浦和レッズ VS 川崎フロンターレ
〜 2010 J1 第7節 〜
日 時 | 2010年4月18日(日) 16:03 | |||
試合会場 | 埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 46,313人 | |||
試 合 結 果 | ||||
浦 和 | 2 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 0 | ||
3 | 計 | 0 | ||
得 点 者 | ||||
細貝 萌 | 7分 | |||
田中 達也 | 8分 | |||
堀之内 聖 | 72分 |
J1リーグ戦は第7節、好調を保つ浦和とアウェイでの勝負
埼玉スタジアム2002の入場ゲート前は、早朝から長蛇の列が形成
開門と同時に場内になだれ込むサポーター
・・・と書いては見たものの、実際には列は区切られ整然と入場
狭いビジター席の応援エリア
下階層の3ブロックを応援ゾーンにすべく、協力を呼びかけるサポーター
埼スタでは恒例のコレオグラフィ
協力者を募り念密な打ち合わせに続き、パネル設置
今年のデザインは「12」、果たして成功なるか?
熱気が高まる場内に、川島選手(背番号1:GK)と、杉山選手(背番号28:GK)が登場
サポーターは一斉に立ち上がり、割れんばかりの拍手で出迎えた
残るイレブンもピッチに登場、ゴール裏は更に熱気が帯びる
好成績を残す埼スタの勝負、今日も勝ち点3は頂くぞ!
活気あふれるビジター席の中断に、ユニフォーム型のビッグフラッグが掲出
壮大に揺れるその姿、ピッチ上の選手たちを勇気付ける
激戦の時を控え、ビジター席の勢いは加速する
コレオグラフィの全景を撮影すべく、メイン側のスタンドに移動開始
コンコースの一角では、ビッグフラッグにパネルを張り付ける作業を実施中
観客席の入口をフラッグで塞ぎ、コレオグラフィの完成度を高める狙いがある
駆け足でメインスタンドへ移動、サポーターの熱気は遠目からも確実に伝わる
周囲の浦和サポーターに肩身は狭いが、コレオグラフィの瞬間をしばし待つ
時は脈々と流れ、選手入場の時が目前に迫った
サポーターは一斉に掛け声を上げ、青黒のパネルが浮かび上がった
青黒のコレオグラフィが、色鮮やかに浮かび上がった
成功をしっかりと見届けて、猛ダッシュでビジター席へ駆け戻る
選手の円陣は撮りそこねたが、キックオフにぎりぎり間に合った
勝てば暫定首位に浮上、90分間全力でサポートするぞ!
・・・面倒くさい、以下説明省略(恥)
なんてこった!浦和に先制ゴールを許すとは・・・
だが、試合はまだまだ始まったばかりである
気合を入れて応援再開・・・のはずが、浦和に中央突破を図られてしまう
田中選手(背番号11:FW)の一撃が、フロンターレゴールへと襲いかかる!
瞬時にして悪夢の2失点、完全に出鼻をくじかれてしまった
それでもこの程度で気持は揺るがぬ、気持ちを引き締め応援を続けるぞ!
1点を取り戻したと思いきや、よもやのオフサイドの判定
柏木選手(背番号8:MF)の鋭いシュートは、クロスバーを直撃
辛くも命拾いのフロンターレだが、苦しい戦いは続く
気がつけば前半も終了間際、判定をめぐり選手と審判が口論
レナチーニョ選手(背番号34:FW)も必死にアピール、興奮が止まらない
浦和に2点リードを許したまま、前半終了のホイッスル
立ち上がりの失点が重くのしかかるが、選手たちを信じて戦うのみ
僅かな休息の間、ピッチには骨折が癒えた中村選手(背番号14:MF)の姿
後半投入は確実、頼んだぞ!ケンゴ
短いハーフタイムだが、サポーターには貴重な時間
コレオグラフィのパネルを手際よく回収
程なく後半開始を迎えた、起死回生を狙うフロンターレは
中村選手とヴィトール ジュニオール選手(背番号11:MF)を投入
一気に流れは変えられるのだろうか?
