2009シーズン・・・、フロンターレ創立13年目の開幕を迎えた
ほのかな興奮を胸に抱き、荷物搬入からスタート
休憩の間も挟まず、選手入場に掲げる後援会旗の設置に取り掛かる
バックスタンド一面を見渡すと、選手入場時に登場する
鮮やかな色彩を想像させる
本日よりオープンの「川崎フロンパーク」
プール前広場で、多彩な催し物が並んでいたが
署名活動などなどで忙しく、じっくりと時間を過ごせぬのは残念
開門時刻と同時に、多くのサポーターが場内に移動
この光景を見ると、「開幕なんだなぁ」と、しみじみ思う
メインスタンド裏等の自動販売機は、CCレモンだらけ
入場時に配布された、「世界征服ワインカップ」にCCレモンを注ぎ
黄色（柏）を飲みつくすイベントの為だろうが
爆発的な売れ行きで、頻繁に補充していたのが印象的であった
等々力陸上競技場の署名活動もひと段落、撮影機材を抱え観客席へ移動
アウェイ側のゴール裏には、大量の柏サポーターが気勢をあげていた
迎え撃つフロンターレサポーターも、気合は十分
等々力の舞台に、青き戦士たちが戻って来た
毎年恒例の始球式、今回のゲストは漫才コンビの「髭男爵」と
天体戦士サンレッドのお二方
髭男爵の顔はTVでもお馴染みなので、ここでは割愛・・・
盛大な歓声の中、始球式に向かう
ボールを蹴るのは、シルクハットが似合う？山田ルイ53世
豪快に振り抜かれた一撃は、ゴールネット上方に吸い込まれた
ゴールの興奮？で、大はしゃぎの山田ルイ53世
続けて乾杯の儀式、カワサキ ルネッサ〜ンス!の掛け声の下
CCレモンが一気に飲み干された
髭男爵とサンレッドのメンバーはここで退出、どうもありがとう
場内は戦いの舞台に戻る、選手入場が間近に迫る
バックスタンドからゴール裏にかけ、青黒のカラーが一面に登場
選手入場時と同時に、青黒のストライプが浮かび上がった
場内のボルテージも急浮上、等々力の空を熱気が覆う
戦いの時が訪れた、目指す目標はただひとつ「タイトル獲得」
悲願達成を胸に抱き、キックオフの瞬間が訪れた
・・・が、キックオフ直後のフロンターレに落とし穴
不用意なパスミスから、柏のカウンターを招いてしまう
フランサ選手（背番号10：FW）のシュートは
川島選手（背番号1：GK）のまた下をすり抜けたが
井川選手（背番号4：DF）が辛うじてクリア、幸先の危機は免れた
右サイドバックに転身の山岸選手（背番号8：DF）
本来の攻撃の強さも生かし、強力な一撃を繰り出す
ジュニーニョ選手（背番号10：FW）も左寄りにポジションチェンジ
得意のドリブルを生かし、柏の中盤を一気に切り裂く
・・・てか、本来のポジションに戻っただけなのかも
延々と時は流れれど、互いに得点の気配は乏しい
どんよりとした曇り空と同様に、戦術がかみ合わぬフロンターレ
ピッチ上のプレーも応援もしっくり来ない
新応援歌もなじみが薄い為か、いまひとつ勢いに欠く
・・・と言う訳で前半終了、柏相手に釈然としない試合運び
パソコンに長時間向かうだけの気力が衰えたので
今シーズンからは説明は割愛・・・させて（恥）
ハーフタイムはこちらも恒例、阿部川崎市長の挨拶
ふろん太君らも場内を控えめに巡回
後半開始が目前に迫る、胸に詰まるもやもや感を払拭して欲しい
勝ち点3を絶対に奪うべく、残された45分間の火ぶたが切って落とされた
テセ（鄭選手 背番号９：FW）の痛快な一撃は、柏ゴールのサイドネットを揺らす
柏の執拗なマークに苦しみつつも、得点意欲を掻き立てる
谷口選手（背番号29：MF）がミドルシュートを繰り出すが
前半戦からシュートの精度に欠ける
応援は昨年までの応援歌に戻り、声援に厚みが増してきた
