




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試合はそのままタイムアップ
第13回多摩川クラシコは、4失点の大敗を喫してしまった
懸命の応援も実らなかった、サポーターは落胆の表情を浮かべた




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足取りが重い選手達、表情からは悔しさがにじみ出る
敗戦に追い打ちをかけるように、空からは小雨が舞ってきた




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激戦を終えた選手たちを、サポーターは盛大な拍手で出迎えた
4失点の現実に歯がゆいばかり、フロンターレの苦悩はなおも続くのであろうか・・・



<フロンターレの出場メンバー>
GK:川島
DF:井川・寺田・伊藤
MF:森・中村・谷口・山岸・大橋
FW:鄭・ジュニーニョ
SUB:植草・菊地・村上・原田・養父・久木野・黒津
<フロンターレの選手交代>
大橋>養父(63分)
山岸>黒津(74分)
森>久木野(84分)



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