東京ヴェルディ VS 川崎フロンターレ

〜 2008 J1 第34節 〜



日   時 2008年12月6日(土) 14:30
試合会場 味の素スタジアム(東京都調布市)
天   候 晴れ
観 客 数 24,620人
試  合  結  果
東   京 0 前  半 0 川   崎
0 後  半 2
     
     
0 2
     
得   点   者
      64分 レナチーニョ
      89分 中村 憲剛


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2008シーズンも最終節、J2降格の危機に瀕する東京ヴェルディとの一戦を迎える
味の素スタジアムのビジター側待機場、列移動前の光景
近場とは言え、ご覧の大混雑ぶりに舌を巻く




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コレオグラフィの準備に取り掛かるサポーター、
通路に腰かけ、心不乱にパネルを巻く
どんなデザインがゴール裏を彩るのだろうか?




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人、人、人・・・で埋め尽くされた、ビジター側の待機列
開場時刻をしばらく過ぎても、人の波が途切れる事は無かった




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激闘の2008シーズンをかみしめるように、応援準備に取り掛かるサポーター
コレオグラフィのパネルも丁寧にセット、キックオフの時を待つ




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10周年ビッグフラッグも、ゴール裏観客席に登場
逆転優勝の可能性をかけ、念入りな準備をは怠らない




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スタジアムの一角では、退団選手へ向けたメッセージが刻まれていた
フロンターレを支えた青き戦士たちに、数多の感謝のメッセージが綴られていた




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キックオフの瞬間が刻々と迫る
熱き声援が響く中、川島選手(背番号1:GK)と植草選手(背番号22:GK)が登場
神戸戦ではスーパーセーブ連発の川島選手、最終節も魅せてくれ!




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残る選手たちがピッチに登場、ゴール裏にはビッグフラッグが盛大になびく
遠きホーム側のゴール裏にも、割れんばかりの声援が心に響く




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キックオフの時は脈々と迫る、サポーターも俄然ヒートアップ
大逆転でのタイトルを掴むべく、盛大に跳びそして叫ぶ




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鮮やかな青黒のハートが、アウェイゴール裏に浮かぶ
ボルテージも最高潮を迎えた中、最後の激戦が火ぶたを切って落とされた




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キックオフ直後のフロンターレ、早速絶好のチャンスを掴む
速攻からのパスはレナチーニョ選手(背番号34:FW)
東京Vゴール正面から、痛烈な一撃を繰り出した




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土肥選手(背番号1:GK)が弾いたこぼれ球を
テセ(鄭選手 背番号16:FW)がすかさずクロスを繰り出す
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)が至近距離からボールを押し込むも
東京Vも必死の守備、幸先のゴールは僅かに及ばず




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東京Vも早々に反撃に移る
冨澤選手(背番号14:DF)のロングクロスが、フロンターレゴールに迫る
この場面は井川選手(背番号4:DF)が対応、セーフティにヘディングでクリアに入る




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東京Vがコーナーキックの場面、フロンターレゴール裏には緊張が走る
フロンターレゴールへと急迫するボールは、テセがヘディングでクリア




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東京Vの反撃をいなしたフロンターレ、伊藤選手(背番号2:DF)のロングパスが放たれた
ボールへ向かい走り込んだテセが倒され、セットプレーのチャンスを得た




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中村選手(背番号14:MF)が繰り出したフリーキック、テセの頭を的確に捉えた
折り返したボールは土肥選手がキャッチ、惜しくもチャンスを逃してしまう




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攻撃の手を緩めのフロンターレ、続けてコーナーキックのチャンスを掴む
谷口選手(背番号29:MF)がバランスを崩しつつも、シュートの体勢に入るが
ボールは東京Vゴール前を通過、紙一重で先制点を奪えない




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J1残留へは勝利が必然の東京V、左右にボールを回しチャンスをうかがう
ただ、フロンターレのプレッシャーは相当応えるのか
肝心の場面でミスを連発、目立ったチャンスには持ち込めない



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フロンターレの攻撃は小休止、ボールを最終ラインに戻し、じっくりと回す
東京Vの選手の動きを見定め、攻撃の機会をしばし待つ




