川崎フロンターレ VS 浦和レッズ
〜 2009 J1 第25節 〜
日 時 | 2009年9月19日(土) 19:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 22,390人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 浦 和 |
0 | 後 半 | 2 | ||
0 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
67分 | ポンテ | |||
80分 | 鈴木 啓太 |
激闘のSS7は第4ラウンド、ホーム等々力にて浦和レッズ戦
大挙して押し寄せる浦和サポーターに対抗すべく
早朝からコレオグラフィの準備に取り掛かる
夕暮れ時を迎えた等々力陸上競技場
紅に染まる空の下には、大勢の浦和サポーターが待機中
時刻は午後6時を回り、空は暗闇に包まれる
川島選手(背番号1:GK)らが登場すると、大歓声が沸き起こる
反対側のゴール裏に目を向けると、浦和サポーターが気勢を上げていた
復調の兆しが見えるだけに、手ごわい一戦の予感が漂う
イレブンがピッチに登場、青きサポーターも一気呵成にエールを送る
首位を走る鹿島は、日中の試合で敗戦の報
勝ち点差を詰めるには、またとないチャンスである
高まる興奮を胸に、キックオフの時刻が目前に迫る
破裂寸前の熱気の中、両チームの選手達がピッチに向かう
未勝利のホーム浦和戦、勝ち点3を目指しての戦いが始まった
面倒くさくなったので、前半は説明ゼロ(恥)
両者無得点で45分間を戦い抜いた訳だが
浦和が想像以上の守備的な布陣を前に
フロンターレは手を焼く状況、攻撃の起点が機能しない
オーロラビジョンには、先日中断となった鹿島戦の再開試合のツアー告知
「生涯、最初で、最後の」ネーミングは妙案だが
何が起こるのが分からぬのがサッカーの世界、今回が唯一なのかは誰も知る由は無い
逆に掲げられたゲーフラはさて置き、他会場の試合経過・結果も発表
首位鹿島の敗戦に、場内は沸いた
そんな間にも、遠方の浦和サポーターは応援を再開
大絶叫に引き寄せられるかの如く、浦和の選手は早々にピッチに戻る
フロンターレの選手達もピッチに復帰、サックスブルーのサポーターも戦線に回帰
残された45分間、力の限りサポートするぞ!
後半早々にして、フロンターレは1枚目の後退カードを切る
養父選手(背番号20:MF)に代わり、田坂選手(背番号6:MF)を投入
中村選手(背番号14:MF)のコーナーキックの場面
最高のシーンを激写したいが、50Dの故障で30Dが代役
シャッターフィーリングがずれてしまい、ゴール前の混戦も撮り逃す
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)のクロスを
谷口選手(背番号29:MF)がダイレクトに右足を振り抜く
浦和ゴール前は無人同然も、シュートはゴール枠を捉えない
浦和の選手がピッチに倒れ、盛大なブーイング
苦々しい試合展開に、神経をとがらせるサポーターも少なくない
浦和は依然と守備重視、闘莉王選手(背番号4:DF)もゴール前から離れない
攻撃の手を封じられたフロンターレ、打開策が見えてこない
テセ(鄭選手 背番号9:FW)が繰り出した一撃は、山岸選手(背番号1:GK)の正面
後半も20分以上が経過、オーロラビジョンには2万人越えの文字が躍る
しかしながら試合は膠着気味、状況を打破するのは果たして誰なのか?
フロンターレのコーナーキックと思いきや、判定は浦和のゴールキック
「何故?」の表情を浮かべるレナチーニョ選手(背番号34:FW)
サポーターも判定に不服なのか、猛烈のブーイングの嵐
均衡状態が続くピッチ上、フロンターレが浦和にセットプレーを献上
逆境を跳ね返すべく、サポーターは力強い声援を送る
高まる緊張感の中、ポンテ選手(背番号10:MF)のキックが炸裂
ボールは一体どこに・・・、フロンターレゴールの中ではないか!
得点に沸く浦和の選手とサポーター、分厚い声援が等々力の空に響く
浦和にアンラッキーな先制点を喫するも、この程度で心は揺るがない
何度も繰り返された逆転劇を信じ、サポーターは応援を即座に再開
雨天中断の鹿島戦に続き、最終ラインを任された薗田選手(背番号5:DF)
失点の直後に足をつり、交代を余儀なくされた
相変わらずカメラのピントが合わないが、テセのシュートの場面
山岸選手のセーブも安定感を保ち、同点の機運は高まらない
森選手(背番号19:DF)が、ドリブルで前進を図るものの
梅崎選手(背番号7:MF)の鋭いスライディングに阻まれた
田坂選手がミドルシュートを放つが、浦和ゴール枠の外を通過
速攻を仕掛けるフロンターレだが、浦和の壁はなおも高い
ジュニーニョ選手も左右から挟み打ち、鋭い突破は封印される
ジュニーニョ選手に対する厳しいマークが続く
孤立無援で奮闘するも、浦和にボールを奪われてしまう
1点リードを保つ浦和だが、なりふり構わず守勢を強める
エジミウソン選手(背番号17:FW)もラインを下げてきた
直後に浦和が反撃開始、サイドチェンジからエジミウソン選手がボールをキープ
後方から鈴木選手(背番号13:MF)が駆け上がり、鋭い一撃を繰り出した
鈴木選手のシュートは、フロンターレゴールへと吸収されてしまった・・・
2失点で苦境へ追い込まれたフロンターレ
このまま負けてなるものか!熱き声援が周囲から沸き起こる
必死に前進を図るフロンターレ、テセが中盤の突破を仕掛ける
対する浦和も捨て身の防御、なりふり構わず攻撃を封じにかかる
残り時間は刻々と消費、ピッチ上も観客席の空気もいら立ちの気配が増す
残された時間も僅か、懸命に攻め立てるフロンターレ
対する浦和も必死の守備、警告覚悟で攻撃を食い止める
勝利目前の浦和サポーター、声援にも活力が漲っている
しかし時間が殆ど無い、このまま敗れ去ってしまうのか・・・
細貝選手(背番号3:DF)の迫真の演技?に、サポーターは怒りの声
ジュニーニョ選手が接近するや、付き飛ばされたようなリアクションとはあんまりだ
浦和の徹底した戦術に、最後まで成す術が無かったフロンターレ
試合は0-2で終了、リーグ戦今季初黒星を喫してしまった
言い訳不能の完敗は無念であるが、裏返せば引きずる気持ちも薄い
3日にはACL名古屋戦、早々に切り替えるぞぉ
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:森・薗田・伊藤・村上 MF:中村・谷口・養父 FW:鄭・ジュニーニョ・レナチーニョ SUB:相澤・井川・菊地・横山・田坂・山岸・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
養父>田坂(52分) 薗田>菊地(67分) 村上>黒津(80分) |