横浜F・マリノス VS 川崎フロンターレ
〜 2008 J1 第26節 〜
日 時 | 2008年9月23日(火・祝) 14:03 | |||
試合会場 | 国立陸上競技場(東京都新宿区) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 21,096人 | |||
試 合 結 果 | ||||
横 浜 | 1 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
0 | 後 半 | 1 | ||
1 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
中澤 佑二 | 42分 | 72分 | オウンゴール |
前節の多摩川クラシコ、FC東京戦で惜敗を喫したフロンターレ
「神奈川ダービー」横浜F・マリノス戦は、国立競技場での開催
開門直前にサポーターは川崎市民の歌を熱唱、勝負を控え気合を高める
秋の気配が漂うスタジアム、ゴール裏最上段に弾幕を装着
応援準備の間に、ゴール裏観客席は
下段席を中心に、多くのサポーターで埋め尽くされた
反対側に対峙するのは、横浜F・マリノスのサポーター
国立決戦ゆえに、神奈川ダービーの雰囲気は薄め
下位に低迷する横浜は、J2降格戦線からの脱出を図るべく
死力でぶつかるに違いない
横浜の選手に遅れる事、フロンターレの選手がピッチに登場
興奮で沸き立つサポーター、大声援でピッチ上の選手に勇気を送る
秋の日差しを背後に受け、俄然意気上がるサポーター
・・・あれ?、メインのデジカメが突如壊れて撮影不能
手元には旧式のKiss Digitalが残るのみ、もはや1台で試合に臨むしかない
何事も無く撮影をしたかに見えるが、実は結構パニックていた
多摩川ダービーの悔しさを晴らすべく、熱き90分間が火ぶたを切った
初代Kiss DigitalでJ1の撮影は・・・、正直厳しい
疲労で頭も空回り状態、無我夢中の撮影オンパレードでごめんなさい
横浜の先制攻撃をかわしたフロンターレ
中村選手(背番号14:MF)がドリブルで浮上、滑らかなパスを繰り出した
後方から黒津選手(背番号7:FW)が駆け込み、鋭い一撃を繰り出すが
横浜のGK榎本選手(背番号1)のファインセーブに阻まれた
コーナーキックのチャンスを逃したフロンターレ
最終ラインまで戻ったボールを、縦パスで前線に送ろうとするが
中澤選手(背番号22:DF)が高さで対抗
中澤選手の当たりの強さに、テセ(鄭選手 背番号16:FW)もたじろき気気味
中澤選手の存在感に手を焼きつつも、テセが果敢に突破を図る
中澤選手の背後に飛び出し、至近距離からシュート体勢に入ったものの
榎本選手が決死のセーブ
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)も後に続くが
転倒して絶好機を逃してしまった
横浜も反撃を試みるが、
フロンターレも伊藤選手(背番号2:DF)や村上選手(背番号26:DF)が
体を張って行く手を遮る
面倒くさいというか、互いに好機を欠く展開につき
しばらくは写真のオンパレードでごめんなさい・・・
カメラが1台しか無いため、付近を撮影する際は広角レンズに交換
ピッチに視線を戻す際には、望遠レンズに交換・・・では
正直試合に集中しづらいなぁ
狩野選手(背番号14:MF)のコーナーキックが、フロンターレゴール前に襲い掛かる
しかし、Kiss Digitalだとゴール前の攻防戦を捉えるのは極めて困難・・・
2列目からの突破が捗らぬ黒津選手だが、守備の意識は高い
だが、小宮山選手(背番号13:MF)との攻防は、コーナーキックを招いてしまった
横浜が次々とサイド攻撃、フロンターレの守備は乱れてしまい窮地寸前
幾度と危険な場面が訪れてしまうも
中村選手や村上選手らが奮闘、体を張って横浜の攻撃を弾き返す
山岸選手(背番号8:MF)も隙あらば前線へ浮上
丁寧にクロスを繰り出すが、好機の演出は難しい
テセが豪快な一撃を繰り出すが、クロスバーを直撃
目の覚める一撃に、ゴール裏のサポーターはどっと沸いた
互いに好機をつかめ切れぬまま、時間はいたずらに過ぎ去ってゆく
それでも横浜は、攻撃の形が徐々に整いつつあるのか
サイドから中央に折り返し、シュートまで至る場面が増えつつある
3トップの連携が乱れ気味で、攻撃が振るわないフロンターレ
一見すると横浜を攻め立ててはいるが、得点の気配は乏しいまま
こう着した状況を打破すべく、村上選手が左足を強烈に振り抜いた
他にも何本かシュートを繰り出したが、横浜の守備に阻まれてしまった
気がつけば、前半も残り時間は限られる
フロンターレはバイタルエリアでのマークが依然と甘く
横浜の動きを止め切れずに、幾度とミドルシュートを放たれてしまう