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ボールは逆サイドの森選手(背番号19:DF)へ到達
鋭いドリブルで一気に浮上、東京Vの最終ラインを慌てさせる




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中盤の攻防戦は互いに縺れ、東京Vがフリーキックの場面を得た
冨澤選手が放ったボールはこぼれ球となり、東京Vが押し戻すも
フロンターレはこのピンチを冷静に対処、決定的な機会は与えない




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フロンターレのゴールキックでプレーが再開、フロンターレは一気に前進を図る
森選手がペナルティエリア付近で倒され、セットプレーのチャンスを得る




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フロンターレにビッグチャンスが到来
立て続けのセットプレーで、東京Vのゴールを揺るがす
谷口選手が果敢に空中戦に挑むが、ボールは頭上を素早く通過




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東京Vが反撃体制に移るものの、フロンターレの中盤は厳しいチェックで対抗
レナチーニョ選手が東京Vの乱れを見逃さない
ボールを奪い取るや、すかさず反撃に切り替える




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カウンターに挑むフロンターレ、スルーパスにテセが抜け出した
強靭なドリブルで東京Vゴールに迫るが、那須選手(背番号5:DF)に行く手を阻まれた




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東京Vもすかさず反撃開始、不穏な気配が一気に色濃くなる
福西選手(背番号23:MF)のパスの先には
土屋選手(背番号17:DF)が大胆なオーバーラップ




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土屋選手が繰り出した鋭いクロスは、川島選手(背番号1:GK)が決死のセーブ
ボールはタッチラインを割り込むも、フロンターレはなおもピンチが続く




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冨澤選手のスローインからライン際の攻防戦
東京Vはバックパスからクロスを放つが、フロンターレは高さを武器に弾き返す




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東京Vの猛攻を耐え抜いたフロンターレだが、東京Vがボールを支配
だが、フロンターレは東京V中盤のコンビネーションミスに付け込み
ボールを鮮やかに奪い取る




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フロンターレが怒涛のカウンターを披露、ジュニーニョ選手が滑らかなクロスを繰り出す
・・・が、ボールの先は広大なスペース
誰も追い付けぬまま、ボールは転々とラインを割り込んだ




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ジュニーニョ選手が叩いたボールを、中村選手が右足を強力に振り抜く
ボールは東京Vの選手に激突、東京Vがカウンターを仕掛けてきたぞ




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東京Vは中盤に浮上、飯尾選手(背番号16:FW)にボールを託す
眼前に井川選手が立ちはだかり、飯尾選手はパスの供給先に迷ってしまう




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動きが止まった飯尾選手
オーバーラップを仕掛けた和田選手(背番号4:DF)にパスを供給
ボールの勢いは僅かに強く、ゴールラインを割り込んでしまった




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フロンターレは徐々に反撃体制、伊藤選手のロングパスは、森選手へと繋がった
森選手のクロスが炸裂!フロンターレはコーナーキックの場面を得た




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せんせいてんの期待が渦巻く中、中村選手のキックが炸裂!
東京Vゴール前に、フロンターレの選手が続々と迫る
東京Vも必死に抵抗、辛うじてゴールラインにボールを逃す





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フロンターレの好機は依然と続く、中村選手のコーナーキックが再度放たれた
複数の選手が東京Vゴール前で、圧力を加えたものの
この場面も東京Vが踏み止まり、先制点を奪うには至らなかった




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フロンターレは東京Vのカウンターを断ち切り、再びコーナーキックの場面到来
東京Vゴール前は混戦に突入・・・したが、寺田選手(背番号13:DF)が混戦で倒された




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岡田主審が掲げたのはレッドカード、フロンターレがPKのチャンスを得たぞ!
主審に抗議する東京Vの選手を尻目に、アウェイ側ゴール裏は大歓声が沸く




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東京Vの抗議が長引く中、場内は騒然と興奮が入り乱れる
程なくPKの場面が到来、役目を担うのはもちろんジュニーニョ選手




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盛大なサポートを背後に受け、ジュニーニョ選手のPKが炸裂!
・・・が、PKは土肥選手の逆を突いたものの
ボールはゴール枠の外側を通過、先制点は幻に消えてしまった