なかなか攻撃がかみ合わぬフロンターレ、柏に不意を突かれてしまう
フロンターレの守備が整わぬ間に、フランサ選手がドリブルで一気に浮上
柏が左右にボールを降る、最後はポポ選手（背番号11：FW）が鋭いクロス
フロンターレゴール前に走り込んだのは菅沼選手（背番号15：FW）
斜め角度から頭で押し込まれ、痛恨の失点を献上
歓喜に沸く柏サポ-タを背後に、フロンターレの選手は沈痛な表情
サポーターも動揺を隠せぬのか、応援の勢いが急降下
柏ゴールをこじ開けるべく、フロンターレは積極的に攻め立てる
ヴィトール選手（背番号11：MF）もシュートを繰り出すものの
気持ちが先走っているのか、ボールは柏ゴールの枠外を通過
柏の選手が頻繁にピッチに倒れ、試合中断が繰り返された
フロンターレサポーターには時間稼ぎに映ったのか
場内からは激しいブーイング、コアゾーンからは打ち水が舞う
未だビハインドながらも、攻撃の主導権はフロンターレが握る
中村選手（背番号14：MF）もミドルシュート放つ
サポーターも勢いを取り戻す、力強い拍手でエールを送る
ヴィトール選手が柏のファウルで転倒
フロンターレはセットプレーのチャンスを得た
柏ゴール前に鋭いボールが迫ったが、菅野選手（背番号33：GK）がキャッチ
間近にいたのはテセ、悔しがりゴールポストに蹴りを入れた
後半も20分以上を経過、フロンターレは最初の選手交代に踏み切る
ヴィトール選手に代え、横山選手（背番号18：DF）を投入
程なくして、オーロラビジョンには入場者数が表示
2万人は超えたかと思ったが・・・、試合同様現実は甘くないようだ
攻撃の手を緩めぬフロンターレ
レナチーニョ選手（背番号34：FW）の踏ん張りで、コーナーキックのチャンス
・・・が、柏のゴール前の守りは固い
攻撃では圧倒しつつあるも、あと一歩で得点には届かない
柏の反撃を受けたフロンターレだが、カウンターで一瞬のチャンスを生かす
中村選手が繰り出したシュートのこぼれ球を、テセが冷静に流し込む
待ちわびた同点ゴールに、場内は大歓声に包まれた
だが、試合は振り出しに戻っただけ
ピッチ上の選手たちに笑顔は皆無
興奮が収束するや、勝負は再会されていた
互いに互いを突き放すべく、敵陣のゴールを攻め立てる
柏は右サイドから村上選手（背番号25：DF）がクロス
フロンターレの最終ラインは手薄であったが、川島選手がキャッチ
先制ゴールの余韻に浸る間も無く、テセが次なる一撃を繰り出す
試合時間も刻々と減少の一途
絶対に逆転勝利を掴むべく、サポーターも大声を張り上げる
気が付けば、ピッチ上には森選手（背番号19：MF）の姿
森選手へのラフプレーに対し、中村選手が怒りの表情を浮かべた
盛大な声援の後押しを受け、中村選手のフリーキックが炸裂！
ボールは柏ゴール前の混戦に突入
・・・が、菅野選手の手中に収まってしまった
後半もロスタイム突入前後、フロンターレは攻撃の厚みを増す
伊藤選手（背番号2：DF）も積極的に前線へ浮上
柏ゴール前の混戦から、力強いシュートを繰り出した
試合もロスタイム前後、ピッチには黒津選手（背番号7：FW）が投入
サポーターも分厚い声援を披露、最後の応援に突入する
柏に猛攻を浴びせるフロンターレ
サポーターもゴールをこじ開けるべく、熱い視線をピッチに注ぐ
フロンターレの選手が、続々と柏ゴール前に迫る
対する柏も必死のガード、両者の意地が激しく交錯
柏ゴールを最後で脅かし続けたが、あと一歩及ばずタイムアップ
2009シーズンの開幕戦はドローで終了
熱戦を終えた選手たちに、温かい拍手が送られた
チームの完成度は未成熟なのかなぁ・・・と、消化不良の90分間に思えたが
長きシーズンは始まったばかり、これからも見守り続けます