横浜がコーナーキックの場面、フロンターレゴール前に不穏な空気が流れる
前半も残り時間は僅かなだけに、このピンチは絶対に耐え抜いて欲しい
絶好の場面到来の横浜、サポーターも俄然沸き立っている
対するフロンターレサポーターは、失点を阻止すべく力強い拍手を送る
無我夢中でシャッターを切り続けると、中澤選手のボンバーヘッドが炸裂
フロンターレゴールへと突き刺さる寸前のショットが
無情にも残されていた・・・
先制ゴールを決めたのは横浜、警戒すべきセットプレーから失点を喫してしまった
失点のショックをぬぐい切れぬまま、前半終了の時を迎えた
守備に不安を抱え、3トップが機能不全のフロンターレ
後半も苦戦を覚悟するが、選手たちを信じてサポートに専念したい
ハーフタイム中にどっかりと腰を下ろすサポーター
久々のデーゲームは日差しも強く、想像以上に体力を摩耗させたのか
サポーターの口数も控えめ、無論ビハインドの影響もあるとしても
選手達がピッチに戻ってきた、逆転を目指すべく熱き応援が再開された
上位追随の為にも意地でも負けられぬ
後半も写真中心でスンマヘン
・・・と意気込んではみたものの、後半開始直後は横浜が優位な状況
厚みを増す横浜の攻撃に、フロンターレは守勢を強いられる
ピッチの中央で、中村選手と小椋選手(背番号30:DF)が接触
予想外に長い中断に、ゴール裏のサポーターの苛立ちは募る
横浜の攻撃が止まらない、左右両側から縦横無尽に攻め立てる
幸いにも、決定的な危機には至らぬものの
フロンターレの劣勢は、誰の目にも明らかだ
フロンターレも右サイドを展開
中村選手がサイドから巻き込みクロスを繰り出すが
味方の選手と呼応しない
互いに決定機を欠く中、フロンターレが中盤でボールをキープ
ヴィトール選手(背番号11:MF)のパスに、黒津選手が反応
続けてコーナーキックの場面、同点へのチャンスが到来したぞ
立て続けにコーナーキックを得たフロンターレだが
横浜の堅守に妨害、シュートの形には至らない
フロンターレが好機を演出するが、横浜も土壇場でゴールを許さない
フロンターレは黒津選手に代えて、レナチーニョ選手(背番号34:FW)を投入
後半も残り時間は20分前後、動かぬ試合展開に不安感が募ってきた
ヴィトール選手のパスに中村選手が抜け出し
横浜からコーナーキックのチャンスを得たぞ
是が非でも同点ゴールが欲しいサポーター、力強い声援をピッチに送る
ヴィトール選手の繰り出したコーナーキック、熱き魂を抱き横浜ゴール前へ到達
・・・あれ?、ボールは一体どこへ消えた!?
ファインダーからボールが消えた間に
中澤選手の華麗なる?、ボンバーヘッドのオウンゴール
幸運な形ではあったものの、フロンターレが同点に追い付いたぞ
試合は振り出しに戻り、フロンターレは息を吹き返した
攻撃のリズムを引き寄せるべく、ゴール裏のサポーターは盛大に叫ぶ
ピッチ上の選手達が、必ずや応えてくれる事を信じて・・・
荒れたピッチは横浜に不運をもたらした
小椋選手がジュニーニョ選手を倒し、2度目の警告で退場
数的優位に立ったフロンターレ
FC東京戦の二の舞はもう嫌だ、このチャンスは絶対にモノにしたい
数的優位はフロンターレに悪影響を及ぼすのか
横浜に裏を再三狙われてしまい、危険な場面を幾度と招いてしまう
流れからのゴールが困難な以上、セットプレーはフロンターレに貴重な機会
ヴィトール選手が繰り出した一撃は・・・、ポストに嫌われてしまった
オウンゴールを献上した中澤選手だが、その存在感は侮れぬ
レナチーニョ選手の勢いも、中澤選手の前には通用しない
意地でも勝ち越したいフロンターレ、一気に選手を2名交代
大橋選手(背番号24:MF)と我那覇選手(背番号9:FW)で
起死回生の逆転劇を狙う
ピッチ上は白熱の攻防戦、気がつけば後半もロスタイム突入
攻撃の形が整わないフロンターレ、ゴールの気配は尚も遠い限り
大橋選手が繰り出したクロスに、伊藤選手(背番号2:DF)がヘディングで繋ぐ
横浜ゴール前には我那覇選手の姿があったが、フィニッシュには及ばない
終了間際に横浜の猛攻を食らいつつも、試合は1-1のドローで終了
ゴール裏はショックで沈黙・・・と思いきや
サポーターは集中力をとぎらさず、熱き応援を続行
力強い拍手を送り、90分間戦い抜いた選手達を出迎える
無念の結末ではあったが、可能性は完全に消えてはいない
リーグ戦も残すは8試合、最後まで諦めず共に全力で戦おう
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:村上・井川・伊藤 MF:山岸・中村・谷口・ヴィトール ジュニオール FW:黒津・鄭・ジュニーニョ SUB:植草・寺田・菊地・田坂・大橋・レナチーニョ・我那覇 |
<フロンターレの選手交代> |
黒津>レナチーニョ(67分) 鄭>我那覇(84分) 谷口>大橋(84分) |