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数的優位に立ったフロンターレだが、予想外に東京Vの守備を崩せない
逆に東京Vの守備の意識が高まり、攻め難さが伝わってくるかのようだ




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J1残留へは勝利が絶対条件の東京V、守ってばかりでは活路は見出せない
僅かなチャンスを逃さぬと、和田選手が突破からミドルシュート




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試合の主導権はフロンターレが掌握、数的不利の東京Vを一方的に攻め立てる
両サイドを軸に積極的にボールを供給するが
東京Vは完全に引いてしまい、あと一歩のところで得点機には至らない




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幾度と好機を演出したフロンターレだが、未だ東京Vから得点を奪えない
気がつけば前半もロスタイムに突入
中断時間の長さ故か、3分と多めの時間である




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フロンターレの攻勢が続く中、前半は両者無得点で終えた
守備意識の高い東京Vに対し、勝利を得るのは容易く無さそうだ




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悲願の初タイトルの夢、誰もが抱いているに違いない
大きな目標を託すべく、ゴール裏のサポーターは
ピッチを去る選手たちに、割れんばかりの盛大なエールを送った




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興奮がどうも収まらない、ハーフタイム中はシャッターを切る余裕も乏しい
他会場では鹿島がリードを得ているようだが・・・、率直に気をかける猶予は無かった




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程良い熱気がこもる中、選手たちがピッチに帰って来た
今シーズン限りでフロンターレを去る、大橋選手(背番号24:MF)が投入された




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円陣を組む選手の背中からは、熱きものが伝わって来た
残された45分間、力の限り戦い抜くぞ!




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後半開始と同時に、ピッチ上では両者が激しく激突
伊藤選手が繰り出したクロスに対し、東京Vが不覚のファウル




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幸先のチャンスを得たフロンターレ、好機にサポーターも意気上がる
中村選手が軽く蹴ったボールを、テセが力強いシュートを繰り出すが
東京Vの厚き壁が妨害、ボールは土肥選手の集中に収まる




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フロンターレは左サイドを浮上
大橋選手とジュニーニョ選手の連携から、コーナーキックの場面を得た
コーナーエリアに向かう大橋選手の背中に、サポーターは熱き期待を寄せる




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大橋選手のコーナーキックは、東京Vに弾き返されたものの
すかさず次の攻撃開始、レナチーニョ選手のクロスにテセが競る




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劣勢に立たされた東京Vだが、決して勝利を諦めてはいない
冨澤選手が繰り出すロングパスを起点に、フロンターレDFの背後を突く作戦




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冨澤選手がロングパスを再度繰り出す、フロンターレの守備に一瞬の隙が生じた
大黒選手(背番号36:FW)に切り込まれ、至近距離からのシュートを許すも
ボールはクロスバーの上を通過、辛うじて失点は免れた




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東京Vは捨て身の攻撃、無心でフロンターレを攻め立てる
数的不利な状況下、攻撃に無理な面は否めぬも
J1残留へかける熱き魂を感じさせる




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中村選手のパスは大橋選手へ、右足を滑らかに振り抜いた
ジュニーニョ選手がヘディングで折り返すが、レナチーニョ選手には届かない




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フロンターレの勢いが勝る展開・・・と思いきや、東京Vも闘志を切らさない
平本選手のクロスを飯尾選手がシュート、低い弾丸がフロンターレゴールを脅かす




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フロンターレもじわりと反撃開始、ジュニーニョ選手のパスを、大橋選手が渾身のクロス
レナチーニョ選手がダイレクトボレー!・・・のつもりが
豪快に振り抜いた右足は、大きく空を切った




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東京Vの積極性が光る、度重なる果敢な攻撃は、数的不利を感じさせない




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攻撃のリズムを掴み切れぬフロンターレ、ジュニーニョ選手がサイド突破の体勢に入る
だが、足元の芝生が剥がれてバランスを崩し、東京Vに行く手を遮られた
予想外の敵に、足元をすくわれた格好だ




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攻撃の手を止めぬフロンターレ、中村選手のスローインから左サイドへ移動
ボールはジュニーニョ選手の足元へ到達
折り返したボールの先には、レナチーニョ選手が一気に迫り来る