浦和の立ち上がりの不意を突くべく、テセ(鄭選手 背番号9:FW)が中央突破を図る
対する浦和は坪井選手(背番号2:DF)が対応、行く手は遮られた
中村選手のパスはレナチーニョ選手(背番号34:FW)へ
フリーの姿勢でクロスを繰り出すが、飛び込んだテセには僅かに届かない
レナチーニョ選手が相手選手と接触して、ピッチに崩れる
フラストレーションが蓄積する展開に、旗は揺れ盛大なブーイングが沸き起こる
エジミウソン選手(背番号17:FW)の一撃が、フロンターレゴールを突如襲う
浦和は攻守の切り替えが実に早い
レナチーニョ選手が突破を仕掛けるが、柏木選手のブロックを受けてしまう
コーナーキックのチャンス到来に、俄然意気上がるサポーター
ヴィトール選手のキックはテセの頭を狙うが、阿部選手(背番号22:MF)がクリア
両者の激しい攻防戦、中村選手が起死回生のパスを繰り出した
ボールに反応したテセが一気に駆け上がり
浦和のペナルティエリア内でサヌ選手(背番号5:DF)と交錯!
テセは激しく転倒、浦和から渾身のPKを奪い取った
1点を取り戻す絶好のチャンス、サポーターは俄然盛り上がる
湧き上がるゴール裏の歓声を受け、レナチーニョ選手のPKが炸裂!
・・・が、山岸選手(背番号1:GK)のファインセーブに阻まれた
こぼれ球にレナチーニョ選手が詰めよるが、シュートは大きく外してしまった
PKを止めた山岸選手を、浦和の選手が手荒い祝福
浦和に詰め寄る絶好の機会を、こんな形で逃してしまうとは・・・
だが、ここで心が折れてはならない
気持ちを持ち直して応援再開、再びゴールを目指して・・・
PKを取りこぼしたフロンターレだが、浦和を激しく攻め立てる
レナチーニョ選手がペナルティエリア内で再び転倒するが
今回はシミュレーションと判定、不覚の警告を受ける
起死回生を図るべく、中村選手のパスが冴える
精度の高いボールはテセに届くが、浦和の守備は実に厳しい
浦和の守備網に挑むフロンターレだが、テセへのマークは徹底
坪井選手を中心としたベテランのDF陣を攻略するには至らない
中村選手がロングパスを繰り出すが、浦和の反応も早い
パスの先に先回りされ、まんまとクリアを許してしまう
劣勢を打開すべく、中村選手もシュートを繰り出す
ボールは浦和の選手に当たりゴールラインを割り、コーナーキックのチャンスを得たぞ
ヴィトール選手のコーナーキックに、寺田選手(背番号13:DF)が空中戦に挑む
浦和は山田選手(背番号6:DF)が密着、シュートの体勢には至らない
ピンチを凌いだ浦和が、すかさず逆襲を仕掛けてきた
前のめりのフロンターレは守備の隙も多く、リスクとの背中合わせが続く
浦和は高原選手(背番号19:FW)を投入
本職とは言えない守備で、中村選手からボールを奪い取りにかかる
中村選手は孤軍奮闘で粘りを見せるも、耐え切れずにファウルの判定を受けた
徹底した浦和の守備に、打開策は見えてこない
直後に浦和が反撃開始、狭い角度からエジミウソン選手のシュートが炸裂
川島選手が懸命に反応したが、こぼれ球の前には堀之内選手(背番号20:MF)の姿が・・・
堀之内選手にこぼれ球を押し込まれてしまい、痛恨の3点目を献上
窮地へと追い込まれたフロンターレ、苦しい時こそ懸命のサポートだぁ
後が無くなったフロンターレ、最後の交代カードは登里選手(背番号23:MF)
左サイドを切れ込み突破口を探るが
ポンテ選手(背番号10:MF)にボールを奪われてしまった
スルーパスを受けたヴィトール選手が、右サイドを深くえぐる
ライン際からボールを折り返すが、呼応する選手が不在であった
後半も残すはロスタイム、残り時間は4分前後である
せめて1点でも取り戻すべく、ゴール裏のサポーターは渾身の応援を続行
捨て身の攻撃を仕掛けるフロンターレに、浦和は容赦ないカウンター
エジミウソン選手のシュートは、川島選手が辛うじて食い止めた
試合はそのままタイムアップ、ホームの浦和が3ゴールで完勝
歓喜の絶叫が響く中、完敗に肩を落とすフロンターレイレブン
フィンケイズムが浸透しつつある好調の浦和に、最後まで勝機は見出せなかった
拍手で出迎えるサポーターに、フロンターレの選手とスタッフが歩み寄り、深々と一礼
次は一週間後の神戸戦、気持ちを切り替えて戦いに挑みたい
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:川島 DF:森・井川・寺田・小宮山 MF:稲本・谷口・田坂 FW:黒津・レナチーニョ・鄭 SUB:杉山・伊藤・横山・中村・ヴィトール ジュニオール・木村・登里 |
<フロンターレの選手交代> |
田坂>中村(46分) 黒津>ヴィトール ジュニオール(46分) 谷口>登里(73分) |