川崎フロンターレ VS ヴァンフォーレ甲府
〜 2008 Jサテライトリーグ Dグループ 第5節 〜
日 時 | 2008年10月5日(日) 14:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 2,763人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 2 | 前 半 | 1 | 甲 府 |
1 | 後 半 | 0 | ||
3 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
木村 祐志 | 16分 | 31分 | 保坂 一成 | |
我那覇 和樹 | 26分 | |||
養父 雄仁 | 61分 |
今年の10月はサテライト月間、毎週開催で一気に4試合を消化
先陣を切るのはホームでの甲府戦、ゴール裏では応援準備が着々と進行
場内には出場する選手を中心とした応援歌の原曲が流れ
サポーターも忘れまい?と、応援歌を復唱
選手達がピッチに登場、レギュラークラスの選手も多く豪華な顔ぶれ
ゴール裏はリーグ戦と比べると人数は控えめだが
一角には熱き空間が形成された
川崎市民の歌を経て、キックオフが目前に迫った
気がつけばゴール裏には、大きな集団が生まれていた
では、毎度の写真オンパレードでごめんなさい
開始早々にして、大橋選手(背番号24:MF)のフリーキックが炸裂
甲府の鶴田選手(背番号21:GK)のセーブは
こぼれ球となったが、あと一歩届かず押し込めない
森選手(背番号19:MF)にボールが渡ると、場内の歓声は拡大
ただ、膝の状態が不完全なのかは分らぬが
鋭い突破は抑制気味、この場面も甲府の守備に行く手を阻まれた
甲府はロングボールを多用、フロンターレは粘り強く弾き返す
前半も15分以上が経過、菊地選手(背番号17:MF)からの
パス?を受けた森選手が、右サイドを一気に駆け上がる
勢いに乗ったフロンターレ
この日に誕生日を迎えた木村選手(背番号30:FW)が前線へ
甲府の守備の隙を突き、ミドルシュートを繰り出した
木村選手のループ気味のシュートは、甲府ゴールへと吸い込まれた
「バースデーゴール」に沸き立つサポーター、木村選手は味方の祝福を受けた
一進一退の攻防が続く中、追加点を奪ったのはフロンターレ
カウンターのパスから我那覇選手(背番号9:FW)が抜け出し
右斜め角度から、軽快にボールをけり込んだ
我那覇選手の待望のゴールに、場内は歓声に包まれた
我那覇選手も安堵の表情、J1リーグ戦でも復活弾が待ち遠しい
めっきりと存在感が薄くなった原田選手(背番号15:MF)だが
プレー自体はそつなく堅実にこなす
が、存在感の薄さに輪をかけねばいいのだが・・・
甲府が右サイドを突破、クロスボールをブルーノ選手(背番号16:FW)がシュート
至近距離からの一撃は、植草選手(背番号22:GK)が素晴らしいセーブを披露したが
薗田選手(背番号33:DF)のマークの甘さが気になる
意欲的に攻め立てるフロンターレだが、甲府の速攻を再び食らう
保坂選手(背番号6:MF)に間を割られ、痛快な一撃を浴びてしまった
好セーブを見せた植草選手だが、さすがにこれは止められない
甲府に1点戻されてしまった
大橋選手(背番号24:MF)が縦への突破を仕掛けたが、甲府の守備陣に止められた
この日は動きはいま一つか
横山選手(背番号18:DF)がブルーの選手に振り切られてしまったが
菊地選手がリカバリー、守備には非凡さを感じさせる
横山選手の守備も冷静さをキープ、大きな破綻は感じない
ただ、バックパスに頼る場面が多く
J1のリーグ戦で相手が厳しいと、難しい面は残るのかも
両者の攻防は互いに譲らず、ロンターレが1点リードで前半を折り返す
サテライト戦ではあるが試合の緊張感は十分、満足度も高い
サテライト戦で一番の考えどころ、ハーフタイム中の時間の費やし方
まぁ、リーグ戦でも体力温存が精一杯なので
何も無くても無問題なのですが
後半開始直前に、フロンターレは一気に2選手を交代
我那覇選手と大橋選手の代わりに
杉浦選手(背番号31:MF)と養父選手(背番号20:MF)を投入
では、引き続き写真をどうぞ
森選手がサイドを駆け上がる、前進につれ場内の歓声もアップ
徐々に輝きが戻りつつある、J1リーグ戦の復帰も待ち遠しい
森選手のクロスに、養父選手が鮮やかなヘディングシュート
うーむ、これを撮り逃したのは痛恨のミス
甲府が強める中、追加点を得たのはフロンターレ
スローインから、甲府ゴール前の混戦を細かく繋ぎ
養父選手が痛烈なシュートを繰り出した!
養父選手のゴールに狂喜乱舞、養父選手の応援歌が響く
ゴール裏には大旗が駆け回る
観客席がガラガラだったJ2時代には、たまに見かけた光景である
追加点を得たのもつかの間、攻撃の主導権は甲府が握る
横山選手も集中力を切らさない、体を張って甲府の攻撃を阻止
甲府の再三の波状攻撃に、フロンターレは劣勢を強いられる
サポーターは力強い拍手を送り、ピッチ上の選手達を奮い立たせる
フロンターレの窮地に我慢ならぬのか、応援家N崎氏が前に立つ
割れたトラメガを片手に、事細かく応援の指示を出す
甲府が至近距離からシュート、幸運にもクロスバーの上を通過し事無きを得た
ゴール裏の応援は途絶えない、サテライトの領域を凌駕しつつある
サポーターの熱唱が心に響く、上を目指して懸命に戦った、J2の時代を思い出す
オ〜オ〜、フロンターレー
フロンターレ〜、オオオオ〜オ〜〜
甲府の攻勢は強まる一途、3連続コーナーキックがフロンターレに襲い掛かる
絶体絶命の危機に陥るも、一丸の守備でゴールを明け渡さない
満身創痍の横山選手、足を吊ったのかピッチに倒れ込む
選手の交代枠は全て消費、ボロボロになろうと最後まで戦う以外は無さそうだ
後半もロスタイム突入前後、勝利は確実だが応援の緊張感は保つ
連戦でサポーターの疲労もピーク、余力を振り絞り最後の時間帯に突入する
甲府の猛攻を耐え抜いたフロンターレ、程なく試合終了の瞬間が訪れた
3-1の勝利を飾り、温かい拍手が場内を包む
激戦を戦った選手達とサポーター、勝利の喜びをともに分かち合う
次はリーグ戦での活躍を見たい
この日が誕生日の木村選手、サポーターのHappy Birthdayコールに迎えられた
J1リーグ戦でのパフォーマンスも楽しみだ、レギュラー獲得を期待するぞ〜
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:植草 DF:森・薗田・横山 MF:原田・田坂・菊地・大橋 FW:木村・我那覇・久木野 SUB:杉山・吉田・養父・鈴木・杉浦 |
<フロンターレの選手交代> |
我那覇>杉浦(45分) 大橋>養父(45分) 田坂>吉田(70分) 薗田>鈴木(81分) |