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レナチーニョ選手の一撃が、長き均衡状態を打ち破った
待望の先制ゴールに沸き立つサポーター、逆転優勝への望みは断ち切られていない




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アウェイゴール裏が歓喜に浸る中、試合はとうに再開された
レナチーニョ選手がボールをキープ・・・するが、土屋選手が気迫で奪い取る




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ボールを奪取した土屋選手、中盤でパスを放つと思いきや、自ら前線へと駆け上がる
フロンターレの選手を一気に抜き去り、渾身のクロスを繰り出した




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低い弾丸に平本選手が飛び込むが、ボールはフロンターレゴール前を通過
リスタート直後の不意を突かれたフロンターレ、勝負の行方はまだ分からない




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東京Vの奇襲に冷や汗をかかされたが、程なくフロンターレに主導権が戻る
次なるゴールを目指し、選手もサポーターも意気上がる




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フロンターレは両サイドにパスを供給、大橋選手のクロスに歓声が沸く
レナチーニョ選手が東京Vゴール前に立ちはだかるが
この場面は東京Vの守備陣に阻まれた




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東京Vも必死に反撃するが、フロンターレもカウンターで逆襲を図る
大橋選手のスルーパスに、レナチーニョ選手が反応
鋭い飛び出しから、強烈なシュートを放つ




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両者が緊迫の攻防戦、東京Vも死に物狂いで勝負を挑む
東京Vのフリーキックが、ゴールラインを割り込んだ直後に
フロンターレは田坂選手(背番号6:MF)と我那覇選手(背番号9:FW)をピッチに送り込んだ




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我那覇選手の登場に、ゴール裏から盛大な歓声が沸く
フロンターレでの最後の雄姿、熱い視線で脳裏に焼き付ける・・・




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残り時間も5分前後となった、窮地に立たされた東京Vは、総攻撃体勢に突入
無我夢中で攻め立てるが、フロンターレの守備も必死にこらえる




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田坂選手が繰り出したクロスに、大橋選手がダイレクトボレー
タイミングを外してしまったが、鋭い視線には勝利の執念が宿っている




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ボールを懸命に追う我那覇選手、残された時間は僅かである




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行き詰る攻防戦は気がつけば終了間際
勝利はほぼ確実となったものの
緊迫感あふれる攻防戦を前に、アバンテの応援は封印




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リスタート直後のフロンターレ、東京Vの油断を見逃さなかった
中村選手が繰り出したミドルシュートは、東京Vゴールへと吸い込まれた
勝利を決定付けた2点目に、ゴール裏は青く燃え盛る




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程なく、試合終了の瞬間が訪れた
鹿島が勝利をおさめ、初タイトルへは惜しくも届かなかったが
名古屋を逆転して、準優勝で今季を締めくくった




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初タイトルこそは逃したものの、来季のACL出場権を獲得
激戦を終えた選手とサポーターは、改めて固い絆で結ばれた




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観客席に向かい、我那覇選手が笑顔で別れを告げた
楽しい時も、辛い時も、共に歩み続けた10年間
川崎と沖縄の誇れるエース、10年間感動をありがとう




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中村選手も挨拶に登場、1年間のサポートを共に分かち合う




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大橋選手もサンダル姿で登場、笑みを浮かべてサポーターに最後の挨拶
ありがとう、そしてさようなら




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勝利の余韻に浸る間もなく、パネル撤収に勤しむサポーター
大量のパネルに四苦八苦しつつも、何とか片づけを終えた




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選手バスを見送るサポーター、1年間お疲れ様でした
来年こそ悲願のタイトル獲得
リーグ戦、ナビスコ杯、ACLに天皇杯、チャンスは沢山あるぞー




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フロンターレの勝利の傍らで、東京Vに待ち受けたのは非業のJ2降格
首脳陣批判の弾幕が林立、深夜まで立て篭もっていた・・・とさ



<フロンターレの出場メンバー>
GK:川島
DF:森・井川・寺田・伊藤
MF:菊池・中村・谷口
FW:レナチーニョ・鄭・ジュニーニョ
SUB:植草・村上・田坂・大橋・久木野・黒津・我那覇
<フロンターレの選手交代>
菊池>大橋(45分)
レナチーニョ>我那覇(82分)
鄭>田坂(82分)



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